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イスラエル自滅、米国破産で中東平和?アフマディネジャドの大妄言!

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   ||| アフマディネジャドの大妄言 |||

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イスラム国家開発サミット開催中のクアラルンプールで平和宣言
イスラエルの内部崩壊を予言「米国はブッシュの失地回復に30年」


米国時間 2008年7月8日13:22 | AP通信・ニュース速報 | 『米流時評』ysbee 訳
マレーシア・クアラルンプール発 |8日火曜イランのマフムード・アフマディネジャド大統領は「イランと米国・イスラエル間の戦争はあり得ないと思う」とイラン元首としての意見を述べた。
「I assure you that there won't be any war in the future.=これから先、(中東には)いかなる戦争もないことを、私が保証する」アフマディネジャド大統領は、イスラム系国家間の協力開発サミット開催中のマレーシアの首都クアラルンプールの記者会見で、以上の発言を行なった。

Iranian President Says No War with U.S., Israel
A top aide warns earlier that Iran will retaliate if attacked
JULY 8, 2008 EST | Associated Press — BREAKING | Translation by ysbee
KUALA LUMPUR, Malaysia — Iranian President Mahmoud Ahmadinejad said Tuesday that he sees no possibility of a war between his country and the United States or Israel. "I assure you that there won't be any war in the future," Ahmadinejad told a news conference during a visit to Malaysia for a summit of developing Muslim nations.

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JULY 8, 2008 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽園通信』デイリー版f0127501_6213945.jpg
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   A S S O C I A T E D P R E S S

予言「イスラエルは内部崩壊、米国はブッシュの失地回復に30年」
米国時間 2008年7月8日13時22分 | AP通信・ニュース速報 | 『米流時評』ysbee 訳

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洞爺湖のG8サミットに対抗するように、昨日からクアラルンプールで開催されたイスラム教国家開発サミットに出席したメンバー 左からイランのマヌシェール・モタキ外相、アフマディネジャド大統領、マレーシアのヤティム外相

1. 'I assure you that there won't be any war in the future'

d0123476_1644341.jpgAhmadinejad's comments came less than 24 hours after Iran's Revolutionary Guards announced that its forces were carrying out a military drill involving "missile squads" and warned that the country would retaliate against any military strike by targeting Tel Aviv and U.S. warships in the Gulf. Iranian officials have been issuing a mix of conciliatory and bellicose statements in recent weeks about the possibility of a clash with the U.S. and Israel.
「この先どんな戦争もない事を確約」
アフマディネジャド大統領の今回の和平宣言は、イラン革命軍の爆弾宣言があった。それは、イランがミサイル打ち上げも含めた実戦教練を行っており、他国からのいかなる軍事攻撃に対しても、イスラエルの首都テルアビブやペルシャ湾岸を運行する米軍艦隊を標的に、即座に応酬する用意ができているという威嚇警告であった。しかしここ数週間と言うもの、イラン政府高官は米軍・イスラエル軍との軍事的衝突の可能性に関しては、発言の度にまったく異なる方針を打ち出しており、和平と抗戦の声明が交錯するという混乱した事態を繰り返していた。
イランは東西をイラクとシアフガニスタン、パキスタンという親米政権国家にサンドイッチされた状態だが、北接のツルクメニスタン、カスピ海を経由してロシアからの戦時の補給路を確保している。しかし一朝事あってイランが予告通り湾岸やホルムズ海峡を制圧すれば、中東からの石油の補給路は断たれ日本も含めたアジア経済は恐慌をきたす。

2. Predicting Israel's collapse

Ahmadinejad also predicted Israel would collapse without Iranian action. The Israelis "are a complex political group, but you should know this regime will be eventually destroyed and there is no need of any measure by Iranian people," he said when asked to comment on whether he has called for the destruction of Israel.
イスラエルの内部崩壊を予言
アフマディネジャドはまた、イスラエルはイランの攻撃がなくとも内部崩壊する、と予言した。「イスラエル人は、政治的には対立抗争する政党の間で政権が争われているが、現在の政権はたまたまイラン人によるいかなる手段も必要とせずに、自滅するだろう。」記者会見の席で以前に彼が標榜した「イスラエルを地図から抹消」という可能性があるかどうか聴かれた質問に対して、アフマディネジャドはこう答えた。
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ガザ国境地帯ではパレスチナ人との抗争が24時間365日続く/テルアビブでのバスジャックテロの救出活動演習

3. Lost in translation over Israel

Ahmadinejad has in the past called for Israel's elimination. But his exact remarks have been disputed. Some translators say he called for Israel to be "wiped off the map," but others say that would be better translated as "vanish from the pages of time" — implying Israel would disappear on its own rather than be destroyed.
イスラエルは「地図から抹消」ではなく「自滅」
アフマディネジャドは、過去において「イスラエルの消失」を予言した事で悪名が高い。しかし、彼が言った正確な意味については、議論百出である。ペルシャ語翻訳者のある者は、彼はイスラエルが「地図から抹消されるべき」とイスラム諸国に呼びかけたと解釈するが、他の翻訳者はむしろ「歴史のページから消え去る」と翻訳した方が真意に近いとし、「イスラエルは、他国からの攻撃よりもむしろ、イスラエル自身の内部問題で消滅するだろう」という解釈を採用している。
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イランの代表的な核施設イスファハン原子炉の管理棟で核燃料運転を管理するスタッフ

4. '30 years to conpensate the damages by Bush'

Ahmadinejad also said Tuesday that the next U.S. administration "would need at least 30 years in order to compensate, renovate and innovate the damages done by Mr. Bush." "Today, the government of the United States is on the threshold of bankruptcy — from political to economic," Ahmadinejad said. "The greatest threat in the Middle East and the whole world ... is the United States' intervention in other countries," Ahmadinejad said. He urged Washington to heal its image by "relying on (the) basis of justice, humanitarian acts and respect for human beings."
「ブッシュのつくった失地回復に30年かかる米国」
火曜の記者会見でアフマディネジャドはまた米国の次期政権についても次のように発言している。「米国の次期政権は、ブッシュ氏によってもたらされた国家的ダメージの贖罪と政治的体質の改善、新しい米国のイメージ再生をもたらすまで、この先少なくとも30年を要するだろう」
「今日、米国政府は国家的破産という状況一歩手前のとば口に立っている。この場合の破産とは、政治的な破産という象徴的表現と経済的破産という直接的表現の両方の意味においてである」
「中東、および全世界における最大の脅威とは、米国が他の国を軍事侵略することである」
アフマディネジャドは、米国に関して以上のように述べ、またワシントンの米国政府に対しては、「正義と人道的行為と人類に対する尊敬の念とを基盤とすることによって、本来の米国らしい尊厳のあるイメージを回復すること」を、強く促した。
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ブッシュの3代目「Third Bush, McBush」と呼ばれ、徹底抗戦を唱える共和党のマケイン候補、応援のWとハグ
ケネディとキング牧師の生まれ変わりと待望される民主党オバマ候補 イラク撤退を標榜し中東和平外交には積極的


5. Warnings of retaliation if the attack occurs

For months, Ahmadinejad and other Iranian officials have said they don't believe the U.S. will attack because of its difficulties in Iraq, domestic worries and concerns over the fallout in the region. At the same time, Tehran has stepped up its warnings of retaliation if the Americans—or Israelis—do attack it, including threats to hit Israel and U.S. Gulf bases with missiles and stop oil traffic through the vital Gulf region.
先制攻撃への威嚇牽制の警告
ここ数ヶ月と言うもの、アフマディネジャドをはじめとするイラン政府首脳は、国際的に噂されていた「米国のイラン攻撃」の信憑性を信じていなかった。その理由は、米軍のイラクでの難局、中東からの離脱に関する米国内世論の懸念と関心が強かったからである。しかしまたそれと同時に、イラン政権は次のような復讐予告声明を発表し、警告の度を強めていた。
「米軍、あるいはイスラエル軍がイランを先制攻撃した場合には、イランはイスラエルと湾岸地域の米軍駐留基地にミサイルを打ち込む用意ができており、湾岸地域の航行海域での石油タンカーの交通を遮断することを肝に銘じよ」
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なぜか上海を思わせるイランの首都テヘランのスカイライン

6. Iran has pledged retaliation

The Web site of the elite Iranian force posted a statement late Monday quoting guard official Ali Shirazi as saying that Iran would retaliate against any military strike by targeting Tel Aviv and U.S. warships in the Gulf. "The Zionist regime is pushing the White House to prepare for a military strike on Iran," Shirazi was quoted as saying. "If such a stupidity is done by them, Tel Aviv and the U.S. naval fleet in the Persian Gulf will be the first targets which will be set on fire in Iran's crushing response."
イラン親衛隊トップ将校の「復讐予告」
イラン革命軍のエリート部隊Qodz=コッズの公式ウェブサイトには、8日月曜の段階で革命軍将校のアリ・シラズィ下士官の意見として、イランが(イスラエルか米軍に先制攻撃された場合には)イスラエルの首都テルアビブとペルシャ湾岸海上の米軍艦隊を標的としてミサイルを発射し、速攻で反撃に出るだろう、というコメントを掲出した。サイトには、実際にはこう書かれていた。
「シオニストの政権(=イスラエル)が、ホワイトハウス(=ブッシュ政権)に対してイランへの軍事攻撃を準備するよう圧力をかけている。もしこのような馬鹿げたこと(イランへの軍事攻撃=空爆)が、彼ら米国とイスラエルによって実行されるならば、ペルシャ湾上に浮かぶ米軍艦隊とテルアビブの街は、イランの破壊力の反撃で即座に燃え尽きる最初のターゲットとなろう」(核ミサイル使用を示唆か?)
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核施設に近いイスファハンのミサイル実験場で打ち上げを見守るイラン政府のクレリック=イスラム教僧侶

7. 'Iranians speak for themselves'

d0123476_16191634.jpgIsraeli government spokesman Mark Regev would not comment on Shirazi's warning other than to say "his words speak for themselves." State Department spokesman Gonzalo Gallegos said such statements by Iran were "unfortunately...not out of the norm." "We continue to stress our desire to resolve this issue diplomatically," Gallegos added.
「イラン人はいつも自己撞着の大言壮語」
イスラエル政府のマーク・レゲブ広報官は、イラン革命軍将校シラズィの警告に関して「彼は革命軍向けに内輪でそう言っているだけ」と軽くいなした以外は一切発言を控えた。また国務省のゴンザロ・ガレゴス広報官は、イラン側のこのような声明に関して次のように語った。「残念ながら非常事態ではありません(=毎度の事)。われわれとしては今回の一件もまた、引き続き外交的手段で解決したいという意向を強調するだけです。」
イランは78年イスラム革命によって王政を廃絶したイスラム圏初の革命主義国家。公式の場には常にイスラム革命の父コメイニのイメージが現れる。一時代前の中共における毛沢東の肖像のようだ。

8. Large military exercise for strike on iran

d0123476_1620093.jpgIsrael's military sent warplanes over the eastern Mediterranean for a large military exercise in June that U.S. officials described as a possible rehearsal for a strike on Iran's nuclear facilities, which the West fears are aimed at producing atomic weapons. The U.S. Navy's Fifth Fleet, headquartered in the Persian Gulf nation of Bahrain, is responsible for patrolling the Gulf, the Suez Canal and parts of the Indian Ocean.
イスラエル、先月イラン空爆の大演習
イスラエル自衛軍は先月初旬に地中海東部へジェット編隊を飛ばし一大軍事演習を行なったが、米国政府の消息筋はイランの核施設爆撃を想定した演習だったと解説している。この核施設こそ西側諸国が恐れている核兵器製造に向けて開発された施設らしい。一方この地域の米軍を管轄するのはペルシャ湾岸のバーレーンに指令本部を置く米軍第5艦隊で、ペルシャ湾、スエズ運河、そしてインド洋の一部海域を管理区域としている。
イラン空軍のジェット機 Fuger Magister の編隊飛行演習

