米流時評

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ゲイツは本気だ。アジア防衛サミット声明

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   ||| 北の核で開いた地獄の釜のふた |||

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 ゲイツ国防長官、シャングリラ防衛サミットで北の核とミサイルの脅威を警告
「北の核保有は、アジア地区だけでなく、世界に『暗黒の未来』をもたらす前兆」


d0123476_3532373.jpg前号「半島危機・北、核ミサイルまでの時間は?」からの続き
今回の半島危機に関しては、党派の左右に関係なくブログ編集人の多くが、事態の深刻さを正面から受け止め、エントリで本音を吐露している。また個々のエントリからそのTB元へとたどって得られた、昨日のこかげさんのブログ『緑の木陰のつぶやき』のような、専門家の貴重な意見を伺えるチャンスに恵まれたりもする。

昨日翻訳した本文記事では、米国の国防総省はゲイツ長官が公表したように、
危機感の焦燥を冷却させるような抑制論を前面に出す一方で、
ケイシー陸軍総司令官のように「やるなら見ておれ」的に、
北の恫喝には威圧で反撃、と主張する制服組も併存する。
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トップの写真:ついに地獄の釜のふたが開いた?米国時間で2日、アラスカのフォートグリーリー基地を訪れ地下に格納してあるミサイルをチェックするゲイツ長官 /上:典型的官僚体質のロバート・ゲイツ国防長官(左)と戦略ブレーン型軍人のトップ、マイク・マレンCSJC米統合参謀本部議長

分裂とまではいかないが、
北朝鮮の核実験以降、ペンタゴンの中での強硬派と穏健派の間に、
はっきりと距離が見えてきたのは確かだ。

お膝元の米国のメディアに上がらなかった米軍サイドの話題で
『よく考えよう』のHbarさんのエントリ「米国は本気か」があり、
非常に的を得た論旨なので、この下に紹介させていただく。

【米国時間2009年5月31日『米流時評』ysbee】
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ここから下は Hbarさんのブログ『よく考えよう』
5/30のエントリ「米国は本気か」からの抜粋です


エラ通信さんの記事によると
「リアルタイム090530 米政府 韓国駐留米軍家族の退避を命令・勧告」
の見出しで 朝鮮半島の危険度が大幅に上昇したのが、
本日付の米政府の命令・勧告を見ると これまでとは様相が異なる。

よく考えてみれば、只でさえと言うか 海外から食料さえ買えない程、
外貨の不足している国で、中国やロシアからの援助があれば別だが、
6ヵ国協議と言うテーブルにおいて 顔を潰された国が援助するか
と言うのが普通の考えであるので 援助は得られるとは考えられない。

多分、オバマの原則主義から考えれば、
次のミサイル発射で北朝鮮に容赦はしない と考えるのが普通だ。
それに、この経済危機で米国の産軍複合体の産が大きく力を毀損しているのに
北朝鮮攻撃ほど効果的なものは無い。

多分、北朝鮮が次に何か挑発するとなれば、米国は切れるに違いない。
切れると言っても怒り心頭で切れるのでなく、
緻密な計算の元で切れると言う事だ。
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イラク北部ティクリットの米軍駐留基地を訪れはっぱをかける、ジョージ・ケイシー陸軍総合司令官


北朝鮮の選択肢は、直接米軍及び韓国軍の基地に対して
中距離弾道ミサイルを発射するか否か の所まで来ていると感じる。
もし、今までのような挑発しかしないのであれば、
金正日は平和ボケしているだけだ。

さて、米軍のスカッドミサイルやイージス艦からの迎撃で
被害がどの程度に収まるかも問題だが、
それと同時に ブッシュがイラクでやったのと同様の攻撃もなされるはずだ。
挑発でさえそのつもりで、
本日付で 米政府「韓国駐留米軍家族の退避を命令・勧告」をしたのであろう。
何も無く、ピョンヤンが平和裏に6ヵ国協議で譲歩する事を願う。

以上『よく考えよう』より抜粋 5/30号「米国は本気か」で全文を読む
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   MAY 31, 2009 | 『米 流 時 評』 |  時事評論ブログ雑誌・デイリー版  2009年5月31日号
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 ASSOCIATED PRESS | B R E A K I N G
  ゲイツ国防長官、アジア防衛サミットで「北の核がもたらす暗黒の未来」と警告
  米国時間 2009年5月30日午後4時25分 | AP通信・シンガポール発 | 訳『米流時評』ysbee

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朝鮮の古都、開城市は南北統一運動のシンボルとして韓国からの資本投下で共同プロジェクトが展開していたが…


Gates: N. Korea’s Nukes Point to a ‘Dark Future’
North’s efforts pose the potential for an Asia arms race, defense chief says
MAY 30, 2009 | Associated Press — BREAKING | Translation by ysbee

1. 'Harbinger of a dark future'
SINGAPORE, Malaysia — North Korea's progress on nuclear weapons and long-range missiles is "a harbinger of a dark future" and has created an urgent need for more pressure on the reclusive communist government to change its ways, U.S. Defense Secretary Robert Gates said Saturday at an annual meeting of defense and security officials.
北の核は「暗黒の未来の前兆」
前号「警告!北、長距離ミサイル発射の照準は?」からの続き
マレーシア・シンガポール発 |「北朝鮮の核兵器と長距離ミサイルの開発計画の進歩は、世界にとって『暗黒の未来を予兆するもの』であり、北がその進路を変えない限り、東アジアの孤立した共産主義政府に対して緊急に圧力をかける必要性ができてしまった。」
米国のロバート・ゲイツ国防長官は、世界の防衛安保責任者が一堂に集う年次恒例の防衛サミットの基調講演で、米国の北朝鮮に対する現況の意向をこう語った。
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シンガポールのシャングリラリゾートでアジアの防衛のトップを集めて開催された「シャングリラ・ダイアローグ」

2. 'Past efforts only emboldened North'

The Pentagon chief said past efforts to cajole North Korea into scrapping its nuclear weapons program have only emboldened it.
「過去の外交努力は北を増長させただけ」
ペンタゴンの総司令官ゲイツ長官は、30日の防衛サミットの基調講演で、北朝鮮に対して強い姿勢へと変化する米国の対応を明確にした。「(6カ国協議では)北朝鮮に核兵器開発を放棄させようとしてご機嫌をとってきたが、その結果北をますます増長させ、より大胆な核開発を許してしまったため、過去の外交努力はすべて水泡に帰した。」
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26日核の地下実験成功を祝って、平壌で開催された数万人の人民集会 最前列は人民軍幹部将校 金は姿を見せず

3. 'Not a direct threat to the U.S., though'

He said the North's nuclear program does not "at this point" represent a direct military threat to the U.S. and he does not plan to build up American troops in the region. But the North's efforts pose the potential for an arms race in Asia that could spread beyond the region, he added.
「米国に対する直接的軍事脅威ではないが」
ゲイツ長官は、北の核兵器開発は現時点では米国に対する直接的な軍事上の脅威とまではならず、当該地域での駐留米軍の員数を増強するつもりはないことを明らかにした。しかしながら、北がアジア地域での(核の)軍拡競争を加速するのに一役買う可能性は免れない、とも付け加えた。
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左:板門店基地に駐留する米軍の陸軍地上部隊装甲車 /中:半島エリアの米軍責任者ウォルター・シャープ司令官
右:ソウルのミリタリーミュージアムで屋外に常設展示されている南北朝鮮軍の各種兵器 右奥はスカッドミサイル


4. 'Renege on Six-Talks promises'

North Korea's yearslong use of scare tactics as a bargaining chip to secure aid and other concessions — only to later renege on promises — has worn thin the patience of five nations negotiating with the North, Gates said.
「裏切られた6カ国協議の約束」
「北朝鮮は、国際的な経済援助や他の協力事業を確保するための取引条件として、何年もの間こうした恫喝手段をもちいてきました。しかも後段になって、そうした約束はすべて裏切られたし。北と我慢強く交渉を続けてきた6カ国協議の相手国である五カ国にとって、北に対する国際的信頼は辛抱の限界にきています。」
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数年かけてこぎつけた6カ国協議の採択「北の核への野心放棄」は、代償の援助金を掠めとられて水泡に帰した

5. 'North's scaring tactics by crisis'

"I think that everyone in the room is familiar with the tactics that the North Koreans use. They create a crisis and the rest of us pay a price to return to the status quo ante," he said in a question-and-answer session after his speech at the Shangri-La Dialogue.
「危機感をあおって恫喝する北の手口」
「この席にいらっしゃる方々は、みな北の常套手段に手こずらされた経験をお持ちだと思う。(今回のような)危機をつくった張本人は彼らであり、たとえ残りのわれわれがその代償を払ったとしても、ひたすら元の木阿弥に帰するだけでしょう。」シンガポールで開催された「シャングリラ・ダイアローグ」防衛サミットで、ゲイツ長官は基調講演の後の質疑応答で、集まった防衛関係者にこう語った。
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「発射実験視察」という題の日付のない写真だが、痩せ方をみると今年のもの? 右側後方の壁にかかったカレンダーの日付を見ると、14日が土曜になっているので今年3月か2月の写真と思われるが、病状の時期を察するに3月か?

6. 'Not buying the same horse twice'

"As the expression goes in the United States, 'I am tired of buying the same horse twice.' I think this notion that we buy our way back to the status quo ante is an approach that I personally at least think we ought to think very hard about."
「現状維持では元の木阿弥」
「アメリカ流の俗な表現で言うなら『同じ馬を2度も買うのはたくさん』ってところでしょうか。ここが肝心なんですが、われわれがまた現状復帰を重ねるだけのために骨を折るなら、私個人としては、少なくともそうする(6カ国協議に復帰する)べきかどうか?というきわめて根本的な問題を、じっくり考えるべきだと思うんですよ。」
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常に各国防衛相との交流を怠らず、情報交換と親交に務める外交官僚的なゲイツ国防長官 ハンガリー訪問の際

7. 'Other ways to get the North to change'

"There are perhaps other ways to try and get the North Koreans to change their approach," he said. "President Obama has offered an open hand to tyrannies that unclench their fists. He is hopeful, but he is not naive," Gates said in his speech.
「北の姿勢を変える別途手段を」
「北朝鮮の連中のやり方を変えようとするなら、きっと今まで通りではない何かまったく別の方法を講じなけりゃいけなんじゃないですかね。オバマ大統領は独裁者に対しても、鉄拳をゆるめてオープンマインドで忌憚なく話し合おう、と呼びかけていますけどね。彼はたしかに希望が持てるけれど、決してナイーブなだけじゃないですよ。」ゲイツ長官は(ソマリア海賊の米人船長誘拐事件の解決法のように)米国は必要であれば武力行使も手の中にある事を、あらためて強調した。
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30日シャングリラ防衛サミットで歓談するかつての敵同士、米太平洋艦隊のキーチング提督とベトナム人民軍の将軍

8. 'We will not stand idly'

"Likewise, the United States and our allies are open to dialogue, but we will not bend to pressure or provocation. And on this count, North Korea's latest reply to our overtures is not exactly something we would characterize as helpful or constructive.
「米国は指をくわえて看過しない」
「また同様に、米国と友軍関係にある国はもちろん「外交の対話」を重視しますが、(北朝鮮のように)軍事的威圧や挑発行為に走ったりはしません。この意味合いにおいて、北朝鮮の昨今の対外的行動は、協力的とか建設的といった性質のものでは決してありません。したがってわれわれは、北朝鮮がアジアにおけるいかなる攻撃目標に対しても、万一壊滅的被害を及ぼす能力を獲得した場合には、決して黙って看過するようなことはないでしょう。」
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環太平洋防衛で4月に米国とのユニラテラルな軍事協定をあらためて結束したオーストラリアのケヴィン・ラッド首相

9. 'Capability to reach any target in Asia, U.S.'

"We will not stand idly by as North Korea builds the capability to wreak destruction on any target in Asia — or on us. At the end of the day, the choice to continue as a destitute, international pariah is North Korea's alone to make. The world is waiting."
「アジア全域と米国の一部が射程距離内に」
「その標的は今やアジアばかりでなく、わが国米国もすでに北の保有する長距離ミサイルの射程距離に入っています。結局のところ、北朝鮮が国際的にのけ者にされる貧窮国家としての存在であり続けるかどうかという選択は、ひとえに北自身の判断と選択にかかっているわけで、世界はただその結果を待っているだけにすぎません。」  >次号へ続く

【 米国時間 2009年5月31日 『米流時評』ysbee訳 】
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米陸軍ジョージ・ケイシー総司令官 /海上接触が懸念される半島西岸の黄海 /オーストラリア海軍軍港

d0123476_17133139.jpg◀ 予告「北の世襲三代目披露 次世代金3.0は正雲」
◀ 次号「北のICBM アラスカ・ハワイ・グアムも射程距離」
▶ 前号「半島危機・北、核ミサイルまでの時間は?」
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d0123476_16472783.gif記事リンク http://beiryu2.exblog.jp/9812214/
TBリンク http://beiryu2.exblog.jp/tb/9812214

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by ysbee-2 | 2009-05-31 14:50 | トンデモ北朝鮮

半島危機・北、核ミサイルまでの時間は?

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    ||| 北、核ミサイルまでの時間 |||

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核とミサイルの危険な融合 半島危機で高まる突発軍事衝突の怖れ

d0123476_3532373.jpg前号「警告!北、長距離ミサイル発射の照準は?」からの続き
北は核実験とミサイル連射で、世界の焦点を半島へ向けさせる事には成功した。では、世界が怖れる脅威の核心「核」を「ミサイル」へ搭載した、核ミサイルの発射能力を獲得したのだろうか?

