米流時評

beiryu2.exblog.jp ブログトップ

カテゴリ:グローバルウォー( 7 )

号外!キューバのカストロ議長辞任!

f0127501_128435.gif
   ||| キューバのカストロ議長辞任 |||

d0123476_1737123.jpg
キューバのカストロ議長、50年の軍事独裁者の地位からついに辞任
真夜中の臨時ニュースで世界に衝撃 後継者は弟のラウル・カストロ


d0123476_18552829.gifCNN TVの臨時ニュースを聴いたので、要約して急遽お伝えします。
米国東部時間 2008年2月19日 午前2時50分 | キューバ・ハバナ発
『米流時評』ysbee 記 CNN-TV 放映の臨時ニュースから要約

キューバの現地時間で午前2時半過ぎ、キューバ政府はフィデル・カストロ国家評議会議長の辞任を緊急発表。西半球で初の共産国家となったキューバで、1959年以来49年と49日続いた共産主義国家の軍事独裁政権についに終止符を打った。カストロは昨年体調を崩して以来入院中だったが、その間に彼の実質的代行者を務めた弟のラウル・カストロ副議長が、今後急遽後継の国家代表として議長職につくものと見られている。  (»» 後続のニュースはこの下にアップいたします。)

__________________________________________________________________
FEBRUARY 17, 2008 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽園通信』デイリー版f0127501_6213945.jpg
d0123476_17164267.gif

  M S N B C N E W S | B R E A K I N G

キューバのカストロ議長、50年の独裁者の地位からついに辞任
米国時間 2008年2月19日午前2時50分 | MSNBC・臨時ニュース | 訳『米流時評』ysbee

d0123476_2274162.jpg
Ailing Castro Steps Down as Cuba’s Leader
Revolutionary icon, not seen in public since '06, ruled for 49 years

FEBRUARY 19, 2008. | MSNBC NEWS — BREAKING | Translation by ysbee
HAVANA, Cuba — Ailing leader Fidel Castro resigned as Cuba’s president early Tuesday after nearly a half-century in power, saying in a letter published in online official media that he would not accept a new term when the newly elected parliament meets on Sunday.


キューバ・ハバナ発 |半世紀近い間独裁者の地位に就いていたが、昨年来とみに老衰が激しく病床にあったキューバのフィデル・カストロ議長は、現地時間で19日火曜早朝、国家評議会議長の座を辞任すると発表した。キューバ政府の公式サイトで公開されたカストロの親書の内容によると、新しく選出された評議員を招集して日曜に開催される国家評議会の総会において、カストロ議長は新しい任期を継続受諾しない、と書かれている。
d0123476_2283444.jpg
1. 'I will not aspire nor accept'
“I will not aspire nor accept — I repeat I will not aspire or accept — the post of President of the Council of State and Commander in Chief,” read the letter signed by Castro and published quietly overnight without advance warning in the online edition of the Communist Party daily Granma. The new National Assembly is meeting Sunday for first time since January elections to pick the governing Council of State, including the presidency Castro holds. There had been wide speculation about whether he would accept a nomination for re-election to that post or retire.
「議長継続も推薦受領もしない」
「私は国家評議会議長とキューバ革命軍総統の地位を、継続する意志もなく受領する意志もない。繰り返す。国家議長の継続も推薦受領もしない。」カストロ自身が署名した親書は、キューバ共産党の機関紙『Granma』の公式サイトで何の前ぶれもなく真夜中過ぎにひっそりと公開された。
今年1月の総選挙では、カストロ議長の存続も含めたキューバ国家評議会の政権存続が可決されたが、それ以来新しく選出された国家評議員の総会が、今週日曜に初めて開催される。総会に先立って、病床にあるカストロが果たして国家元首としての議長職に再選される評議会の指名を受諾するか、あるいは辞職するかという一件が、キューバ国内のみならず世界の注目の的となっていた。
d0123476_2291186.jpg
ビル・クリントン大統領2期目の汚点のひとつ、キューバ難民の少年エリアン・ゴンザレスのキューバ強制送還事件

2. Brother Raul set to step in

The 81-year-old Castro’s overnight announcement effectively ends his rule of almost 50 years over Cuba, positioning his 76-year-old brother Raul for permanent succession to the presidency.
実弟のラウル・カストロが後継議長に
今年81才になるフィデル・カストロから真夜中にもたらされた急報によって、50年近くにわたってキューバを支配したカストロ独裁政権は、実質的に終わりを告げた。この国家議長職終焉宣言によって、彼の実弟で実質的に国家元首役を代行していたラウル・カストロ副議長が、キューバ国家評議会議長の座を恒久的に継承することになる。
d0123476_22101344.jpg
81才のフィデル・カストロと共に半世紀近く共産主義革命軍事独裁政権を維持してきた実弟のラウルも今や76才

3. Still remains head of Communist Party, Cuban military

NBC News' Mary Murray, reporting from Havana, said that although Castro had announced his retirement as president, his letter makes no mention of his other responsibilities. For now, at least, Castro remains head of Cuba's ruling Communist Party and is still commander in chief of the military, which is officially a separate job from that of ruling the country, Murray said.
共産党主席とキューバ革命軍総統の地位は保留
現地ハバナで取材しているNBCニュースのメアリー・マレー記者の報道では、カストロは所見表明の中では国家評議会議長職を辞任とはうたっているが、彼が兼任している他の地位に関しては何ら触れていない。少なくとも現在までのところ、カストロはキューバの独裁政党である共産党党首とキューバ革命軍総司令官の地位を保持していることになる。これらの職位は、国家元首としてのキューバ国家評議会(国会)議長職からは法的に独立して存在する、とマレー記者は伝えている。
d0123476_22104667.jpg
カストロひげと常に手放さないコヒバの葉巻がトレードマーク チェ・ゲバラと並ぶ共産主義革命戦士のアイコン

4. Tenacious fighter against U.S. influence

Over the decades, the fiery guerrilla leader reshaped Cuba into a communist state 90 miles from U.S. shores and survived assassination attempts, a CIA-backed invasion and a missile crisis that brought the world to the brink of nuclear war.
米国の脅威との50年闘争
50年近くにわたってこの熱血の革命闘争指導者は、フロリダ海岸からわずか90マイルしか離れていない米国本土と目と鼻の先の島国を、西半球で初めての共産主義国家に変貌させた。またその間絶えず、数回のカストロ暗殺の企てや、CIAの謀略であったBay of the Pigの侵略作戦、一触即発で核戦争かと世界を震撼とさせたケネディ時代のキューバミサイル危機などが相次いだ。
d0123476_2211186.jpg
キューバ革命に成功して共産主義政権を樹立した直後の、左からフィデル・カストロキューバ革命軍将軍、弟のラウル・カストロ、後日世界の独立闘争でゲリラ戦線のモデルとなったアルゼンチン生れの伝説の革命闘士チェ・ゲバラ