9. Shirazi: 'Military drill includes missile squads'

Shirazi is a cleric who represents supreme leader Ayatollah Ali Khamenei in the guards' naval force. Khamenei has the final say over all state matters. The Guards' Web site also announced late Monday that forces were carrying out a military drill involving "missile squads," but did not say where it was taking place. Iran's guards and national army hold regular exercises two or three times a year, but the statement did not say whether this drill was one of them or if it was a special exercise.
イラン側でもミサイル攻撃演習済み
問題の投稿者シラズィ氏は、イランの最高指導者であるアヤトヤ・アリ・カメネイ師の代理人でもある、イスラム教の僧侶であり、なおかつ革命軍の海軍部隊に所属する人物である。カメネイ師はイランの国家的決定事項で最終決定権を握る、実質的総帥である。革命軍のサイトには、7日月曜午後になってから「革命軍はミサイル軍団をも含めた軍事演習を挙行している」という一文が掲げられたが、実施場所は明らかにされていない。イラン革命軍精鋭の親衛隊と陸軍は、通常でも年に2〜3回の合同演習を実施している。しかしサイトの声明文では、今回の演習が恒例のものであるか、あるいは仮想敵国を想定した特殊な演習かについては一切ふれていない。 [了]

【米国時間 2008年7月8日 『米流時評』ysbee 訳】
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by ysbee-2 | 2008-07-08 16:36 | 中東核戦争

WTF! アフマディネジャドの大乱心?戦争放棄宣言

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  ||| アフマディネジャドの平和への乱心 |||

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アフマディネジャド大統領「この先いかなる戦争もない」と保証!
イラン親衛隊エリート将校の「イスラエルと米軍に反撃」宣言の翌日


d0123476_18552829.gifここ数週間イスラエルのイラン攻撃が近いと噂され、つい昨日はイランの親衛隊エリート将校が「攻撃されたら速攻でテルアビブと中東の米軍施設をミサイル攻撃」と、イクスフラメーションマークが3つほどつきかねない勢いの緊迫のニュースがイラクを飛び越してイスラエルとイランの間で火花を散らしていた。それが「つい昨日…」までの進捗である。
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関連するニュース記事の上に、中東情報の専門家の詳細な評論がまたケンケンガクガクで、「また水鉄砲の掛け合いだ」「いや、今度こそ両方とも本気だ」……と、とめどなく議論百出。正直どの論説を記事にしたくともこれ!という結論が出ず、(出た時というのは、実際にどちらかが軍事的実力行使に及んだ場合であるから、それはそれで出ない方がいいのだが)いっそ両方の極端な意見を天秤にかける意味で紹介しようと決めて、4部作の大長編になるからこれはもう頭を切り替えて明日に、と切り上げたのだった。
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それがゆうべ。ところが……一夜明けて、あっと驚く逆転ホームラン。しかもこの走者、全く反対の三塁へ走り出した。
   「I assure you that there won't be any war in the future.
    これから先、いかなる戦争もないということを"私が"保証する。」
アフマディが平和宣言を発したのだ。「WTF!」ほんとかね!??
じゃあ昨日の親衛隊の宣戦布告(厳密に言えば先制攻撃された場合の復讐予告)は何だったんだ?
お得意の「イスラエルを核で地上から抹消」論はついに反故にするのか?
イランとの国境地帯に移動中の駐留イラク米軍は?……… 疑問もまたとめどなく沸き上がる。
いったい何があったのだろう。アフマディの戦闘意志を180度転換させるような、巨大な政治的秤=モーメントは何? どこの国の誰の影響?
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私のような素人頭では、ドラキュラが突然喜々として献血に来たような感じなのである。裏がありすぎる。アフマディのさらに天井に座るカメネイ師の指示か、あるいはイランを遠隔操作の糸でたぐるロシアのプーチンのツルの一声しか考えられない。折しも洞爺湖のG8サミットで、ブッシュはロシアのメドベージェフ新大統領と歓談。米国に伝わってくるニュースを読む限りでは、反目もなくプーチン時代前期のような良好な滑り出しに見える。ロシアと米国の間で新冷戦が囁かれてから早や2年。氷山が恒久化しないうちに雪解けが始まったのか。あるいはロシア・イランとも、次期大統領有望と目されるオバマ陣営との裏での外交交渉がすでに始まっているのか。
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事がイラン・イスラエルの限定戦争から、中東核戦争の域を超えて第三次世界大戦に発展するのでは……と危惧されていた対立であるだけに、この戦局への加圧の急旋回は、緊迫を強いられた中東に対しては劇的な休止符で、まことにありがたい。ただし強気に出ていたイスラエルが、これまで結集していた軍事力のやり場がなく、いつもの弱い者いじめの対象であるガザの攻撃などに方向転換しないことを祈るばかりだ。
中東における地政学的地滑りのような、イスラエルとイランの急激なパワー転換の謎は、アラベスクのように絡み合って深まるばかりだが、ともかくこの衝撃の「アフマディネジャドの平和宣言」のニュースを、次号で追ってお届けする。平和宣言が「衝撃的」というのも、実に悲しい戦時体制的対応ではあるのだが。

【米国時間2008年7月8日『米流時評』ysbee 記】

<追記> この下のコメント欄より
Commented by kero at 2008-07-09 15:03
こんにちは。イランがミサイルを発射したと言うニュースがありましたが、本当でしょうか?
Commented by ysbee-2 at 2008-07-09 15:52
>緊急連絡!!!
事態が切迫しているので、最後のkeroさんの質問から先にお答えします。
本当です。つい2時間ほど前に速報で入りました。ただし、発射実験=演習ですので、一応ご安心ください。また例によって、イスラエルと米軍への威嚇でしょう。
米国東部時間で9日午前1時ごろ、日本時間で8日午後3時ごろの速報でした。

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by ysbee-2 | 2008-07-08 06:50 | 中東核戦争

イランの核に協力する中国・ロシアと中東核戦争の想定

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 ||| イスラエル・イラン中東核戦争の想定 |||

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核保有体勢を固めるイランと米、EU、国連、IAEAの対応策の失敗
ロシア・中国の協力体制と イラン攻撃の結果起きる中東戦争の想定


2008年6月23日 | ウォールストリートジャーナル・緊急時評 | 訳『米流時評』ysbee
イスラエルは、爾来そのもっとも微妙な軍事戦略に関しては、あえて公開して世間の批判にさらしたりしないことでは定評がある。しかしながら、今回の(イラン攻撃を模した)空爆演習のニュースが西側諸国各紙の一面トップで大々的に報道された件については、イスラエル政府関係者が暴露記事として度肝を抜かれたか、という点では疑わしいものがある。
【訳者注:23日までのメディア各紙の報道では、イランに対する脅しとEUの経済封鎖強化という外圧を強めるために、イスラエルと軍事情報をシェアする米国政府があえて、6月第一週に実施されたイラン攻撃演習の事実を漏洩した、という解釈が通説になってきている】
Israel on the Iran Brink
Recent air force exercises splashed over the front pages of the Western press

JUNE 23, 2008 | Wall Street Journal — World Review | Translation by ysbee
WASHINGTON — Israel isn't famous for welcoming public scrutiny of its most sensitive military plans. But we doubt Jerusalem officials were dismayed to see news of their recent air force exercises splashed over the front pages of the Western press.


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JUNE 23, 2008 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽園通信』デイリー版f0127501_6213945.jpg
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W a l l S t r e e t J o u r n a l

核保有体勢を固めるイランと米、EU、国連、IAEAの対応策の失敗
2008年6月23日 | ウォールストリートジャーナル・緊急時評 | 訳『米流時評』ysbee

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1. 900 miles within the radius
Those exercises — reportedly involving about 100 fighters, tactical bombers, refueling planes and rescue helicopters — were conducted about 900 miles west of Israel's shores in the Mediterranean. Iran's nuclear facilities at Bushehr, Isfahan and Natanz all fall roughly within the same radius, albeit in the opposite direction. The point was not lost on Tehran, which promptly warned of "strong blows" in the event of a pre-emptive Israeli attack.
問題の半径900マイル地点
報道された記事によると、今回の実戦演習は総勢100機のジェット戦闘機・戦略用爆撃機・ジェット燃料補給機・救助用ヘリを動員してイスラエルの地中海沿岸地域から西へ900マイルの地点で爆撃演習が実施されたと伝えられた。ちなみに、イランの核施設の所在地、ブッシェール、イスファハン、ナタンツは、イスラエルの空軍基地から、それぞれ同じ距離半径地点に位置する。もっとも逆方向の東へ向かってだが。このポイントを、イラン政府は見逃さなかった。テヘランからはただちに「イスラエルによる先制攻撃」が行われた場合には、激甚な反撃を予測せよという警告が発せられた。
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左:F-16演習時の爆撃ターゲットの映像/右:イランの代表的な核施設ナタンツのサテライト写真

2. Why registered in Western capitals?

The more important question is whether the meaning of Israel's exercise registered in Western capitals. It's been six years since Iran's secret nuclear programs were publicly exposed, and Israel has more or less bided its time as the Bush Administration and Europe have pursued diplomacy to induce Tehran to cease enriching uranium. It hasn't worked. Iran has rejected repeated offers of technical and economic assistance, most recently this month.
なぜ西側各紙に公表されたのか?
しかしそれよりももっと重要な疑問は、イスラエルの攻撃演習の情報がなぜ西側の各紙に公表されたのかという点だろう。そもそもイランが秘密裏に開発していた核施設が暴露されてから、すでに6年も経っている。しかも、テヘランに対し(核兵器の原料となる)ウラン濃縮工程を廃絶するよう説き伏せるために、ブッシュ政権とヨーロッパ諸国が訪問外交を取り交わしている最中であり、イスラエルはその結果をおとなしく待っているしかなかった時期でもあった。しかし、そうした外圧は効果がなかった。イランは、核廃絶と引き換えの技術提携や経済援助という、西側からの度重なる申し出を断り続けた。そのもっとも最近の拒絶は、今月あったばかりだった。
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昨年9月に中国の技術援助で建設中だったシリアの核施設 イスラエルの空爆で撤去した

3. U.S., U.N., Russia, China, IAEA against Iran

Despite four years of pleading, the Administration has failed to win anything but weak U.N. sanctions. Russia plans to sell advanced antiaircraft missiles to Iran and finish work on a nuclear reactor at Bushehr, though spent fuel from that reactor could eventually be diverted and reprocessed into weapons-usable plutonium. Chinese companies still invest in Iran, while the U.N.'s chief nuclear inspector, Mohamed ElBaradei, has repeatedly downplayed Iran's nuclear threat.
米国、国連、ロシア、中国、IAEAのイラン対応
4年間核廃絶を説得し続けたにもかかわらず、大して効果のない国連の経済制裁決議を得る以上の成果を上げる事に、ブッシュ政権は失敗した。ひるがえってロシアの方では、空爆戦闘機撃墜用の対空ミサイルをイランに売りつける事を目論んでおり、なおかつブッシェールの核燃料炉建設工事を終える段までいっている。しかも、この原子炉で使用済みの核燃料は、リサイクル施設を利用すれば核兵器の原料となるプルトニウムへと変換することさえ可能なのである。中国政府は相変わらずイラン政府に対して資本を投下しているというのに、国連の核管理の権威であるIAEAのモハメド・エルバラデイ事務局長は、イランの核の脅威は恐れるに足らないと繰り返している。
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イスラム革命以来の仇敵関係を打破するため昨年27年ぶりにバグダッドで行われた米国とイランの画期的外交会議
左端の人物がこの会議を実現した立役者のライアン・クロッカー駐イラク米国大使 別名「バグダッドのロレンス」


4. Fault NIE report and Obama's Iran diplomacy

As for the U.S., December's publication of a misleading National Intelligence Estimate that claimed Iran had halted nuclear weaponization signaled America's own lack of seriousness toward Iranian ambitions. Barack Obama is leading in the Presidential polls and portrays as a virtue his promise to negotiate with Iran "without precondition" — i.e., without insisting that Tehran stop enriching uranium.
NIEレポートの誤謬とオバマのイラン対策
米国に限って触れるならば、昨年12月に公開されたNIE国家情報評価で「イランは核兵器開発を停止した」と誤報されたために、アメリカは自らイランの核への野心に対して真剣味に欠けるという醜態をさらす結果となった。一方今期の大統領選では、民主党のバラク・オバマ候補は (共和党のマケイン候補を) 有権者の支持率でリードしているが、イランに対しては「従来の条件抜きで」直接交渉するという外交政策を打ち出して、彼の選挙公約の真価と受け取られている。これはすなわち「イラン政府がウラン濃縮を廃棄した」というNIEの既報を鵜呑みにしないで交渉にあたる、という(現実重視の)外交姿勢にほかならない。
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石油利権のために無謀なイラク侵攻で米国を泥沼に陥れたブッシュに代わって、内政・外交全面での「CHANGE」を求めるアメリカ国民の期待を集める民主党の大統領選候補バラク・オバマ上院議員 現在マケインを12%以上リード

