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||| タジマハル近郊列車追突事故 ||| ![]() 女性身障者専用車輌に激突、車内に閉じ込められた17名の救出作業続行中 このところ、カシミール情勢の不穏とダライラマ大師のインド訪問承認で、中国との摩擦が急激にくすぶっているインドで、列車追突事故発生。 事故現場は、世界遺産で有名なタジマハール宮殿のある、 インド北部の都市アグラ近郊の、私鉄2路線が共用する線路。 写真を見れば一目瞭然ですが、 同一の線路上で文字通りオカマを掘ったような状況。 素人考えでは、どうすればこんな「見事な追突」事故が発生しうるのか? ![]() 近郊から大都市への通勤も含めて、列車は必要不可欠の移動手段らしいのですが 世界トップクラスのJRをはじめとする日本の列車運行メンテナンスに比べ 今回の事故の原因は、ひとえに現地私鉄のお粗末な運行管理にあったようです。 昨年はパキスタンでも大きな列車事故があったし、 この地域の鉄道は、路線の老朽化(英国植民地時代以来)とも相まって 大量の死者を生じる鉄路の事故が、近年特に頻発しています。 事故が重なり状況が改善されなければ、 管理する側の政府へ、国民の非難が集中するのは当然の成り行き。 住民の不満が積み重なれば、社会不安騒擾の火に油を注ぐ結果に。 ![]() チベット植民地化政策を保証する弾圧戦略の一環として 迅速に人民軍を送り込む輸送路だと思っていた青海鉄道。 これが実は、昨今の中印摩擦の状況と重ね合わせてみると どうも、中印国境へ人民軍を迅速に配備するためのロジスティックを ひそかに開発し保守するためだったのではないか?と思えてきました。 ともかく先に、号外でもお知らせした列車追突事故のニュースを。 【米国時間 2009年10月21日『米流時評』ysbee 】 ![]() 私のページから『米流速報』の号外で発信するようにしましたので、 リンクすれば欧米ソースからのダイレクトな同時情報が届きます。(英語が多いですが) *twitterのysbeeのページ: http://twitter.com/ysbee ![]() タジマハル近郊で22名死亡の列車追突事故発生 米国時間 2009年10月21日午前5時40分 | AP/ロイター通信・ニュース速報 | 訳『米流時評』ysbee ![]() Locomotive smashes into carriage reserved for women, disabled passengers OCTOBER 21, 2009 | AP/REUTERS/MSNBC — BREAKING | Translation by ysbee 1. Train crash killed 22, trapped 16 NEW DELHI — A passenger train in northern India crashed into another train's rear carriage reserved for women and disabled passengers, killing 22 people and injuring 16 who remained trapped for hours Wednesday near Agra, the home of the Taj Mahal, police said. タジマハール近郊の列車追突事故で死者22名 インド・ニューデリー発 |現地時間で21日水曜、タジマハル宮殿で有名なインド北部のアグラ市近郊で旅客列車の追突事故発生。激突された客車の最後尾の車輌は、女性と身障者専用だった。追突の衝撃で22名が死亡、数時間経った現在でもまだ16名がつぶれた車輌内部に閉じ込められたままで、当局は懸命の救出作業を続けている。 ![]() 2. Many passengers trapped inside Rescuers used gas cutters to cut open the wrecked compartment to free trapped passengers following the crash outside Agra, about 130 miles (210 kilometers) southeast of New Delhi, said Rajesh Bajpai, a railway spokesman. 車輌内部に閉じ込められた乗客多数 今回の列車追突事故は、インドの首都ニューデリーから130マイル (210キロ) 南東の、世界遺産で有名なタージマハル宮殿に近いアグラ市の郊外で起きた。現場に駆けつけた警察と政府軍の救援隊は、追突の衝撃でつぶれた鉄製の車体をガスバーナーで切断するなどして、客車内に閉じ込められた乗客の救出作業あたっていると、事故発生直後に鉄道局のラジェシ・バジパイ広報官から発表された。 ![]() 3. 19 killed at site, 3 died in hospital Rescuers recovered 19 bodies during an operation that lasted nearly seven hours, said Rajesh Dixit, a police spokesman. Three of the 19 injured people died at a hospital, he told to the press. No foreigners were among the victims, he added. 19名即死、3名は救出後病院で死亡 しかしながら、事故発生以来7時間以上にわたって続けられた懸命の救出作業もむなしく、車内から搬出された即死した遺体は最終的に19体を数えた。また救出されて19名の重傷者のうち3名は、病院に収容されたあと間もなく死亡したと、地元警察のラジェシ・ディキシット広報官から記者団に発表された。犠牲者の中に外国人は含まれていない模様である。 ![]() 4. Smashed coach for women, handicapped The smashed coach was reserved for women and physically handicapped people, although some additional people may have been among the victims, district Magistrate Suresh Chandra Sharma said. The two trains were heading to New Delhi from southern India. 追突した先頭の車輌は女性・身障者専用 赤信号で停止していた先行の列車に激突した後続列車は、本来女性と身体障害者専用の車輌だったが、犠牲者の中にはその範疇に入らない一般男性も数人入っていたと、地元自治体のスレシ・チャンドラ・シャルマ総督から発表された。事故に遭った2輛の車輌は、どちらもインド南部から北部の首都ニューデリーへ向かっていた最中だった。 ![]() 5. Rammed into trains stopped by red signal One of the trains, the Mewar Express, was stopped at a red signal when the other train rammed into it from behind, Suresh Chandra Sharma, the district magistrate, told The Associated Press. "We felt a massive jolt," said Ramesh Charan, a passenger aboard the Mewar Express. "Some people sleeping on upper berths fell to the coach floor by the impact of the collision." 赤信号で停止した先行列車に後続列車が追突 事故発生の直前、衝突した片方のメワールエキスプレス鉄道の列車が、踏切の赤信号で停止したところへ、別の後続列車がつっこんだのが事故の直接的原因と、シャルマ総督はAP通信の記者に語った。メワールエキスプレス鉄道の乗客のひとり、ラメシ・チャランさんは、衝突時の模様を次のように語っている。 「ぶつかった瞬間、もの凄い衝撃がありました。衝突のショックで、寝台車の上段で眠っていた乗客が車輌の床に振り落とされたくらいです。」 ![]() 6. Likely caused by poor maintenance Villagers and army soldiers stationed nearby helped police and rail officials in rescuing injured people. Authorities are still trying to determine why the accident happened, rail official Sri Prakash said. Accidents are common on India's sprawling rail network, which is one of the world's largest, with most accidents blamed on poor maintenance. 事故原因は運行管理の失態か 事故の起きた直後から、付近の村落の住民や政府陸軍の兵士たちが現場に駆けつけ、警察や鉄道職員が車輌から怪我人を搬出するのを手伝った。