5. Continuous tension of Cold War era

Since his rise to power on New Year’s Day 1959, Castro resisted attempts by 10 U.S. administrations to topple him, including the disastrous Bay of Pigs invasion in 1961. The United States’ discovery of nuclear-armed missiles on the island led to a showdown of the world’s then-superpowers before the Soviet Union agreed to remove them.
60年代冷戦時代の緊迫の大要因
1959年の元日にキューバの全権を握る権力の座に就いて以来、カストロは歴代の米国大統領10代にもわたって、キューバの共産主義政権を転覆しようとする企てに抵抗してきた。その中の代表的な例として、1961年にCIA指導の元でキューバ亡命者の一軍を率いて実施された「ベイ・オブ・ピッグズ」の侵攻作戦がある。またケネディ政権時代に米軍偵察機によって、ソ連がキューバ国内に核弾頭搭載のミサイル発射設備を建設中である事実が明らかになり、最終的にソ連のフルシチョフ首相がミサイルをキューバから引き上げることに同意するまで、世界中が核戦争危機一髪の脅威に怯えた62年5月の13日間のキューバ危機がある。この米ソ対立は、60年代の東西冷戦時代を象徴する歴史上の大事件だった。
d0123476_6314679.jpg
キューバ危機の最終段階で米ソを含む国際協定に臨んだ左からゲバラ、ラウル、フィデル・カストロらキューバ革命軍

6. A political survivor for half a century

Monarchs excepted, Castro was the world’s longest ruling head of state. His ironclad rule ensured Cuba remained among the world’s last few remaining communist countries, long after the breakup of the Soviet Union and collapse of communism across Eastern Europe. Castro’s designated successor was his brother Raul, five years younger and No. 2 in Cuba’s power structure as defense minister. Raul Castro had been in his brother’s rebel movements since 1953.
半世紀にわたる政治的サバイバル
終生元首といういわば「共産主義君主政」のような絶対権力を有するキューバの軍事政権の独裁者として君臨し続けたカストロは、世界でも最長の政治的命脈を保った政権元首である。80年代のソビエト連邦の国家崩壊によって、旧ソ連圏だった東欧諸国は次々と共産主義を放棄してきた。
そうした世界の風潮にあって、カストロはその鉄の制裁をもって、キューバが世界でも数少ない今日まで生きながらえた共産主義国家のひとつとして存続するよう腐心してきた。カストロは彼よりも5歳若い弟のラウルを、彼の後継者として評議会議長に据える意向を明らかにしていたし、キューバ革命軍の副司令官の役割を果たす防衛相に任命していた。ラウル・カストロは、1953年以来続いた共産主義革命運動で、兄フィデル・カストロの片腕として共闘してきた人物でもある。
d0123476_22114858.jpg
共産主義同盟国家であったソビエト連邦の崩壊にともなってキューバ経済は八方塞がりとなり経済活動は停滞した

7. More than a year after falling ill

Castro had already temporarily ceded his powers to his brother on July 31, 2006, when he announced that he had undergone intestinal surgery. More than a year after falling ill, the elder Castro still had not been seen in public, appearing only sporadically in official photographs and videotapes and publishing dense essays about mostly international themes as his younger brother began to consolidate his rule.
老衰で1年以上病床にあったカストロ
カストロは2006年7月31日の時点で、消化器官の手術を受けるために入院すると発表すると同時に、国家元首としての権限を弟のラウルに一時的に委譲していた。しかし病床に伏してから1年以上たっても、老カストロは公けの場に姿を見せず、たまに政府機関媒体の写真やビデオで見受けられる程度であった。また主に彼が経験してきた国際問題についての重厚な随筆を出版したりもしたが、その間に弟ラウルは各界の勢力を統一して政権を掌握しつつあった。
d0123476_22122020.jpg
昨年老衰症状が悪化し入院したカストロ 同じ共産主義中米国家ベネズエラのチャベス大統領が病床を見舞い訪問

8. Against U.S.-pushing democratic transition

But the United States, bent on blocking Fidel Castro’s plans for his younger brother to succeed him, built a detailed plan in 2005 for American assistance to ensure a democratic transition on the island of 11.2 million people after his death. Castro and other Cuban officials long insisted “there will be no transition” and that the island’s socialist political and economic systems will live on long after he is gone.
米国推進の民主化政策を無視
しかし米国はこうしたキューバ国政の変化を見越して、弟に権限委譲しようとするカストロの計画を阻止しようと独自の計画を打ち立てた。それはカストロの死後この人口1120万人の島国が民主国家に変革するために、米国が確固とした支援をするという05年に練られた緻密な民主化計画である。しかしカストロ以下キューバ共産党政権の首脳メンバーは「(共産主義から民主主義への)いかなる政体変更もありえない」と長年主張し続けてきており「キューバの社会主義的政治経済体制はカストロの死後も永続する」と豪語していた。
d0123476_22125111.jpg

9. Is this the beginning of the end?

Castro’s supporters admired his ability to provide a high level of health care and education for citizens while remaining fully independent of the United States. But his detractors called him a dictator whose totalitarian government systematically denied individual freedoms and civil liberties such as speech, movement and assembly.
カストロ時代終章の幕開け
カストロの信奉者は、キューバが米国の影響を一切受け付けずに独立態勢を守りながらも、キューバ国民に対して高度の健康保険制度と教育制度を授けることのできる能力を賞賛する。(例:映画『SICKO』のマイケル・ムーア監督ほかウルトラ・リベラルと呼ばれる左派)しかし、カストロを認めない人びとは彼を独裁者と呼ぶ。その理由は、カストロが個人の自由と言論・集会・移動の自由といった基本的市民権を、全体主義的国家体制でシステマチックに否定している、という実状に起因する評価であるのも否めない。 [了]
【米国時間 2008年2月19日 『米流時評』ysbee 訳】
d0123476_22132558.jpg
ハバナの渚に佇む少年 彼が自由に世界へ旅立てる日はくるのだろうか? Yes, He Can! Change the World!
d0123476_1023580.jpg

d0123476_16472783.gif記事リンク http://beiryu2.exblog.jp/7297805
TBリンク http://beiryu2.exblog.jp/tb/7297805

__________________________________________________________________
いつもご愛読いただきまして大変ありがとうございます。ランキングのクリックがブログの活力です。よろしく!
d0123476_12465883.gif

おかげさまで社会経済ニュースでベストテン内
ブログランキング・にほんブログ村へ  ブログ村の国際政治部門でトップに戻りました。みなさまのおかげです!

d0123476_10141436.gifニュース部門でトップです。みなさまのクリックに感謝します!


d0123476_4274095.jpg
»» 米流時評 特集「2008年米国大統領選
||| 『米流時評』 特集シリーズ |||
次世代冷戦時代  |  グローバルウォー  |  イラク戦争  | テロとスパイ陰謀d0123476_1746245.jpg
アルカイダ2.0 核のテロ | パキスタン・戒厳令の季節 |  アフガン・タリバンの復活
中東のパワーラビリンス | プーチンのロシア | ユーラシアの回廊 | ダイハード中国
2008年米大統領選 | ブッシュと米国政治 | サルコジのフランス | トンデモ北朝鮮
ビルマの赤い川革命 |  欧米の見る日本  | 世界不思議探検 | グローバルビジネス


[PR]
by ysbee-2 | 2008-02-19 02:55 | グローバルウォー

チャベスの警告「米のイラン攻撃で石油価格暴騰」

f0127501_128435.gif
   ||| チャベスとイラン戦争と原油価格 |||
d0123476_8572587.jpg
      AH: チャベッチ、逢いたかったで〜、国連がみんなしてオイラのことをいじめるんや。
      CH: アフマどん、おいどんとカストロ爺サマがついとるけん、ダイジョビでごわすぞ!


ベネズエラ大統領チャベス、サウジアラビアのOPECで米国に警告
米がイランを攻撃すれば原油価格は1バレル200ドルに暴騰する?