5. Iran installed thousands of centrifuge

All the while Iran continues to enrich, installing thousands of additional centrifuges of increasingly more sophisticated design while it buries key facilities underground. No wonder Israel is concluding that it will have to act on its own to prevent a nuclear Iran. Earlier this month, Deputy Prime Minister Shaul Mofaz, a former army chief of staff, warned that "if Iran continues with its program for developing nuclear weapons, we will attack."
すでに数千本の燃料棒を蓄積したイラン
この間ずっとイランは核燃料濃縮を継続し、ますます核兵器使用に耐える高濃度のウラン燃料棒を、すでに数千本も蓄積し続けてきた。しかも、主要核施設は地下に埋設建造する事すら実施した。こうした経緯を振り返れば、イランの核兵器所有を阻止するために、イスラエルが「もはやこれまで」と単独行動を起こさねばならないと覚悟を決めたのも無理のない道理である。今月早々、イスラエルの元防衛長官でもあったサウル・モファズ副首相は、「万一イランが今後継続して核兵器開発計画を進めるならば、我が国はイランを攻撃する」と警告を発していた。
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2007年テヘランで米国と外交交渉段階だった当時のイラン政府ホセイニ広報官

6. Against other nation's nuclerization

nuclear reactor ought to be proof of Israel's determination. An Israeli strike on Iran's nuclear sites would of course look nothing like the Syrian operation. The distances are greater; the targets are hardened, defended and dispersed; hundreds of sorties and several days would be required.

公開されている限りのイランの核施設所在地図 これだけの数を一度に同時攻撃というのは不可能と予測される▼
周辺国家の核所有に対するイスラエルの覚悟
d0123476_23393399.jpg他の閣僚はこうした攻撃論から距離をおいてはいたが、昨年9月のシリアの核施設建設現場に対して断行された空爆をみれば、周辺国家の核所有に対するイスラエルの覚悟が伺えるというものである。もっとも、いざイランの数多くの核施設を実際に爆撃するとなれば、その時はシリアの建設中の単独施設爆撃とは、似ても似つかない事は目に見えている。イラン施設までの距離は壮大である。爆撃対象は地下施設で破壊しにくい。対空ミサイルで防御され、しかもイラン各地に散在している。実際の攻撃には、数百回の出撃で数日間を要する。

7. Retaliation by Iran with Hezbollah, Hamas
Iran would retaliate, with the help of Hezbollah and Hamas, possibly sparking a regional conflict as large as the 1973 Yom Kippur war. Mr. ElBaradei predicted this weekend that such an attack would turn the Middle East into a "ball of fire."
イラン攻撃が行われた場合の想定
万一イスラエルから攻撃が行われた場合には、イランはもちろん反撃に出るし、おまけにレバノンのヒズボラとガザのハマスがイランに加担し、隣国イスラエルを攻撃する。その結果、1973年のヨムキッパー戦争と同じスケールで、中東一帯が戦火に包まれる可能性がある。IAEAのエルバラデイ事務局長は「(実戦演習で行ったような)イスラエルによるイラン攻撃は、中東全体を火だるまにするだけだ」と今週末(6/21)サミット会議中のデュバイで警告を発した。
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ウィーンのIAEA本部でモハメド・エルバラデイ事務局長 エジプト外交官出身でノーベル平和賞受賞者

8. U.S., U.N. responsible for the consequence

Yet his own apologies for Iran and the West's diplomatic failures are responsible for bringing the region to this pass. They have convinced the mullahs that the powers responsible for maintaining world order lack the will to stop Iran. Israelis surely don't welcome a war in which they will suffer.
米国、国連ともに反撃で起こる中東戦争に責任
しかしながら、彼自身のイランに対する謝罪や(イランが核への野心を捨てなかったという)西側諸国の外交の失敗もまた、中東がこうした破滅への道をたどる結末に対して責任がある。国連と西側諸国のとった行動は、イラン政府首脳の高僧たちが「世界秩序の維持に責任のある国際権力でさえ、イランを押しとどめようとする意志が欠如している(誰にもイランを止めることはできない)」と悟る結果を招いた。イスラエル政府とは別に、イラン攻撃の結果として甚大な被害を被る戦争を、イスラエル国民が歓迎するわけがない。
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任期・人気ともに残り僅かを残すばかりとなったイスラエルのエフド・オルメルト首相

9. Tragic paradox of the past six years

Yet they have no choice but to defend themselves against an enemy that vows to obliterate them if Iran acquires the weapon to do so. The tragic paradox of the past six years is that the diplomatic and intelligence evasions offered in the name of avoiding war with Iran have done the most to bring us close to this brink. Appeasement that ends in war is a familiar theme of history.
過去6年間が作り出した悲劇的逆説
全面戦争になれば、イスラエル国民は敵国に対して防衛する以外選択肢はない。しかもその場合の敵とは「核兵器を保有したらイスラエルを地上から消す」と誓っていたイランなのだから。こうした過去6年間に醸成されたのは「イランとの戦争を避けるという名目の元に行われた外交と諜報の画策が、逆に現在の一触即発の中東危機の瀬戸際を招いてしまった」という悲劇的な逆説……和平のための妥協案の結果、戦争にいたるという経過は、歴史の実例にはよくある教訓である。[了]

【米国時間 2008年6月23日 『米流時評』ysbee 訳】
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»» 次号 サルコジの聖地巡礼「エルサレム分割で中東平和を」に続くd0123476_1023580.jpg

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||| 『米流時評』テロ戦争関連特集 |||
•中東核戦争 | •中東のパワーラビリンス | •グローバルウォー | •次世代冷戦時代
•アフガン・タリバンの復活 | •アルカイダ2.0・核のテロ | •パキスタン戒厳令の季節
•テロとスパイ陰謀 | •イラク戦争レポート | •ブッシュと米国政治 | •米大統領選

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昨年のシリア核の危機「中東核戦争」と「NIE諜報レポート」の特集連載もぜひご参照ください。


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by ysbee-2 | 2008-06-23 00:16 | 中東核戦争

イラン攻撃は現実か?イスラエル、中東戦争への秒読み開始

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   ||| 中東戦争へのカウントダウン |||

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イスラエル空軍のイラン攻撃演習で秒読みの始まった中東核戦争危機
米国・イスラエル、両国ともイラン空爆先制攻撃の可能性を否定せず


米国時間 2008年6月21日午前10時02分 | AP通信・デュバイ発 | 『米流時評』ysbee 訳
アラブ首長国連邦・デュバイ発 20日金曜にニューヨークタイムズが報道し世界に衝撃を与えた問題の記事内容は次の通りである。
「イスラエル空軍は、F-16、F-15の戦略用戦闘爆撃ジェットを総数100機以上出撃し、900マイル以上の大編隊飛行演習を行った。これはちょうど、イスラエル空軍基地からイランのナタンツ核燃料濃縮施設までの距離に相当する。この実戦演習には、空中での飛行しながらの燃料補給作業や、(地上からの爆撃で)墜落したジェット機から脱出したパイロットをヘリで救出する作業など、攻撃戦闘時の具体的な演習も含まれていた。」
UN: Bomb Iran and Face Mideast 'Ball of Fire'
Nuclear agency chief's warning follows Israeli military exercises

JUNE 21, 2008 EST | Associated Press — DUBAI | Translation by ysbee
DUBAI, United Arab Emirates — The New York Times quoted officials on Friday as saying that more than 100 Israeli F-16s and F-15s staged the maneuver, flying more than 900 miles, roughly the distance from Israel to Iran's Natanz nuclear enrichment facility, and that the exercise included refueling tankers and helicopters capable of rescuing downed pilots.

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JUNE 22, 2008 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽園通信』デイリー版f0127501_6213945.jpg
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  A s s o c i a t e d P r e s s

イスラエル空軍のイラン攻撃演習で秒読みの始まった中東核戦争
米国時間 2008年6月21日午前10時02分 | AP通信・デュバイ発 | 『米流時評』ysbee 訳

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5. Olmert declined to rule out military action
Israeli Prime Minister Ehud Olmert has said he prefers that Iran's nuclear ambitions be halted by diplomatic means, but has pointedly declined to rule out military action. One Israeli lawmaker on Saturday urged caution, saying that the world should first do more to toughen and broaden the sanctions against Iran to persuade its leaders to halt the nuclear program.
オルメルト「外交優先だが軍事攻撃もありえる」
イスラエルのエフド・オルメルト首相は、「もちろん外交的手段によってイランが核兵器開発の野心を捨てる事は望むところだが、だからと言って軍事的手段を度外視するわけではない」と、「イラン攻撃の可能性を捨てない」という点を強調した。イスラエル国会議員のひとりは、21日土曜のオルメルト発言に特に注目するよう注意を促し、「国際社会はまず第一に、イランに対する経済封鎖をもっと大幅に強固に実施するべきだ。さもないと、イラン政府の首脳に対して核兵器開発の放棄を説得できるわけがない」とオルメルト首相の発言を補佐した。
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ユダヤ財閥系軍需・石油産業の傀儡である米国のブッシュ政権、そのまた傀儡であるオルメルト政権……
好戦主義のタカ派で周辺国家との対立抗争を好む政権へと、ユダヤ財閥の赤い糸はどこまでもつながっていく


6. Israel committee chair: 'Enhancing embargo'

Tzahi Hanegbi, chairman of the powerful Foreign Affairs and Defense Committee in Israel's parliament, suggested steps including banning Iranian planes, ships and sports delegations from entering Western countries. "There's a long way to go before diplomatic efforts are exhausted," Hanegbi said. "The sanctions aren't very strong, they are very shallow, there's a lot of room for enhancing them."
イスラエル「イランの完全封鎖政策を」
イスラエ議会の中でももっとも強力な権威を持つ外交軍事委員会のツァヒ・ハネグビ議長は、イランの核開発計画の廃絶をも含む核開発停止案を提案する。その中には、西側諸国とイランの航空路・海路の全面封鎖や、サッカーなど国際スポーツイベントへの参加禁止など、厳しい条件も含まれている。「外交的手段を使い果たすまでは、まだまだいくつかの段階が残されている。現段階での経済封鎖は決して強力なものだとは言えない。きわめて手ぬるいものであり、まだまだ強化策を取る余裕はある」と議長は説明した。
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80年代にイスラエル首相を務めたタカ派リクード党のビンヤミン・ナタニヤフ。次期首相に立候補し有望と見られているが、イランに対し徹底抗戦を主張する彼が首相の座に復活すれば、即刻イラン空爆が始まる事は疑う余地がない。これに反して、90年代にクリントン政権時代にPLOパレスチナ解放戦線のアラファト議長と和平締結の一歩手前まで行ったバラク元首相は、イラン攻撃は中東全体の核戦争にエスカレートするとすでに何度も警告を発している。

7. U.S.: Seeking diplomatic resolution

The United States also says it is seeking a peaceful, diplomatic resolution to the threat the West sees from Iran's nuclear program, although U.S. officials also have refused to take the threat of military action off the table. U.S. Secretary of State Condoleezza Rice refused to comment on the Israeli maneuvers in an interview with National Public Radio aired Saturday but said: "We are committed to a diplomatic course."
米国「平和的外交手段を模索」
一方米国はイランの核開発によって西側諸国にもたらされた脅威を排除するために、あくまで外交交渉で平和的に解決する事を望んでいるが、米国政府高官もまたイスラエルと同様に、軍事行動によるイラン攻撃を選択肢からはずすことは否定した。米国国務省のコンドリーザ・ライス長官は、米国の公共放送ラジオNPRの土曜の番組インタビューで、イスラエルの「イラン攻撃想定の軍事演習」についてコメントするのを避けたが、「米国政府は外交手段をとる方針にこだわっています」とも述べた。
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米空軍トップ将校2名の「辞任」を発表したあと、ペンタゴンのプレスルームでの記者会見を終えて引き上げるロバート・ゲイツ国防総省長官 イラク戦争での失敗が表面化するにつれ、本来のテロ戦争の攻撃目的地であるアフガン戦線の強化を主張する制服組と、ブッシュ政権下のネオコンの中東覇権政策を強行しようとする官僚派の間で、戦略上の意見の衝突が絶え間なく、政府を見限って辞任したトップ司令官は十指に余る。