警察当局が事故の起きた原因を捜査中であると、鉄道局のスリ・プラカシ担当官は記者団に語った。 インドでは通常の移動手段として、世界でも最大級の国内全域にはり巡らされた鉄道網が利用されているが、頻発する列車事故の原因は、その大部分が粗雑なメンテナンス体制にある場合がほとんどである。 <了> 【 米国時間2009年10月21日『米流時評』ysbee訳 】 ![]() 国家的観光開発事業推進の陰には、必ず覇権の野心が隠されている……というのは、洋の東西、古今の歴史を問わず、国家スケール事業の鉄則。 今年になって、チベット=青海鉄道に、さらに新路線が増設された というニュースも、この夏たしかに聴いていました。 その延長線上にあるのが、冒頭でふれた ![]() 中国とインドの新しい紛争に関する記事 「インドを狙う中国の龍」で、 近々にエントリでアップします。 中国人民軍が、中印国境付近へ大量に動員され 国境視察で現場を一望したインドの防衛相が 顔面蒼白で怖れをなした……という いわくつきの、新たな紛争の火種です。 胸騒ぎをともなういやな予感というのは、 なぜかいつも必ず当たってしまうのですよね。 天災や突発事故に振り回される昨今ですが パキスタンの戦況に続けてお伝えする予定の 「ダライラマとカシミール・中印戦争の暗雲」 にご期待。 ◀ 次号「パキスタン政府軍の猛攻でタリバン戦死者60名!最前線レポート」▶ 前号「驚愕!日露和平条約を進めていた鳩山・民主幼稚園外交の自爆」 ![]() TBリンク http://beiryu2.exblog.jp/tb/10368197 政治経済部門ではベスト10まであとひと息。クリックに感謝! あと少しで国際政治部門のトップへ。応援のクリックをよろしく! ![]() ||| 米流時評 ||| 最近の記事リスト 10/21 速報!インド・タジマハル近郊列車追突事故で22名死亡 ![]() 10/19 驚愕!日露安保条約を進めていた鳩山首相・民主幼稚園外交の自爆 10/17 パキスタン政府軍、タリバン殲滅で南ワジリスタン侵攻開始 10/14 「DOW 10K-2.0 NY株式市場1万ドルの大台突破 10/11 「かくも長き戦争」アフガン最前線レポート連載開始 10/09 今年のノーベル平和賞はバラク・オバマ大統領 10/07 オバマのアフガン危機・増兵でWHのブレーン対立 10/06 マクリスタルのアフガン戦略転換・増兵案の三択 10/04 「日本があぶない!」中川昭一、痛恨の警告 10/03 誰も騒がない米中貿易摩擦の不思議 10/02 オリンピック争奪戦・オバマ夫妻参加で白熱のIOCレース 10/01 地核変動?アジアで頻発する大地震、今度はスマトラ沖 * S e p t e m b e r / O c t o b e r * 9/29 サモア地震津波速報・南太平洋にM8の強震と津波発生 ![]() 9/27 第2のキューバ? G20共同宣言で孤立化するイラン 9/26 オバマは知っていた! 2度ある核は3度ある 9/25 G20ショック!イラン地下秘密核施設暴露で開幕 9/24 国連サーカス・カダフィとチャベスとアフマディと 9/23 「核なき世界」オバマビジョンの国連採択 9/19 ニュートラルな日本・極右極左の危険性を絶つ 9/18 欧州から見た日本の針路「中道右派のススメ」 9/17 日本のパワーシフト後編・親米から親中へ、急変する日本と東アジア 9/16 日本のパワーシフト前編・保守から革新へ、日本の歴史的大転換 9/05 日中コンセンサス? 全体主義国家への危険な傾斜 9/04 鳩山文化大革命・デザート政策の致命的欠陥 9/03 エイリアン鳩山+プーチン小沢=デンジャラス・ジャパン 9/02 メディアはメッセージ「鳩山ショック」の原因は媒体にあり 9/01 ハトヤマ・ショック!米国から見た日本の政権交代 * A u g u s t / S e p t e m b e r * ![]() 8/31 R.I.P. アメリカ民主主義の魂 テッド・ケネディ 8/30 ケネディ家最後の英雄、アーリントン墓地に永眠 8/29 感動4日目、テッド・ケネディの壮麗なる葬儀 8/26 巨星墜つ、ケネディ上院議員死す。享年77才 8/19 5. 完結編・貨物船消失は嘘?世界をペテンにかけたロシア 8/18 4. 貨物船オデッセイ・ロシアが隠蔽する海賊事件の真相 8/17 3. 貨物船ミステリー10の疑惑・積荷の真相は核兵器関連? 8/16 2. 謎の貨物船カーボベルデ沖で発見!ロシア人乗組員は無事 8/15 1. 今度は地中海の海賊? 消えた貨物船アークティックシーの謎 8/10 タリバンのエンドゲーム・テロ戦争の潮目
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