大阪でもフリーチベット!手づくりデモのススメ
||| 大阪でもフリーチベット!デモ報告 |||
赤坂見附、胡錦濤宿泊のホテルニューオータニに、堂々潜入レポート
5月6日の胡錦濤来日に抗議するフリーチベットデモ。東京は、TSNJ(チベット・サポート・ネットワーク・ジャパン)主宰の表参道〜代々木のデモが最大で、4200人。虐殺主席歓迎ディナーのあった松本楼の日比谷デモは500〜600人で、全国で7000〜8000人という報道関係の発表でした。
当日大阪での来日反対デモに、子供連れで参加なさったブログ『酒と薔薇と愛の日々』のおつるさん(別名ちるこちゃん)の「手づくりデモ」のレポートは、読むだけでほのぼの……とします。
従来のサヨクのガチガチお決まりデモや、ウヨクの街宣車とはまったく趣を異にする、市民ひとりひとりの「本気」と優しさがあふれるデモだったようです。
一昨日の富田さん(ブログ『ケシクズ』)や、Jinさん(ブログ『Jin and Tonic』)のデモ参加レポートでも伺えましたが、政党色に染まらない、ポリティカルではない一個人の「人間としての意思表明」が行動に出たデモ参加が、今回の一連のチベット支援運動の根幹にあると思われます。こうした社会の動きは、70年代のベトナム反戦運動で見受けられた、広汎な一般市民の意思表示としてのデモ参加と共通する、日本の民主主義の健全な精神の現れだと思います。
早稲田で五星紅旗の中国人に対して、3倍の人数の学生と一般市民がチベットの雪山獅子旗を翻して押し返した快挙を、umejumさんのエントリーと『台湾は日本の生命線』からの転載で昨日紹介しましたが、今回はチベットらしい平和指向の優しさが伺える、おつるさんの大阪デモのレポートを前半で紹介します。後半では、一昨日の日比谷デモのレポートをなさったゴルゴ14ことtafuさんが、な・な・なんと、コキントーの宿泊するニューオータニまで出かけての潜入ルポ。といっても平和的にコーヒーをすすって帰られたのでご安心を。(彼のブログには現場写真もいっぱい)
さて、当事者の「歩く天安門」は、奈良方面へおでかけのようですが、善光寺といい唐招提寺といい、宗教否定の共産党の主席が、なぜ仏教施設とからんでくるのか。この疑問にズバリと答える解答をご存知の方は、ぜひご教示ください。
【米国時間 2008年5月8日『米流時評』ysbee 記】
注:東京のデモの写真は豊富に出回っておりましたが、大阪のデモの写真きわめて少なし。そんなわけで、このページトップの写真は、TSNJ/チベット・サポート・ネットワーク・ジャパン主宰の表参道〜代々木のデモ。2番目の写真は早稲田での胡錦濤講演抗議デモです。大阪デモの写真は、この下に掲載のおつるさん(別名ちるこちゃん)の撮影。ニューオータニの写真は、われらがFTBエージェント「ゴルゴ14」こと、tafuさん決死の敢行(?)による現場証拠写真です。(エージェント、チベット的に平和な活動で終わったようです。)
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MAY 8, 2008 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽園通信』デイリー版
F R E E T I B E T B L O G G E R S
大阪でもフリーチベット! ファミリーで手づくりデモのススメ
米国時間 2008年5月8日 | フリーチベットブロガーズ | 『米流時評』ysbee 抜粋
■ 5.6 フリーチベット デモ in 大阪 | おつるの秘密日記 酒と薔薇と愛の日々
デモってきました! 相方とちび娘つれて。
プラカードは手作り。パソコンで
チベット旗をダウンロード。
東トルキスタンの旗もダウンロードして
A4サイズで印刷。
それを100均で買った透明のカードケースに入れて
うちわを差しこんで、できあがり。
集合 うつぼ公園 東入口 12時~13時。
娘と二人 まにあわなくて
タクシー飛ばして、到着。 相方と待ち合わせ。
参加証とコールの紙をもらって 並ぶ。
チベット国旗の折りヅルにゴムをつけたものを
配っている方に頂きました。それを 腕に装着。
参加証やチラシを作って下さった方も、折りヅルを一生懸命 人数分作って下さった方も
みんなそれぞれの 実費ボランティアです。
どっかの人権団体や組合や平和団体と違って
どこからも予算や経費のお金なんて でません。
有難うございます。
タルチョという 祈りの言葉、功徳が風に乗って広がっていくという
赤・黄色・青・緑・・・などの旗に お祈りの言葉を書いたものを 貸してくださいました。
おまわりさんが たくさん警護してくださる中、うつぼ公園を出て 御堂筋へ。
チベットに自由を
言論の自由を
教育の自由を
宗教の自由を
チベットに平和を
パンチェンラマをかえせ
真実を隠すな
チベット人を見殺しにするな
FREE TIBET!