この肝心かなめの疑問に答える内容の、エントリを上げているブログがある。
編集人氏は 専門の科学者でもあるようだ。
是非一度、関連記事を通読することをおすすめする。

緑陰清談の編集人 こかげさんのブログ 『緑の木陰のつぶやき』 より
5/28のエントリ 「北朝鮮の核兵器の小型化は 容易に可能」から抜粋引用


たとえば 北朝鮮の核兵器が、
同量の核物質を使用したアメリカの核兵器の
1/10程度の爆発力しかなかったとしても・・・・・

核爆発してくれさえすれば、その程度でも 十分な破壊力を発揮します。
犠牲者数が、数百万人のレベルから、数十万人のレベルに減ったとしても

それを不完全な兵器と言えるでしょうか? 未熟な兵器と呼べるでしょうか?
どちらにしても、壊滅的な被害が出ることに 違いはありません。
多少性能が悪くても まぎれもなく大量殺戮兵器です。
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核兵器の代表、原爆(アトミック・ボム)の一種、米国製造の俗称 Fat Boy/ファットボーイ


核兵器の性能の、多少の優劣を論じることは殆ど無意味です。 
ローテク核兵器でも、兵器としては十分な破壊力を発揮します。
核爆発を起こせるようになった今、上記のような意味において

北朝鮮は 小型核兵器は容易に作れるでしょう。
ミサイルに搭載し 日本を核攻撃可能でしょう。


今回の実験は
北朝鮮が ある程度の規模の核爆発を起こせるようになった
ということが大問題なわけで
爆発規模の大小、性能云々などの話は大した問題ではありません。

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ソウルのミリタリーミュージアム=軍事博物館に展示されたミサイルの現物

北朝鮮が、核爆発を起こせるようになり、
大型のミサイルも既に保有している以上
日本の安全を確保するには・・・
核の抑止力を保有しなければならなくなった
という現実に目を向けるべきでしょう。

以上『緑の木陰のつぶやき/北朝鮮の核兵器の小型化は容易に可能』から抜粋
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   MAY 30, 2009 | 『米 流 時 評』 |  時事評論ブログ雑誌・デイリー版  2009年5月30日号
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 ASSOCIATED PRESS | B R E A K I N G
  北、核とミサイルの危険な融合点 高まる半島危機で突発的軍事衝突の怖れ
  米国時間 2009年5月29日 | AP通信 韓国発・ニュース速報 | 訳『米流時評』ysbee

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N. Korea May Be Prepping Long-Range Missile
NBC report comes as another short-range rocket is launched
MAY 29, 2009 | Associated Press — BREAKING | Translation by ysbee

10. Looming fear for skirmish
YEONPYEONG, South Korea — Fears have increased of military skirmishes, particularly in disputed waters off the western coast, after North Korea conducted the nuclear test on Monday and then renounced the truce that has kept peace between the Koreas since the Korean War ended in 1953.
突発的軍事衝突の怖れ
前号「警告!北、長距離ミサイル発射の照準は?」からの続き
韓国・ヨンピョン海軍基地発 | 月曜に強行された地下核実験。それに引き続いて連発されたミサイル発射。さらには1953年に南北間で取り交わされた朝鮮戦争の休戦宣言以来保たれて、半島平和を維持してきた二国間の停戦協定が、北朝鮮政府によって一方的に破棄されるに及んで、こうした一連の軍事行動が重なった結果、朝鮮半島の国境周辺では突発的軍事衝突の起きる事態が大いに危惧される状況となってしまった。
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ソウルのミリタリーミュージアム=軍事博物館に常設展示されている北朝鮮のスカッドミサイル

11. Gates with no plan for deployment

But U.S. Secretary of Defense Robert Gates said the situation was not a crisis and no additional U.S. troops would be sent to the region. With tensions high on the Korean peninsula, Chinese fishing boats left the region, possibly to avoid any maritime skirmishes between the two Koreas. The waters were the site of two deadly clashes in 1999 and 2002.
ゲイツ国防長官「米軍派兵の危機ではない」
しかしながら米国のロバート・ゲイツ国防長官は、現時点での朝鮮半島の状況は危機とまでは受け止めていないので、該当地域への現状以上の米軍の派兵は予定していない、と公表した。
一方、朝鮮半島での緊張が高まるにつれ、南北朝鮮間で起こりうる海上の軍事的衝突を避けるためか、周辺海域の黄海から中国の漁船が徐々に姿を消した。この海域は、1999年と2002年の2度にわたって、南北朝鮮の間で軍事衝突が発生し、死者を出すにいたっている。
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12. Chinese ships pulled out of water

From Yeonpyeong, the South Korean island closest to North Korea, about a dozen Chinese ships could be seen pulling out of port in the North and heading elsewhere. South Korea's Yonhap news agency reported that more than 280 Chinese vessels were fishing in the area earlier this week, but the number has dropped to about 140.
黄海の国境付近で中国漁船半減
黄海上で北朝鮮との国境線にもっとも隣接したヨンピョン島の韓国海軍基地からは、十数隻の中国船が北の港湾から出航し、あちこちへ散っていった様子が見られた。韓国の聯合ニュースの報道によると、この海域では今週始めには280隻の中国船籍の漁船が漁をしていたが、5/29現在では140隻と半分に減ってしまったと伝えている。
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北朝鮮との国境線に近い韓国側の黄海沿岸では、タラバガニ漁やカキやノリの採取で知られる有数の漁業基地が点在

13. 'For now it seems quiet'

It was not clear if the Chinese vessels, in the area for the crabbing season, were told by the North to leave or if they were leaving on their own for fear of clashes at sea. "For now, it seems quiet," said local construction worker Lee Hae-un, 43. "But if North Korea provokes us with military power, I think our government should actively and firmly counteract it."
黄海、嵐の前の静けさ?
カニ漁の最盛期であるこの海域で、中国船舶が北朝鮮から海域を離れるよう勧告されたものか、あるいは公海上の武力衝突を怖れる独自の判断で避難したのかは明らかではない。
韓国側の建設業作業員、リー・ハエウンさん(43)は、地元の現状を次のように語っている。
「今のところ一見穏やかに見えるけれど、いったん北朝鮮が我々に対して軍事力を行使するような挑発を行なえば、わが国(韓国)の政府は断固として反撃するべきだと思いますよ。」
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核実験直前の26日にヤールー川で中国のクルーズ船から撮影された、北朝鮮軍兵士が意外とのんびり川で洗濯の場面

14. Alert level raised at the highest

South Korean and U.S. troops facing North Korea raised their surveillance on Thursday to its highest level since 2006, when North Korea tested its first nuclear device. About 28,000 American troops are stationed across the South.
米・韓の軍事的警戒体制、最高レベルに
38度線の北朝鮮との国境非武装地帯 DMZ ( De-Militarized Zone ) に駐屯し国境警備に当たっている韓国政府軍と駐留米軍は、北朝鮮が核爆発実験を実施した28日木曜の時点で、軍事的警戒水準を2006年以来最高水準にまで引き上げた。現在韓国には、2万8千名の米軍が駐屯している。
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朝鮮半島を南北に二分する北緯38度線にある板門店の、韓国側の展望台 研修中の韓国陸軍兵士が北側を眺望

15. One of the world's largest, 1.2-million military

North Korea, whose 1.2-million strong military is one of the world's largest, says it is merely preparing to defend itself against what it says are plans by the United States to launch a pre-emptive strike to overthrow its communist government. The United States has repeatedly denied any intention to attack North Korea.
世界有数、120万強の北朝鮮政府軍
北朝鮮の軍事力は、兵員の員数では世界でも最大級の120万人強を擁しているが、平壌政府の軍事的声明によると、今回の一連の軍事行動は「北朝鮮の共産主義政権を放逐するために先制攻撃を仕掛けようとする米国の侵略作戦」に対する自国防衛の準備段階にすぎない、と釈明している。
しかし米国側では毎回繰り返しているように、北朝鮮を攻撃するいかなる意図も持ち合わせていないと、北側の指摘を否定している。
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北朝鮮政府軍の兵士が隊列を離れ、38度線の国境の金網を飛び越え非武装地帯へ越境する瞬間 その後の消息は不明

16. Gen. Casey, 'U.S. could fight if necessary'

In Washington, the Army's top officer, Gen. George Casey, expressed confidence that the U.S. could fight a conventional war against North Korea if necessary, despite continuing conflicts elsewhere.
ケイシー総司令官「必要とあらば北と交戦」
ワシントンの米国政府では、米陸軍の最高司令官であるジョージ・ケイシー将軍が「米軍は、現在世界のあちこちで戦線をかかえているが(イラク、アフガン・パキスタン国境地帯、ソマリア沖)万一要請されれば、北朝鮮と戦闘を交える可能性もある」という軍部としての自信を示した。
【ジョージ・ケイシー陸軍総司令官】
父親はウェストポイント士官学校出身という生粋の軍人家庭に育つ。父親が占領軍として米軍の日本駐留時に1948年に仙台市で生まれる。その後父親は朝鮮戦争、ベトナム戦争と2度の従軍で、米陸軍の伝統ある第1キャバルリー部隊(第一騎兵隊)を牽引したが、70年に南ベトナムの戦場でヘリ墜落事故で死亡。そうした生い立ちがあるので、東アジアの軍事情勢に詳しい。
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ペンタゴン制服組の代表格 バリバリの軍人家庭で育った、仙台生まれのジョージ・ケイシー米国陸軍総司令官

17. Gates calms down the heat up hypes

But Gates, en route to Singapore for regional defense talks, tried to lower the temperature. "I don't think that anybody in the (Obama) administration thinks there is a crisis," Gates told reporters aboard his military jet early Friday.
ゲイツ長官「オバマ政権に交戦の意志なし」
しかしながら、アジア地域の防衛問題を討議するサミットに出席するためシンガポールへ向かう軍用機の中で、国防総省のゲイツ長官は金曜早朝、そうした(応戦姿勢を示す制服組の)意気軒昂の態度を緩和する発言で制した。
「オバマ政権の誰一人として、今回の半島問題を瀬戸際の危機としてとらえてはいないと、私は思う」ゲイツ長官は金曜早朝、シンガポールへ向かう米軍機に同乗した記者団のインタビューに応えこう語った。
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18. Slow progress in talks of sanctions

Meanwhile, talks at the U.N. Security Council over possible sanctions for the nuclear test were moving forward slowly. Russia's U.N. ambassador said Thursday there was wide agreement among key world powers on what a new U.N. resolution should include, but said putting the elements together will take time because the issues are "complicated."
遅々たる進捗の経済制裁案
一方、国連安保理では「(国連決議に反して)核実験を強行した北朝鮮に対して妥当な経済制裁」の案件が検討されている最中であるが、その進捗状況は遅々として進展が見られない。こうした現状に関して、ロシアの国連派遣大使は次のように語っている。
「核実験の報せがもたらされた28日木曜の段階では、国連の新しい決議に盛り込むべき要旨に関して、関連主要国家(米・露・英・仏・中・日・韓)の間では、かなりの範囲で同調する意見が見られたが、各国間の微妙な相互関係が非常に複雑に絡み合った問題なので、意見統一に至るまではかなりの時間を要するだろう。」
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北朝鮮でも中国と同様、地方農民と中央官僚との階級的乖離がはなはだしい 貨車にただ乗りして平壌へ向かう浮浪者

19. U.N. resolution next week, likely

字数制限のため英文省略
国連の決議案、来週早々か
27日水曜の段階で、この草案に盛り込むべき条項のリストが、安保理で拒否権を有する常任理事5カ国(米・ロ・中・英・仏)と、北朝鮮の核実験の影響をもっとも身近に受ける2国、日本と韓国の、それぞれの国連代表に送られた。各国外交団の予測では、決議案の草案がまとまったかたちで国連理事会に提出されるのは、来週以内(5/31〜6/6)は無理だろうと見られている。
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北朝鮮では建国の祖と崇められる金正日の父親、金日成の巨大な銅像や壁画がいたるところで見られる首都平壌市内

20. Two Koreas technically remain at war

字数制限のため英文省略
南北朝鮮は国際法上いまだ戦争状態
南北二つの朝鮮は、事実上いまだに戦争継続中である。その理由は、4年間の朝鮮戦争のあと1953年に休戦協定が締結されたとはいうものの、それはあくまで一時的な暫定の約定に過ぎず、恒久平和をうたう和平条約ではなかったからである。
このため、北朝鮮は半島西岸沖に国連が暫定的に引いた公海上の国境線を認めず、沿岸一帯に地上軍の砲撃部隊を配置して常に交戦できる構えをくずしていないと、聯合ニュースは伝えている。
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左:ソウルの軍事博物館に屋外展示のスカッドミサイルの弾頭 /中:38度線の板門店国境監視所で韓国側をチェックする北朝鮮政府軍の警備兵 /右:共産主義・軍国体制をとった北朝鮮が、朝鮮戦争以来の経済状態に反して、資本主義・民主体制を選んだ韓国は、戦後の復興目覚ましく経済回復を遂げた。写真はソウル市南部のYongsan District=龍山地区再開発プロジェクトの完成予想図

21. Issue of Kaeson industrial complex

字数制限のため英文省略
ケソン工業団地での国境問題
南北朝鮮両国間の国境地帯の通行は、現在のところ平常を保っている。聯合ニュースの報道では、38度線の北側の両国共同開発プロジェクトによるケソン工業地帯へも、通常通り340名の韓国人作業員が通勤した。また、二国間の海域を航行する両国の民間商用船舶に関して通行許可を与えるための二国間の交信も普段通りに執り行われていると、韓国統一省の李・ジョンジュー広報官から記者団に公表された。  >次号「ゲイツは本気だ。アジア防衛サミット声明」へ続く

【 米国時間 2009年5月30日 『米流時評』ysbee訳 】
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南北朝鮮統一への気運を込めた太陽政策の一環として、38度線の北の古都開城で共同開発されたケソン工業団地

d0123476_17133139.jpg◀ 予告「北の世襲三代目披露 次世代金3.0は正雲」
◀ 予告「北のICBM。アラスカ・ハワイ・グアムも射程距離」
◀ 次号「ゲイツは本気だ。アジア防衛サミットで警告」
▶ 前号「警告!北、長距離ミサイル発射の照準は?」
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by ysbee-2 | 2009-05-30 16:48 | トンデモ北朝鮮

警告!北、長距離ミサイル発射の照準は?