8. Olmert: 'Sanctipon alone is not enough'

In an interview with the German magazine Der Spiegel published Wednesday, Olmert said the current international sanctions against Iran would probably not succeed alone, saying there were "many things that can be done economically, politically, diplomatically and militarily." Asked if Israel was capable of taking military action against Iran, Olmert said, "Israel always has to be in a position to defend itself against any adversary and against any threat of any kind."
オルメルト首相「経済封鎖だけでは効果なし」
18日水曜発売のドイツの時事週刊誌『デル・シュピーゲル』のインタビュー記事で、イスラエルのオルメルト首相は、最近の国際社会がイランに対して行っている経済封鎖に関して、多分その政策だけでは(イランの核開発計画の廃棄は)成功しないだろうと述べ、「経済・政治・外交・軍事のあらゆる面で対処できる策がもっとある」と語っている。
また、インタビュアーの「イスラエルがイランに対して軍事的行動を起こす(先制攻撃する)可能性があるか?」という質問に答えて、オルメルト首相はこう応えている。「イスラエルは、いついかなる場合でもいかなる類いの脅威に対しても、自国を防衛する体制にあらねばならない。」
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1948年、国連で建国が承認されて以来、イスラエルは中東の要衝地点で周囲をイスラム教国家に取り巻かれ、常に存在の危機に脅かされながら存続し続けてきた。その間6日間戦争を始めとする数々の戦役を体験。国民は男女を問わず18才になると同時にイスラエル自衛軍に入隊して、男性は3年、女性は1年9ヶ月の兵役を務める徴兵義務がある。

9. Warning rippled across the Gulf region

Meanwhile, reaction to the Israeli exercises rippled across other parts of the Gulf. In Dubai, the government-owned Khaleej Times newspaper warned in an editorial Saturday that an attack on Iran by Israel or the United States would have "disastrous consequences for the region." "A nuclear Iran is in nobody's interest, but military action and armed rehearsals will also not be tolerated," the paper said.
湾岸地域にイスラエル示威行為の衝撃
一方、イスラエルの実戦演習の波紋は、湾岸地域にさざ波のように広がった。アラブ首長国連邦の首都デュバイでは、国営のカリージ・タイムズ紙が土曜版の紙面に掲載した記事は次のようなものであった。「イスラエル、あるいは米国によるイラン攻撃は、中東地域全体に破滅的結果をもたらすだろう。……イランの核武装は誰の得にもならないが、軍事行動と実戦演習もまた同様にあってはならないことである。」
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一昨年選挙の結果ガザの主導権を握った過激派イスラム軍団ハマスのハニエ代表を表敬訪問した、イランのアフマディネジャド大統領 イスラム圏では男同士でもこうして手をつなぎ友好と信頼関係の表象を示すが、あまり気持ちのいいものではない、特にアフマディであるだけに。

10. Question focused on Iran's nuke program

The U.S. and many Western nations accuse Iran of seeking a nuclear bomb. Iran has rejected the charges saying its nuclear program is aimed at generating electricity not a weapon. A U.S. intelligence report released late last year concluded that Iran has suspended its nuclear weapons program, but Israeli intelligence believes that is incorrect and that work is continuing.
イランの核開発停止問題が焦点
米国と西側諸国は、イランが核兵器を保有しようとしていると非難する。一方イラン側は、核開発計画はあくまで発電用の原子力開発であって、核武装のためではないと西側の非難を却下する。また、昨年後半に公開された米国の諜報機関の調査報告書では、イランは核兵器開発を一時停止したと報告されたが、イスラエルの諜報機関は、その報告は間違っており、イランの核武装計画は継続中だと信じている。
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11. Israel's reputation of unilateral action
Russia's foreign minister warned Friday against the use of force on Iran, saying there is no proof it is trying to build nuclear weapons with the a program, which Tehran says is for generating power. There is precedent for unilateral Israeli action. In 1981, Israeli jets bombed Iraq's Osirak nuclear facility to end dictator Saddam Hussein's nuclear program. And last September, Israel bombed a facility in Syria that U.S. officials have said was a nuclear reactor being constructed with North Korean assistance.
イスラエル単独先制攻撃の前例
20日金曜の段階でロシアの外相は、想定されるイスラエル空軍によるイランへの軍事力行使に対して「イランが原子力発電のためだと弁明している現段階の核開発計画においては(あくまで原子力発電が目的で)核兵器を製造しようとしている証拠は皆無だ」とイラン側を弁護した。
しかし、イスラエルが周辺諸国の核開発を阻止するために実際に単独で軍事行動を起こした例は、過去においても多々存在する。1981年、イスラエル空軍の爆撃ジェット機がイラクのオシラク核施設を空爆し、当時のイラク独裁者サダム・フセインの核開発計画は終わりを告げた。また昨年9月には、「シリアが北朝鮮の援助を受けて核燃料炉を建設中だった」と米国の諜報が解明したシリアの疑惑の核施設に対しても、イスラエル空軍が爆撃して破壊している。 [了]

【米国時間 2008年6月22日 『米流時評』ysbee 訳】
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▲上の写真とこの記事トップの写真:2006年夏に中東を震撼とさせたイスラエルによるレバノン侵攻。40日間の戦闘中にレバノン南部の都市は連日イスラエル軍の壊滅的な爆撃を受け廃墟と化したが、レバノン政府軍よりもゲリラ軍団であるヒズボラの抗戦がしぶとく、イスラエルは最終的に勝利を得られないまま終戦。この失態で軍部とオルメルト首相の責任が問われ、イスラエルの国際的評価は激減。反対にナスララー代表の率いるヒズボラは、レジスタンス戦を闘い抜いた軍団として、イスラム圏では英雄視される結果を招いた。それ以前から弱体のレバノン政府とヒズボラの拮抗も継続したままで、レバノンはいまだに暗殺やテロ行為の絶えない社会不安が残ったままである。

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||| 『米流時評』テロ戦争関連特集 |||
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by ysbee-2 | 2008-06-22 13:48 | 中東核戦争

警告!イスラエル対イラン 中東核戦争への助走

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  ||| イスラエル・イラン戦争への助走 |||

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中東核戦争の危機 イスラエル対イランの戦闘意識、急速に高まる
イスラエル空軍、戦闘爆撃機百機編隊飛行でイランを本格的に威嚇


d0123476_18552829.gif「If smells like it and tastes like it, then that is it. ……もしそういう匂いがしてそんな味がしたら、それはまさにそれにちがいない」これはアメリカ人がよく使う言い回しで、知識よりも本能や感覚による認識の方が当たっている場合が多いという意味。事件などの場合には、この tastes が sounds に変わったりするが、言っていることは同じで「直感を信じよ」という一般のアメリカ人にとっては極めて常識的な考え方である。この場合の常識とは、図書館や教室で「活字から」学んだ外付けの知識ではなく、年寄りの言い伝えや子供の直感で一瞬に見抜く「洞察力」による総体的認識である。
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▲トップの写真は模型のように見えるが、それもそのはず、イスラエルの砂漠に建設された攻撃演習専用の「偽装タウン」。モスクなども擬してどこかの「アラブの町並み」を再現している。この上の写真はそのツェーリムの再現都市で、ゲリラ戦に多い市街戦の実戦演習を行うイスラエル自衛軍の陸軍兵士。

米国メディアのジャーナリストの記事を読んでいて、しばしばその単刀直入なレポートに引き込まれる場合が多いのは、彼らが人一倍「正直」だからかも知れない。評論家にありがちな高踏的態度で象牙の塔の分厚い資料を振り回したりせずに、時代の風向きが変わる前兆を、自らの額をその風にさらして、寒暖の差を感じ、緩急の変化をつかみ、善悪の匂いを嗅ぎ分ける「ジャーナリストの本能」に長けているからにほかならない。彼らが最大の価値をおくのは、唯一「Tell the Truth=真実の報道」である。

また、自国の外交であれ外国の軍事行動であれ、いち早く傍受した情報をできるだけ早く一般大衆に伝える、という本来のブンヤ精神を保守しているようにも見える。サラリーは会社からもらっていても、魂は大衆社会に奉仕するという気概が、記者にしろカメラマンにしろ、その文章や写真からしばしばほとばしっている場合がある。この伝でいくと、6月に入ってから見聞する記事では、どうも急激に中東戦争の気配が濃厚になっているような前兆が、そこかしこに現れているようだ。世界中の各紙ともイスラエル空軍のイラン攻撃演習の中に、戦争の助走としての匂いと音を感じ取っている。
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▲ハッツォー空軍基地にある「イラン攻撃演習」参加と同機種のF-16 戦略用戦闘爆撃機の飛行シミュレーション装置

今回この下の記事で紹介するのは、6月に入って以来イスラエルとイランの間で、核のキノコ雲のように急速に膨らんできた「イラン攻撃」の可能性に関するレポートである。イラン攻撃に関しては、昨年も何度もその不安が拡大した時期があったが、幸いにして米国外務省やペンタゴン内部の良識派の鎮圧が功を奏して、副大統領チェニーの暴走に終わっていた。

しかし、ブッシュ政権の命脈あるうちに、ネオコンの標榜する「中東ニューワールド」実現の最終目標である「イラン攻略」をなんとしてもしかけたいのが、共和党タカ派の軍事ロビーの思惑である。しかも、国防総省内でタカ派の内圧を抑えていた良識ある司令官が、ひとりずつ排斥されてきている現状もある。これには今期の大統領選も絡んでおり、米国が再度戦時攻撃体制に入れば、国民はいやが応でも軍事体制に強いジョン・マケイン候補を支持せざるをえなくなる、という選挙戦略としても効果的だからである。
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▲予備選の集会で、ビーチボーイズの「Barbara Ann」の替え歌で「Bomb, bomb Iran...(イランをバンバン爆撃せよ…)」と歌い、一躍「好戦派」の悪名を高めた戦時後遺症の残る共和党のジョン・マケイン候補。他にもイラクがシーア派政権でイランがスンニ派政権であるという中東外交の基本中の基本を取り違えて覚えていたり「アブナさ」ではかなりブッシュに近いものがあり、最近では「McBush=マクブッシュ/ブッシュの息子」「The Third Bush/3代目ブッシュ」と呼ばれ、人気が低迷している。
予備選ではオバマが毎回スタジアムを埋める2万人前後の集会で各都市の政治集会の記録を塗り替えているのに比べ、マケインは200〜300人の小集会なので、共和党支持者の中には今から勝利を諦める層もある。レーガン時代に民主党員でありながらレーガンに投票した有権者を「レーガン・デモクラッツ」と呼ぶが、その逆方向のクロスオーバーで、共和党に所属しながらオバマを支持する「オバマカン」と総称される識者・有権者も今期は数多く出現している。
写真は6月初旬にあった米国最強のイスラエルロビイスト団体 AIPACの年次総会で演説する共和党マケイン上院議員


そうしたブッシュ政権の最後の悪あがきの代理行為か?と思えるようなイスラエルの軍事威嚇行動が、今月第1週に強行された。それもF-16、F-15の戦略爆撃機百機以上の編隊飛行という大々的威嚇行為である。イスラエルの言い分は、核兵器開発を放棄しないイランに対して「本気の攻撃の演習」という示威行為と言うのだが、過去にもサダム政権時のイラクや昨年のシリアの「核の疑惑施設」を爆撃してきた実績があるだけに、ただの「脅し」だけでは済まないかも知れない。米国と連合での侵攻は、米議会の主導権を民主党が握っているし、第一米国民が絶対認めないだろうから、不可能に近い。しかし、イスラエル単独の先制攻撃なら、即決でありえる。国民の支持があるからだ。(もちろん反対意見も多いが、多数決では対イラン攻撃に賛成派が勝つ)