米国時間 2007年11月17日 | ロイター通信/ニュース速報 | 『米流時評』ysbee 訳
サウジアラビア・リヤド発 |17日土曜ベネズェラのウーゴ・チャヴェス大統領は、イラン政府の核開発をめぐって対立している米国がイランを攻撃すれば、石油原油価格は現行価格の2倍以上の1バレル当り200ドルまで暴騰するだろう、と発言した。(現在は80ドル前後)
「万一アメリカが狂気の沙汰で、イランを攻撃したりベネズェラを挑発したら、その場合には原油価格は、警戒されている100ドルどころか、200ドル以上に跳ね上がるだろう。」
チャベス大統領のこの発言は、サウジアラビアの首都リヤドで開催中の今年度のOPECサミットで、記者団に公開されたものである。
d0123476_858420.jpg
Chavez: Oil Prices Will Soar If U.S. Attacks Iran
Venezuelan leader warns prices could more than double to $200 per barrel

NOVEMBER 17, 2007, 1:20 p.m. | REUTERS — BREAKING NEWS | Translation by ysbee
RIYADH, Saudi Arabia — Venezuelan President Hugo Chavez said on Saturday that oil prices could more than double to $200 per barrel if the United States attacked Iran over a standoff about Tehran's nuclear program. "If the United States is crazy enough to attack Iran or commit aggression against Venezuela ... oil would not be $100 but $200," Chavez told an OPEC summit in the Saudi capital Riyadh.


d0123476_16472783.gif記事リンク http://beiryu2.exblog.jp/6586649
TBリンク http://beiryu2.exblog.jp/tb/6586649

__________________________________________________________________
いつもご愛読いただきまして大変ありがとうございます。ランキングのクリックがブログの活力です、よろしく!

f0127501_12134737.gifブログ村の国際政治部門で1位をキープ。みなさまのおかげです!
d0123476_319955.gif社会経済ニュースでただ今11〜14位。応援よろしくお願いします!
d0123476_10141436.gifニュース部門でトップです。みなさまのクリックに感謝します!
d0123476_9295514.gif
||| 『米流時評』 特集シリーズ |||
次世代冷戦時代  | グローバルウォー | イラク戦争 | 中東のパワーラビリンス | テロとスパイ陰謀
ユーラシアの回廊 | プーチンのロシア | ブッシュと米国政治 | サルコジのフランス | EUとNATO
アルカイダ2.0 核のテロ | パキスタン戒厳令の季節 | アフガン・タリバンの復活 | ビルマの赤い川革命
ダイハード中国  |  欧米の見る日本  | トンデモ北朝鮮  | 大事故・大災害  | 世界不思議探検
グローバルビジネス | アップル vs MS  | ニュースで一服

[PR]
by ysbee-2 | 2007-11-17 08:10 | グローバルウォー

時評 第三次世界大戦はもう始まっている

f0127501_128435.gif
||| 時評:第三次世界大戦はすでに始まっている |||
d0123476_10492230.jpg

ブッシュの第三次世界大戦発言とイランへのカスピ海サミット効果
中国孤立化と親米NATO拡大軍 VS ユーラシア連邦の対立が顕在化


d0123476_18552829.gifまたもやアフマディネジャド! 白髪三千丈ならぬ「ミサイル1万1千発」を1分以内に発射してみせるという剛胆な威嚇発言。昨年はイラクのマフディ軍の首領、ムクタダ・アルサドルが中東のデビルキングだったが、今年はイランのアフマディネジャド大統領が、雑魚を寄せ付けず赤い核の気炎を吐いている。

d0123476_1051861.jpg
写真上:昨年夏レバノン侵攻でのIDFイスラエル陸軍兵/左:パキスタンのバス爆破テロ/右:イラクのキルクック

プーチンの「カスピ海サミット」効果
アフマディは、先週のカスピ海沿岸諸国サミットでロシアのプーチン大統領と密接に会談したが、多分「反米反NATO路線で共闘」という確約が両国間にできたのであろう。今週は近来にまして強気で、昨日はどちらかというと穏健派でEUの核対策に協力的なイランの核・情報担当相ラリジャーニが辞任している。ラリジャーニとアフマディとの意見の相違は以前から取り沙汰されてきたが、カスピ海サミットにラリジャーニが欠席したことから、辞任は時間の問題と噂されていた。その直後の辞任劇からは、ロシア=イランの結束と対欧米攻略の強化が、否応なしに読み取れる。

d0123476_10503926.jpg
アルカイダのテロ抗争:アラビア半島イエメンで2月に100人死亡/北アフリカアルジェリアのアルジェでも爆破テロ

ブッシュの「第三次世界大戦」発言
さらにNATO拡大軍に対抗するところのロシア=イラン=中国=北朝鮮の「大ユーラシア連邦」の対立の構図をさらに鮮明にする発言が、米国時間で18日木曜にブッシュ自身の口から発せられた。「第三次世界大戦」..... 米国のメディア消息筋では昨年から囁かれていた予兆だが、大統領自身の発言となれば、これはもう歴史的認証として記録されたエポックな定義付けと言えるだろう。

d0123476_1050030.jpg
アフガニスタン・カブール空港でのアルカイダ爆破テロ/トルコとイラク国境のクルド独立派ゲリラPKKの爆破テロ

大戦への予感と米外交姿勢のシフト
図らずも『米流時評』では17日水曜に、あまりにも多発する今週の世界各地の戦雲をかき集めて「ユーラシア大連邦と第三次世界大戦」というタイトルで私自身の大戦への予感を時評として書いた。そのまさに翌日にブッシュの発言がもたらされたので、正直言って驚いた。ブッシュの意見に共鳴できたのは、2000年の大統領就任以来今回が初めてだからである。側近のカール・ローヴが辞任して以来、ブッシュはライスの外交政策を重視して、それまでの好戦的態度が軟化したように見受けられる。パパブッシュの指針に従い、2期目のレーガン政権よろしく、ペンタゴンの装甲車から国務省の黒塗りベンツへ乗り換えて「軍事より外交優先」の和平政策へ転換したのだろうか。

d0123476_10513582.jpg
ソマリア紛争ではブラックホーク事件を契機にクリントン政権下の米軍撤退 モガディシュはその後の戦闘で荒廃

中国の「人権蹂躙大国」環境
しかし、これだけお膳立てがそろうと、対立の険悪化を否定する方が難しい。ほんのここ数カ月ほどの米国対中国の確執も、見過ごせないファクターである。今春以来の中国汚染製品問題。中国人ノーマン・シューのネズミ講献金詐欺事件。ダルフール虐殺の陰にスーダンへの中国の武器供給。ミャンマー軍政の弾圧を擁護する中国政府への非難。ゴアのノーベル平和賞受賞でクローズアップされる中国の環境汚染。ダライラマへの下院褒賞で中国のチベット弾圧の歴史が再浮上.....
どれもみな、中国を敵視するサイドに立てばミサイル級の攻撃材料である。しかも、国際社会では「虐殺五輪」のレッテルが貼られた来年の北京オリンピックを控えている。

d0123476_10525730.jpg
88年天安門前広場の血の粛清に象徴される人権蹂躙国家の代表中国 その弾圧と圧政に耐えるチベットの首都ラサ

偶然の集積か、計画的陰謀か
これら一連の中国への攻撃的展開は、果たして陰謀論者の唱えるように、米英の深謀策略なのか、それとも単なる偶然の帰結なのか? 偶然だとしたら、これだけのマイナスファクターが集積すれば、紛争の火種となるには充分すぎる。策略であるならば、内政・外交全域を網羅した見事な時系列のタイムセッティングで、テロリストも恐れ入る爆破装置というほかない。しかも、相手は自省力の乏しい新世代チャイニーズである。つつけば自爆する。

