イスラム革命の迷宮・赤のモスク 序章

かなり厳しいニュースである。今回はパキスタンの首都イスラマバード。欧米寄りのムシャラフ政府に反対するイスラム教徒学生と、タリバンの流れを汲むイスラム過激派叛徒とが連合戦線を組み政権打倒を旗印に、首都イスラマバードの寺院 Red Mosque/赤のモスクの広い敷地を占拠して篭城。ここまではどのイスラム圏諸国でも起きる反政府運動だった。
ところが、今回はこれに2千人と推測される女性と子供の人質(支援者と言う説も)が加わったので、政府側は直接攻撃できず1週間手をこまねいて、篭城の指導者に説得戦術を繰り返してきた。


思想抜きに表層を見る限りでは、バリケードを築いてのまさに「学園の要塞化」という方式が共通する。この赤のモスクは、宗教施設としての機能は「マドラサ」という巨大なキャンパスで、男女学生合わせて4千人以上という、イスラム教のマンモス学園なのである。


ただし、どうもムシャラフ政権の施策を肯定させようという姿勢が、特に最後部で見受けられるので、そのへんを警戒しながら事実関係をつかみ取るよすがにしていただければ幸いである。


学生と婦女子。本来なら政府が庇護しなければならない弱い存在の彼らが、なぜ武器をもって政府に立ち向かったのか。きっとまだ西側のメディアには伝わって来ない、深い理由がありそうだ。まずは一連の革命的な運動の起承転結と政府側の対抗策を、記事内容にそってたどってみる。この革命が起爆剤となって、今後のイスラム圏の「Re-Talibanization/タリバン復活」に波及して行かねばいいが、と畏怖せざるをえない。
【米国現地時間 2007年7月10日 「米流時評」ysbee】
__________________________________________________________________
暑 中 お 見 舞 申 し 上 げ ま す !ご愛読たいへんありがとうございます。独立記念日まで少し夏休みを
とったので、ランキングの方がフリーフォールになり10位近く落ちて
しまいました。(め・めまいが....)ランキングの夏バテ回復のため、
クリックして投票で応援を、なにとぞよろしくおねがいいたします!
▶ 写真はビッグアイランド・ハワイ島にあるフアラライ・リゾート
4月までの第1部と5月からの第2部で1・2位を確保してます。多謝!
テクノラティはお気に入りブログの更新内容が一覧できて大変便利です__________________________________________________________________
米流時評 特集 【英国連続爆破テロ事件】7/1 特集・英国連続爆破テロ事件の全貌
7/1 テロ事件と犯人捜査のタイムライン
7/2 ロンドンナイトクラブ爆破テロの真相
7/3 グラスゴー空港炎上爆破テロ事件
7/4 ドクターテロリスト戦線ネットワーク
7/5 テロリストの暗号「アルカイダ・コード」
7/6 秘録「アルスリ」アルカイダの戦略ブレーン
by ysbee-2
| 2007-07-10 21:30
| パキスタン戒厳令の季節