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  ||| 北、長距離ミサイル発射準備段階 |||

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米国のスパイ衛星、北朝鮮のICBM発射台で打上げ準備動向を探知
短距離地対空ミサイルは射程距離250キロ 旧ソ連製のSA-5改良型

d0123476_3532373.jpg前号でも書いた通り、今回の北の出方は、従来とは違う。各国の報道が間に合わないほどの、矢継ぎ早の核爆発やら警告やらミサイル発射やら宣戦布告である。このスピードと各ステージの相乗作用はまるで現実の侵攻作戦の端緒のようだ。いやな連想だが、02年3月のイラク侵攻時の展開を思い出してしまった。

すべては入念に練られた侵攻作戦の、分刻みの進行なのである。
もし万一、北朝鮮が警告通り、韓国のPSI加盟を挑発行為と(勝手に)解釈して、
現実の攻撃を開始するとしたら、どこを最初に攻撃するだろうか?
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私は以前にたまたま、仕事の対象が北日本だった時代があって、
軍事とはまったく関係のない業界だったが
青函トンネル+三沢基地+六ヶ所村原子力発電所+むつ原潜寄港……という
関係性の秘密を、図らずも知ってしまった。

その恐ろしさに心底嫌気がさし
自治体のお先棒を担ぐのはまっぴらときびすを翻したことが、
その後の私の方向を大きく変えた理由でもあるのだが。

そういう背景を元に、軍事知識の全くない素人考えだが
自分なりの直感で想定できる、敵側のシナリオがある。
もし北がいきなり直撃するとしたら、
その対象は青函トンネルだろう、ということである。
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4月の衛星打ち上げロケット発射実験は、
そうした場合の日本の米軍基地と自衛隊の動きを
つぶさに観察するための、試験段階だったにすぎない。
それと、ミサイルが日本へ到達するまで、12分とかからないことも。

自衛隊も米軍も、迎撃ミサイルシステムのロジスティックを
見事にさらけ出してしまった。
北のフェイントにひっかかったのだ。

本州と北海道をつなぐ大動脈が断ち切られたら、どうなるか?
もうそれ以上は、詳説しない。 考えたくもない。
自衛隊と米軍の戦略家たちに、北とその後方に控えるパワーの
ウラをかけるほどの、強者がそろっていることを祈る。

【米国時間2009年5月29日『米流時評』ysbee】
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   MAY 29, 2009 | 『米 流 時 評』 |  時事評論ブログ雑誌・デイリー版  2009年5月29日号
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 ASSOCIATED PRESS | B R E A K I N G
  米国のスパイ衛星、北のICBM発射台の準備動向を探知
  米国時間 2009年5月29日 | AP通信 韓国発・ニュース速報 | 訳『米流時評』ysbee

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N. Korea May Be Prepping Long-Range Missile
NBC report comes as another short-range rocket is launched
MAY 29, 2009 | Associated Press — BREAKING | Translation by ysbee

1. Prep for another long-range missile launch
YEONPYEONG, South Korea — North Korea is showing signs of preparing for another long-range missile launch after launching a series of short-range missiles, including one on Friday. The communist country warned Friday it would act in "self-defense" if provoked by the U.N. Security Council.
さらなる長距離ミサイル発射準備へ
韓国・ヨンピョン海軍基地発 | 北朝鮮は一連の短距離ミサイルを連続して発射したのに引き続いて、米国時間で29日金曜、先回とは別のもう1発の長距離ミサイルを発射する兆候として、打上げ準備作業を行なっている事実が、米国のスパイ衛星の探査で明らかになった。
朝鮮半島の北の共産主義国家は、金曜の段階で「UNSC 国連安保理事会が『戦争挑発行為』を起こす場合(新規の経済封鎖措置)には、自衛のための軍事行動に踏み切る」と威嚇する声明を発した。
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2. Spy satellites on prep for long-range missile

According to the officials, spy satellites have detected "activities ... movement of people and equipment" around the long-range missile launch site outside Pyongyang. The officials say the activity appears to be very preliminary, and it would apparently take several months before the North Koreans would be prepared to conduct their fourth test of a long-range missile.
発射準備作業を察知したスパイ衛星
米国政府高官の情報によると、スパイ衛星が「平壌郊外の長距離ミサイル(ICBM 大陸間弾道弾)専用の発射台周辺で、現場要員が機材を移動するあわただしい動き」を観察した模様である。
高官の話では、衛星を中継して観察できる一連の作業内容は、まだきわめて初段階であり、成功すれば北朝鮮にとって4度目となる長距離ミサイル打上げ実験を実行に移すまでには、今後さらに数ヶ月の準備期間を要するものと見られている。
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3. Short-range missile from its Musudan-Ri

The North fired the latest short-range missile from its Musudan-ni launch site on the east coast, a South Korean government official said. He spoke on condition of anonymity, citing the sensitivity of the matter. It is the sixth short-range missile North Korea has test-fired since Monday's nuclear test. The official did not provide further details.
舞水端里から短距離ミサイル発射
一方、北朝鮮がここ数日打上げを続けた短距離ミサイルは、半島東海岸の舞水端里(ムスダンリ)打上げ基地から発射したものであると、韓国政府高官が明らかにした。この人物は、情報内容が機密事項であるため、匿名と言う条件のもとに情報を明らかにしたものである。月曜に強行した核爆発実験に引き続いて、北朝鮮が6基の短距離ミサイルの発射実験を挙行した経過は確認されているが、高官はそれ以上の詳細は明らかにしなかった。
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4. SA-5 originally produced by USSR

But the Yonhap news agency cited an unidentified South Korean government official as saying the missile is a new type of ground-to-air missile estimated to have a range of up to 160 miles. Yonhap said the missile is believed to be an improved version of the SA-5, which North Korea introduced in 1963 and deployed in eastern and western parts of the country. The SA-5 was originally produced by the Soviet Union.
旧ソ連製SA-5の改良型ミサイル
しかしながら、韓国の聯合ニュース社が別の政府要人(匿名)に取材した内容によると、発射された一連のミサイルは、射程距離160マイル(約257.5キロ)程度の新しいタイプの地対空ミサイルであると言う。聯合ニュース社報道の詳細によると、今週相次いで発射されたのは、北朝鮮が1963年に半島の東西両岸に設置した「SA-5」型ミサイルを改良したバージョンであると見られている。SA-5型のオリジナルは、旧ソビエト連邦によって開発された短距離ミサイルである。
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5. Nuclear detonation: yield of 1-2 kilotons

UNSC is considering tough sanctions over the communist country's nuclear test. U.S. officials told NBC News that preliminary results of atmospheric tests confirmed that North Korea did detonate a nuclear device in its underground test, at a yield of 1 to 2 kilotons. U.S. military officials also told NBC that North Korea appears to be preparing another long-range missile test.
核実験:TNT火薬で1〜2キロトン
一方 UNSC 国連安全保障理事会では(国連決議に違反した)朝鮮半島の共産国家の核実験に対して、さらに厳しい経済制裁を加圧することを検討している。
安保理の緊急会議に出席している米国の国連代表団にNBCニュースが取材したところ、北の実施した核実験の実情が明らかにされた。その内容によると、北朝鮮は地下実験施設で核爆弾の爆発を実施したが、その威力はTNT火薬に換算して1〜2キロトン(1000〜2000トン)に達したと観測されている。
米の国連代表団がNBCニュースに伝えたもうひとつの重大情報は、北朝鮮が再度長距離ミサイル(ICBM/大陸間弾道弾)の発射実験を準備している、という事実である。
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6. Detected by by USAF sniffer planes

The tests were conducted on atmospheric samples collected by U.S. Air Force "sniffer planes" shortly after the underground nuclear test on Monday to determine the amount of plutonium particles released into the atmosphere. It's not clear yet if the North Korean test would be considered a success — whether the 1- to 2-kiloton explosion is what the North Koreans had intended.
米空軍の「スニファー探索機」で検分
北朝鮮の核実験の威力を探査したのは、米空軍の「sniffer planes/スニファー機」で、月曜の地下核実験の情報がもたらされた直後に、この特殊目的探査機で関連区域上空の大気中のサンプルを収集、化学分析して確認したものである。この大気中含有成分の分析検査では、核実験によって大気中に放出・拡散されたプルトニウム成分の含有量が検出され、数値測定される。
しかし現段階でもいまだに不可解なのは、北朝鮮の実験が核爆発として「成功したもの」といえるかどうかという点である。北朝鮮が当初意図した爆発が(核爆発としては小規模な)1〜2キロトン程度のものだったのかどうかは、依然として不明のままである。
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7. North: 'retaliation for provocation'

North Korea, meanwhile, warned it would retaliate if provoked. "If the U.N. Security Council makes a further provocation, it will be inevitable for us to take further self-defense measures," the North's Foreign Ministry said in a statement carried by the official Korean Central News Agency.
北「挑発行為には反撃で対応」
一方北朝鮮政府は、国営メディアの朝鮮中央新報社の報道を通じて次のような外相の声明を発し、万一戦闘挑発行為があった場合にはただちに反撃すると警告した。
「国連安保理事会がこれ以上の挑発行為を行なうならば、わが国はさらなる自衛手段をとらざるを得ない。」
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8. North accuses hypocrisy of UNSC

North Korea also accused the Security Council of hypocrisy. "There is a limit to our patience," the statement said. "The nuclear test conducted in our nation this time is the Earth's 2,054th nuclear test. The five permanent members of the U.N. Security Council have conducted 99.99% of the total nuclear tests."
北、国連安保理の「核の偽善」を非難
北朝鮮はまた、国連安保理の偽善性についても論及して非難した。声明文ではこう指摘している。
「我々にも辛抱の限界がある。わが国が実施した核実験は、これまで地球上で行なわれてきた核実験としては2054番目にあたるにすぎない。(他の国の核実験に同様の制裁がないことを批判)国連安保理の常任理事国である5大国こそ、これまでの核実験の99.99%までを実施してきた当事者ではないか。」
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9. What is the further action?

The North has been strident since its test — which it has also called a self-defensive measure. It did not specify what further action it was considering in response to U.N. resolutions, or what it would consider a provocation.
さらなる軍事行動とは何か?
北朝鮮は地下核実験以降は、ミサイル連射など一連の軍事的威嚇行動を自らは「自衛手段」と呼んではいるものの、強気一辺倒の強硬姿勢を通してきている。
平壌政府は「今後出るであろう国連決議案に対して、反撃を容易している」と公表したが、それが具体的にどういう軍事手段を意味するのか、あるいは国連決議の何をもって「戦闘挑発行為」と解釈するのかさえ、北自体は定義付けしていないのである。  >次号へ続く

【 米国時間 2009年5月29日 『米流時評』ysbee訳 】
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d0123476_17133139.jpg◀ 予告「ヒロシマサイズの恐怖/プルトニウム+ミサイル」
◀ 次号「半島危機・北、核ミサイルまでの時間」
▶ 前号「緊急!北の宣戦布告 軍事行動もあり」
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by ysbee-2 | 2009-05-29 13:48 | トンデモ北朝鮮

緊急!北の宣戦布告「軍事行動もあり」

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  ||| 北朝鮮の軍事行動宣言 |||

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 北朝鮮の宣戦布告、米国と韓国に対し「軍事行動もあり」と威嚇
 朝鮮戦争以来休戦中の、南北朝鮮のフラッシュポイントは黄海上


d0123476_3532373.jpg週明けから息つく暇もない。狼少年と多寡をくくられた金正日も、今回ばかりは何かちがう。非常にシステマチックというか、さすがのオバマ政権も対応しきれないほどのスピードで連射して来る。………今度はいよいよ本気なのか?
という疑問にとらわれていたら、ちょうど同じような危惧を述介しているブログから、タイムリーなTBをいただいた。
編集人の方は、軍事の話題に長じてらっしゃるようで、
右とか左とかの 日本の政界の風向きよりも
まず 軍事体制としての東アジアの現実を見つめよ、と諭している。
党派と関係なく、一度は専門家の意見に耳を傾けてもいいのではないか?
核ミサイルという危機は、もう日本海の向う側に現実に存在しているのだから。
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ブログ『憂い next ver.』より抜粋
5/27号「北朝鮮 覚悟をしなければならない時かも…」


「現実は厳しい!
 どこまで本気なのか…」


「韓国政府が大量破壊兵器拡散防止構想に全面参加すること表明し、
 これに北朝鮮が「宣戦布告」とみなすとの強い非難をしています。」

「私は北朝鮮に新たなブレインが加わり、
 北朝鮮の政治戦略が大きく変わったような気がしています。
「軍師」の登場を予感しています。」

「先のロケット発射実験が手順を踏んで行われ、
 ロケット本体も白色に塗装され、
 これまでの北朝鮮とは明らかに違った印象を受けました。
 今回もミサイル実験をうかがわせる航行情報、核実験、ミサイル発射と
 綿密に計算された行動です。」

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「これまでは、散発的な明らかに恫喝手段でしたが、
 4月のロケット発射前から変化し、
 これまでの北朝鮮とは違った動きになっているような気がします。」

「変化から考えると 私は何らかの軍事的動きがある可能性が高いと見ています。

 戦争になれば、北朝鮮は著しく不利であることは事実です。
 しかし、核爆弾を数発保有しているのは確実となった今、
 迂闊に韓・米軍が武力制裁に出ることはできないでしょう。」

「武力制裁によって核兵器で反撃される可能性も否定できない軍事行動に、
 果たしてどこの国が武力行使に付き合うでしょうか。


「もう遅いんです。
 核兵器が開発される前に 実行されるべき軍事行動を放置したため、
 北朝鮮は優位な立場に立ってしまったのです。」


……………>>全文を『憂い next ver.』で読む
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この警告通り、今日北朝鮮は、米国と韓国に対して宣戦布告しました。

日本のメディアでは、まるで韓国と米国が宣戦布告をしたような
とんでもなくバイアスのかかった見出しのサイトもあり、
いまさらながら、その偏向ぶりに、正直驚いています。
何を考えて、そう曲解させるような捏造ができるのか!
自分の国の危機だと言うのに!!!

南北衝突の危機は黄海上にあり、と言われている事から
悪名高い李承晩ラインに倣って、「金正日ライン」などと
この機に乗じて 北が勝手に引き出すのではないかと………
杞憂の種は尽きません。

【米国時間2009年5月27日『米流時評』ysbee】
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   MAY 27, 2009 | 『米 流 時 評』 |  時事評論ブログ雑誌・デイリー版  2009年5月27日号
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 ASSOCIATED PRESS | B R E A K I N G
  北朝鮮の宣戦布告「軍事行動もあり」 最悪の事態に備えよ!
  米国時間 2009年5月27日 | AP通信ソウル支局・ニュース速報 | 訳『米流時評』ysbee

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North Korea Warns 'Military Action'
Statement to U.S. and South Korea follows reports of nuke plant restarting
MAY 27, 2009 | Associated Press — BREAKING | Translation by ysbee

1. North publicly warns 'military action'
ROBERT WINDREM | PAKISTAN "NUKE PROBE" REPORT — PART-5
SEOUL, South Korea — North Korea threatened military action Wednesday against U.S. and South Korean warships plying the waters near the Koreas' disputed maritime border, raising the specter of a naval clash just days after the regime's underground nuclear test.