SAVE TIBET!
STOP KILLING!
と 繰り返し叫びながら、本町から御堂筋を南下。総勢250人くらいでした。
東京は5000人くらいのデモだったそうですが、関西からも東京メインで行かれた方も多く
東京は フリーチベットの団体の主催だけれど、今回の大阪は、すべて個人参加。
2ちゃんねるとMIXIだけで 集まった人です。
しかも 決定したのがぎりぎりで、それでこれだけ集まったのは、大成功です。
読売新聞、朝日放送、関西テレビ、他 いろいろな報道陣が
たくさん取材と撮影に来てました。
関西テレビの報道さんには 数日前にチベット問題について
他の報道機関の偏向に比べて とてもいい報道をされていることへの感謝と
取材に来てください のお願いメールもしてたので
それ以前にデモの情報はご存じだったと思うけど、実際来られてて うれしかった。
何人かは インタビューもされていました。
本町~東本願寺別院~南久宝寺町~南船場のころは、そんなに道ゆく人は
多くはなかったけれど 御堂筋をいく車は みんなこちらを見てました。
心斎橋~難波は ゴールデンウィークで買い物や遊びに来ている人たちで
もう いーーーーーーーっぱい。 そんな人たちが みんな 見ていました。
今回は、カメラやビデオや携帯で撮影している一般のひとが とても多かった。
また、道ゆくおじいちゃんとかが、笑顔で がんばれーーーって 手をふってくれました。
暑いから ミュールをはいてきた娘と私は、3キロの道の途中で
足にまめができて 水ぶくれができて 痛いー。 しかも むっちゃ暑いーーーーーーー。
旗をずっとあげて歩いたから 腕の筋肉ぷるぷる・・・
でも がんばりました。
(おつるの声は Jリーグの客席から選手とこまで届くから 笑)
思い切り大声で叫び続けて 途中で声かすれてきました。 のど ガラガラです。
拡声器の女のひとの声が むっちゃ迫力ありました。
大阪の警察のひとは 親切でしたよ。
難波のはてまで歩いて 四つ橋まで出て、 終了。
たくさん歩きました。 動画はこちらにも ▶higaerimeijinさんのビデオ
最後はみんなで おまわりさんにお礼を言って 拍手して 終わりました。
チベットから亡命して日本に住む チベット人の男性と その日本人の奥様と
仲良くお話しました。その方は 子供のころ亡命されたそうですが
まだお母さんや御兄弟は チベットに住んでおられるから、とても心配だそうです。
お寺には内緒で、個人で参加された 袈裟姿の若い僧侶の方とも お友達になりました。
今回のデモは 胡錦濤 訪日で、東京で大々的なデモがあるので
大阪でも 何かしなくちゃ! という人の集まりでした。
中国外務省や 胡錦濤 に 日本でこんなにチベットを支援してる人がいるんだよ
ということを 気づかせることができたことと
(警察は必死で 東京で隠そうとしたらしいけれど・・・)
大阪でも 各マスコミを動かして ニュースにもとりあげられ
東京のニュースも 世界のマスコミやyou tubeに 流れました。
日本人みんなが チベットのこと無視して歓迎しているなんて うそだよ。
ちゃんと チベットのこと考えてる日本人が いるんだよ」って
世界に伝えることができたのも 成功だと思います。
じゃないと 日本人、誰もチベットの事考えてないと、世界のひとに 恥ずかしいもん。
戦争中の 日本の悪いイメージが 世界に残っている中で
ここで 胡錦濤大歓迎の日本人 なんて思われたら
「ああ やっぱりな・・・ 」とか 思われたら 悔しいやん。
デモに参加した人と、最後は笑顔で 「お疲れ様でした」って 挨拶して
これからも がんばろーって 勇気をもらいました。
20代 30代くらいの若い人が多くて たった一人で来てる人もたくさんでした。
みんな素敵な人ばかりでした。
優しい笑顔のひとばかり。
カップルで来ている人もいたし まじめそうな学生さんみたいな人もいっぱい。
外人のだんなさんと 日本人の奥さんと ハーフの子どもちゃん連れで来ている
おしゃれな家族もいました。
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主催者のひとは「日中間のトラブルについて政府には解決しようとする姿勢が感じられず、
一国民が声をあげるしかなかった。手ごたえを感じている」と語ったが、としたうえで
この様子を遠まきにしていた男性会社員は「相手を非難するだけでは事態は変わらないのに」
と表情を曇らせていた