d0123476_10522411.jpg
大陸中国の飛躍的に拡大する軍事力と拡張指向に対抗して 侵略防止の抑止策として軍備拡充を重ねる台湾

偏在する大戦への引き金
果たして、来年の北京五輪は、ヒットラーのベルリンオリンピックと同様の、大戦へのプレリュードになるのだろうか。その答えは䋖に、大会への各国の参加の是非にかかってくるだろう。しかしすでにそれ以前に、米国対イランの「核の抗争」が紛糾すれば、米中関係のみぞが急激に深くなるだろう事は疑うべくもない。このイッシューにはさらにイスラエルとシリアが絡んでくる。その延長線上には北朝鮮とロシアが待ち構えている。認めたくはないが、誰もが否定できない予測だ。

d0123476_10532829.jpg
レバノン戦争はイスラエルの勝利には終わらなかった/ダルフール:中国の武器輸出先は軍事独裁政権が跋扈する

第三次世界大戦のプレリュード
Gathering Stormとはよく言ったものである。「大戦」とは、一発の大暴風雨を待つまでもなく、そこかしこに瞬発しているつむじ風の集大成として、ある日突然に命名される。おそらく、最前線のメディア記者と象牙の塔の史学者たちの、双方が同時に頷かざるをえない、歴史の大河に渦巻く暴力的な時間への総称なのだろう。

【米国時間 2007年10月20日 『米流時評』ysbee】

d0123476_12434412.jpg記事リンク http://beiryu2.exblog.jp/6414445
TBリンク http://beiryu2.exblog.jp/tb/6414445


次号予告:イラン、ミサイル1万1千発瞬時発射と豪語/ミャンマー軍事政権に日本も制裁/オルメルト提案:ユダヤとアラブのエルサレム二都物語/アルメニア人虐殺問題でトルコ、米と決裂

__________________________________________________________________
||| 中東核戦争 特集記事 |||
d0123476_8345660.jpg序 章 中東核戦争前夜?急浮上するシリア対イスラエル核紛争
第1章 戦争挑発行為?イスラエル爆撃機のシリア領空侵犯
第2章 シリア対イスラエル 中東核戦争の危機は本物か
第3章 新・ジェリコの闘い イランのミサイル報復作戦
第4章 核のターゲットは駐留米軍 国連とEUの経済制裁
第5章 消された記事『中東代理戦争・シリアvsイスラエル』
第6章 囁かれる中東核戦争
   中東核戦争6.1 ホワイトハウスのウォーゲーム
   中東核戦争6.2 2008年核戦争の冬・チェニーのウォープラン
   中東核戦争6.3 復讐の世紀・中東戦争「核のアルマゲドン」
   中東核戦争6.4 暴かれた大謀略・イスラエルとネオコンの中東核の戦略
第7章 驚愕!原爆搭載機 B-52飛行事件は米空軍内のクーデターか?


__________________________________________________________________
||| 『米流時評』 特集シリーズ |||
次世代冷戦時代 | グローバルウォー | イラク戦争 | テロとスパイ陰謀
中東・権力の迷宮 | ブッシュと米国政治 | プーチンのロシア | サルコジのフランス
欧米の見る日本 | ダイハード中国 | トンデモ北朝鮮 | ビルマの赤い川


いつもご愛読いただきまして大変ありがとうございます。ランキングのクリックがブログの栄養です、よろしく!

f0127501_12134737.gifブログ村では国際政治部門でただ今2位です。
f0127501_10375846.gif政治部門にチャレンジです。20位から一歩ずつ上がってます。
d0123476_10141436.gifニュース部門でトップです。みなさまのクリックに感謝します!
d0123476_8292554.jpg社会経済ニュースでベスト10内。応援よろしくお願いします!

__________________________________________________________________
||| 『米流時評』 ミャンマー特集記事 |||        »» アムネスティ・ジャパンへ
ミャンマー特集・シリーズ「ビルマの赤い川 」d0123476_136221.jpg

10/12 ネオコンの民主化政策とビルマの自由化運動の相克
10/12 他民族国家ビルマは民主化で第2のイラクとなるか
10/11「ビルマは許さない」弾圧後のヤンゴン潜入ルポ・後編
10/11「ビルマは忘れない」弾圧後のヤンゴン潜入ルポ・前編
10/10 デモ指導者投獄中に拷問死 ローラ・ブッシュも怒りd0123476_9221642.jpg
10/9 スーチー女史、軍政側の要求拒否し会談不成立
10/9 ネルソン・マンデラ、ミャンマー弾圧に非難表明
10/8 ビルマ民主化支援メディア・関連記事ブログリンク
10/7 世界24都市でビルマ弾圧抗議のグローバルデモ
10/6 軍政府のメッセージはスーチー女史逮捕の罠
10/6 ガキの使い無能な特使と無機能な国連安保理
10/5 米流時評アピール「ビルマの声はわれわれの声」
10/4 ビルマの圧殺・独裁政権の嘘と「僧侶狩り」続く
10/3 ヤンゴンで恐怖の人間狩り・取引停止へ動くEU
10/2 ビルマの殺戮・数千人の僧侶を焼き殺す弾圧
10/1 黙殺するな!消えた六千人の僧侶、大虐殺か?
9/30 許すな末世の法、ミャンマー軍事独裁政権の圧殺
9/29 国連特使、ミャンマーでスーチーさんと初会見

[PR]
by ysbee-2 | 2007-10-20 11:15 | グローバルウォー

日本にとってテロ戦争とは何か?特措法、日本のとる道

f0127501_128435.gif
     ||| 日本が向き合うテロ戦争の明日 |||
d0123476_65858.jpg

時評:日本の平和とテロ戦争との見えない距離をさぐる特別措置法

d0123476_3532373.jpgアメリカがくしゃみをすると日本が風邪を引く。これが戦後日本が否応無しに座らされた「自由主義社会」と言う教室での位置である。アメリカの政権が共和党と民主党の間でドッジボールを繰り返す間も、日本では「戦後日本の復興」を旗印に、自民党が常に国会の優位を占め長期安定の国勢をリードしてきた。野党連合が一時期主導権を握った動乱期もあったが、自民党は与党一党としての優位性を何とか継承し続けてきた。

d0123476_6585868.jpgしかし、この夏の参院選では、民主党と言う政界のさざ波を寄せ集めた津波もどきに押し寄せられ、安倍政権の自民党は参院での優位を失い、国会の政局は今後混迷の度を深めて行くに違いないと予測されていた。安倍首相が提唱した数々の戦後政治体制の抜本的改革案の中でも特に国家のスタンスを根底から変えるもっとも重要な提案。それが憲法改定であることは、左右両派を問わず異論のないところであろう。

この「戦争放棄」をうたった憲法第九条に手をつけるや否やは、国民の世論をまっぷたつに引き裂くほど、インパクトの大きい案件である。すでに何年も論争が繰り返され、結論が出るまでには今後もまた数年を要するかもしれない。議論は徹底したほうがよい。しかし、ここで緊急問題として浮上してくるのが「テロ戦争特別措置法案」の期間延長問題である。