北、米と韓国に「軍事行動」を宣言
ソウル支局発速報 |米国時間で27日水曜、北朝鮮は米国と韓国に対して、両国海軍所属の戦闘艦が朝鮮半島沿岸公海上の南北国境線に接近した場合には、戦闘行為に出る(military action against U.S. and South Korea)という軍事上の警告を発した。この警告発令によって、北の地下核実験実施から数日と経たないうちに、公海上の海軍の衝突を警戒しなければならない状況となった。
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25日月曜、第1面から北の2度目の核爆発実験の記事で埋め尽くされた韓国の英字新聞『コリアン・ヘラルド』紙

2. Clinton 'North will face belligerent actions'

Secretary of State Hillary Clinton warned North Korea that it would face consequences for "belligerent" actions. Pyongyang, reacting angrily to Seoul's decision to join an international program to intercept ships suspected of aiding nuclear proliferation, called the move tantamount to a declaration of war.
クリントン「相応の対応を覚悟せよ」
これに呼応して米国のヒラリー・クリントン国務長官は、北朝鮮に対して「敵対行為/belligerent actions」があった場合にはそれ相応の結果に遭遇するだろう、と切り返す警告を発した。
核密輸を幇助するような疑惑のある船舶に対して、これを取り締まる国際的行動をとる組織PSIへの加盟を、韓国政府が急遽決定したことから(この決定を北に対する威嚇と解釈した)平壌の北朝鮮政府が、韓国と米国に対して怒りをむき出しにする反応を示したものと見られている。
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核実験に抗議するソウルのデモでは、北朝鮮に潜入し逮捕された米人女性ジャーナリスト2名の解放要求もアピール

3. North ridiculing South as a puppet

"Now that the South Korean puppets were so ridiculous as to join in the said racket and dare declare a war against compatriots," North Korea is "compelled to take a decisive measure." The Committee for the Peaceful Reunification of Korea said in a statement carried by state media.
「韓国はパペット/米の傀儡」と揶揄
北朝鮮側の朝鮮平和統一委員会/ Committee for the Peaceful Reunification of Koreaは、国営放送で次のような声明を発表した。
「今や米国の傀儡である韓国政府は、あえてわが国民に対して戦争を宣言するような欺瞞の組織に参加するという愚挙にふみきった。わが国は致し方なく、断固とした措置でこれに対処する。」
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北朝鮮政府軍広報部から公開された日付不明の菌小児痴の写真 ヘアスタイルから見て病気回復後の今年の物のよう

4. South prepares to respond sternly

Seoul's decision comes at a time when "the state of military confrontation is growing acute and there is constant danger of military conflict," the statement warned. South Korea's military said Wednesday it was prepared to "respond sternly" to any North Korean provocation.
迅速な反撃体制準備の韓国
「(核拡散防止の国際組織 PSI へ参加するという)韓国政府の決断は、武力衝突の事態が緊急に突出し、軍事力衝突の危険性が遍在する現時点と時を同じくして訪れた」北朝鮮政府の公式声明は、武力衝突の危険性についてこう述べている。
一方、韓国側の軍部からもこれに呼応するように、27日水曜、次のような公式声明が発表された。「韓国政府軍は、北朝鮮政府のいかなる挑発行為に対しても、断固とした措置で対応する準備はできている。」
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朝鮮半島を南北に分割する38度線上の非武装地帯DMZ 板門店歩哨基地から北側を眺望する教練中の韓国軍新兵たち

5. U.N. on 'how to punish North'

North Korea's latest belligerence comes as the U.N. Security Council debates how to punish the regime for testing a nuclear bomb Monday in what President Barack Obama called a "blatant violation" of international law. Ambassadors from the five permanent veto-wielding council members — the United States, Russia, China, Britain and France — as well as Japan and South Korea were working out the details of a new resolution.
国連、北に対する懲罰処分を検討中
北朝鮮が敵意むきだしの最新の声明を発表したのと同じ頃、国連の安保理事会では「月曜に核爆発実験を強行した金政権をいかに処罰するか」という案件を審議していた。北朝鮮の核実験強行は、米国のオバマ大統領が「厚顔無恥な国際法蹂躙/blatant violation" of international law」と厳しく糾弾した暴挙である。
国連安保理で拒否権を有する常任理事国5カ国は、米国、ロシア、中国、英国、そしてフランスであるが、そのメンバーへ日本と韓国が加わって、北朝鮮に対して新規に設定する経済制裁の内容詳細について検討を重ねた。
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北の核実験に対し糾弾声明を発表するオバマ もし朝鮮半島で紛争が起きればイラク・アフガンに次ぐ3つ目の戦争に

6. Seven nations' ambassadors to UN

The success of any new sanctions would depend on how aggressively China, one of North Korea's only allies, implements them. "It's not going too far to say that China holds the keys on sanctions," said Kim Sung-han, an international relations professor at Seoul's Korea University.
日本を含む7主要国の国連大使が審議
しかしながら、国際社会では中国が唯一の北朝鮮友好国であるため、新しい経済制裁の成否は、ひとえに中国の実施体制いかんにかかっていると言える。
「北朝鮮に対する経済制裁に関しては、中国がその鍵を握っていると言っても、決して言い過ぎではないでしょう」韓国大学の国際関係を教えるキム・スンハン教授は、中国が北朝鮮に及ぼす影響力をこう語る。
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今回核実験の余波が感じられた丹東郊外、北朝鮮と中国をへだてる国境に張り巡らされた電流の通じた有刺鉄線

7. China holds keys on sanction

South Korea, divided from the North by a heavily fortified border, had responded to the nuclear test by joining the Proliferation Security Initiative. PSI is a U.S.-led network of nations seeking to stop ships from transporting the materials used in nuclear bombs.
経済封鎖実効の鍵を握る中国
北とは重装備の防衛体制を敷いた非武装地帯=DMZによって、南北に二分された韓国だが、月曜の核実験に急遽呼応して、核兵器関連の素材密輸を厳禁するPSI(Proliferation Security Initiative/大量破壊兵器拡散防止構想)に賛同する態勢に出た。PSIとは、米国主導の国際的ネットワークで、その目的は核爆弾に使用される素材を密輸する船を拿捕することである。
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中国遼寧省と北朝鮮を分つ鴨緑江/ヤールー川を上下して、中国側の丹東市郊外を監視する北朝鮮の巡視艇

8. PSI dragnet against nuke trafficking

Seoul previously resisted joining the PSI in favor of seeking reconciliation with Pyongyang, but pushed those efforts aside Monday after the nuclear test in the northeast. North Korea warned Wednesday that any attempt to stop, board or inspect its ships would constitute a "grave violation."
PSI: 核兵器素材密輸のドラッグネット
韓国政府は従来、北朝鮮政府との和解友好を求める太陽政策にのっとって、PSIへの賛同を拒否してきた。しかしながらこうした努力も、月曜に北朝鮮東北部、咸鏡北道の吉州で、06年7月に続いて北朝鮮2度目の核実験が強行されるに及んで、一挙に反古(ほご)にされた。
その後数発の短距離ミサイルを立て続けに発射した北朝鮮は、水曜になって「わが国の船をいかなる理由であれ、航海を停止させ船に乗り込んで捜査をするのは、致命的な無法行為である」と、韓国政府のPSI加盟を激しく非難する動きに出た。
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中国遼寧省の国境の町丹東の側から、鴨緑江の反対側の岸に停泊する北朝鮮の船をチェック 積み荷はノーチェック

9. 'Hit South and U.S. on the raw'

The regime also said it could no longer promise the safety of U.S. and South Korean warships and civilian vessels in the waters near the Korea's western maritime border. "They should bear in mind that the (North) has tremendous military muscle and its own method of strike able to conquer any targets in its vicinity at one stroke or hit the U.S. on the raw, if necessary," it said.
公海上の米・韓籍の船舶も攻撃予告
平壌政権はまた、米国と韓国の戦闘艦や商用船舶が朝鮮半島西岸の国境線付近を航行する場合には、もはやその安全は保証できないと、次のような警告を発した。
「北朝鮮は、途方もない軍事力を有し、独自の攻撃方法でいかなる標的をも一撃の元に、あるいは必要であれば米国も一緒に直撃することが可能だということを、思い知るべきだ。」
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核爆発の翌日26日平壌で行なわれた、地下核実験成功を祝う北朝鮮政府主催の祝賀(?!)式典に集まった市民

10. Flashpoint between the two Koreas

The maritime border has long been a flashpoint between the two Koreas. North Korea disputes the line unilaterally drawn by the United Nations at the end of the Koreas' three-year war in 1953, and has demanded it be redrawn further south.
南北衝突の端緒は公海上の国境線
公海上の国境線は、南北両朝鮮の間では長い事紛争勃発の難所だった。北朝鮮側の言い分では「現行の国境線は1953年まで3年間続いた朝鮮戦争の終結時点で、国連によって一方的に引かれたものである」と主張し、現在の位置よりももっと南下した箇所で再設定されるべきと要求してきていた。
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遼寧省丹東市から出航した「ヤールー川クルーズ」で、目と鼻の先の北朝鮮側を望遠鏡で眺める中国人観光客

11. '53 truce has no cover on waters

The truce signed in 1953 and subsequent military agreements call for both sides to refrain from warfare, but doesn't cover the waters off the west coast. North Korea has used the maritime border dispute to provoke two deadly naval skirmishes — in 1999 and 2002.
海上に効力のない朝鮮戦争停戦条約
さらには1953年に締結された休戦条約では、朝鮮戦争当事者の両軍とも戦闘から撤退するよう呼びかける事に同意はしているものの、その効力が及ぶ範囲に半島西側の「公海」である黄海は含まれていないのである。そのせいもあって、北朝鮮は黄海上の国境線をめぐって、99年と02年の2度も海軍同士の衝突を起こしている。  >次号へ続く

【 米国時間 2009年5月27日 『米流時評』ysbee訳 】
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カキ養殖場から望んだ黄海に浮かぶYeonpyeong Islandは、韓国海軍の軍艦島 公海上の衝突はこれまで数回

d0123476_17133139.jpg◀ 次号「警告!北、長距離ミサイル発射の照準は?」
▶ 前号「米国 VS アルカイダ 核をめぐる最後の聖戦」
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by ysbee-2 | 2009-05-27 10:45 | トンデモ北朝鮮

米国 VS アルカイダ 核をめぐる最後の聖戦

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     ||| 米国とアルカイダ 最後の聖戦 |||


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  パキスタンで諜報機関ISIを育て軍事援助をした挙句、核で裏切られた米国
  ブッシュからオバマへの米国の変革はパキスタンの核の危険を制圧できるか?

d0123476_3532373.jpg「Good News, Bad News, Everything in Between」これが、2005年からスタートした米流時評の前身ブログ『楽園通信』のシグライン/signature lineだった。しかし、先週の米国ニュースは Bad News の連続で「Bad News, Worst News, Everything in Between... if you can survive」と言いたくなるようなどうしようもなく悪いお知らせの連続だった。
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特に、朝鮮半島からの凶報は、38度線の両側からやってきた。
金曜に韓国で「盧武鉉自殺!」ときて、真相追求の助走をしている間に、
今度は北側で「地下核爆発実施!」「ミサイルも発射!!」
「短距離で2発も!!!」「3発目も準備!!!!」と、
これでもか、と言うくらい悪いニュースの連発である。

タイミングを見ると、またもや「オバマ・タックル」のタイミング。
先回の、自称「衛星ロケット」打ち上げは4月初旬の1週間で、
オバマが話題をさらったG20サミットの期間と完全にリンクしたが、
今回は、米軍戦死者の慰霊を回顧するための、国家的行事が重なる
メモリアルデー・ウィークエンドの3連休に、見事にぶつけてきた。
土曜来 連日メディアを埋める、禍々(まがまが)しいニュースである。
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いつもオバマが国際的ステージでスポットを浴びる潮時に
ぴったり見計らったタイミングで、金ブランドの花火を打上げる。
このサイクルでいくと、7月4日/July 4th の合衆国独立記念日には、
核搭載のミサイル発射! となるのだろうか?

そんな事態なので、このエントリの翻訳は後回しにして、
米国側の緊急報道からピックアップした記事の翻訳を先行。
「盧武鉉自殺」と金正日の「核とミサイル発射」を次号からエントリします。
予定は 未定にして 決定にあらず.... は毎度のことですが、
ご了承いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

【米国時間2009年5月25日『米流時評』ysbee】
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原理主義者の特徴ヒゲを剃り落し難民に紛れてスワット谷を脱出したがカラチ市内で逮捕されたタリバン残党

||| 米流時評 ||| アルカイダと核のテロ 記事リスト
【アルカイダ2.0 核のテロ】 By サミ・ユサフザイ/ロン・モロー
07/07/22 アルカイダ2.0 タリバンの逆襲
07/07/23 アルカイダ2.0 核目的のパキスタン戦略
【ドバイ-パキスタン 核コネクション】 By ロバート・ウィンドレム
07/11/01 カーン博士のグローバルな核のブラックマーケット
07/11/02 英米 > ドバイ > パキスタン > リビア の核密輸ルート
07/11/03 グローバルな核の時代を許した恐怖の構図
07/11/04 北朝鮮とイランの核所有はカーン発ドバイ経由
【クシャブ核施設のプルトニウム開発】 By ロバート・ウィンドレム
09/05/15 衛星写真で発覚!パキスタン・クシャブの新しい核施設
09/05/16 警告!世界で一番危険な国、パキスタンの水爆開発
09/05/17 真相暴露!パキスタンの核とアルカイダの危険な関係
09/05/18 疑惑と陰謀の迷宮 パキスタン陸軍諜報部 I S I
09/05/19 米国とアルカイダの 核をめぐる最後の聖戦
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   MAY 19, 2009 | 『米 流 時 評』 |  時事評論ブログ雑誌・デイリー版  2009年5月19日号
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  M S N B C . C O M | S P E C I A L R E P O R T
  パキスタンでISIを育て、軍事援助をした挙句、核で裏切られた米国
  米国時間 2009年5月12日 | ロバート・ウィンドレム特別レポート | 訳『米流時評』ysbee
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Expantion of Pakistan's Nuke — Part 4
Internal struggle, construction of two reactors raise concern about arsenal
MAY 12, 2009 | By Robert Windrem — NBC News | Translation by ysbee

29. 'None were secured before 9/11'
ROBERT WINDREM | PAKISTAN "NUKE PROBE" REPORT — PART-5
A Pakistani nuclear official who spoke on condition of anonymity because of the nature of the issues, confirms the U.S. help but says he would be surprised if the weapons are as secure as the United States hopes and believes, noting "none were secured before 9/11."