一方、核開発で糾弾されているイランでは、国民はアフマディの強硬な好戦的姿勢に嫌気がさし、来年の大統領選挙では反対派を選ぶだろうと予測されている。イスラエルでは、汚職を追及されているオルメルト首相も残り僅かの命。ブッシュ大統領に関しては、支持率16%という数字まで出るほどの不人気で「米国史上最悪の大統領」という烙印は消える事はないだろう。アフマディ、オルメルト、ブッシュ。好戦的で悪名高い三者そろって任期残り僅かとなった現在、核をめぐって真っ向から角突き合わせる事態が発生している。
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▲任期残り僅かのイスラエルのオルメルト首相。人気もほとんどないに等しい。元々中道穏健派というのはイスラエルでは受けが悪く就任当時から支持者が少なかった。ことにヒズボラに勝てず屈辱を喫した06年のレバノン侵攻以降、セクハラや業者癒着、収賄・横領など、閣僚の汚職問題が山積したのは致命的だった。しかしその間も数回となく退陣要求の嵐をかいくぐってこられたのは、ユダヤ人政治家の最たる特徴の二枚腰のおかげか。ブッシュがユダヤ系パワーハウスの米国旗艦店長とすれば、オルメルトは中東でのイスラエル現場監督と言えなくもない。

こうした [米国+イスラエル] X イランという、核開発をめぐる対立の図式が、イラン攻撃という実態となって具体化しないことを祈る。何といってもイランのすぐ後ろにはロシアがぴったりくっついているのだから、万一イラン侵攻が始まる時は「中東核戦争=第三次世界大戦」の開幕する時である。こけおどしで言っているのではない。この危機に際して、世界の核管理の総元締めである国際原子力機関 IAEAのエルバラデイ事務局長も、金切り声を上げて警告を発している。
"Bomb Iran and Face Mideast 'Ball of Fire'!"「イランを爆撃すれば中東全域が火の海になる」(正確には「火の玉=核爆発」か)と叫んでいるのだから。

【米国時間 2008年6月21日『米流時評』ysbee】

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JUNE 21, 2008 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽園通信』デイリー版f0127501_6213945.jpg
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  A s s o c i a t e d P r e s s

中東核戦争の危機 イスラエル対イランの戦闘意識、急速に高まる
米国時間 2008年6月21日午前10時02分 | AP通信・デュバイ発 | 『米流時評』ysbee 訳

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UN: Bomb Iran and Face Mideast 'Ball of Fire'
Nuclear agency chief's warning follows Israeli military exercises

JUNE 21, 2008 EST | Associated Press — DUBAI | Translation by ysbee
DUBAI, United Arab Emirates — The U.N. nuclear watchdog chief warned in comments aired Saturday that any military strike on Iran could turn the Mideast to a "ball of fire" and lead Iran to a more-aggressive stance on its controversial nuclear program. The comments by Mohamed ElBaradei, head of the International Atomic Energy Agency, came in an interview with an Arab television station aired Saturday.


アラブ首長国連邦・デュバイ発 |21日土曜、国連の核保安監視機関IAEAのトップは「イランを軍事攻撃すれば中東全体が『火だるま』になりかねない。また、中東問題の焦点であるイランの核開発は、攻撃に反発してより過激な方向へ向かう可能性がある」と警告を発した。この国際原子力機関のモハメド・エルバラデイ事務局長の発言は、21日土曜アラブ系テレビ局のインタビューで放映されたものである。
▲上の写真は2006年夏勃発し40日間続いたイスラエルによるレバノン侵攻で爆撃されたベイルートの市街地。イスラエルがユダヤ人の敵と見なすレバノンのイスラム過激派軍団ヒズボラが本部を置くベイルート市南部は、連日の空爆で巨大な廃墟と化した。この戦役でも伺えるように、イスラエルは戦争に突入する前にすでに海軍・空軍を攻撃位置に総動員しており、一夜でベイルート空港の滑走路と主要基幹道路・橋梁を爆撃し、シリアからの支援ルートを断った。やる時は本気なので、敵に回すと核を保有するだけに最悪である。

1. Elbaradai: 'Turn the Middle East to a ball of fire'
The interview aired just a day after U.S. officials said they believed recent large Israeli military exercises may have been meant to show Israel's ability to hit Iran's nuclear sites. "In my opinion, a military strike will be the worst... it will turn the Middle East to a ball of fire," ElBaradei said on Al-Arabiya television. It also could prompt Iran to press even harder to seek a nuclear program, and force him to resign, he said.
IAEA エルバラデイ事務局長「イラン攻撃で中東全体が火だるまに」
d0123476_925661.jpgこのインタビュー番組は、つい最近イスラエルで一大軍事演習があったと米国政府高官が発言した翌日に放映されたが、高官はその演習に関して「イスラエルがイランの核施設を直接攻撃できる可能性を誇示する意味で実施されたのだろうと解釈する」と語られた事実が、米国時間で20日金曜にNYタイムズをはじめとする各メディアで報道されていた。
「私の意見では、軍事攻撃は最悪の結果となるだろう。そんなことをすれば、中東全体が火だるまになるのは目に見えている」この発言の模様は中東をカバーするアルアラビアテレビで放映された。また事務局長は「イラン攻撃はイランに対して逆効果であり、イランが核兵器開発に執着する方向へ走る結果を招くだろう」と示唆し、その場合には自分は責任をとって辞めざるをえないとも漏らした。

エジプトの外交官出身で、97年以来国連の核保安機関であるIAEA国際原子力機関事務局長を2期務めるモハメド・エルバラデイ事務局長。米国、イスラエルのパワーにも屈する事なく、歯に衣着せず本音を発言することでも知られる。イラク戦争直前にイラクの閉鎖した核施設を査察して「核兵器は存在しない」と結論づけた IAEAの調査結果は、数年後に正しかった事が証明され「サダムのWMD保有」という開戦事由をねつ造した「ブッシュの大嘘」と対比される。こうした国連の「核の番犬」としての役職を公正に果たす尽力を認められ、05年にはノーベル平和賞を受賞している。 写真はウィーンにあるIAEAの本部で。


2. Iran: 'Israel jeopardizes global peace and security'

Iran on Saturday also criticized the Israeli exercises. The official IRNA news agency quoted a government spokesman as saying that the exercises demonstrate Israel "jeopardizes global peace and security." Israel sent warplanes and other aircraft on a major exercise in the Eastern Mediterranean earlier this month, U.S. military officials said Friday.
イラン「イスラエルの行為は地上の平和を破壊する」
一方21日土曜の段階では、イラン側もまたイスラエルの軍事演習に対して非難声明を出した。イランの国営メディアIRNAニュース社では、イラン政府の広報官が語った内容を次のように伝えている。「今回の演習は、イスラエルが地上の平和と安全を窮地に陥れる状況を示したものである。」
また米国政府の軍事高官は、20日金曜の段階で「イスラエルは今月に入って間もなく、戦略爆撃機とその他のジェット戦闘機で、地中海東部沿岸地区において大演習を実施した」と報告している。
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3. Israel: Exercise of a long-range strike mission
Israel's military refused to confirm or deny that the maneuvers were practice for a strike in Iran, saying only that it regularly trains for various missions to counter threats to the country. But the exercise the first week of June may have been meant as a show of force as well as a practice on skills needed to execute a long-range strike mission, one U.S. official said, speaking on condition of anonymity because he was not authorized to speak on the record on the matter.
イスラエル「長距離ミサイル攻撃の示威演習」
イスラエル軍部では、「演習はイラン攻撃の自治訓練か」という肝心の点に関しては、肯定も否定もせず「演習の目的は、イスラエルに対して脅威となる敵性国家に対する、多面的な攻撃の通常訓練だ」と説明している。しかしながら米国政府高官は「6月の第1週に実施された演習は、攻撃能力の示威行為であると同時に、長距離飛行による爆撃を実施する上で必要とされる技術の実質的教練でもある」と解釈している。軍事関係者の意見としての公表を許されていないために、この高官の名前は匿名という条件の下で取材に応じたものである。  »» 次号へ続く

【米国時間 2008年6月21日 『米流時評』ysbee 訳】

»» 次号「イラン攻撃は現実か?イスラエル、中東戦争への秒読み開始」へ続くd0123476_1023580.jpg

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||| 『米流時評』テロ戦争関連特集 |||
•中東核戦争 | •中東のパワーラビリンス | •グローバルウォー | •次世代冷戦時代
•アフガン・タリバンの復活 | •アルカイダ2.0・核のテロ | •パキスタン戒厳令の季節
•テロとスパイ陰謀 | •イラク戦争レポート | •ブッシュと米国政治 | •米大統領選

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昨年のシリア核の危機「中東核戦争」と「NIE諜報レポート」の特集連載もぜひご参照ください。


▼クリックしてこの下の中東核戦争・NIE諜報『米流時評』特集記事リストへ続く
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by ysbee-2 | 2008-06-21 18:40 | 中東核戦争

米流時評 シリア核施設とホルムズ海峡事件の謎を解く

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    ||| 中東パワーシフトへの点と線 |||

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米流時評 シリア核施設再建設発覚とホルムズ海峡事件の謎を解く

d0123476_18552829.gif昨年9月にイスラエルの戦闘ジェット機が爆撃し破壊したと見られたシリアの核施設建設現場で、以前と同様の主要棟に見える施設を再度新たに建設工事中であることが、衛星写真によって確認された。このニュースは米国時間1月11日の時点で、ニューヨークタイムズを始めとする米国メディアで発表された速報である。
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1. 疑惑のシリア核施設
ダマスカスの南東30キロのシリア砂漠に位置するこのサイトは、これまでもたびたびサテライトから撮影されてきている。『米流時評』では9月イスラエルが爆撃した直後に中東核戦争の特集を組み、その時のイスラエル、シリア、そして近隣アラブ諸国と米英間に発生した緊張と危機の詳細を全10編にわたって緊急特集でお伝えした。

▶特集『中東核戦争』本編の最後に各記事のリンクあり
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シリア中部アルラッカに近い砂漠に建設中だった核燃料炉施設と見られる箇所のサテライト写真:左から04年9月16日/中央が昨年8月10日で、この写真を元にイスラエル軍が9月6日に空爆決行/右は跡形もなくなった10月24日

2. 中東情勢におけるシリアの立場
しかし、今回は速攻で爆撃という展開にはいたっていない。多分ブッシュ大統領が中東和平を大義名分に掲げて中東諸国を歴訪している最中だからであろうか。しかも、シリアが米国推進の中東和平の道程に協力を申し出たという、思いがけない展開もある。こういう危機に際して、シリアのアサド首相は常に見極めが早くて鋭い。昨年3月のイラン領海侵犯による英国水兵拿捕事件の際にも、シリアが英国とイランとの間を仲介する交渉役として奔走し、一時は英国対イランの衝突かと思われた危機を避けられた事実は、記憶に新しい。
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卓越した外交の権謀術数で中東のパワーラビリンスをサバイバルするシリア マヌシェル・モタキ外相とアサド大統領

3. イラン孤立化へのパワーシフト
シリアがもしもブッシュの提案する中東和平協定に対して、賛同者として調約する場合には、これまで長年敵対状態にあったイラン陣営の強力な援軍を切り崩して西側に取り込むことになり、米英仏にとっては中東においてイランを孤立化に追いやるドラスティックなパワーシフトへの、確実な布石となる。
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イランの閣僚 アフマディネジャド大統領/昨年秋までの原子力エネルギー相/外相

4. 衛星写真発表のタイミングに疑問
私が疑問に思ったのは、この核施設建設現場は爆撃で破壊された後も観測が続けられていたはずで、ブルドーザーで地ならしされた時点まではメディアでも発表されていたが、その後建設が進められていた事実を12日まで知らなかったはずがない。核施設疑惑の地点ならば、定点観測を続けるのが素人考えでも当然の処置だと思える。それならば、なぜ今この時点で発表したのだろうか。

▶復讐の世紀「核のアルマゲドン」中東戦争
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昨年9月末にシリアの核施設を爆撃したイスラエル空軍の戦闘爆撃機 3機編成で空爆フライトした