イラク戦争は石油権益が目的の「ブッシュの侵略戦争」という定義が確立した感があり、当初参戦していた友軍も、スペインが抜け、日本の自衛隊が帰国し、先月は英軍が南部の拠点であるバスラから撤退した。一方、オサマ・ビンラディンのアルカイダとアフガニスタンのタリバンを討伐するという「テロリスト征伐」の大義名分を掲げるアフガン戦線は、まるで21世紀の桃太郎の鬼退治のように、いまだに国際社会でも広汎に支持されている。9/11の仇討ちという感傷的な見地以上に、地球のあちこちでこの6年間ますます増加勃発してきている「グローバルなジハディストのテロ攻撃に対する正当防衛」と解釈されているからであろう。
d0123476_6594189.jpg
安倍首相はテロ戦争に対峙する姿勢としては、小泉政権から引き継いだ「米国主導の連合軍支援」という航路を踏襲してきた。しかし派兵というダイレクトな戦線参加ではなく、インド洋上の連合軍艦隊への給油という「内助の功」的役割を問われ、協力期間延長の可否を決断しなければいけない11月の締切が迫っている。この時点で先ず第一に討議すべきは、テロ戦争とは何ぞやという基本定義であろう。野党にあっても、これを抜きに単なる政争の道具として処理すると、のちのち絶対に後悔する事態を招く。これは国民ひとりひとりの毎日の平和と安全にかかわってくるからだ。

このグローバルな戦争への加担を、単に米国ブッシュ政権の覇権への合意と短絡してしまうと、将来に必ずや禍根を残すだろう。なぜならテロリストがターゲットとしているのは、アメリカ人だけでなく、われわれ自由主義社会に暮らす市民全員であるからだ。しかもこの敵は、宣戦布告なしに日常生活の一瞬のスキをついて突然襲ってくる。そうした、テロリズムと言う概念の究極の習性も熟知した上で、事前の防衛を検討しなければならない。ニューヨークで、バリで、マドリッドで、ロンドンで.... 一瞬にして人生を奪われたテロの犠牲者たちを無駄死にに終わらせないためにも。

【米国時間 2007年9月12日『米流時評』ysbee】
d0123476_703923.jpg
d0123476_1023580.jpg
d0123476_539242.gif記事リンク http://beiryu2.exblog.jp/6135141
TBリンク http://beiryu2.exblog.jp/tb/6135141

__________________________________________________________________
次号「安倍氏のショックウェーブ」首相辞任でアメリカへ衝撃波 »
『米流時評』グローバルウォー 特集のページへ »
『米流時評』イラン・中東危機問題 特集のページへ »
『米流時評』次世代冷戦 特集のページへ »
『米流時評』テロと陰謀 特集のページへ »
『米流時評』イラク戦争 特集のページへ » 関連記事リンク集

__________________________________________________________________
残 暑 お 見 舞 申 し 上 げ ま すd0123476_15185391.jpg

ご愛読たいへんありがとうございます。まだまだ残暑が続きますが、
皆さまも暑さに負けずブログを更新されていることと存じます。
米国では9月第1週の Labor Day Weekend の連休が明けて、
学校も一般の会社も、そろって新しい年度を迎えました。

▶風光明媚なアドリア海に面したクロアチアの初秋のはしけ



f0127501_12134737.gifブログ村では国際政治部門でただいま2位です。感謝!
f0127501_1040831.gif11〜15位あたりです。10位入賞まであとひと息、ぽちっ!
f0127501_10375846.gif政治部門にチャレンジしました。道のり遥かですが、一歩一歩ぽちっ!
d0123476_10141436.gifおかげさまで、ニュース部門で1位をキープできてます。ありがとうございます!
テクノラティお気に入りに追加する テクノラティはお気に入りブログの更新内容が一覧できて大変便利です


[PR]
by ysbee-2 | 2007-09-13 07:17 | グローバルウォー

タリバンがパキスタン兵300名を襲撃拉致

f0127501_128435.gif
     ||| タリバンがパキスタン兵300名を襲撃拉致 |||
d0123476_163987.jpg
パキスタン北西部の国境付近で政府陸軍の輸送トラック部隊を襲撃
アフガニスタンで韓国人人質全員解放の翌日 味をしめたタリバン


【ニュース速報・第3報】米国東部時間8月31日午前2時26分/日本時間9月1日午後3時26分
ワジリスタン州デラ・イスマイル・カーン発 |30日木曜、アフガニスタンとの国境に近いパキスタン北西部のパシュトゥン民族自治区、南ワジリスタン州山岳部で、イスラム過激派ゲリラによって捕虜となったパキスタン政府軍の兵士120名以上が、地元の部族長老たちの仲裁によりまもなく解放されるだろうと、パキスタン政府関係者から発表があった。しかしながら、捕獲した側の武装集団のリーダーが語るところによると(この情報はまだ第三者によって確認されていないが)、実際には300名以上の政府軍兵士が過激派によって捕われており、彼らを解放するかどうかに関しての決定も、まだ下されていない模様である。
Militants Abduct about 300 Pakistani Soldiers
Abducted troops providing security for food trucks near Afghan border
AUGUST 31, 2007 | Associated Press / MSNBC.com | Translation by ysbee
DERA ISMAIL KHAN, Pakistan — More than 120 Pakistani soldiers seized by Islamic militants near the Afghan border soon will be released after the intervention of local tribal elders, an official said Friday. However, a militant leader said nearly 300 soldiers were being held, a claim that could not be independently verified, and that there had been no decision on whether to release them.


__________________________________________________________________
AUGUST 31, 2007 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽 園 通 信』デイリー版f0127501_6213945.jpg
f0127501_457513.gif

 Associated Press|MSNBC.com

タリバン、南ワジリスタンでパキスタン兵300名を誘拐
米国時間 2007年8月31日 | パキスタン・ワジリスタン発 AP通信 | 訳『米流時評』ysbee


d0123476_16424173.jpg1. Situation of convoy unknown
The troops were traveling in a 16-vehicle convoy providing security for trucks hauling food Thursday in the South Waziristan tribal area when bad weather forced them to stop and set up camp, a security official said on condition of anonymity because of department policy.
The soldiers — who were traveling between Wana, the main town in South Waziristan and Ladha, another town in the region — were surrounded by militants who believed they were conducting a military operation.

d0123476_16413571.jpg
拉致状況、戦闘の有無不明
捕獲された兵士たちは、16両編成の食糧輸送用トラック部隊を護衛していた部隊であるが、南ワジリスタンの部族自治区へさしかかった際に、悪天候のため行く手を阻まれ野営していたと、パキスタンの治安関係者は語っている。(治安当局の規則により当事者の名は伏せる)
輸送部隊の兵士たちは、南ワジリスタンの主要都市であるワナと、この地域のもうひとつの町ラダハの間を行き来していたが、イスラム教強硬派で反政府ゲリラ活動を行っていると思われる武装集団に包囲された。

2. Previous attacking incidents
The incident came two days after militants freed 18 soldiers and a Pakistani government official who were kidnapped in the region earlier this month. It also occurred amid rising violence in the country, including a militant attack on a military checkpoint before dawn Friday that killed two soldiers. No fighting occurred in the capture of the soldiers, said a senior army officer who spoke on condition of anonymity in line with policy.
Tribal elders have intervened at the request of Pakistani authorities to try to free the soldiers, the security official said. “This misunderstanding has been removed,” the official told The Associated Press. “The missing soldiers have been traced and they are safe, and would return to their base soon.”