9/11以前は野放し状態だった核管理
前号 第4章「疑惑と陰謀の迷宮 パキスタン陸軍諜報部 I S I」からの続き
翻訳中
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 タリバンの本拠地スワット谷を見下ろす高台に砲撃用の野戦基地を構えた、パキスタン政府陸軍の砲撃部隊

30. Billions spent on nuclear weapons

Twice in recent decades, U.S. military and economic aid has permitted Pakistan to spend billions on nuclear weapons. In the 1980s, the U.S. supplied billions to Pakistan for Afghan aid against the Soviet Union. Not coincidentally, the decade saw major advances in the Pakistani nuclear program, particularly at the Kahuta centrifuge facility outside Islamabad.

米国の2度の資金援助で核兵器開発
翻訳中
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スワット谷でミンゴラと並びタリバンが本陣を張ったブネールも政府軍侵攻で住民が脱出しゴーストタウンに

31. $20 billion applied to plutonium program?

Then, in the post-9/11 decade, more money was sent to Pakistan to battle al-Qaida at a time when the plutonium production program began to accelerate. “There’s been $11 billion in aid sent to Pakistan publicly since 2001 and perhaps as much again in covert aid,” says Mian, the Princeton scientist.

米援助資金20億ドルからプルトニウムに流用?
翻訳中
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スワット谷侵攻はパキスタン政府軍地上部隊が主戦力 タリバンの隠れ里をシラミつぶしに砲撃していく作戦

32. U.S. took risk to deal with Afghan

Milan asserted that mingling of the money enabled spending on the weapons program. A senior U.S. intelligence official at the time says the similar caution immediately after Sept. 11, 2001. He pointed out that the Bush administration took risks to deal with Afghanistan.

アフガン介入のリスクをとった米国
翻訳中
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スワット谷の戦闘から命からがら脱出しチョータ難民村にたどりついた住民 死を見てきた少年のかたくなな瞳

33. Bush 'had to deal with the wolves'

"We would be in a world of hurt ... without Pakistan. We also feared that if we didn't deal with them, we could push them further into the camp of the radicals. We had to deal with the wolves nearer the sled," Milan said. Now, of course, all the wolves are closing in. Last week, events in Pakistan led President Barack Obama.

「荒野の聖戦」に踏み込んだブッシュ政権
翻訳中
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避難の途中タリバンを包囲する政府軍の砲撃に巻き込まれ負傷した難民の少年 北西部ペシャワールの病院で

34. Obama's challenge 'how to secure nuke'

Obama said that he has "grave concerns" about Pakistan's stability and others in the CIA and Pentagon to discuss plans for securing or taking out Pakistan's nuclear weapons and facilities. "If Iran emerges with nuclear weapon, that is a problem … but a potential problem," Albright says in assessing the dangers of proliferation.

オバマの挑戦:パキスタンの核保全問題
翻訳中
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左:チョータ難民キャンプで国連難民局UNHCRから配布される学習用具セットを受け取る子供たち /中:タリバンの本拠地ミンゴラの町外れで堡俏に立つタリバン兵士 /右:40℃を超す山道を歩き続け熱射病で倒れた難民の幼児

35. 'Greatest danger is from Pakistan'

But considering the danger that Islamic radicals pose to Pakistan's government and its nuclear weapons program, he says, "the riskiest state has to be Pakistan, the greatest danger is from Pakistan. In terms of measurable danger, Pakistan is either right at the top or near the top of everyone's list."

「世界で最も危険な核保有国、パキスタン」
翻訳中
特集記事「テロ戦争とパキスタンの核施設」全5章 <了>

【 米国時間 2009年5月19日 『米流時評』ysbee訳 】
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国連難民局 UNHCR 運営のチョータラホール難民キャンプ村もスワット谷から160万の難民発生で飽和状態に

d0123476_17133139.jpg◀ 予告「ヒロシマサイズの恐怖/プルトニウム+ミサイル」
◀ 次号「懲りない菌小児痴/いったい目的は何なんだ?」
▶ 前号「疑惑と陰謀の迷宮 パキスタン陸軍諜報部 I S I」
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by ysbee-2 | 2009-05-19 09:24 | アルカイダ2.0核のテロ

疑惑と陰謀の迷宮 パキスタン陸軍諜報部 I S I

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  ||| 陰謀の迷宮 パキスタン諜報部 I S I |||

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疑惑と陰謀の迷宮:冷戦時代にCIAが息を吹き込んだパキスタン陸軍諜報部 I S I
テネット元CIA長官が暴露した 9/11〜アルカイダ〜ISI司令官〜核施設の疑惑


d0123476_3532373.jpg第1章 衛星写真で発覚!パキスタン・クシャブの新しい核施設
第2章 警告!世界で一番危険な国、パキスタンの水爆開発
第3章 真相暴露!パキスタンの核とアルカイダの危険な関係
からの続きです。冒頭は過去のアルカイダ関連記事のコメント欄から:
コロンブスの卵さんのコメント 2009-02-08
初めて書き込みます。
テロとの戦い アメリカ合衆国はいつまで続けるきでいるのでしょう。
それとも 意図的に続けるきでいるのでしょうか。
ビン・ラディンを いつつかまえるのでしょう。
ひょっとして まさか
テロとの戦いの為に利用してるわけではないと思いますけど。

とんじいさんのコメント 2007-07-24
結局、武力で追い出しても その後の復興がうまくいかなければ、
元に戻るってことなのですね。
イラクもしかりですが、うまく経済が回らないと
永遠にスパイラルから抜けられませんね。

*とんじいさんは、中国でオシゴトをしてらっしゃる企業戦士の最前線にいる方。中国事情直送ブログ『爺砲弾』は、いつも貴重な現地写真で、彼の地の内情が手に取るように伝わるありがたい存在。しかも、いつも笑いに直結しています。
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ysbeeのレスポンス 2007-07-25
とんじいさん、ほんとにこのテロ戦争というのは、いたちごっこですね。
アフガニスタン侵攻のときは、米軍のIT兵器とタリバンの竹槍の激突(笑)
....まで古くはないけど、
彼ら 実際に馬に乗って 蛮刀を振り回してたんですからねー
ニュースで見た時は、目からウロコの連続。
映画でも見てるような気分でしたよ.... タイムマシンの。

それで 首都カブールまで 向かうところ敵なしで
北部統一戦線のリーダーだったカルザイを大統領に立てて、傀儡政権成立
だったんですが、そこで安心しちゃったんでしょうね。
そのままトラボラを徹底してつつけば、
ビンラディンも捕まったんでしょうけど
毎回瀬戸際まで行くんですが、なぜか何度も取り逃がしてるんです。
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アメリカでは、「アルカイダは、軍事産業のために
ブッシュが必要とした戦争を起こすための オトリだった」
というのが リベラルの通説ですから、
わざと泳がせて、戦争を永続させようという....

実際問題としては、信心よりも生活に困窮して
テログループに「就職」する若者があとを断たないそうで。

アルカイダは、なにしろ、賞与とか健康保険まであるそうですよ。
医者は専属がついているし、彼の地の人々にとっては
生活信条であるイスラム教の説く「聖戦=ジハド」を実践できる
理想的就職口になってしまっているらしいです。
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近代史を見ても、ゲリラ戦で侵略国が勝ったためしはないですから、
今の戦争も、ベトナム戦争の二の舞でしょうね。
どうせダメなら、傷が浅いうちに退いた方がいい。
イラクはまだ 戦死者3700人弱ですから。(07年7月時点)
ベトナムは6万5千人ですよ!(米兵だけで)

ブッシュは「ベトナムと比べればまだ勝っている」とほざいてます。
北朝鮮といい、アメリカといい、
よくもこれだけ おめでたいドンがそろったもんです。
半世紀以上の私の記憶をたどっても、最悪の政治家ですね。
両方とも、早く辞めてくれ〜〜!

 (で、その年の11月に、オバマが大統領に立候補し
  翌年11月の投票では、アメリカ国民大半の意志が実って見事当選。
  就任後のオバマの改革は、みなさんご存知の通り。
  アフパキ米三国会談の翌日に、政府軍が本格的掃討作戦に出ました。)

【 米国時間 2009年5月18日 『米流時評』ysbee訳 】
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注*この下はすべて4月以降のタリバン掃討スワット侵攻作戦で脱出した、現地住民160万人の難民キャンプの写真
||| 米流時評 ||| アルカイダと核のテロ 2007年記事リスト
【アルカイダ2.0 核のテロ】 By サミ・ユサフザイ/ロン・モロー
07/07/22 アルカイダ2.0 タリバンの逆襲
07/07/23 アルカイダ2.0 核目的のパキスタン戦略
【ドバイ-パキスタン 核コネクション】 By ロバート・ウィンドレム
07/11/01 カーン博士のグローバルな核のブラックマーケット
07/11/02 英米 > ドバイ > パキスタン > リビア の核密輸ルート
07/11/03 グローバルな核の時代を許した恐怖の構図
07/11/04 北朝鮮とイランの核所有はカーン発ドバイ経由
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   MAY 18, 2009 | 『米 流 時 評』 |  時事評論ブログ雑誌・デイリー版  2009年5月18日号
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  M S N B C . C O M | S P E C I A L R E P O R T
  疑惑と陰謀の迷宮 パキスタン諜報部 I S I 司令官が握るクシャブ核施設の鍵
  米国時間 2009年5月12日 | ロバート・ウィンドレム特別レポート | 訳『米流時評』ysbee

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Expantion of Pakistan's Nuke — Part 4
Internal struggle, construction of two reactors raise concern about arsenal
MAY 12, 2009 | By Robert Windrem — NBC News | Translation by ysbee

21. In the memoir of George Tenet
ROBERT WINDREM | PAKISTAN "NUKE PROBE" REPORT — PART-4
The intelligence community has long had concerns about Khushab's leadership. As George Tenet recalled his acknowledgment in his memoir, "At the Center of the Storm," the fact is stunning revelation for U.S. and beyond.

ジョージ・テネット元CIA長官の回顧録
前号 パキスタン・クシャブ核施設発覚 スクープ記事 特別レポート 
第3章「真相暴露!パキスタンの核とアルカイダの危険な関係」からの続き

パキスタンのクシャブ核施設は、国際諜報の世界でも長い間、疑惑の焦点だった場所である。ブッシュ時代のCIA長官だったジョージ・テネット氏は、彼の回顧録『At the Center of the Storm/嵐の目の中で』の中で、この施設に関する事実を暴露したが、その内容は米国ばかりでなく世界を震撼(しんかん)とさせるに充分な、驚愕の内容だった。
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22. Secret meeting weeks before 9/11

Tenet described in his book that the Central Intelligence Agency learned in the fall of 2001 that the former head of Khushab, Sultan Bashirrudan Mahmood, and the former head of the facility where bombs are designed, Chaudri Andul Majeed, had met just weeks before Sept. 11 with al-Qaida's top leaders.
9/11の数週間前に秘密の会合
テネット元長官は彼の回想録の中で、2001年の秋にCIAが諜報情報から得た事実を公開した。
彼の記録によると、当時クシャブ核施設の所長だったスルタン・バシルダン・マハムードと、同じく実際の核爆弾の保安格納施設所長だった、チャウドリ・アンドゥル・マジードの両氏が雁首をそろえて、9/11テロ事件の勃発するわずか数週間前に、アルカイダの幹部と直接会っていた、という衝撃の事実である。

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23. Al-Qaida's reach to nuke facilitator

"Mahmood and Majeed met with Osama bin Laden and Ayman al-Zawahiri in Afghanistan," Tenet, the former CIA chief, wrote. "There, around a campfire, they discussed how al-Qa'ida should go about building a nuclear device." Mahmood later admitted to Pakistani interrogators he had even provided a hand-drawn bomb design to bin Laden.
パキスタンの核入手を狙うアルカイダ
「マハムードとマジードは、アフガニスタンのアルカイダの基地で、オサマ・ビンラディンとアイマン・アルザワヒリと会った。訪ねていったその本拠地では、夜キャンプファイアを囲みながら、彼らはアルカイダにとって核兵器の製造に着手する事がいかに必要かを話し合った。」と、テネット元CIA長官は書いている。
本に書かれたクシャブ核施設の元所長マハムードも、後日パキスタンの捜査陣に追求されてこの事実を認めており、その自白調書の内容によると、なんと手書きの核爆弾製造のスケッチとメモを、ビンラディンに手渡してさえいたことがわかった。

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24. Tutoring nuke for bin Laden

According to Tenet, Mahmood told bin Laden, "The most difficult part of the process is obtaining the necessary fissile material," to which bin Laden replied, "What if we already have the material?" Nawaz, whose late brother was Army chief of staff under Benazir Bhutto.
ビンラディンに核のノウハウを伝授
テネットの記述によると、マハムードはビンラディンにこう示唆したそうである。
「核兵器製造の過程でもっとも困難な部分は、核分裂に必要な原材料を入手することだ。」
これに対してビンラディンはこう答えた。
「もし、われわれがその材料をすでに手に入れているとしたら?」
以上の話は、パキスタンがベナジル・ブット首相の時代に陸軍の総司令官を務めた人物を兄弟にもつナワズ氏が、テネットに伝えたパキスタンの諜報情報である。

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25. Key: operator, not the government

He underscores that the key to securing the weapons programs is still the personnel who run them. "At the higher level and the planning level, things are probably fine," said Nawaz, speaking of the national command authorities, "but when you get down into the weeds, then you have problems."
鍵を握るのは政府でなく運営管理者
ナワズ氏は、パキスタンで核兵器開発計画の保安の鍵を握るのは、いまだに関連核施設の運営を司る個人まかせであることを、再三強調して警告する。
「中央政府の閣僚や核開発計画の立案段階の関係者は、多分まだましでしょうが、核管理の現場の雑草的な存在にいたると、そこで機密管理不完全の問題が起きてきます。」
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26. 'System is not perfect by any means'

