米流時評

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黙殺するな!消えた六千人の僧侶、大虐殺か?

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   ||| 消えた六千人の僧侶、第2の大虐殺か? |||
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黙殺するな!ミャンマーで進行する虐殺 生きたまま焼却の疑い
忽然と消えた6千人の僧侶、僧院から全員拉致連行され行方不明


d0123476_18552829.gif今この瞬間も、ビルマでは大変なことが起っている。このまま見過ごすとただならない数の虐殺が歴史のページに刻まれてしまいそうな、凄惨な成り行きなのだ。(昭和世代の私には「ミャンマーのヤンゴン」よりも、やはり「ビルマのラングーン」の方がピンとくるので、後者で呼ばせていただく。)

ビルマの僧たちが軍事独裁政権の圧政に立ち向かって、ガンジー方式の無言の行進で抗議活動をしてきたことは、すでに日本のメディアでも充分に報道されてきたことと思う。ラングーンの通りを埋め尽くした圧倒的な僧侶の「赤い川の氾濫」に、88年の民主化運動弾圧で3千人が虐殺されて以来抑圧されていた民主化運動が復活。先週の抗議運動のピークには10万人以上のデモとなり、世界の耳目を集めた。
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しかし、この抗議活動を抑制しようとした軍事政権の軍隊が暴行に走り、デモ隊に発砲し死者が続出する惨劇となった。日本のAFPのカメラマン長井健司氏が、現場を撮影している最中に撃たれ亡くなられたことで、この紛争に関する日本の関心も吝かではない。国連が仲介に入り特使を派遣して、軍事独裁政権の中枢と、民主化運動のシンボルであるスーチー女史と話し合うことで、20年にわたる軍事独裁政権の暴政にブレーキがかかるかに見えたのだが...... これが昨日までのできごと。

そして今日、現地支援者が立ち上げている直接情報が読めるサイトを読んでいて、これまではほんのとば口であることがわかった。政府軍は軍部弾圧のあったその夜、僧侶の寄宿している僧院を片端から摘発し、その場にいた僧侶全員を拉致連行した。その数、実に6千人と言われる。拘置所の定員をはるかに越える員数なので、大学や学校を臨時の拘置所に転換して拘束している模様、という事実が昨日の記事にもあった。写真で見てもお分かりの通り、僧侶には中学生・小学生の修行中の子供も交じっているのである。その恐怖たるや、想像に難くない。
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死者の実数も、政府側の発表とは大きく食い違う。報道陣には死者10名と発表しているので、欧米メディアでもそう伝えられたが、実は数百人に上るらしい。現場に駆けつけたトラックで軍隊が死体を運び去ってしまったので、確認のしようがないらしい。支援サイトには、衝突事件以来行方不明、あるいは死亡が確認された者の氏名データが載っており、それによると確認されただけでも、少なくとも200名以上が抹殺された模様である。

そして、ビルマの誰もが一番怖れている状況が、たった今明らかになりつつある。カメラを所有している者は即座に国家機密を漏洩するスパイという名目で逮捕連行。さらに2時間前の速報では、「拉致された6千人の学生僧侶が、いま現在生きたまま焼き殺されている疑い」が浮上してきた。
ビルマで今何が進行しているのか、黙殺することは許されない。彼らが犠牲者の数字に連なる前に、何としてもこの残虐な圧殺は押しとどめなければいけない。

【米国時間 2007年10月1日 『米流時評』ysbee】

【お知らせ】 次の記事でその報道内容を翻訳してお伝えしますが、2時間ほど必要なので、その前に現地や隣国タイから直接立ち上げているミャンマー情報サイトの映像や英文記事でも、直接確かめることができます。また、関連記事に使用の写真は、ほとんどが現地とタイの支援情報サイトからフリーダウンロードしたものですので、ビルマの民衆の民主化運動に賛同し弾圧に反対される方は、どうぞご自由にコピーしてご自分のブログに使用してもかまいません。
(ただし、ミャンマー関連記事からのみ)

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第1章 戦争挑発行為?イスラエル爆撃機のシリア領空侵犯
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第9章 新冷戦中東編 モサドとCIAのニューインテリジェンスウォー


||| 『米流時評』 特集記事 |||
中東のパワーラビリンス | イラク戦争 関連記事 | 安倍首相辞任と総裁選

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回答:この場所はヨルダンの古代遺跡ペトラの石窟寺院です。屋根に登った人物との対比でその壮大さが伺えます。写真は愛読書の『National Geographic』のサイトで毎日連載しているフリーダウンロード素材です。

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by ysbee-2 | 2007-10-01 12:15 | ビルマの赤い川革命
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