米流時評

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テヘラン・自由への行進 革命のレミニッセンス第1章

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  ||| 第1章 テヘラン・自由への道 |||

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 無血革命の殉教者 グリーン革命はイスラム世界の公民権とフェミニズム運動?
 イランの若者の目的はクーデターではなく、平和的漸進的な民主化改革だった


d0123476_10332782.jpgグリーンが彼らの民主化運動のシンボルカラーになったように、
公民権と女性の権利を、平和的かつ非暴力的に実現するという
切なる希望を一括して託せる『建設的な政治家』として
彼は『ムサビ氏ならきっと私たちの理想を実現してくれる』という期待を
一身にになう象徴となった、と私は見ている。〜〜イラン人アナリスト

 彼らは、政府の繰り出した完全武装の警察の軍隊に立ち向かうのに、
 せいぜいがシュプレヒコール代わりに 詩の一節を叫んだり、
 グリーンのバンダナを振ったりしているだけではないか。

 先月15日日曜にテヘラン全市内と主要都市で行なわれた、体制に抗議する大規模デモ
 

 我々の世代が革命を起こした時代には、
 独裁者に向かって 武器をとり立ち向かうことが勇敢だと思っていた。

 しかし今、彼ら新しい世代の若者たちが 
 素手で捨て身で警官に立ち向かう姿を 目の当たりにするとき、
 私は旧い世代のこけおどしを恥じ入り、
 新しい世代の本物の勇気に 圧倒されるばかりだ。

 〜〜イラン人アナリストの時評、次のエントリで全文紹介

【 米国時間2009年7月2日『米流時評』ysbee 訳 】

 U2もイランのグリーン革命を支援 スペイン・バルセロナコンサートライブ
 

*【読者の皆さんへ】先々週から連載しているイランの大統領選後の弾圧と虐殺の報道ですが、
 日本へは詳しく伝えられていない事実を知ってもらうために、コピーで広めてください。
 写真の転載も「米流時評から」と、キャプションかリンクをつけてくだされば結構です。

*【追記】このブログを読まれて共感なさった方々が、ブログでとりあげて下さっています。
 皆さまの一連のエントリを、近々ある時点でまとめて紹介したいと思いますが、
 支持政党や立場を超えて、同じ人間として、イランの悲劇を見過ごせないと、
 情報を伝えていただいた姿勢に、深く感謝申し上げる次第です。とりあえず御礼まで。


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   JULY 2, 2009 | 『米 流 時 評』 |  時事評論ブログ雑誌・デイリー版  2009年7月2日号
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The Wall Isn't Falling - Part 2
JUNE 27, 2009 | By Fareed Zakaria — NEWSWEEK | Translation by ysbee
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革命のレミニッセンス 第1章 テヘラン・自由への行進
米国時間2009年6月27日 | By ファリード・ザカリア/ニューズウィーク | 訳『米流時評』ysbee


10. Opposition to basic doctrine of Islamic Republic
Grand Ayatollah Ali al-Sistani is opposed to the basic doctrine of velayat-e faqih that created the Islamic Republic of Iran. His own view is that clerics should not be involved in politics, which is why he has steered clear of any such role in Iraq.
イスラム革命と反対のシスタニの教条「政教分離」
イスラム教シーア派全体の最高指導者である、アヤトラ・アリ・アル-シスタニ大師は、「ヴェラヤテ・ファキ」という、イスラム共和国としてのイラン建国の基礎となる教条に、元から反対していた。「イスラム教の僧侶は政治に介入するべきではない」というのがシスタニ師自身の見解で、これがイラン人でありながらイラク、コム市のモスクで信者に教えを垂れる彼が、イラク政府の政治活動とは袂を分かつ明快な理由である。
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民主化をめざしたはずの79年のイスラム革命だったが、05年強硬派のアフマディ就任以来、時代に逆行して孤立化

11. Rejection of Ahmadinejad's visit

However, he is unlikely to publicly criticize the Iranian regime. He did refuse to see Ahmadinejad when the latter visited Iraq in March 2008.
イラク亡命の静かなる抵抗者
しかし政治活動には介入しないながらも、シスタニ大師は現行のイラン政権の体制に対しては、公然と批判していた。その好例として、2008年3月にアフマディネジャドがイラクを訪問した際には、シスタニ師は謁見を断っている。
(*ハメネイ師は、イラン国内でのシーア派の最高指導者)
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7世紀以来のイスラム教に社会制度も生活慣習も統括される中東 イランはその中でもシーア派国家