He notes that the military has tried to emulate personnel evaluation systems similar to those developed by the United States, but the system is not perfect by any means. "In the Pakistani Army itself, they were trying to filter out people with Islamist tendencies, and they have failed," he says. "Even corps commanders are closet Islamists."
「いかなる意味でも不完全なシステム」
テネットは特に、そもそも米国諜報機関CIAの情報収集システムを模倣して創設されたパキスタン陸軍の特殊諜報機関ISIが内包する、この国をとり巻く特殊な社会背景に起因する欠陥を指摘する。
すなわち「エージェントの個人活動に重きをおくCIAメソッド」の機密重視・個人依存型の諜報収集システムは、政府閣僚や軍部将校にイスラム原理主義者が多数内在する現段階のパキスタンにおいては、いかなる意味でも不完全で、国家機密の漏洩につながる危険な制度だと指摘する。
「そもそもパキスタン陸軍自体が、イスラム原理主義者的傾向を持つ者を組織から振い落とそうとして、結果的に失敗している。軍部の司令官クラスは『closet Islamists/クローゼット・イスラミスト=隠れイスラム主義者』で固まってしまってさえいる。」

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27. ISI top belongs to Tablighi Jamaat

He adds that senior officers in Pakistan's intelligence service, the ISI, belong to the Tablighi Jamaat. The fundamentalist Muslim organization operates worldwide and has been accused of recruiting for radical organizations in Afghanistan as well as Pakistan.
I S I 指揮官はイスラム原理主義者
テネットはこの部分で、パキスタン陸軍の諜報部ISI内部のトップ司令官たちが「タブリギ・ジャマアット」と呼ばれるイスラム原理主義者の世界的組織に属していたことを、著作の中でばらしている。この組織は(9/11当時のアルカイダとタリバンの本拠地)アフガニスタンだけでなく、パキスタンでもまた組織拡大のリクルート活動を展開していた事実がわかり、9/11以降ムシャラフ政権の中央政府によって糾弾された組織である。
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28. U.S. helps Pakistan to secure nukes

Yet the United States has not publicly reproached Pakistan. It has quietly been helping Pakistan to develop systems that prevent detonation of nuclear weapons by anyone without the proper clearance and codes. Nawaz says that Pakistan's security steps have not gone as far as Washington wanted but that the United States seems to be satisfied with them.
パキスタンの核保安を指導する米国
しかしながら、そういった事実を知っていたにもかかわらず、それでもなお米国政府は表立ってはパキスタン政府を批判しなかった。米国がしたことと言えば、適正な認証や暗号なしには誰も核兵器の起爆装置(あるいは核ミサイルの発射装置)を作動するのを防ぐような、保安システムを開発する上で黙々とパキスタンを援助し続けてきただけである。
ナワズ氏は、パキスタンの核保安体制は、米国政府が望んでいる事態から一歩も踏み出してはいないと嘆く。しかしそれは米国自体が「パキスタンはその段階にとどまっているだけで充分」と思っているきらいがあるからだ、と鋭く指摘した。
>次号 第5章「米国 VS アルカイダ 核をめぐる最後の聖戦」へ続く

【 米国時間 2009年5月18日 『米流時評』ysbee訳 】
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◀ 予告「懲りない菌小児痴/目的は何なんだ?」
◀ 次号「米国 VS アルカイダ 核をめぐる最後の聖戦」
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by ysbee-2 | 2009-05-18 13:02 | アルカイダ2.0核のテロ

真相暴露!パキスタンの核とアルカイダの危険な関係

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    ||| 核とアルカイダの危険な関係 |||

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 米国の核保安スペシャリストが暴露する、パキスタンの大胆な核兵器開発施設
 米国の巨額な援助資金を流用、年間4〜5発のプルトニウム爆弾が製造可能に


d0123476_3532373.jpg昨日に引き続き、冒頭はコメント欄から。通常の観光客が足を運ばない辺境の少数民族に注がれる、uni....さんの率直な観察眼と私の雑感。どうもパシュトゥ族はハザール系ユダヤ人に似ていると言う見解と、東北の南部人の風貌と共通するという自説の、比較民族学的寄り道のとば口?までたどりついたような塩梅。
uni....さんのコメント  2009-02-12

今のアフガンは どういう部族勢力になっているのか、
イスラム協会(タジク人中心)、ウズベク人勢力のイスラム民族運動、
ハザラ人主体の イスラム統一党+タリバン(パストゥー+パキ?)だけ?
一民族が 一法律集団というか一国家のような集団のあつまりなので
(アラブ人自体がw)わかりにくいですね。
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大体 200年続いているアフガンの外国勢力を利用した(外国に利用された)
勢力争いが、そう簡単にどうなるわけでもないでしょうし。
第一それ以前も多分続いていたのでしょうし……
山岳による地域分断が少ないことや 肥沃な土地が少ないことと、
土地の者たちの気質があれだから、あーなのでしょうね。

パストゥーが一番ましに見えますが……
パストゥーは容ぼうが日本人の縄文系に非常に似ていた という印象があります。
もしかしたら 自衛隊が駐留したら、
パストゥとだけでもうまくやっていけるかもしれない と妄想してしまいます。
ラテン系が言うところの「男」という感じなんですよね パストゥは。

でも自衛隊は アフガンにかかわってはいけないと思います。
アフガンを「まとめる」「安定させる」=ゲリラ等を減らすことが
欧米の目的ではないと思えるからです。
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ysbeeのレス 2008-11-02

uni....さん、先のコメントでも非常に有意義な情報をありがとうございました。
ずいぶん色々なところへ いらっしゃられているようですね。
ぜひとも冒険談をお聴きしたいものです。

今回の被災地の様子は、読めば読むほど四川大地震の状況とそっくりで
調べてみたら核実験の土地だった事もわかって
いやになるくらいパターン化してるんですよ。
どうも、辺境の弱小民族の殲滅戦略として、
表沙汰にならないように粛々とすすめてきたような状況ですね。
・・・<中略>・・・
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バルチスタンはただ今頭をつっこんだばかりなので
まだこれから把握する段階ですが、
パシュトゥン族に関しては、テロ戦争の始まった頃から注目していて
どうも風貌を見ると、ユダヤ系っぽいなぁと常日頃感じていました。

日本の岩手県や青森県の南部の山奥に行くと、
そっくりな風貌の部落があって驚きますよ。例の、キリスト伝説のある処です。
調理法もユーラシアっぽいものが多々あります。
こういう話を始めるときりがないんですが、
そのうち関連したニュースでもあったら特集したいなと思ってます。
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注*このページはすべて4月以降のパキスタン北西部スワット谷のタリバン襲撃現場と、パキスタン政府軍のタリバン掃討スワット侵攻作戦で脱出した、現地住民160万人の難民キャンプの写真です。

||| 米流時評 ||| アルカイダと核のテロ 2007年記事リスト
【アルカイダ2.0 核のテロ】 By サミ・ユサフザイ/ロン・モロー
07/07/22 アルカイダ2.0 タリバンの逆襲
07/07/23 アルカイダ2.0 核目的のパキスタン戦略
【ドバイ-パキスタン 核コネクション】 By ロバート・ウィンドレム
07/11/01 カーン博士のグローバルな核のブラックマーケット
07/11/02 英米 > ドバイ > パキスタン > リビア の核密輸ルート
07/11/03 グローバルな核の時代を許した恐怖の構図
07/11/04 北朝鮮とイランの核所有はカーン発ドバイ経由
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   MAY 17, 2009 | 『米 流 時 評』 |  時事評論ブログ雑誌・デイリー版  2009年5月17日号
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  M S N B C . C O M | S P E C I A L R E P O R T
  米国の核保安スペシャリストが暴露する、パキスタンの大胆な核兵器開発施設
  米国時間 2009年5月12日 | ロバート・ウィンドレム特別レポート | 訳『米流時評』ysbee

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Expantion of Pakistan's Nuke — Part 3
Internal struggle, construction of two reactors raise concern about arsenal
MAY 12, 2009 | By Robert Windrem — NBC News | Translation by ysbee

15. Upgrading uranium centrifuge at Kahua
PAKISTAN NUKE REPORT PART-3 — Moreover, Mian says he believes Pakistan also is upgrading its uranium centrifuge program at Kahua, outside Islamabad. Kahua facility has already given the country its first 70 nuclear weapons."
カフアの核施設から飛躍的に進歩
パキスタン・クシャブ核施設発覚スクープ記事 特別レポート 第2章
前号「警告!世界で一番危険な国、パキスタンの水爆開発」からの続き

衛星写真が示し確認できた核施設の特徴の中でも、先述のミアン氏がもっとも気にかけているポイントは「パキスタンは、首都イスラマバード郊外にあるカフア核施設で従来行なってきたウラニウム濃縮工程を、飛躍的にグレードアップするのに成功したように見える」という点である。カフア核施設だけでも、創設以来これまですでに70発以上の核兵器を製造してきた。
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16. Government has no comment

There have been a series of reports where you can find evidence of Pakistan developing third- and fourth-generation centrifuges, much more powerful," he said, "the same as the Europeans use to produce reactor fuel." The Pakistani government has no official comment on the reactors or the suspected upgrade in uranium enrichment.
パキスタン政府はノーコメント
「パキスタンが開発段階の第3世代・第4世代の核燃料棒製造を開発中であるという証拠が示された、一連の諜報報告があがってきており、その内容を見る限り、兵器としての能力はよりパワフルになってきている。ヨーロッパ各国が実施しているのと同じようなメソッドで、燃料棒を製造しているようだ。」ミアン氏は、手元に集められた諜報資料を分析した結果、このように結論づけた。
しかしパキスタン政府からは、新しい核燃料炉施設に関しても、ウラニウム濃縮工程についても、一切の核の新しい疑惑に関して、現時点では何の公的コメントも公表されていない。
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17. No signs as power plant

A senior Pakistani official who worked in the nuclear weapons program would only say "these reactors are part of plutonium production for the classified program"—code for nuclear weapons development. There is not even a ruse that Khushab reactors would produce electrical power for energy-starved Pakistan.
発電施設としての特徴なし
パキスタン政府で核兵器開発を担当する一高官から聴きだした情報によると、政府の関連書類には今回のクシャブ核施設開発計画について、「これらの核燃料炉は、極秘計画のためのプルトニウム製造施設の一部を成す」としか記述されていないそうである。この場合の「極秘計画」というコード/暗号は、パキスタンの場合、当然「核兵器開発計画」を指す。
さらに大胆な動向としては、エネルギーが常に欠乏しているパキスタンにおいて(原子力発電は石油に変わる発電の代替エネルギーとして容認されやすいにもかかわらず)、クシャブの核燃料炉を原子力発電所と偽装するためのトリックすら施されていない、という事実である。(つまりパキスタン政府は核兵器開発の新しい施設を、隠蔽するそぶりも見せずに堂々と建築したという事実)
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スワット谷の農民は、土地も家畜ももたない小作農が大半 車はおろか馬車さえなく、数百キロの道を歩いて避難

18. Troubling aspect as power plants

"There's no connection to the national grid, no turbine at this site," Albright said. "These kinds of reactors can be scaled up to power.... but they need more cooling towers to make them large enough for electrical generation, and we don't see that," Albright said.
原子力発電所ではない証拠
前章でも出てきた米国の核の保安問題の第一人者、デヴィッド・オルブライト氏も、この発電所施設との関連について、こう分析する。
「この核燃料施設の周辺には、巨大発電所につきものの、電力インフラに接続するための変電所や送電線といった施設が皆無です。もちろん、こうした施設をあとづけで原子力発電所に転用することも不可能ではないですが、その場合でも最低限、巨大電力を発生する際に必要となる冷却塔がもっと沢山必要なはずなのですが、そういったものは一切見えませんね。」
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戦火を避け避難する途中で、タリバンが道路に埋め込んだIEDの爆発にあい下半身に重症を負った少女とその家族

19. Lack of governmental policy on project

Shuja Nawaz, director of the South Asia Center at the Atlantic Council, a leading Washington-based foreign policy and international security institute, thinks there may be a more troubling aspect to the reactor construction: a lack of organized decision making on the project.
パキスタンの脆弱な国家治安
ワシントンに本部をおく外国政策と安全保障問題の研究機関、アトランティック・カウンシルで南アジアセンターの所長を務めるシュジャ・ナワズ氏は、今回の核施設建設問題について、次のように見解を述べている。
「施設の存在そのものももちろん問題ですが、それ以上に一番警戒しなければならないのは、このプロジェクトに関する決定事項を司る機能が、現行のパキスタン政府からすっぽり欠落していることです。」
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スワット谷から避難した百万を越える難民を収容する国連キャンプで、パンの配給を受け取ろうと手を伸ばす難民

20. Same crisis of leadership in Pakistan

It's the same crisis of leadership on Islamic militancy or the economy for the Pakistani administration, says Nawaz, the author of "Crossed Swords," a history of the Pakistani military. "It's all working on inertia. That's probably why they are where they are."
パキスタン特有の権力構造の危機
組織指導力欠落という問題は、パキスタンでは何も核開発に限った事ではなく、イスラム法が重視される軍事制度、司法制度、そして経済政策にいたるまで、パキスタン行政のあらゆる局面で見られる危機的体質だと、ナワズ氏は嘆く。彼はまた、パキスタンの軍政の歴史を分析した歴史書『Crossed Sword/交錯する軍刀』の著者でもあるが、その著書の中でパキスタンの政治について、こう書いている。
「パキスタンの政治は『inerita=無為無策』の状態がもっともうまく働く。それは、これまでもそうしてきたから多分これからもそうなるだろうという、無能なる怠慢に任せきった無為の方策にすぎない。」   >次号 第4章「疑惑と陰謀の迷宮 パキスタン陸軍諜報部 I S I」へ続く

【 米国時間 2009年5月17日 『米流時評』ysbee訳 】
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d0123476_17133139.jpg◀ 次号「疑惑と陰謀の迷宮 パキスタン陸軍諜報部 I S I」
▶ 前号「警告!世界で一番危険な国、パキスタンの水爆開発」
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d0123476_16472783.gif記事リンク http://beiryu2.exblog.jp/9767823/
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by ysbee-2 | 2009-05-17 10:15 | アルカイダ2.0核のテロ