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と書いてた。 悔しい。
非難だけしている人以外の 心から平和を願う人がいっぱいいるのに
みんなの願いが 善光寺を動かしたり 世界の日本を見る目を変えたり
チベットのひとを 勇気づけて 励ましたり・・・してるのに・・・
でも 遠くから 応援しててくれた人 ありがとう。
応援してくれる人や 祈ってくれる人がいたから
足痛くても 暑くても 声 枯れても がんばったよ。
これからも がんばります。
………………おつるさんのブログ『酒と薔薇と愛の日々』より
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● 昨日午後、取引先と赤坂見附で待ち合わせ。
せっかくなのでホテルニューオータニに行ってみよう(!)という事になり、
各所にうろうろしている警官を眺めながら歩く。
国賓が来日すると、その期間中、我が国の国旗と当該国の国旗が沿道の各所に並ぶのだが、
意外にも前日はあった旗が無い。場所によるのかも知れないが、
もしかしたら無用な刺激を避けようとする配慮なのかも知れない。
果たしては入れるのか、こちらから聞いてみた。
私「喫茶で一服したいのですが、ホテルには入れるのですか?」
警官氏「ええ、一般の方も大丈夫です」
エントランスを登って正面玄関へ。
玄関前は国旗掲揚台があって 日の丸と五星紅旗が並んでいる。
否、ちょっと待て、五星紅旗が風で勢いよくなびく一方、
日の丸が竿に巻きついているではないか!
連れ「こりゃーいかん、中国に負けているみたいだ」
さっそくドアマンに「国旗を直して」と注意した。
さすが一流ホテルの従業員である。すぐに対応。
せっかくここまで来て、追い出されてはつまらない。
フロント階のロビーラウンジ「SATSUKI(さつき)」へ。
実はこのラウンジ、たまに待ち合わせで使うのだが、いつもより客が明らかに少ない。
さて、「胡錦濤はどの部屋に滞在しているか?」
常識的に考えれば、広さ150㎡の「プレジデンシャル・スイート」か、
エグゼクティブハウスの広さ115㎡「ガーデン・スイート」であろう。
1.一般人も規制無く入れます。
普通の格好で、きょろきょろせず、普通の感じであれば問題ありません。
近所には上智大学もあるので、学生さん風でも大丈夫です。
2.だからといって、何食わぬ顔で潜入して 宿泊階で暴れるとか、
何か仕掛けるとかの行為は止めましょう。立派な犯罪行為です。
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[コメント欄]
ysbee:tafuさん、ついに本拠地に乗り込みましたか。
さすが、ゴルゴ14の面目躍如!
しかし、東京で五星紅旗の波が出現しなかったのは
意外でしたね。やはり、長野体制に対する
日本人の反感を読んだのでしょうか。
でも、時すでに遅しですけどね。
みんな「中華嫌い」になってしまったようで……
いい傾向です(笑)
tafu さん:“敵陣”に乗り込んだものの、
アイスコーヒー1杯¥935に「高けえなー」と呟くのが
ゴルゴ14の真骨頂です。(笑)
……以前 フリーメーソンの記事で
「暗喩・寓意」について書きましたが、
小生が載せる写真も 実はそれを踏まえています。
例えば本記事では ホテル前の両国国旗とか……
……………藤田さんのブログ『賭人の独り言』より(現場写真多数掲載)
»» 予告「死者10万名!モンスターサイクロンで壊滅のミャンマー」
「ブロガー大特集・胡錦濤来日!主権国家日本 恥辱の日」
記事リンク http://beiryu2.exblog.jp/7876796
TBリンク http://beiryu2.exblog.jp/tb/7876796
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真実を伝える日本の新しいジャーナリズムの旗手『撃論ムック』のチベット問題特集号が刊行されました。他国の内政問題として見過ごすことはできない「チベットと中国の真実」に直面するわれわれにとって、これまでの経過を振り返り、今後の日本の行く末を考える上で格好の読み物です。日本の危機、アジアの時事の真相を伝える『撃論ムック』にぜひ応援を。編集長、西村幸祐氏のブログ『酔夢ing Voice』でも紹介中。
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