イスラム急進派ゲリラ攻撃の激増
今回の襲撃は、8月の初めに誘拐され拉致されていたパキスタン軍の兵士18名と政府高官が解放されてからわずか2日後の出来事である。また31日金曜の夜明けには、軍のチェックポイントで歩哨に立っていた二人のパキスタン兵が武装ゲリラに襲われて殺されるなど、この国の争乱が急速に激化しているさ中に起きた事件である。しかし、捕虜となった兵士とゲリラとの間では闘争はなかったと、パキスタン陸軍のある将校は伝えている。(機密順守のため規則に準じて匿名)
拉致事件の起った南ワジリスタン自治区の部族長老は、タリバンに対して兵士たちを解放するよう説得にあたるように、パキスタン政府の治安当局から要請を受けたため、現在双方の仲介に入り折衝にあたっていると、地元当局はAP通信記者に対して伝え、こう説明した。「行方不明の兵士たちは無事でいることが分かった。近いうちに彼らの所属する基地へ戻れるだろう。」
d0123476_1645472.jpg
武装ゲリラではなく地元部族の自治保安隊 ことに北部民族自治区は中央政権が及ばず部族民の自主防衛に与っている

3. Claim of capturing 300 soldiers?
A pro-Taliban militant leader whose men seized the soldiers claimed far more troops were involved than authorities had reported. “About 300 soldiers were present in our areas. We captured them, snatched their weapons and later shifted them to different places,” the militant said in a telephone call to the AP. The militant, who refused to give his name and spoke from an undisclosed location by mobile phone, confirmed that elders had reached out. “We have taken no decision to free the soldiers,” said the militant, whose voice was recognized by an AP reporter.
タリバン側では兵士300名を捕獲と連絡
政府軍兵士を捕獲したタリバンシンパのゲリラリーダーは、政府側の治安当局が当初発表した(100人という)数字よりもはるかに多い兵士が、捕虜になっていると主張している。
「およそ300人あまりの兵隊がわれわれの所にいる。われわれは彼らを捕まえ、その武器を奪ったあとで、数カ所に分けて拉致している」AP通信の記者に対して、ゲリラのリーダーは携帯を介してこう伝えてきた。また部族長老たちが彼らに交渉をもちかけてきた件に関しては肯定したが、その経過については政府側の発表とは異なっている。「われわれは、まだ兵士たちを解放するという決断は下していない」AP通信の記者がその声から本人であると確認できたリーダーは、以上のように現状を語った。
d0123476_165145100.jpg
文盲ではない村人に部落に回覧されてきた政府の公文書を読んでもらうアフガニスタン北部国境山岳地帯の部族民

4. Murkiest facts of incident
Meanwhile, dozens of Islamic militants attacked a military checkpoint in northwestern Pakistan before dawn Friday, killing at least two soldiers and wounding six others, police said. The attack happened in Gul Bagh, a village in the Swat valley, about 150 miles northeast of Peshawar, the capital of North West Frontier Province, said Mohammed Hafeez, the region’s police chief. As the injured and dead were being transported to a hospital, a car bomb went off near a police vehicle escorting the ambulances, but it was not clear whether there were any casualties from the blast, he said.
金曜未明ペシャワール北西の歩哨地点襲撃
一方31日金曜の未明に、パキスタンの北西部にあるパキスタン政府軍の歩哨地点を、数十人のイスラム過激派ゲリラが襲撃。少なくとも兵士2名を殺害、6人に怪我を負わせたと警察から発表された。地元州警察のモハメド・ハフェーズ署長の発表によると、この襲撃は、北西フロンティア地方の州都ペシャワールからさらに北西へ150マイル(約240km)に位置する、スワット渓谷の谷間の部落ガル・バグで起った。
さらに、襲撃後にその負傷者と遺体を病院へ運ぼうとしている最中に、救急車に随走する予定だったパトカーの近辺で、ゲリラがしかけた車搭載の爆弾が爆破した模様であるが、その爆発による死傷者などの詳細は、現時点ではまだ不明であると報告された。
d0123476_1735280.jpg
アフガニスタンとパキスタンの国境付近は、昔からアヘンを採取するケシの栽培が盛んな麻薬の密輸地帯でもある

5. 90,000 deployed to the Afghan border
Pakistan is a key ally of the U.S. and has deployed 90,000 troops to the region along the Afghan border, where American officials believe there has been a resurgence in al-Qaida and Taliban militants. Rising violence blamed on Islamic militants has spiked in recent weeks in northwestern Pakistan, including in the North and South Waziristan tribal areas bordering Afghanistan. The kidnappings come as President Gen. Pervez Musharraf faces increasing pressure from Washington to do more to secure its borders from insurgents crossing into Afghanistan to launch attacks against Afghan and international troops.
パキスタン兵、アフガン国境に9万人駐屯
パキスタンは、米国の対テロ戦争の主要な援軍であるが、アフガニスタンとの国境に沿った地域に9万名の軍隊を派兵している。米国の諜報機関の情報によると、近年この地域では、アルカイダやタリバンの武装集団の復活がめざましいと掌握されている。イスラム過激派ゲリラによるものと目される襲撃の激増は、南北ワジリスタン両州の民族自治区に代表されるパキスタンの北西部で、特にここ数週間著しく目立ってきている。
今回の政府軍兵士大量誘拐事件は、政府軍の総司令官を兼任するペルヴェズ・ムシャラフ大統領が、ワシントンのブッシュ政権から国境地帯の治安をもっと強化せよという、政治的圧力がいや増ししている最中に起った事件だが、その要請の理由は、この地方を本拠地とするイスラム過激派ゲリラが、国境を越えて西側の隣国アフガニスタンへ侵入し、アフガニスタン政府軍やNATOのアフガン戦線駐留軍に対して襲撃を繰り返しているからにほかならない。

【米国時間 2007年8月31日 訳『米流時評』ysbee】

d0123476_16472783.gif記事リンク http://beiryu2.exblog.jp/6065286
TBリンク http://beiryu2.exblog.jp/tb/6065286

__________________________________________________________________

米流時評 特集 【 次世代アルカイダのグローバルウォー 】

7/21 タリバン、アフガニスタンで韓国人23名を人質に
アフガニスタン首都カブール北西で韓国人教会ボランティアのバス襲撃
d0123476_656431.jpg
7/22 アルカイダ2.0 前編 タリバンの逆襲
赤のモスク反乱制圧への復讐テロ、パキスタン各地で勃発、死者150名

7/23 アルカイダ2.0 後編 核目的のパキスタン戦略
ザワヒリを巡るアルカイダの内部抗争とア・パ国境地帯のタリバン復活

7/25 タリバン、韓国人人質1人を射殺8人を解放か
タリバン、衰弱した人質男性を殺害8人を身代金と引換えに解放?

8/28 韓国軍撤退に合意でタリバン人質解放へ
韓国政府、タリバン側要求の軍撤退と布教活動廃止に合意で解放へ

8/28 時評:韓国人人質解放とタリバンの復権
韓国軍撤退が及ぼす日本のテロ戦争協力体制・特措法延長への影響は?