警告!世界で一番危険な国 パキスタンの水爆開発

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  ||| クシャブ核施設の核兵器生産能力 |||

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 クシャブ核燃料炉2基を新設、年間4〜5発の核兵器用プルトニウム製造能力
 援助資金を核施設建設に流用したパキスタン政府、米国側の指摘を否定できず

d0123476_3532373.jpgいつもコメントをいただくuni....さんは、今回の記事のパキスタンをはじめ、アフガニスタンやイラン、そのほかにもお仕事で各国を旅された経験をお持ちのようで、普段のメディアでは聞けないような現地体験者の実感を、コメント欄で教えていただいてます。
いつも本音のコメントを ありがとう!

uni....さんのコメント  2008/10/31

記事を読んで思い出したのですが、確かにイランとか
土地のうねりからできた「波」みたいな小山の並びが多かったようにみえました。
その先が 今回の地域やイラン北東部やアフガンなのですね。

クエッタは アフガン難民キャンプが多くありました。
パスツーが多かったようです。
武骨で、昔の日本人のような容貌に驚いた記憶があります。
気だてはよかったですね。
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たぶんですが、震源地付近はクエッタ唯一の「滝」があったところだと。
あのような 土漠地域での水源は貴重です。水が枯れないことを願っています。

パキ全域のほとんど(というか後進国ほとんど)が、
ほぼ手作り日干し煉瓦の積み重ねだけの建物なので、崩れるのは当然です。
彼らが「危険の予測」が普通にできるようになるまでは、
今後もこのような状態は変わらないと思います。

木が無いから木の家が作れないのですよね。
植林が進めば、土地(表面)も変わり、木も利用でき、
ずいぶんよくなるのではないでしょうか。
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uni....さんのコメント 2008/11/02

中央との乖離は仰る通りかもしれませんね。
あそこらへんの住人は 他のパキに比べ、かなりおとなしいようなので
余計仰る通りに思えます。
アフガンキャンプも 本来なら地理的にもっと東に多くても良いのですが
なぜかクエッタに多かったようですし。
まぁ、アレ(タリバン)の養成所だったようですけど……

ただ同じ宗教なので 粛清とかは露骨にしてないのが救われるところでしょうか。
また、ばる地(バルチスタン)には白人の血(アレキサンダー以来?)が入って
イラン系みたいな顔つきが見られますね。
(写真で。現地では気が付きませんでした)

有色人種は、人種差別が好きなので……白が入っているとやっかみが酷いですね。
民度的には 子供に毛が生えていないレベルだとみていますので、
そんなものかと独断と偏見で思います。

(uni....さんのタリバニスタン関連コメント、次号の冒頭に続く)
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注*このページはすべて4月以降のパキスタン北西部スワット谷のタリバン襲撃現場と、パキスタン政府軍のタリバン掃討スワット侵攻作戦で脱出した、現地住民160万人の難民キャンプの写真です。

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   MAY 16, 2009 | 『米 流 時 評』 |  時事評論ブログ雑誌・デイリー版  2009年5月16日号
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   M S N B C . C O M | B R E A K I N G
  米国の援助資金を流用したパキスタン核施設のプルトニウム爆弾製造能力
  米国時間 2009年5月12日 | ロバート・ウィンドレム特別レポート | 訳『米流時評』ysbee

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Pakistan Expanding Its Nuclear Capability
Internal struggle, construction of two reactors raise concern about arsenal
MAY 12, 2009 | By Robert Windrem — NBC News | Translation by ysbee

7. David Albright: U.S. expert on nuclear study
David Albright, president of the Institute for Science & International Security, a project studying non-proliferation issues, is one of the few in Washington who sounded the alarm about the Khushab reactors.
デヴィッド・オルブライトの警告
核の安全保障問題を研究する特殊機関、国際安保科学研究所/Institute for Science & International Securityのデヴィッド・オルブライト所長は、米国の核保安関係者の中でも、パキスタンのクシャブ核燃料施設の危険性について警告を発してきた、数少ない研究者のひとりである。氏は衛星写真から解読できる核施設の進行段階を、次のように説明してくれた。
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8. Albright's alarm about Khushab reactor

"It's a lot further along than we expected," says Albright. "We're seeing steady progress. We don't know if they have the (uranium) fuel or heavy water on-site... but on the outside major construction appears finished, we don't know what's going on inside," Albright said.
オルブライト「施設完成」を警告
「(パキスタンの核施設は)われわれが推定していたよりもずいぶん先の段階まで進んでいるようです。計画はコンスタントに休みなく実行されているのが見て取れます。今の段階では、彼らがウラン燃料棒あるいは重水を現場に搬入したかどうかはわかりませんが、外見を見る限りでは建築工程のあらかたは完成したように見えます。ただし、建物の内部で何が行なわれているかは(衛星写真では見えないので)まったくわかりませんがね。」
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9. Construction supplemented by U.S. aid?

What is clear, he says, is that Pakistani officials are committing limited national resources to building up the country's nuclear arsenal, resources he and others note have been supplemented and replenished by U.S. aid. "They're building a capability beyond any reasonable requirement," says Albright.
米国の援助資金を核開発財源に流用?
特にオルブライト氏が指摘するのは、次の点である。
「パキスタン政府高官は、他国から核開発問題をつっこまれるたびに、核施設を新規に建設するような国庫の財源がどこにある、と反論してきましたよね。でも、米国からの資金援助という巨額の財源によって、その資金を賄った(まかなった)のでこういう施設ができたんじゃないでしょうか? 核エネルギー施設としては、あの国に必要な水準をはるかに超えたプルトニウム生産能力になっていますからね。(核兵器用燃料施設に援助資金が流用されたのでしょう)」
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10. Remark on plutonium production reactor

Albright is the researcher who first wrote about Khushab two years ago. That was when he noticed construction south of an existing but smaller plutonium production reactor that's been operating since about 1998. "We think it's bigger than the first one," he says of the so-called Khushab-I reactor, estimated by U.S. intelligence at 70 megawatts.
プルトニウム製造核燃料炉に注目
オルブライト氏は、世界各国の核施設に関する調査報告の専門家だが、今回問題になっているパキスタンのクシャブ核施設について最初に調査報告したのは2年前だった。当時彼が注目したのは、1998年以来稼働している既存の小型のプルトニウム製造核燃料炉の南側に、新たに建造されつつある施設だった。
「われわれは、その新築建造物が最初の建物よりも大きい事に気づいていました。」
彼が最初の建物と指摘するのは、一般には「クシャブ1号燃料炉」と呼ばれる施設で、米国の諜報機関の推測では、出力70メガワットの発電能力があると見られている。
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11. Capability of plutonium for 4-5 nukes/year

Albright estimates the new reactors are "at least on the order of 100 megawatts," each capable of producing enough plutonium for "four or five nuclear weapons a year." While small by power reactor standards, that's substantially larger than the research reactors that provided material for the weapons programs of Israel, India and North Korea.
プルトニウム生産能力:年間4〜5発の核兵器可能
オルブライト氏の推算では、新しく建てられた燃料炉のエネルギー生産能力は、少なくとも100メガワットは下らないと見ており、(核兵器の原料となる)プルトニウムに換算すると、年間4〜5基の核爆弾を製造するのに充分な製造能力だそうである。
原子力発電所の水準からすると非実用的なほど小規模だが、イスラエルやインド、北朝鮮の現行の核兵器用原料となるプルトニウムを製造する開発段階の施設よりも、はるかに大規模だと言う。
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12. Separate mission: producing tritium

He also believes that the reactors could have a separate mission: producing tritium, an element critical to the development of thermonuclear weapons, what used to be called H-bombs. Albright is not alone among non-proliferation experts. Zia Mian, of the International Panel on Fissile Materials at Princeton University, also has the same concern.
水爆の原材料トリチウム製造目的か
オルブライト氏はまた、今回発覚した核燃料炉施設は従来の原子力発電用の核燃料炉とはまったく別の目的があるものと推論する。その目的とは、トリチウム製造のためである。トリチウムとは、俗に「水爆(水素爆弾=H-bombs)」と呼ばれる核爆弾に使用される目的の素材で、核融合で核爆発を起こす兵器の開発にとって必要不可欠の元素である。
核拡散防止を唱える核研究者の中で、オルブライト氏と同じ意見をとる者が他にもいる。米国プリンストン大学で、原子物理学の分野で「国際核分裂研究会」を主催するジア・ミラン博士もまた、同じような懸念を抱いている。
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13. 'Two reactors do two things'

Dr. Mian says adding a reliable and large-scale plutonium stream to the country's long-term expertise in uranium enrichment signals a change in Pakistan's nuclear strategy. "The addition of the two reactors does two things," Mian notes. "It allows them to make a lot more warheads, four or five a year.
核弾頭の生産能力倍増
ミラン博士の分析によると、パキスタンが長年積み重ねてきたウラン濃縮工程での先進技術が背景にあって、そこに今回発覚した施設がかなりの量のプルトニウムを、恒常的に供給できるようになれば、パキスタンの核戦略においてまさに一大変化を示す兆候だと指摘する。
「核燃料炉が2基追加されるということは、一挙に2倍のことができるようになるという事です。つまり、パキスタンは今や従来をはるかに上回って、年間4〜5発の核弾頭を製造できる能力を持つようになったということです。」
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14. Lighter, complex to fit for longer-range missiles

But it also allows them to make much lighter and more complex weapons for longer-range missiles and cruise missiles. And triggers for thermonuclear weapons are almost always plutonium-based." Mian notes that Pakistan already has intermediate-range and short-range missiles capable of hitting any target in India, as well as submarine-launched cruise missiles.
長距離ミサイル弾頭用に軽量化
「しかしさらに警戒すべきなのは、長距離ミサイルや巡航ミサイルに搭載できるような、より軽量でより複雑な核弾頭を製造する事が可能になったという事実です。水素爆弾の核融合反応を起爆させる装置は、大概の場合プルトニウムがベースになっていますから。」
ミアン氏は、パキスタンがすでにインド国内のどの都市をターゲットにしても届く、短距離と中距離のミサイルは開発済みである事を指摘する。また、潜水艦から打上げ可能な巡航ミサイルも、パキスタンはすでに保有しているのである。      >次号 第3章へ続く

【 米国時間 2009年5月16日 『米流時評』ysbee訳 】
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政府軍の大侵攻作戦で戦場となるため、車のトランクに乗り込みブネールの町から脱出するスワット谷住民の子供

d0123476_17133139.jpg ◀ 次号「真相暴露! パキスタンの核とアルカイダの危険な関係」
▶ 前号「衛星写真で発覚!パキスタン・クシャブの新しい核施設」
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by ysbee-2 | 2009-05-16 13:30 | アルカイダ2.0核のテロ

衛星写真で発覚!パキスタン・クシャブの新しい核施設

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  ||| パキスタンの新しい核施設発覚! |||

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  衛星写真で発覚した、パキスタン中部クシャブ核施設の急速な開発・建設
  米国の軍事援助資金を、新しい核施設2棟の建設費に流用した疑惑が浮上

d0123476_3532373.jpgもしここに瀕死の病人がいて、薬を買うからお恵みを、と乞われ、大金を渡したとする。そして、もしその瀕死の病人が、その金で薬を買わずに、以前の常習をひきずって麻薬を買っていたとしたら、あなたならどう反応するだろうか?

パキスタンの核開発、いや「核兵器開発」問題は、わかりやすく平たく言ってしまうと、そういう状況のようだ。つまりタリバン勢力掃討を目的として、米国が国費からパキスタンに「注入」していた数十億ドルの軍事援助資金が、パキスタンの核兵器燃料製造施設の建造費に回されていた……
当然、米国は政府も国民も怒り心頭である。(ただしチェニー以下ネオコンは、怒ったかどうか怪しい。周知の事実だったかも知れない。)
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今回のスクープ記事は、国際的な陰謀の真相追求では私がもっとも信頼をおいているinvestigative journalists のひとり、ロバート・ウィンドレムの手になるもの。彼がMSNBC.comのサイト記事で暴露したのが、5月11日。奇しくもパキスタン政府軍のスワット谷攻撃/百万人難民と重なってしまい、紹介が遅れてしまった。

そうこうしているうちに、ニューヨーク・タイムズ紙が、資金流用の方に比重をかけた記事を公開したのが、その1週間後の18日。しかし、ウィンドレム氏の名誉のために明記しておくが、NYタイムズは、氏のスクープ記事がサイトに出た後からの現地パキスタン支局とペンタゴンデスクとの後追い取材であり、オリジンはウィンドレム氏の炯眼と執拗な真実追求のペンにあることを、あらためて証言しておく。

彼は長年、古巣のNBCニュースで「Investigative Unit=真相追求特捜班」を編成し、そのチーフとして米国内だけでなく国際的陰謀や犯罪の真相を暴露してきた、真相追求ジャーナリズムの老練のサムライである。米流時評でも、これは!と思えるスクープのたびに、紹介してきた常連でもある。しかし現在はネットメディアのデイリー・ビーストに移籍。その理由は不明だが、NBCのトップからなにがしかの制約が出たためではないかと思われる。
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その彼が、宿敵ともいえる核の父カーン博士と ISI の本拠地パキスタンの核兵器開発の疑惑を掘り起こした。下手をするとオサマ・ビンラディンやアル・ザワヒリのアルカイダとも連動しているかもしれない構図である。9/11疑惑まで絡んでくる。

アルカイダと9/11の真相を探るためにパキスタンへ潜入して、無惨にも斬首されてしまった、ウォールストリートジャーナル紙の故ダニエル・パール記者のように、暗殺を日常茶飯事とする闇の勢力に狙われて犠牲とならない事を、心から祈る。

【米国時間2009年5月15日『米流時評』ysbee】

||| 米流時評 ||| アルカイダと核のテロ 2007年記事リスト
【アルカイダ2.0 核のテロ】 By サミ・ユサフザイ/ロン・モロー
07/07/22 アルカイダ2.0 タリバンの逆襲
07/07/23 アルカイダ2.0 核目的のパキスタン戦略
【ドバイ-パキスタン 核コネクション】 By ロバート・ウィンドレム
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07/11/02 英米 > ドバイ > パキスタン > リビア の核密輸ルート
07/11/03 グローバルな核の時代を許した恐怖の構図
07/11/04 北朝鮮とイランの核所有はカーン発ドバイ経由
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MAY 15, 2009 | 『米 流 時 評』 |  時事評論ブログ雑誌・デイリー版  2009年5月15日号
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   M S N B C . C O M | A N A L Y S I S
スクープ!衛星写真で発覚した、パキスタンのクシャブ核兵器燃料施設建設
米国時間 2009年5月12日 | ロバート・ウィンドレム特別レポート | 訳『米流時評』ysbee