12. Expelled Palevi, an American puppet

Nationalism is the most complex of these three forces. Over most of its history, the Iranian regime has exploited nationalist sentiment.
米国の傀儡パーレビ国王を国外追放に
翻訳中

13. Islam Revolution and Iran-Iraq War

Ayatollah Ruhollah Khomeini came to power by battling the shah, who was widely seen as an American puppet. Soon after the revolution, Iraq attacked Iran, and the mullahs wrapped themselves in the flag again. The United States supported Iraq in that war, ignoring Saddam Hussein's use of chemical weapons against Iranians—something Iranians have never forgotten.
イスラム革命とイラン・イラク戦争
翻訳中
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隣国同士のイラン・イラク戦争では、両国とも数十万人の戦死者を出す悲惨な時代を経験した

14. Against neocon's 'New World Order'

Over the past eight years, the Bush administration's veiled threats to attack Iran allowed the mullahs to drum up support. (Every Iranian dissident, from Akbar Ganji to Shirin Ebadi, has noted that talk of airstrikes on Iran strengthened the regime.)
ネオコンの新世界秩序 対 アーリアンナショナリズム
翻訳中
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15. Funding guerrilla warfare by right-wingers
And it is worth remembering that the United States still funds guerrilla outfits and opposition groups that are trying to topple the Islamic Republic. Most of these are tiny groups with no chance of success, funded largely to appease right-wing congressmen.
米国極右勢力のゲリラ活動資金
翻訳中
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イラン政府は平和的デモに暴力的弾圧を実施した後の今回の騒擾は、すべてCIAやBBC、VOAの仕業と責任転嫁

16. Underestimate raw power of nationalism

But the Tehran government is able to portray this as an ongoing anti--Iranian campaign. In this context, President Obama is quite right to tread cautiously, extend his moral support to Iranian protesters, but not get politically involved. The United States has always underestimated the raw power of nationalism across the world.
愛国心を甘く見た米国の過去の失敗
翻訳中
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17. Succeeding between occupier and nation
U.S. has always assumed that people will not be taken in by cheap and transparent appeals against foreign domination. But look at what is happening in Iraq right now, where Prime Minister Nuri al-Maliki boasts that America's troop withdrawals are a "a heroic repulsion of the foreign occupiers."
イラク:国家と占領軍のはざまで
翻訳中
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02年3月のイラク侵攻開始以来7年半を経て、先月30日ついに米軍がイラクから撤退開始

18. How to survive between occupier and nation

Of course Maliki would not be in office but for those occupying forces, who protect his government to this day. But he is a canny politician and knows what will appeal to the Iraqi people. Ahmadinejad is also a politician with considerable mass appeal. And he is already accusing the United States and Britain of interference.
占領国家元首のサバイバル方法論
翻訳中
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19. Revolution belongs to the people
Our strategy should be to make sure that these accusations seem as loony and baseless as possible. Were President Obama to be seen as grandstanding and taking ownership of the protest movement, he would be helping Ahmadinejad's strategy, not America's.
革命の成功は常に民衆にあり
翻訳中
<了>
【 米国時間 2009年7月2日 『米流時評』ysbee訳 】
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不正開票に対する憤慨が爆発した6月13日にテヘランのアザディ(自由)ストリートを埋めた200万人デモ

◀ 次号「U2も支援するグリーン革命の自由の闘士」レミニッセンス第2章
▶ 前号「イラン・革命のレミニッセンス 序章」

d0123476_10513847.jpg1. 革命のレミニッセンス
2. イスラム旧体制への致命傷となるか
3. 中東石油産出国30年の繁栄
4. 近代国家社会変革の三大要因
5. 歴史を甘く見てはいけない
6. ソビエト連邦の壮大なる崩壊
7. カラー革命よりも複雑な社会背景
8. 隠れたもうひとつの意外なシナリオ
9. 現体制崩壊の鍵を握る重要人物
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by ysbee-2 | 2009-07-02 11:18 | イランのグリーン革命
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