8/29 人質解放の是非:韓国、米国、国連の反応
外国政府とタリバンの直接交渉は初のケース 今後の対米関係に陰り

8/30 最後の人質解放で終結 韓国のテロ対応に非難の声
韓国政府のテロ対応に非難の声:タリバン側増長・誘拐拉致増加か

8/31 時評:人質成功で図に乗るタリバン勢力
人質解放と同日にパキスタン軍の輸送トラック部隊を襲撃拉致

9/01 タリバン、パキスタン兵300名を誘拐拉致
パキスタン陸軍のトラック部隊をタリバンが襲撃、300人を誘拐拉致

9/02〜 「地の果てへの旅・トラボラ再訪」米流時評特集 タリバニスタン(予告)
「タリバニスタン」アフガンニスタンとパキスタンの国境地帯に復活したタリバン勢力
なぜビンラディンは捕まらないのか/NATOのタリバン掃討作戦/アフガン政府内部レポート/元CIA諜報部員の激白


__________________________________________________________________
残 暑 お 見 舞 申 し 上 げ ま すd0123476_7254893.jpg

ご愛読たいへんありがとうございます。まだまだ残暑が続きますが、皆さまも暑さに負けず毎日ブログを更新してらっしゃることと存じます。9月になると米国では学校も議会も新しい年度を迎えます。米流でも新しい季節にふさわしい刷新の時評を心がけたいと思います。
ご面倒ですが、クリックで応援のほど、よろしくお願いいたします!
▶ポルトガルのコースタルリゾート、ポンタ・ド・ソルの初秋



f0127501_12134737.gifブログ村では国際時事部門でただいま2位です。感謝!
f0127501_1040831.gif社会・経済ニュースに移りました。11〜15位あたりです。上位入賞めざして、ぽちっ!
f0127501_10375846.gifこちらはみなさんのクリックで、おかげさまで3位まで上がりました。もう一歩!
d0123476_10141436.gifおかげさまで、ニュース部門で1位をキープできてます。ありがとうございます!
テクノラティお気に入りに追加する テクノラティはお気に入りブログの更新内容が一覧できて大変便利です


[PR]
by ysbee-2 | 2007-09-01 09:11 | グローバルウォー

時評:人質成功で図に乗るタリバン勢力

f0127501_128435.gif
 ||| タリバン、パキスタン陸軍輸送部隊を襲撃 |||
d0123476_1894286.jpg
韓国人人質解放と同日に、パキスタン軍輸送トラック部隊を襲撃拉致

d0123476_18552829.gif今朝方、アフガニスタンで韓国人人質の最後の7人が解放されたというニュースが入り、やれやれこれで一段落と記事にした。しかし結果的に、テロリストの条件を飲むという後味の悪い「タリバンの実績」を作ってしまった。国際世論も一様に、交渉に応じた韓国政府に対して批判的である。もちろん人命は大事。しかし、テロリストグループと西側の民主主義国家とは、「テロ戦争」という国境のないグローバルな戦線での、過酷な戦闘の真っ最中だということを忘れている国が多い。一般市民が戦場に踏み込んではいけないのである。

私はたまたま米国に住んでいるので、いやでも応でも毎日イラク戦争やアフガン戦線の暗い、時には真っ赤なニュースと向き合わざるを得ない。だが、多分日本のみなさんは、今日一日つつがなく終われば、また楽しい明日がくる.... と、戦争とは無縁と思って暮らしているのではないかと察する。ブログ友のひとりも海外から久々に帰国した感想を「日本はどこにいっても株とダイエットの話題よ」と嘆いていた。
d0123476_16401041.jpg
しかし、テロリストはいつも凡人の及びもつかない、社会の一番脆弱な部分を狙う。米国のテロ襲撃の被害は2001年の9/11で済んでいると思ったら大間違い。それから7年後の現在まで未遂で発覚したテロ計画は、米国内だけでも十指に余る。グローバルなスパンで眺めて見れば、優に数百件起きているのである。犠牲者が多く記憶に刻まれただけでも、ヨーロッパではマドリッドとロンドンで、アジアではインドネシアのバリ、インドのムンバイ、エジプトのダルエスサラームのテロ爆破事件がある。

さらに最近では「ジハディスタン」という俗称が浮上してきた、アフガニスタンとパキスタン間の国境地帯でタリバン以下ジハディスト(イスラム聖戦兵士)の復活がめざましく、連日襲撃事件が頻発。ここは昔からパシュトゥン語を用いる部族の民族自治区で、中央政権の制圧がほとんど無効な地域でもある。この地域で今朝アジアの一国の人質事件が解決したと思ったら、今度はパキスタン兵100名が誘拐されたという。人質事件で韓国がタリバンに屈し、彼らが味をしめたためだと言う誹りは免れない。
d0123476_16404627.jpg
今回のパキスタン兵を戦争捕虜と呼べば、タリバンを敵性「国家」として認知することになるので、米国での報道は常に「Abduction=誘拐拉致」である。おかしな話である。正規の政府軍の武装した軍隊が、ブッシュ言うところの「ならず者の集団」に襲われて100人も生け捕りにされるとは! もしかしたら、彼らは近代的装備の軍隊1個大隊を捕獲するほどまでに、実戦での戦力と兵力を備えてきているのかも知れない。

同じ手口ですでに次々とターゲットが定められているのかも知れず、もう名目などにかまっている時節ではないようだ。正々堂々と敵国として認知して、テロと闘う共同戦線でアルカイダやタリバンを真剣に撲滅するべき時機がきたのではないだろうか。それとも、あまりにも頻繁なテロ襲撃のニュースに取り巻かれて、私自身が神経過敏な「戦争を感知するカナリア」になってしまったのだろうか。
【米国時間 2007年8月30日 『米流時評』ysbee】
d0123476_13131844.jpg

【追記】 この事件は、例によって前書きというか、私のうだうだ書き「ysvoice」が長くなってしまったので、本体のニュース記事は別建てにして次の記事でアップします。
この事件報道に関しては少なからず唖然とする経過がありまして、当初米国時間で30日夜のニュースでは、「100名誘拐」でスタートしました。しかし、その後深夜には「誘拐は誤解で、悪天候のためトラック部隊が途中で野営していただけ」と訂正になったので、安堵して寝ました。ところが一夜明けてみると、「実は拉致されたパキスタン政府軍兵士は300名を越え、そのうちの120名を解放する交渉が整いつつある」という新しい情報。

まったく、このジハディスタンというかタリバニスタンの無法地帯には、最新のITネットワークを誇るグローバルなニュースメディアも振り回されっぱなしです。ともかく、米国時間ではまだ8月末日、日本では9月1日時点での、パキスタン兵の「大量誘拐」事件を、新しい記事に差し替えてお伝えします。正規の政府軍が捕まれば常識では「捕虜」と呼ぶのだと思っていましたが、米国のMSM(main stream media=大手マスコミ)では依然として「兵士が誘拐された」のだそうです。300人も!戦闘もなしで!! ともかく現地からのなんとも頼りないニュースで、実状を想像するよりほかなさそうです。 【2007年8月31日 『米流時評』ysbee】


d0123476_539242.gif記事リンク http://beiryu2.exblog.jp/6060830
TBリンク http://beiryu2.exblog.jp/tb/6060830

__________________________________________________________________

米流時評 特集 【 次世代アルカイダのグローバルウォー 】

7/21 タリバン、アフガニスタンで韓国人23名を人質に
アフガニスタン首都カブール北西で韓国人教会ボランティアのバス襲撃
d0123476_656431.jpg
7/22 アルカイダ2.0 前編 タリバンの逆襲
赤のモスク反乱制圧への復讐テロ、パキスタン各地で勃発、死者150名

7/23 アルカイダ2.0 後編 核目的のパキスタン戦略
ザワヒリを巡るアルカイダの内部抗争とア・パ国境地帯のタリバン復活

7/25 タリバン、韓国人人質1人を射殺8人を解放か
タリバン、衰弱した人質男性を殺害8人を身代金と引換えに解放?

8/28 韓国軍撤退に合意でタリバン人質解放へ
韓国政府、タリバン側要求の軍撤退と布教活動廃止に合意で解放へ

8/28 時評:韓国人人質解放とタリバンの復権
韓国軍撤退が及ぼす日本のテロ戦争協力体制・特措法延長への影響は?