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Pakistan Expanding Its Nuclear Capability
Internal struggle, construction of two reactors raise concern about arsenal
MAY 12, 2009 | By Robert Windrem — NBC News | Translation by ysbee

1. The most dangerous state of the nation
PAKISTAN NUKE ANALYSIS — On the dusty plain 110 miles southwest of Islamabad, not far from an area controlled by the Taliban, two large new structures are rising, structures that in light of Pakistan’s internal troubles must be considered ominous for the stability of South Asia and, for that matter, the world.
もっとも危険な国パキスタン
パキスタンの首都イスラマバードから180キロほど南下した地域には、茫漠とした荒野が広がっている。この一帯は、タリバンの武装勢力が統治するスワット渓谷地帯から、そう遠くはない。
その荒野の真ん中に突如屹立(きつりつ)する、真新しい2つの建物。パキスタンの内紛を懸念する向きにとって、この施設は「南アジアの安定を脅かす脅威」以外の何者でもない。すなわち同じ意味合いで、世界平和に対する脅威となる危険性を秘めている。

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パキスタンの北部、スワット谷の東にある首都イスラマバードから180キロほど南下したクシャブの核燃料施設

2. Two plutonium production reactors

Without any public U.S. reproach, Pakistan is building two of the developing world’s largest plutonium production reactors, which experts say could lead to improvements in the quantity and quality of the country’s nuclear arsenal, now estimated at 60 to 80 weapons. What makes the project even more threatening is that it is unique.
プルトニウム製造燃料炉2基の存在確認
米国に対して一切公けに知らされる事もなく、パキスタンは発展途上国の中では世界最大の、プルトニウム製造燃料炉を2基も、秘密裏に建造していたのである。
この施設建造に関して、核開発研究の専門家は、現時点で60〜80発あると推測されているパキスタンの核兵器保有に、さらに質量ともに飛躍的増加を可能にする施設と捉えている。この新しい核兵器開発・施設建造計画の特徴は、そのキャパシティを知れば戦慄に値するものである。
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パキスタン北西部スワット谷で、タリバンに襲撃され焼き討ちされた中央政府の警察署 公務員は真っ先に襲撃される

3. Rushing to build up nuke forces

“Pakistan is really the only country rapidly building up its nuclear forces,” says a U.S. intelligence official, who spoke on condition of anonymity because of the classified nature of the issue, noting that the nations that first developed nuclear weapons are now reducing their arsenals.
核軍備増強への危険な傾斜
「パキスタンは、現今の世界で核兵器の軍事力を急激に増強している唯一の国だ。」
各国の核軍備に詳しい米国諜報機関の一高官は、こう指摘する。(国家諜報の極秘事項という問題のため、この件に関しては匿名と言う条件の下に発言の掲載を了解済み)
(米・露・仏・英・中国・インドなど)当初核兵器を開発した各国は、現在ではすでに核軍備縮小の段階に入ってからかなりの年月が経っている。
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スワット谷住民の大多数を占めるクルマも持たず鉄道もない辺境の農民は、着の身着のままバスやトラックで脱出

4. Khushab’s director met with bin Laden before 9/11

Moreover, he and other U.S. officials say, there long have been concerns about those who run the facility where the reactors are being built near the town of Khushab. They note that a month before the Sept. 11 terrorist attacks, Khushab’s former director met with Osama bin Laden and his deputy, Ayman al-Zawahiri, and offered a nuclear weapons tutorial around an Afghanistan campfire.
9/11直前にビンラディンと密会したクシャブ核施設管理者
しかし、そうした指摘以上に、この高官をはじめとする米国の諜報機関関係者が長いあいだ心配してきた一点は、クシャブの町近郊で建設中のこの核燃料施設を、いったい誰が運営しているのか?という疑問である。それというのも、彼らの記録にある事実では:
9/11テロ攻撃のひと月前に、パキスタン政府クシャブ核施設の前所長が、アルカイダの首領オサマ・ビンラディンと、副首領のアイマン・アルザワヒリと会っていたこと。そして何を話し合ったかと言えば、この所長は当時アフガニスタンの国境地帯にあったアルカイダの軍事教練基地で、核兵器に関する講習実施を申し出ていた、という事実が明らかにされている。
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スワット谷タリバンの拠点ブネールから中央政府支配のマラダンへ住民が避難し、すでに150万人の国内難民が発生

5. Dangers posed by the Pakistani nuke program

Then there are the billions in U.S. economic and military aid that have permitted Pakistan’s military to divert resources to nuclear and other weapons projects. Bottom line: Khushab exemplifies all of the dangers posed by the Pakistani nuclear weapons program.
パキスタン核開発とアルカイダの危険な関係
しかも、アルカイダとタリバンに対する9/11の復讐戦として始まったテロ戦争がその後に続き、パキスタンに対して、テロリストグループ掃討戦力の一翼を担うよう要求した米国は、軍事力増強の援助資金として十億ドル以上を供与してきた。
この資金がパキスタンの軍部へ渡ったのは事実だが、(ブッシュ政権は資金投下に際して、与えっぱなしで追跡監査機能を条件付けしなかったばかりに)その後の資金流用ルートとして、核兵器や他の軍事力増強の財源として使われる結果を招いてしまった。
Bottom line/結論:クシャブ核施設は、パキスタンの核兵器開発計画がもたらす危険性の全てを例証している。

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今回の政府軍の本格的なタリバン掃討作戦で、スワット谷から150万人が脱出し難民化したが、イスラム原理主義者が難民救済の募金活動を始めたりして、中央政府の株はますます下がってもいる。写真はディール地方南部の募金風景。

6. First new reactor near completion

In the past several months, satellite imagery shows the first of these new reactors at Khushab nearing completion while the second is in final stages of external construction. Operations at the first may begin soon, while the second is four or five years from operation.
完成間近の新しいクシャブ核施設
過去数ヶ月の間に、探査衛星が撮影したクシャブ近郊の核施設の敷地には、新たにこれら2基の核燃料炉棟が建設されているのが観察されていた。そのうちの1棟は、外観からほぼ完成に近く、もう1棟は矩体建築の最終工程であることがわかる。核施設の専門家の分析では、この過程を見るかぎり、内部の核燃料炉の始動はまもなく開始されるものと予測され、2基目に関しては作動まで4〜5年を要するものと観測されている。   ▶ 次号へ続く

【 米国時間 2009年5月15日 『米流時評』ysbee訳 】
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先週16日スワット谷に近い北部の都市ペシャワールのネットカフェに自動車爆破テロが突撃、爆破で市民11人が死亡

d0123476_17133139.jpg◀ 次号「警告!世界で一番危険な国パキスタンの水爆開発」
▶ 前号「アメリカの夜と霧・9/11とイラク戦争のパンドラの箱」
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by ysbee-2 | 2009-05-15 11:04 | アルカイダ2.0核のテロ

アメリカの夜と霧・9/11とイラク戦争のパンドラの箱

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    ||| アメリカの夜と霧の夜明け |||

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 テロ戦争捕虜に対する自白強要拷問で明らかになる、ブッシュ政権の嘘と陰謀
 米国がついに開けたパンドラの箱、イラク戦争の侵攻事由はやはり捏造だった

d0123476_3532373.jpgイラク戦争時代のCIAの拷問が、憲法違反・戦争犯罪に問われるかどうか? という、ブッシュ体制の国家犯罪的本質を暴く状況が、今春から問題化している。オバマにとっては、自らの政治の倫理観を問われるもっとも厄介な問題である。

政経両面でのアメリカの再生と復活を目指すオバマ体制では
大統領は、これから先の未来を切り拓くためのパイロット役に専念する。
9/11やイラク戦争をはじめとする、前政権下での「米国の恥部」
過去の既成事実は、三権分立の原則を尊重し、司法機関の判断と処分におく。
という、米国大統領として、きわめて常識的な「処遇」をした

その采配を与った(あずかった)エリック・ホルダー司法長官は
就任の第一声となる宣誓式で、

「The United States doesn't torture.」
「アメリカは、拷問を、しない。」


と、これ以上はないほどきっぱりと、過去の体制と隔絶して
基本的人権を擁立する、民主主義の基本精神への回帰を宣言した。
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この旧体制への糾弾宣言に わが意を得たかのように、
その後急速に、真相暴露の潮流が高まってきた。

ブッシュ政権の「帝国の政策」に反旗を翻しては辞めていった
ホワイトハウスやペンタゴン、さらにはCIAの内部告発者たちが
積年の不正に対する憤懣の突破口を見出し、次々と弾劾の声を上げ始めた。
彼らは、拷問という犯罪の、立案・指令・実行の、現場の生き証人である。

今後の展開は、ガンタナモ捕虜収容所の自白強要に始まって ......
「ブッシュ・メモ」...... CIA拷問マニュアル ...... 現場証拠写真2千枚 ......
「チェニー・レポート」...... 内部告発者 ...... ジュネーブ協定違反 ......
「ゼリコウ・メモ」...... Treason ...... 憲法違反 ......
「ライス承諾事項」...... 「ラムズフェルド指令書」...... 戦争犯罪 ......
 ハーグ国際裁判所 ...... Crime of the Century ............

この夏は多分、ワシントンからニュースの嵐、スキャンダル・モンスーン。
ラビットホールをフリーフォールの、3月兎に週末はない。

【米国時間2009年5月13日『米流時評』ysbee】
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  MAY 13, 2009 | 『米 流 時 評』 |  時事評論ブログ雑誌・デイリー版  2009年5月13日号
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   B E I R Y U | N E W S  R E M I X
  ー Good News, Bad News, Everything in Between ー
  テロ戦争捕虜への拷問事実解明で明らかになる、ブッシュ政権の嘘と陰謀


▶Coldplay "Viva La Vida" Historic version/トーマス・コール「帝国の興亡」バージョン

ここにきて拷問疑惑の「Torturegate=トーチャーゲイト」に関して、
さらに新しい問題が発生。
先週の記者会見で、民主党のナンシー・ペロシ下院議長が、
拷問の事実に関して知らされていなかった、と爆弾発言。
「CIAは、私も含めた下院に対して、嘘をついた」と、
公開の席で堂々と、国家諜報機関を非難したのである。

この件に関しては、いつ、誰が、何処で、誰に、何をどう言ったのか?
という徹底した事実確認とその証明が必至。
つまり、「拷問」という犯罪行為の、
立案者、承認者、指示者、そして事実隠蔽者を告発するために、
専門の調査委員会が編成されて、公聴会で明らかになるだろう。

「基本的人権の尊重」を、立憲の根本精神とする米国では
いかなる状況下であれ、たとえ戦時の敵国捕虜に対してでも、
「拷問」は、人間性に対する普遍的犯罪であり
ジュネーブ協定違反であると同時に、米国の憲法違反となる。



▶Auto-Tune the News #3: cuba. afghan friendship. 2-party woes

しかし、ペロシの発言よりも何よりも、
もっとも重要な解明のポイントは次の点:

1. テロ戦争の過程で、アルカイダやタリバンのメンバーが捕虜になった。
2. 捕虜は、ガンタナモの捕虜収容所やアブグレイブ監獄で拷問を受けた。
3. その拷問の目的は、次のような「捏造の自白」を強要するものだった。
  A)イラクのサダム政権は、大量殺戮兵器(核兵器)を所有していた。
  B)9/11テロ攻撃は、アルカイダの犯行である。
  C)アルカイダとサダム政権は、共同謀議で米国を攻撃しようとした。


つまり、捕虜に対して、ブッシュ政権が
「米国がイラク戦争に踏み込んだ理由」として挙げている上の条件を、
無理矢理、拷問で自白させようとした「疑惑」である。
この肝心のポイントが、「拷問ゲイト」と呼ばれる由縁である。

現場で手を下した者、下された者の証言や写真、
また、ホワイトハウスやペンタゴン内部高官の 証言やメモが
現在、すでにメディアのあちこちに浮上してきている。


▶Auto-Tune the News #2: pirates. drugs. gay marriage

もし、こうした一連の疑惑が事実として立証されれば、
ブッシュ政権は、(長い間われわれが疑っていた通り)
次のような 国家レベルでの犯罪を犯したことになる。

1. 戦争事由の捏造: 国家反逆罪
2. IAEA 調査団排出: 国際法違反
3. イラク侵攻開始: 他国侵略
4. ファルージャ包囲戦: 一般市民虐殺/白燐弾使用
5. 一方で捕虜拷問: ジュネーブ協定違反


有罪が成立した場合、下手をすれば、ハーグの国際犯罪裁判所行きである。
世界を騙して犯した大罪は、
かつてのユーゴスラビアのミロスビッチどころではない。

この8年近くで、米兵は4千名以上が戦死。
イラク人は10万人以上が、戦火の巻き添えで死亡している。
(一説では60万とも。国外亡命者や国内難民は100万以上)
その他にも、アフガニスタンやパキスタンでも、
いまだに犠牲者が あとを断たない。


▶Auto-Tune the News #1: march madness. economic woes. pentagon budget.

こうしたすべての犠牲が、ただひとえに軍産共同体のために
恣意的にしかけられた戦争の結果であるならば……
米国のリベラルが、前政権指令者の戦争責任を問い、
「我々の世代のニュルンベルグ裁判」と息巻くのも無理はない。

今年の夏は、この10年近くを、
テロ戦争と言う名の冥界に 世界を引きずり込んだ当事者である、
ブッシュ政権、特にその実質的総帥であった チェニー元副大統領に対して、
米国民の、いや全世界の糾弾の目が注がれるだろうことは、間違いない。

歴史の因果応報が、ようやく帰路に就いたようだ。
黄泉(よみ)の世界からの帰還へ。

【米国時間2009年5月14日『米流時評』ysbee】


▶Auto-Tune the News: Obama Flashback

*RemixしたYou-Tubeビデオクリップは、パロディビデオで人気のグレゴリーブラザース。
アメリカの政治を痛烈に皮肉っている一連の「Auto-Tune the News」シリーズは、
彼らのサイトの他にもMSNBC-TV の『レイチェル・マドウ・ショー』でも見られます。


   ◀ 次号「衛星写真で発覚!パキスタン・クシャブの新しい核施設」
   ▶ 前号「タリバン+封建主義+コールドプレイ=Remix」
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by ysbee-2 | 2009-05-14 12:48 | テロとスパイ陰謀
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