5. ブッシュ中東歴訪とシンクロするタイミング
ひとつには、もちろんブッシュの中東訪問との絶妙なタイミングまで、満を持してホールドしていたことが考えられる。中東歴訪の最中にここぞという時点でシリアの首の根をおさえれば、和平に協力せよといういかなる条件も通りやすくなるからであろう。イランへの威嚇としてこれほど効果的な舞台設定はない。
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中東歴訪途中のブッシュにカタールの王子がデザートファルコン(鷹匠)のテクニックを披露

6. ホルムズ海峡イラン艇事件
この時期にぶつけたもうひとつの事件、ホルムズ海峡でのイラン船舶と米海軍巡視艇のニアミスは、初めから怪しげな演出が匂ったが、その後やはり「偽装演出」とは言い切れないが、威嚇の実態はなかったらしいことが連日のニュースで暴露された。「近寄れば爆発物を投げる」というイラン艇から発せられたと思われた威嚇アナウンスは、「何者かの偽装」である疑いが濃くなった。どこから聴いても、かのキッシンジャーの声にそっくりな平板なコンピュータボイスで、当初からおかしいと思った直感は当っていた。
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ホルムズ海峡巡航中の米海軍戦闘艦にイラン国籍のスピードボートが接近し威嚇のアナウンスメントで事件に

7. 中東パワーシフトへの点と線
もうひとつ考えられるのは、シリアは昨年イスラエル機に爆撃された時点で、すでに白旗を掲げていたのではなかろうか、という憶測である。あの時点で何らかの条件をシリアから引き出さずに放置したとは考えにくい。しかしシリアも、おいそれとイランと訣別できる政治情勢ではない。なにしろ国境を接する隣国で、同じシーア派の兄弟分のイスラム国家である。イランに反旗を翻した時点で速攻でミサイルが打ち込まれて、国土が蜂の巣状態になるのは目に見えている。
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イランが06年に実施したミサイル発射実験

8. アナポリス中東会議へのシリア参加
このシリアの「西側への足入れ状態」を説明するのが、昨年11月のアナポリス中東会議だろう。ブッシュ政権主催の中東平和会議に最終的にシリアが参加して、東西の国際情勢を知る者を驚かせたのを覚えておいでだろうか。私は、このシリアの突然の変節には絶対ウラがあるとひっかかっていた。
2007年後半
  1. 07年09月26日 イスラエルによるシリア核施設の爆撃
  2. 07年11月27日 アナポリス中東平和会議へシリア参加
  3. 07年12月07日 ブッシュ、中東歴訪旅行を発表
2008年初頭
  4. 08年01月07日 ホルムズ海峡でイラン艇が米海軍艇に接近威嚇
  5. 08年01月11日 シリア核施設再建工事の衛星写真発表
  6. 08年01月12日 米国「サウジアラビアへ200億ドルの兵器輸出」契約成立
  7. 08年01月12日 米国「アフガニスタンへ米海兵隊3800名緊急派兵」声明
  8. 08年01月13日 ホルムズ海峡事件でのイラン艇威嚇アナウンスは何者かの偽装

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シリアを抑えてしまえばイランは三方塞がりで孤立する イランの東に隣接するのはアフガニスタンとパキスタン

9. まだ誰も気がついていないプロット
こうして一連の事件やできごとをつなぎ合わせて推理すると、最初のイスラエルによる爆撃はあったとしても、その後の流れは、シリアを西側へと取り込むためのステップバイステップに思えるのである。特に最後の核施設再建の衛星写真がなぜ今発表されるのか。ホルムズ海峡でのニアミスがなぜ演出されたのか。ブッシュ政権のやり口を8年間見てきたので、私の推測は次の通りだ。

▶2008年核戦争の冬/チェニーのウォープラン
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アナポリス平和会議へ出席の途中ホワイトハウスへ立ち寄りライス長官と談笑するイスラエルの外相

10. すべてはイラン攻撃のために

ネオコンはブッシュが政権在位中に、なんとしても本来の中東戦略のゴールだったイラン侵攻へ持ち込みたい。そのために、すでにイランの西隣イラクと東隣アフガニスタン、パキスタンは抑えてある。残るは中東でのイランの最大の味方であるシリアを切り崩すことが何としても必須だ。しかしシリアを直接攻撃すれば、イランにイラク駐留米軍への攻撃理由を与えてしまう。したがって多分昨年から、米国はシリアとの裏口交渉を重ねて来たに違いない。

▶復讐の世紀「核のアルマゲドン」中東戦争

11. 中東カルテット ブレア特使の役割

イランによる英国水兵拿捕事件以来、折衝役となったシリアと英国との間の敷居は取り払われた。シリアの外相を介して、ブレアとシリアのアサド大統領は、一度ならず会談を持っているはずである。両者ともアナポリス会議で同席している。この秘密裏の交渉の舞台で、英国のブレア中東特使が暗躍したのは想像に難くない。米国国務省は表面だって動く訳にいかないが、ブレアなら中東特使の肩書きでフリーパスだからである。

▶ブレアの再出発・中東平和外交代表
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昨年任期満了で首相退職後は中東カルテット(米・英・仏・国連)の特使として各国間の調整役を務めるブレア

12. 国家の陰謀、百年の大罪

つまりこれまでの点をつなげてみると、米英西側2国がシリアを取り込むために、シリアに不利な「核施設発覚」という事実を発表して、表向きはシリアがいたしかたなく米英に降参した形をとるが、その実態は「イラン孤立化のための三国の密約協定があった」と仮説を立てると、全ての謎と疑問が逆方向から解けてくる。犯罪を立証するには犯罪者の心理に立ってみよ、という鉄則を応用してみればよい。国家間の陰謀というのは、犯罪の中でも最もインテリジェントな、最も罪深い犯罪である。なにしろ国民を欺いて、計画の成否に国家の針路を賭けるのだから。

▶ホワイトハウスのウォーゲーム/中東核戦争のシミュレーション

【米国時間 2008年1月13日『米流時評』ysbee 記】
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主要訪問国のひとつサウジアラビアの首都リヤドで開催の(俗称)親米会議でイランの危険性を強調するブッシュ

»» 次号「パキスタン危機/ポスト・ブットの政情レポート」へ続く
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11/30 「アナポリスの予兆」どうなる?中東和平会議の行方
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8/19 予兆編  イランが危ない!中東大戦争の可能性
9/17 序 章  中東大戦争前夜?急浮上するシリアとイスラエルの核紛争
9/18 第1章  戦争挑発行為?イスラエル爆撃機のシリア領空侵犯
9/20 第2章  中東核戦争の危機は本物か
9/21 第3章  「新ジェリコの戦い」イランのミサイル報復作戦
9/22 第4章  核のターゲットはイラク・アフガニスタン駐留米軍
9/23 第5章  消された記事『中東代理戦争:シリア対イスラエル』
9/24 第6章1 ホワイトハウスのウォーゲーム
9/25 第6章2 「2008年核戦争の冬」チェニーのウォープラン
9/26 第6章3 復讐の世紀「核のアルマゲドン」中東戦争
9/27 第6章4 暴かれた大謀略・ネオコンとイスラエルの中東「核の戦略」
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 5/11 急接近する北朝鮮とイラン、二国同盟に初調印
 6/27 ブレアの再出発・中東平和外交代表
10/21 イラン警告:1分間で1万1千発ミサイル発射可能
10/28 衛星写真が証明する空爆されたシリア核施設の証拠隠滅


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by ysbee-2 | 2008-01-13 17:48 | 中東核戦争

NIEレポート2・暴かれたブッシュ政権の戦争体質

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   ||| 暴かれたブッシュ政権の戦争体質 |||
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イランに対する諜報評価転換がもたらしたブッシュ政権への致命傷
米国の威信失墜を覚悟の上で情報を変更した防衛諜報の司令官たち


ニューズウィーク・サイト独占掲載 | マイケル・ハーシュ時評 |『米流時評』ysbee 訳
米国時間 2007年11月6日 前号「NIE衝撃レポート1・さらば、イラン戦争」からの続き:
今回のNIEの内容公開がもたらした余波の第二に挙げられるのは、直撃波の衝撃が大き過ぎてまだ誰もそこまでは言及していないが、米国にとっては致命傷である。つまり、これまででも充分にずたずたに傷ついてきたブッシュ政権の海外の紛争処理能力に対する信頼だが、いまやそんなものは木っ端みじんに粉砕されてしまったという事実である。米国の威信は、NIEから吹いた風と共に、跡形もなく見事に消え去った。
Forget War With Iran — Part 2
Credibility of the Bush administration has gone with the wind of NIE blow
By Michael Hirch | NEWSWEEK — Web Exclusive | Translation by ysbee
Continued from the previous issue — The second, and less noted, effect of the new NIE is that the already tattered credibility of this administration over its assessment of dangers abroad is now shredded—simply gone with the wind.

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DECEMBER 6, 2007 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽園通信』デイリー版f0127501_6213945.jpg
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  N E W S W E E K | W E B E X C L U S I V E

NIE衝撃レポートPART 2 「暴かれたブッシュ政権の戦争体質」
米国時間 2007年12月4日 | マイケル・ハーシュ/ニューズウィーク | 『米流時評』ysbee 訳


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8. Shredded the already-tattered credibility
Whether Bush's earlier assertions about Iran's nuclear program were based on hype or bad information doesn't really matter; all that matters is that Washington has once again demonstrated to the world that it doesn't have the evidence it said it did.
信用ゼロのブッシュ政権に致命傷
イランの核兵器開発についての従来のブッシュの認識が、過剰に増幅された誤った情報に基づくものであった、などという言訳はもう実質的に問題ではない。今後何が問題かと言えば「米国政府はまたもや(イラク侵攻の際のありもしないWMDのように)掴んでもいない証拠をいかもあるかのように、全世界に対してふりかざして見せた」という動かせない事実である。
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9. Lost credibility of the American Presidency
And it will be years before future American presidents rebuild that credibility—before they can again lay claim to the kind of trustworthiness that, say, John F. Kennedy had in 1962 when France's Charles de Gaulle declined to examine Washington's photographic evidence of Soviet missile sites in Cuba, declaring that the president's word alone was good enough.
米国大統領の威信失墜
これから先現れる歴代の米国大統領がこの失墜した威信を回復するまでには、多分何年もかかるだろう。かつてのケネディ大統領時代のような性質の信頼に足る「世界のアメリカ」という評価を再び勝ち得るまでには。
ケネディ大統領の威信を象徴するエピソードのひとつに、1962年のキューバ危機の際の逸話がある。偵察機による諜報写真で「キューバにソ連のミサイルを発射する基地が設置された」という情報がホワイトハウスに報告された。フランスのシャルル・ドゴール大統領は、その真偽を確認するのに、時の米国大統領ジョン・F・ケネディに対して「ワシントンがその証拠写真を握っているのなら見せろ」と要請したが、ケネディはきっぱりと断って、毅然とした態度でこう答えた。
「米国の大統領がそう言っているというだけで充分ではないか。」
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10. Biden: 'serious wound to national security.'
"The president's actions have made it far more difficult to get other countries to work with us on Iran or to believe us about anything else," said Sen. Joseph Biden, chairman of the Foreign Relations Committee. "It's hard to think of a more serious and self-inflicted wound to our national security."
ジョー・バイデン「防衛体制に深刻な影響」
米国議会上院の外交委員会の議長を務めるジョー・バイデン上院議員は、今回のNIE情報公開によって予想される海外での評価を、次のように予測する。
「今回までにブッシュ大統領のとった行動によって、米国以外の国にとってイランに対抗して我が国と共同戦線を張ることは、これまで以上にはるかに困難になった。イランに関してだけでなく他のあらゆる件に関して、米国を信用できない状況を作ってしまった。我が国の防衛体制において、今回以上の深刻で自滅的な損傷は、ちょっと考えられない。」
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11. Problematic flip-flop of NIE
MThe problem we have created for ourselves is not so much with the new NIE, which seems sober and sound—if sometimes self-contradictory.
How can it assert so confidently that Iran has halted its weapons program when Tehran is still enriching uranium and, the report concludes, "Iranian entities are continuing to develop a range of technical capabilities that could be applied to nuclear weapons"?