8/29 人質解放の是非:韓国、米国、国連の反応
外国政府とタリバンの直接交渉は初のケース 今後の対米関係に陰り

8/30 最後の人質解放で終結 韓国のテロ対応に非難の声
韓国政府のテロ対応に非難の声:タリバン側増長・誘拐拉致増加か

8/31 人質成功で図に乗るタリバン勢力
人質解放と同日にパキスタン軍の輸送トラック部隊を襲撃拉致

9/01 タリバン、パキスタン兵300名を誘拐拉致
パキスタン陸軍のトラック部隊をタリバンが襲撃、300人を誘拐拉致

9/02〜 「地の果てへの旅・トラボラ再訪」米流時評特集 タリバニスタン(予告)
「タリバニスタン」アフガンニスタンとパキスタンの国境地帯に復活したタリバン勢力
なぜビンラディンは捕まらないのか/NATOのタリバン掃討作戦/アフガン政府内部レポート/元CIA諜報部員の激白


__________________________________________________________________
残 暑 お 見 舞 申 し 上 げ ま すd0123476_7254893.jpg

ご愛読たいへんありがとうございます。まだまだ残暑が続きますが、皆さまも暑さに負けず毎日ブログを更新してらっしゃることと存じます。9月になると米国では学校も議会も新しい年度を迎えます。米流でも新しい季節にふさわしい刷新の時評を心がけたいと思います。
ご面倒ですが、クリックで応援のほど、よろしくお願いいたします!
▶ポルトガルのコースタルリゾート、ポンタ・ド・ソルの初秋



f0127501_12134737.gifブログ村では国際時事部門でただいま2位です。感謝!
f0127501_1040831.gif社会・経済ニュースに移りました。11〜15位あたりです。上位入賞めざして、ぽちっ!
f0127501_10375846.gifこちらはみなさんのクリックで、おかげさまで3位まで上がりました。もう一歩!
d0123476_10141436.gifおかげさまで、ニュース部門で1位をキープできてます。ありがとうございます!
テクノラティお気に入りに追加する テクノラティはお気に入りブログの更新内容が一覧できて大変便利です


[PR]
by ysbee-2 | 2007-08-31 15:48 | グローバルウォー

タリバン派、パキスタン北西部にミサイル砲撃45名死傷

f0127501_128435.gif
||| タリバン、パキスタン北西部へミサイル砲撃 |||
d0123476_14311059.jpg
パキスタン北西部の市街地にミサイル砲撃、復讐テロで10名死亡、35名重軽傷
現地時間で25日水曜午前2時頃、パキスタン北西部のバンヌの街に4発のロケット砲が撃ち込まれ、モスク、商店、家屋2戸を破壊し、10名が死亡、警官5名を含む35名が重軽傷を負ったと、地元警察が発表。
Rockets Hit Pakistani City; 10 Killed, 35 Injured
Missiles hit houses, mosque; official calls incident 'terrorist activity'
PESHAWAR, Pakistan — Associated Press |JULY 24, 2007 — Assailants fired four rockets into a city in northwestern Pakistan at about 2 a.m, Wednesday, killing 10 people and wounding 35 including five police officers, police said.

__________________________________________________________________
JULY 24, 2007 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽 園 通 信』デイリー版f0127501_6213945.jpg
f0127501_457513.gif

  N E W S W E E K  |  M S N B C . c o m
タリバン派、パキスタン北西部にミサイル砲撃
地元警察発表:復権したタリバン系叛徒グループが赤のモスクの復讐テロ行為
米国時間 2007年7月24日 | パキスタン・ペシャワール発 AP共同通信 | 訳:ysbee


1. Finally they attack by missiles
d0123476_1431561.jpgA doctor at the main hospital in Bannu said the bodies of nine people killed in the attack were brought there, while a resident said the death toll was higher because relatives had kept some of the bodies. Mohammed described the attack as “terrorist activity,” but said it was too early to say more about who was behind it.

タリバン系叛徒、ついにミサイル攻撃
バンヌの主要病院の医師の報告では、今回の砲撃で死んだ9名の遺体が運び込まれたのを確認しているが、遺族が現場から直接引き取った遺体もあることから、実際の死者の数はそれ以上だろうと推測している。
(注:イスラム教では、死後直ちに遺体を弔う慣習)

▶ ムシャラフの号令一過パキスタン政府軍が赤のモスクに突入し叛徒と兵士双方で70名が死亡 国民の反感を煽った

2. Surge in revenge of Red Mosque
Bannu and other cities in the northwest have seen a string of shootings and bombings blamed on Taliban militants who have been expanding their influence from strongholds in the tribal belt along the Afghan border. Militant violence has spiked this month after a bloody raid on a radical mosque in the capital, Islamabad, and the redeployment of the army to North Waziristan, the tribal region closest to Bannu.

赤のモスク反乱粛清への復讐テロ
バンヌや周辺のパキスタン北西地域では、アフガニスタン国境沿いの部族自治区で、最近とみに勢力を拡大し地域に影響力を及ぼしている、タリバン系叛徒グループによって、連日銃撃や爆破などのテロ攻撃が激増している。叛徒グループの攻撃は、今月に入って首都イスラマバードで闘われた赤のモスク反乱の血の粛清、バンヌに近い北部ワジリスタン地域への政府陸軍出兵、などがあって以来、前例のない過激な件数を見ている。
d0123476_14344456.jpg
【米国時間 2007年7月24日 米流時評・ysbee 訳】


||| 米流時評 特集 |||
■ 次世代アルカイダのグローバルウォー


7/21 タリバン、アフガニスタンで韓国人23名を人質にd0123476_9264191.jpg
アフガニスタンの首都カブール北西で韓国人教会ボランティアのバス襲撃さる

7/22 アルカイダ2.0 前編 タリバンの逆襲
赤のモスク反乱制圧への復讐テロ、パキスタン各地で勃発、死者150名

7/23 アルカイダ2.0 後編 核目的のパキスタン戦略
ザワヒリをめぐるアルカイダの内部派閥抗争とア・パ国境地帯のタリバン再生復活

7/25 なぜビンラディンは捕まらないのか (編集中)
NATOのタリバン掃討作戦でアフガン市民多数犠牲に アフガン政府の徒労を告白

__________________________________________________________________
d0123476_831259.jpg暑 中 お 見 舞 申 し 上 げ ま す !

ご愛読たいへんありがとうございます。独立記念日まで少し夏休みをとったので、ランキングの方がフリーフォールになり10位近く落ちてしまいました。(め・めまいが....)ランキングの夏バテ回復のため、クリックして投票で応援を、どうぞよろしくおねがいいたします!
▶ 写真はホノルルハーバー・ウォーターフロントの黄昏時


f0127501_12134737.gifここが激バテ症状。ちょっと喝を入れてやってください、ぽちっ!
f0127501_1040831.gif僅差の激戦区で25〜30位をうろうろ。あなたの1票でごぼう抜き、ぽちっ!
f0127501_10375846.gifこちらも一応ベストテン内です。もう一歩クリック!摩訶不思議なサイトが多い
d0123476_10141436.gifおかげさまでニュース部門で1位をキープできてます。ありがとうございます!
f0127501_170889.gifサイト内で欄の左にある「投票」アイコンをクリックしてください。
4月までの第1部と5月からの第2部で1・2位を確保してます。多謝!
テクノラティお気に入りに追加する テクノラティはお気に入りブログの更新内容が一覧できて大変便利です


[PR]
by ysbee-2 | 2007-07-24 15:15 | グローバルウォー
line

世界の動きがよくわかる!激動する国際情勢を、欧米メディアでディープに読む…世界の「今」と真実探求に関心ある知的冒険者へ送るグローバル情報満載ブログ


by ysbee-2
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31