米流時評

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核のセールスマン・サルコジ

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  ||| サルコジのフレンチ核コネクション |||
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テロ国家リビアの転向に巨額の報奨金授与、はたしてその真意は?

d0123476_18552829.gif覚えているだろうか?リビアのガダフィの仕出かしたテロ事件を。89年にフランスの旅客ジェットを、98年にはパンナム機を爆破して罪もない乗客を大量に殺害した、いわば「無差別テロのはしり」である。そのガダフィを、こともあろうにサルコジが表彰。しかも147億ドルの褒賞金をつけて、というのだから恐れ入る。
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テロ国家からの転向
何に対する褒賞かと言えば「国際社会の正常な外交関係へ復帰しようとした努力」なのだそうである。しかし忘れもしないのは、2003年のブッシュの警告に対するガダフィの電撃的反応である。「Whether you are with us, or with terrorists=米国と共闘しなければテロ支援国家とみなす」という、大国の権威をふりかざすブッシュの脅迫に速攻で屈したリビアのドンは、米国がイラク侵攻を開始するやいなや、それまでの軍備と核への野心を放棄すると宣言。
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リビアはちょっと内陸にはいればそこはもうサハラ砂漠北端 北アフリカベルベル族のキャラバンが活躍する舞台

ブッシュの助っ人サルコジ
特別にうがって見なくても、この時以来のリビアの態度の激変が今回のフランスの表彰につながっているのは、誰の目にも明らかである。本来ならば米国からの報奨金となるのだったろうけれど、テロ戦争で国庫が疲弊しており国民の総スカンを喰っているブッシュ政権からは、直接行動を起こせなかったのだろう。議会に掛けても民主党の反対で流れるに決まっている。そこで助っ人にサルコジが「フランスから表彰を」とブッシュに申し出たに違いない。
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リビアの首都トリポリは、古代から地中海交易の貿易港として栄えた港湾都市 ベンガジコーストの夕映えは絶景

核のセールスマン、サルコジ
しかし、サルコジもさるもの。見返りとして、しっかりと仏製のエアバスを21機もリビアに売りつけている。しかも再軍備の承認をとりつけて、兵器やさらには核燃料まで! その他にもちょっと調べた結果では、現在アフリカ最大の灌漑施設を建設中で、その工事は韓国の建設企業が請け負っている・・・韓国からは国連にバンキムン事務総長が出ている・・・今秋国連の新しい理事国に、リビアが選出された・・・この一連のリンクは非常にクサイ。疑惑の煙が目にしみる。
必ずや名目不明の巨大な金額が闇で動いておりますね。まあ私でも気がつくくらいですから、そのうちどこぞのInvestigative Unit/偵察ジャーナリストたちが、すっぱ抜いてくれるでしょう。
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モロッコと同様に回教国であるリビアの首都トリポリの夜空に浮かび上がる、ガダメス・モスクのシルエット

パリ発フレンチコネクション
リビアにそんな大金を授与だなんて、いったい何がどうなっているのか?といぶかしく思われるのが当然の成りゆきなので、お知らせするのが遅きに失した感もありますが、パリからのニュースを次の記事で翻訳してお届けします。(報道当時はプーチン体制と例のNIE騒動の特集の最中でしたので…) 原文はフランス人記者が無理苦理英作文に挑戦したような、文章も段落の展開も非常に不自然な流れだったので、パラグラフの順序を多少入れ替えてあります。よろしくご了承ください。

【米国時間 2007年12月17日『米流時評』ysbee 記】
»» 次号 テロ戦争黙示録 第4章「サルコジのリビアコネクション」
     テロ戦争黙示録 第5章「サルコジの中国『核』コネクション」へ続く


d0123476_12434412.jpg記事リンク http://beiryu2.exblog.jp/6763239
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by ysbee-2 | 2007-12-17 20:04 | サルコジのフランス
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