国家評価情報の180度転換
米国が自ら作り出した自滅的問題は、なにもひとえに今回の新しいNIEの内容変更のおかげだとは言いきれない。NIEの内容自体は、むしろしっかりした健全な情報である。ただしそれ自体が、以前の諜報総括情報の内容とは矛盾する点が多々あることを除けばの話だが。
それにしても実際問題として、イラン政府がいまだに核兵器の素材となるウラン濃縮化を行なっているというのに、諜報機関はどうすればあんなにも自信に満ちて「イランは核兵器開発を停止した」と断言できるのだろう。しかも、報告書の結論は次のような一文で終わっているというのに。
「イランの現状は、今後核兵器に対して転用される可能性のある濃縮ウランの、製造過程での幾多の技術的問題を開発する途上にある。」(完成は早くても2010年と見込まれている。)
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12. Questions against confidential sources
The real question is what possessed Bush and other senior administration officials—and the writers of the 2005 NIE—to be so confident of their earlier conclusions that Iran was pursuing a weapon?
Because now we know that the intel they were citing was, at best, mixed.

イランを糾弾し続けた根拠は何か?
今回の事柄で真に謎なのは、いったい何がブッシュや他の米国政府首脳高官に、悪霊のように「取り憑いて」いたのだろう?という疑問だ。特に2005年度のNIEの制作者にも言える事だが、どうしてあれほど自信たっぷりに「イランは核兵器を手に入れようとしている」という当初の結論をふりかざすことができたのだろう?
その理由は、今やわれわれの眼前に暴かれている。なぜなら彼らが報告を受けていた諜報内容は、百歩譲って弁解すれば、矛盾する交錯した内容の情報だったからだ。
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ブッシュ政権の怖さを知る者ならぞっとするお三方 左から今回のNIEの発表に踏み切ったスティーブン・ハドリー大統領補佐官、ブッシュ帝国のダース・ベーダー、ディック・チェニー副大統領、米国諜報の影のドンで、イラク大使、国連大使を経て、現在はライス長官に次ぐ国務省の二番手、ジョン・ネグロポンテ国務次官

13. The change is in the air in D.C.
We should not be fooled by the spin out of the White House that "new" intelligence alone prompted the reassessment. What has changed at least as much as the intel is the cast of characters, and the political atmosphere.
ワシントン政界の空気の変化
今回ホワイトハウスが事後対策として言いふらしている言い訳に、われわれは二度と騙されてはいけない。彼らは「新しい諜報情報は、再検討を要するために提出されただけのことだ」などと、後付けで言い訳がましく説明を付け加えた。
しかし実際には、少なくとも「諜報情報そのものをできる限り変えた」という変遷自体が、諜報の世界が変わったということの本質を物語っている。そして政治をとりまく空気の変化も。
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14. Newly-arrived pros and pragmatists
Gone are ideologues like John Bolton and Scooter Libby, unremitting hardliners like Bob Joseph, the State Department's counterproliferation chief after Bolton, and politically driven officials like former CIA director George Tenet; newly arrived are pros and pragmatists like Robert Gates, CIA Director Michael Hayden and Director of National Intelligence Michael McConnell, who have successfully depoliticized intelligence assessments, as they're supposed to be.
実戦の強者による諜報の体質改善
ジョン・ボルトンやスクーター・リビイのようなネオコンのイデオロギー心酔者は、すでにホワイトハウスから去った。同じく、国務省のボルトンの後釜で懲りないタカ派のボブ・ジョゼフや、政治的野心に駆られた諜報官僚の代表、元CIA長官ジョージ・テネットももう現役ではない。
彼らの後継者として新たに参入したメンバーは、ラムズフェルドの跡を埋めたロバート(ボブ)・ゲイツ国防総省長官、マイケル・ヘイドンCIA長官、マイケル(マイク)・マッコネル国家諜報部門長官など、みな実戦で鳴らしたいわば制服組の軍事・諜報の生粋のプロばかりである。特にマッコネル長官は、諜報部門の情報分析を政治的影響力から切り離すことに成功した立役者でもある。

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【米国時間 2007年12月6日『米流時評』ysbee 訳】

»» 緊急特集「NIE衝撃の諜報レポート」
d0123476_1746245.jpg時 評  「NIEレポートで暴かれたブッシュの大嘘」
Part-1 「さらば、イラン戦争」
Part-2 「暴かれたブッシュ政権の戦争体質」
Part-3 「大統領選にまで波及するNIEシンドローム」
Part-4 「米外交のUターン・金宛ブッシュ親書の謎」
Part-5 「半島平和?ブッシュ最終章外交の突然変異」

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by ysbee-2 | 2007-12-06 12:48 | ブッシュと米国政治

緊急NIE衝撃レポート1「さらば、イラン戦争」

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 ||| NIE衝撃レポート「さらば、イラン戦争」|||
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やはり米国史上最悪の亡国の政権だったブッシュのホワイトハウス
新しいNIEレポートで解消したイラン戦争懸念と浮上した陰謀疑惑


ニューズウィーク・サイト独占掲載 | マイケル・ハーシュ時評 |『米流時評』ysbee 訳
米国時間 2007年11月4日 |「イラン戦争なんか忘れることだ」それが、今回新たに発表されたNIE/National Intelligence Estimate(国家情報評価)の大意である。
レポートによると、イラン政府は原爆(Bomb)など造ってはいなかった。しかしながらこの報告書が与えた衝撃は、核爆発と同じくらい強烈なショックウェーブを残した。ともかく、この衝撃のレポート公開後の勝者と敗者を一瞥してみよう。
Forget War With Iran — Part 1
Newly-found winners and losers after the NIE report on Iran's nuking
By Michael Hirch | NEWSWEEK — Web Exclusive | Translation by ysbee
NOVEMBER 4, 2007 — 'Forget War With Iran.' That's the main implication of the startling new intelligence estimate that Tehran isn't working on a bomb. But the long-term impact is just as significant. A look at the winners and losers.

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DECEMBER 5, 2007 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽園通信』デイリー版f0127501_6213945.jpg
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  N E W S W E E K | W E B E X C L U S I V E

緊急時評:NIE衝撃レポートPART 1 「さらば、イラン戦争」
米国時間 2007年12月4日 | マイケル・ハーシュ/ニューズウィーク | 『米流時評』ysbee 訳


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1. DC-quake caused by new NIE report
President Bush, in his news conference today, said "nothing's changed" about the U.S. approach to Iran. On the contrary, everything has. What the U.S. president failed to acknowledge was that there had been an earthquake in Washington, which came in the form of this week's new National Intelligence Estimate (NIE) on Iran.
NIEレポートでホワイトハウス直撃の大地震
今日4日火曜のホワイトハウス記者室での記者会見で、ブッシュ大統領はイランに対する米国の今後の外交姿勢(approach)に関して、いみじくも「何の変化もない」と言い放った。しかし、実際にはその言とはまったく裏腹に、全てが変わってしまったようである。
米国の大統領ともあろう者が認識し損ねた事柄とは、現在ワシントンに地盤をくつがえすような大地震が起っており、その震源地はホワイトハウスで、原因は今週発表されたイランに関するインテリジェンスの集大成「NIE/National Intelligence Estimate=国家情報評価」の内容が巻き起こした衝撃波によるものだ、という事実である。
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2. The big question hanging over the U.S.
The most immediate impact is that the NIE resolved the big question hanging over the last 12 months of Bush's troubled tenure as president: will he attack Iran?
The answer now is almost certainly no.

イラク戦争後の最大の疑問
12月3日月曜に公開された内容の中でも、もっとも衝撃の大きかったのは次の一点であろう。
「ブッシュの問題の多い大統領としての手腕のおかげで、この1年間(米国のみならず世界に)投げかけられていた最大の疑問に対して、NIEはまさにその回答となった」米国民の上に暗雲のように覆いかぶさっていたその疑惑とは、「ブッシュは果たしてイランを攻撃するのか?」という疑問である。ところが、その答えが今や与えられたのだ。そしてその回答は、ほとんど間違いなく「NO」である。
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3. Now the world's biggest loser
The report also means that a host of international actors who are not necessarily friendly to America—from Iranian President Mahmoud Ahmadinejad to Russia's Vladimir Putin to Mohamed ElBaradei, the controversial head of the International Atomic Energy Agency—come out looking like winners. America's reputation in the world is the biggest loser.
世界に冠たる敗者
今回の報告書は、この大きな疑問への回答の他にも、アメリカにとっては必ずしも友好的とは言えない連中……イランのマフムード・アフマディネジャド大統領から、ロシアのウラジミール・プーチン大統領や問題発言の多い国連原子力監査委員会 IAEAのモハメド・エルバラダイ会長にいたるまで……ブッシュ政権に対抗する側の全員が、まるで勝者のように見える結果をもたらした。
世界におけるアメリカの実績は、今や「最大の敗者」に他ならない。
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4. Resolution for the case against Tehran
Most importantly, the new NIE means that the case against Tehran that Bush was busily building up as recently as Oct. 17, when he warned that Iran could start "World War III" if it obtained the bomb, will now be resolved through slow and subtle diplomacy, not war. (That's assuming the Israelis don't act on their own.)
イランの核兵器開発への疑惑が解消
こうした騒ぎの中でも注目するべきもっとも重要な事実は、NIEの報告は、ごく最近の例ではほんの先月行なわれた記者会見の内容、つまり「万一イランが核兵器を保有したら、第三次世界大戦を惹き起こす危険性がある」とブッシュが10月17日に記者発表で世界に警告を発した事実で代表されるように、ブッシュがあくせくと積み重ねてきたイラン政府に対する核兵器開発の疑惑が、間もなく解決を見るだろうということである。
しかも、緩慢ながらも外交手段を介して、戦争という手段をとらずに。(もっともこの場合、イスラエルが独自に行動(先制攻撃)を起こさない、という前提の元でだが)
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5. Controversial intelligence reports
In 2005 America's 16 intelligence agencies allowed Bush to keep that "option on the table" by concluding with "high confidence" that Iran was "determined to build a nuclear weapon." Now the spy agencies have concluded with the same "high confidence" that Tehran halted its nuclear weapons program—to the extent it had one—back in 2003.
米国諜報機関の相反するレポート内容
2005年の段階では16を数える米国の諜報機関の統合諮問機関NIC(National Intelligence Council=国家情報会議)が提出したある報告によって、ブッシュは(先制攻撃・核兵器使用をも含む)「あらゆる選択肢」を外交のテーブル上にそろえる状況が可能だった。その報告とは「イランが核兵器を製造する方針を決定した」という情報を「確信を持って」結論づけたNIEの内容であった。しかし今や米国のスパイ諜報機関の情報会議NICは、イラン政府が核兵器開発計画を廃棄したと、当時と同じ程度の「確信を持って」報告するのである。それがいつの事かというと、なんと2003年にさかのぼった事実なのである。
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6. No options but diplomacy
While the president said yet again Tuesday that "all options" remain open to him, the new NIE's conclusion suggests that another war would be not only foolish but probably an impeachable offense. In addition, the president will not now be able to marshal the public support he needs for another conflict.
新たな軍事行動を許さない世論
12月4日火曜の記者会見では、ブッシュ大統領はいまだに「すべての選択肢」がまだ彼の手中に残されていると言い張っている。しかしながらその一方では、今回の新しいNIEレポートの結論では「米国のもうひとつの戦争という考えは単にばかげているだけでなく、今度は多分「Impeachable Offense=弾劾されるべき軍事行動」となる可能性がある、とまで示唆している。おまけに大統領にはもう、さらなる紛争を起こすのに必要な米国一般大衆の支持を得るための、緊急手段は残ってはいないのである。
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7. Predicting a 'soft coup de etat'
All of this may be just the result Bush was looking for, since he knew he would be facing a full-scale rebellion in the Pentagon if he undertook such an action, possibly even the mass resignations of his defense secretary, CENTCOM commander and director of national intelligence.
防衛・諜報機関のソフトクーデター
これらすべての事柄は、もしかしたらブッシュが探し求めていた結論かも知れない。なぜなら、もし万一彼がそのような(イラク戦争の開戦時のように先制攻撃という)手段をとるならば、ある状況が発生するだろうということを承知していたはずだからである。
もしも、もうひとつの戦争に攻撃命令を下すならば、多分今度はペンタゴンがフルスケールで正面切って彼に反抗するだろうということ。具体的に想定するならば、多分ペンタゴン国防総省の官僚やCENTCOM=米中央軍総司令部の司令官、そして米国諜報機関の各局長クラスが、イラン攻撃に一斉に反対してそろって辞任するだろう、というとんでもない事態を。

【米国時間 2007年12月5日『米流時評』ysbee 訳】
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by ysbee-2 | 2007-12-05 13:22 | ブッシュと米国政治

緊急時評:NIEレポートで暴かれたブッシュの大嘘

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  ||| 諜報白書で暴かれたブッシュの大嘘 |||
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米国NIEレポート:「イランは核兵器開発を2003年にすでに中止していた!」
「イランの核開発」事実を知りながら国民を騙し続けてきたブッシュ政権の大嘘


d0123476_18552829.gif本日は「プーチン王朝の明日」のレイアウトを終えて翻訳に取りかかるところでしたが、緊急の話題に釘付けのため急遽予定を変更してこちらの記事を先行します。米国のニュースをチェックしている方ならすでに昨日の段階で日本でも報道されてご存知と思うのですが、あらためてそもそもの振り出しからお知らせします。
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時は霜月、十一月の朝(あした)。
DCが丘に記者満ちて、片目つむりの報道官名乗りいで、
諜報の紙、空に「白」示す。
全てイランは核もなし。

などとつぶやきたくなるような仰天のレポートです。単刀直入に言いましょう。(もう三段落目ですが)実はですね、ブッシュ政権がここ数年騒ぎ立てていた「イランの核兵器開発」ですが、この計画はなんと4年も前の2003年に「The End」、国連との約束通りに終わっていた、と言うんですね。で、何が問題かというと、ブッシュ政権はその事実を、米国インテリジェンス即ちCIAやNSAから報告を受けて知っていた、と言う事実が、昨日の段階で公けに暴露されました。
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それで何が問題かですって? ともかく、その事実を知りながらいけしゃあしゃあと「イランは核兵器を準備している」「中東は核戦争の危機に迫られている」「第三次大戦が勃発する危険な状態にある」と、ブッシュ本人が記者会見のたびに繰り返していたんですよ。毎度おなじみの「Big Bold Lie」こちらが赤面するほどの真っ赤っかの嘘八百だった訳です。

ということは、諜報情報を交換しているイスラエルも、当然その事実を知りながらシリアやイランを威嚇していたことになります。これは、単に情報のすれ違いとかそんな生易しい問題ではなく、ブッシュ政権にとっては致命傷の「国民の信頼を完全に裏切った、大統領にあるまじき詐欺行為」で、多分長いこと叫ばれ続けてきた「IMPEACH=ブッシュ政権弾劾」の運動が、本格的に動き出すことになるでしょう。
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今日はCNNとMSNBCの各ニュースショーを代わる代わるチェックしていたので、「ヌースアタマ」になっております。それにしても、イラクに続いてもう少しでイラン戦争へ踏み込ませられるところだった米国民の憤慨は、今やアメリカ全土で爆発寸前の活火山なみです。メディアの連中も相当アタマにきたと見えて、MSNBCでいつもは『COUNTDOWN』のキース・オルバーマンほど糾弾の厳しくない『HARDBALL』のクリス・マシューズでさえ、もう「大統領」とか「ブッシュ」ではなくて「That guy=あいつ」と呼んでいたほどです。

いつものニューズウィークでも、辛口の批評でおなじみのマイケル・ハーシュが、早速間髪を入れずにサイトに時評を出しました。タイトルは「Forget War With Iran」。私ならこうつけたい。「Never Forget That Big Liar」。
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【米国時間 2007年12月4日 『米流時評』ysbee 記】
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by ysbee-2 | 2007-12-04 18:52 | ブッシュと米国政治

時評 第三次世界大戦はもう始まっている

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||| 時評:第三次世界大戦はすでに始まっている |||
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ブッシュの第三次世界大戦発言とイランへのカスピ海サミット効果
中国孤立化と親米NATO拡大軍 VS ユーラシア連邦の対立が顕在化


d0123476_18552829.gifまたもやアフマディネジャド! 白髪三千丈ならぬ「ミサイル1万1千発」を1分以内に発射してみせるという剛胆な威嚇発言。昨年はイラクのマフディ軍の首領、ムクタダ・アルサドルが中東のデビルキングだったが、今年はイランのアフマディネジャド大統領が、雑魚を寄せ付けず赤い核の気炎を吐いている。

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写真上:昨年夏レバノン侵攻でのIDFイスラエル陸軍兵/左:パキスタンのバス爆破テロ/右:イラクのキルクック

プーチンの「カスピ海サミット」効果
アフマディは、先週のカスピ海沿岸諸国サミットでロシアのプーチン大統領と密接に会談したが、多分「反米反NATO路線で共闘」という確約が両国間にできたのであろう。今週は近来にまして強気で、昨日はどちらかというと穏健派でEUの核対策に協力的なイランの核・情報担当相ラリジャーニが辞任している。ラリジャーニとアフマディとの意見の相違は以前から取り沙汰されてきたが、カスピ海サミットにラリジャーニが欠席したことから、辞任は時間の問題と噂されていた。その直後の辞任劇からは、ロシア=イランの結束と対欧米攻略の強化が、否応なしに読み取れる。

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アルカイダのテロ抗争:アラビア半島イエメンで2月に100人死亡/北アフリカアルジェリアのアルジェでも爆破テロ

ブッシュの「第三次世界大戦」発言
さらにNATO拡大軍に対抗するところのロシア=イラン=中国=北朝鮮の「大ユーラシア連邦」の対立の構図をさらに鮮明にする発言が、米国時間で18日木曜にブッシュ自身の口から発せられた。「第三次世界大戦」..... 米国のメディア消息筋では昨年から囁かれていた予兆だが、大統領自身の発言となれば、これはもう歴史的認証として記録されたエポックな定義付けと言えるだろう。

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アフガニスタン・カブール空港でのアルカイダ爆破テロ/トルコとイラク国境のクルド独立派ゲリラPKKの爆破テロ

大戦への予感と米外交姿勢のシフト
図らずも『米流時評』では17日水曜に、あまりにも多発する今週の世界各地の戦雲をかき集めて「ユーラシア大連邦と第三次世界大戦」というタイトルで私自身の大戦への予感を時評として書いた。そのまさに翌日にブッシュの発言がもたらされたので、正直言って驚いた。ブッシュの意見に共鳴できたのは、2000年の大統領就任以来今回が初めてだからである。側近のカール・ローヴが辞任して以来、ブッシュはライスの外交政策を重視して、それまでの好戦的態度が軟化したように見受けられる。パパブッシュの指針に従い、2期目のレーガン政権よろしく、ペンタゴンの装甲車から国務省の黒塗りベンツへ乗り換えて「軍事より外交優先」の和平政策へ転換したのだろうか。

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ソマリア紛争ではブラックホーク事件を契機にクリントン政権下の米軍撤退 モガディシュはその後の戦闘で荒廃

中国の「人権蹂躙大国」環境
しかし、これだけお膳立てがそろうと、対立の険悪化を否定する方が難しい。ほんのここ数カ月ほどの米国対中国の確執も、見過ごせないファクターである。今春以来の中国汚染製品問題。中国人ノーマン・シューのネズミ講献金詐欺事件。ダルフール虐殺の陰にスーダンへの中国の武器供給。ミャンマー軍政の弾圧を擁護する中国政府への非難。ゴアのノーベル平和賞受賞でクローズアップされる中国の環境汚染。ダライラマへの下院褒賞で中国のチベット弾圧の歴史が再浮上.....
どれもみな、中国を敵視するサイドに立てばミサイル級の攻撃材料である。しかも、国際社会では「虐殺五輪」のレッテルが貼られた来年の北京オリンピックを控えている。

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88年天安門前広場の血の粛清に象徴される人権蹂躙国家の代表中国 その弾圧と圧政に耐えるチベットの首都ラサ

偶然の集積か、計画的陰謀か
これら一連の中国への攻撃的展開は、果たして陰謀論者の唱えるように、米英の深謀策略なのか、それとも単なる偶然の帰結なのか? 偶然だとしたら、これだけのマイナスファクターが集積すれば、紛争の火種となるには充分すぎる。策略であるならば、内政・外交全域を網羅した見事な時系列のタイムセッティングで、テロリストも恐れ入る爆破装置というほかない。しかも、相手は自省力の乏しい新世代チャイニーズである。つつけば自爆する。

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大陸中国の飛躍的に拡大する軍事力と拡張指向に対抗して 侵略防止の抑止策として軍備拡充を重ねる台湾

偏在する大戦への引き金
果たして、来年の北京五輪は、ヒットラーのベルリンオリンピックと同様の、大戦へのプレリュードになるのだろうか。その答えは䋖に、大会への各国の参加の是非にかかってくるだろう。しかしすでにそれ以前に、米国対イランの「核の抗争」が紛糾すれば、米中関係のみぞが急激に深くなるだろう事は疑うべくもない。このイッシューにはさらにイスラエルとシリアが絡んでくる。その延長線上には北朝鮮とロシアが待ち構えている。認めたくはないが、誰もが否定できない予測だ。

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レバノン戦争はイスラエルの勝利には終わらなかった/ダルフール:中国の武器輸出先は軍事独裁政権が跋扈する

第三次世界大戦のプレリュード
Gathering Stormとはよく言ったものである。「大戦」とは、一発の大暴風雨を待つまでもなく、そこかしこに瞬発しているつむじ風の集大成として、ある日突然に命名される。おそらく、最前線のメディア記者と象牙の塔の史学者たちの、双方が同時に頷かざるをえない、歴史の大河に渦巻く暴力的な時間への総称なのだろう。

【米国時間 2007年10月20日 『米流時評』ysbee】

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次号予告:イラン、ミサイル1万1千発瞬時発射と豪語/ミャンマー軍事政権に日本も制裁/オルメルト提案:ユダヤとアラブのエルサレム二都物語/アルメニア人虐殺問題でトルコ、米と決裂

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||| 中東核戦争 特集記事 |||
d0123476_8345660.jpg序 章 中東核戦争前夜?急浮上するシリア対イスラエル核紛争
第1章 戦争挑発行為?イスラエル爆撃機のシリア領空侵犯
第2章 シリア対イスラエル 中東核戦争の危機は本物か
第3章 新・ジェリコの闘い イランのミサイル報復作戦
第4章 核のターゲットは駐留米軍 国連とEUの経済制裁
第5章 消された記事『中東代理戦争・シリアvsイスラエル』
第6章 囁かれる中東核戦争
   中東核戦争6.1 ホワイトハウスのウォーゲーム
   中東核戦争6.2 2008年核戦争の冬・チェニーのウォープラン
   中東核戦争6.3 復讐の世紀・中東戦争「核のアルマゲドン」
   中東核戦争6.4 暴かれた大謀略・イスラエルとネオコンの中東核の戦略
第7章 驚愕!原爆搭載機 B-52飛行事件は米空軍内のクーデターか?


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||| 『米流時評』 ミャンマー特集記事 |||        »» アムネスティ・ジャパンへ
ミャンマー特集・シリーズ「ビルマの赤い川 」d0123476_136221.jpg

10/12 ネオコンの民主化政策とビルマの自由化運動の相克
10/12 他民族国家ビルマは民主化で第2のイラクとなるか
10/11「ビルマは許さない」弾圧後のヤンゴン潜入ルポ・後編
10/11「ビルマは忘れない」弾圧後のヤンゴン潜入ルポ・前編
10/10 デモ指導者投獄中に拷問死 ローラ・ブッシュも怒りd0123476_9221642.jpg
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by ysbee-2 | 2007-10-20 11:15 | グローバルウォー
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世界の動きがよくわかる!激動する国際情勢を、欧米メディアでディープに読む…世界の「今」と真実探求に関心ある知的冒険者へ送るグローバル情報満載ブログ


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