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中国人民軍がペンタゴンをハッキング!【ダイハード中国3】

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  ||| 中国がペンタゴンのメールをハッキング |||
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中国人民軍がペンタゴンのネットワークに侵入、ゲイツ長官のメールをハッキング
ファイナンシャルタイムズ紙が報道、中国側全面否定・ペンタゴンはノーコメント


d0123476_18552829.gif先週来予告していたロッド・ノードランドのトラボラ再訪記「地の果てへの旅」を掲載する予定でしたが、かなり気になるニュースが入っておりますので、先にそちらからお知らせします。例によってお騒がせな「ダイハード中国」ではあります。
まず第一に、よりによって米国国防総省ペンタゴンのネットワークに、中国人民軍のハッカーが侵入しデータを盗んでいたという事実。このニュースがロイター通信のワシントン支局と北京支局の双方から、米国東部時間でお昼近くほぼ同時に入ってきました。

もう一件。これは、お馴染みの中国汚染製品の災禍にとどめをさす、大規模製品回収騒ぎ。今回もまたもやマーテル社のおもちゃですが、「同社本命のブランド、バービー人形の塗料から鉛が検出され、全製品900万個以上をリコール」というニュースです。もはや中国製品イコール汚染商品という図式が確定してしまった感がなきにしもあらず。しかし、鉛が体内に吸収されると、子供の場合は脳障害を起こし、身体不随になったりすると言うのですから、事態は深刻です。

また中国関係のニュースでは、現地からヨーロッパの情報を伝えてくれる寛斗さんのブログ『欧州より』でドイツのシュピーゲル誌が「中国製の武器タリバンへ」とすっぱぬいたスクープを翻訳して紹介してらしたので、ぜひご一読を。五輪開催にますます疑問符がつくようなニュースです。

【米国時間 2007年9月4日 『米流時評』ysbee】

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SEPTEMBER 4, 2007 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽 園 通 信』デイリー版f0127501_6213945.jpg
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中国がペンタゴンのPCネットワークをハッキング!
米国時間 2007年9月4日 | By デーヴィッド・モーガン/ロイター通信 | 訳『米流時評』ysbee


Pentagon E-mail System Breached
d0123476_11581096.jpgE-mail system was located in office of secretary of defense
SEPTEMBER 4, 2007|By David Morgan / REUTERS
WASHINGTON — The Pentagon on Tuesday said computer hackers gained access to an unclassified e-mail system in the office of Defense Secretary Robert Gates, but declined comment on a report that the Chinese army was responsible.


ワシントン発 |米国時間で4日火曜、ペンタゴンは、国防総省のコンピュータシステムへのハッカーが、ロバート・ゲイツ国防長官の執務室のメールシステムへアクセスしていたと発表したが、「中国の人民解放軍が犯人である」という他所(ロイター通信北京支局)からの報道に関してはコメントを差し控えた。

1. Breach e-mail system of Secretary of States
The security breach occurred late last spring when Defense Department monitors detected the penetration of “elements of an unclassified e-mail system” that was immediately taken off line, Pentagon spokesman Bryan Whitman told reporters. The e-mail system, located in the office of the secretary of defense, did not return to full operation for up to three weeks.
ゲイツ国防長官のメールシステムに侵入
ペンタゴンのコンピュータセキュリティの漏洩に関しては、今年の6月に国防総省のセキュリティモニターが「eメールシステムの極秘事項ではない箇所」にハッカーの侵入があったことを察知した際に気づき、ただちにこの部分にアクセスしている関連のコンピュータネットワークをシャットダウンしたと、ペンタゴンのブライアン・ホィットマン報道官から、今朝記者団に発表があった。氏の説明によると、このメールシステムはロバート・ゲイツ国防長官の執務室のコンピュータ内に存在した物で、修復チェックしてシステムを全面再開するまでには3週間を要したという。
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2. 'No threats to the classified systems'
“There was never any threat to the classified systems,” Whitman said. “There was no disruption to (defense) operations or adverse impact to ongoing operations that the department was conducting ... all precautionary measures were taken and the system was restored to service,” he said. Whitman spoke after the Financial Times newspaper quoted current and former U.S. officials as saying that Chinese People’s Liberation Army hackers broke into a Defense Department network in June and removed data.
ペンタゴン「極秘情報には影響なし」
「ただし極秘情報のシステムは無事で、なんの支障もなかった。したがって国防総省の指揮系列下の防衛体勢や現在進行中の作戦を乱すような影響は一切なかった。事前に考えうるあらゆる事態を想定して、システムが回復して使えるように対処してある」ホィットマン報道官はこう説明した。この記者会見は、今朝ファイナンシャルタイムズ紙で報道された記事に対処したものである。その報道は「今年6月、中国人民軍のハッカーが、国防総省のコンピュータネットワークに侵入し、そのデータを盗んだ」と現役及び退役の複数の米国政府高官が談話したという内容であった。
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3. FT cited a source familiar with the incident
China rejected the report’s claims. “The Chinese government has consistently opposed and vigorously attacked according to the law all Internet-wrecking crimes, including hacking,” Foreign Ministry spokeswoman Jiang Yu said in Beijing. “Some people are making wild accusations against China ... They are totally groundless and also reflect a Cold War mentality,” she said. The Financial Times cited one source familiar with the Pentagon incident as saying there was a “very high level of confidence ... trending towards total certainty” that the Chinese army was behind it.
ファイナンシャルタイムズ:内部消息筋からの確信情報
一方中国側では、この報道内容を次のように否定している。「中国政府は取締法に準じて、すべてのインターネット妨害の犯罪に対して、随時反対し強硬に摘発してきた。一部の人々は中国に対してとんでもない非難を浴びせようとしている。..... そうした糾弾はまったく根拠がなく、いまだに冷戦時代の感覚で対処している表れにほかならない。」と中国政府外務省のジャン・ユー報道官は反駁した。ファイナンシャルタイムズの記事によると、消息筋のひとりはペンタゴンのハッキング事件に精通しており「中国人民軍がその陰にいたという事実に対しては、全面的にうなずけるほどきわめて高い確信が持てる」と語っている。
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4. 'Difficult to pinpoint the true origin'
Beijing has devoted a large part of its rising defense budget to developing more advanced technology, including computer capabilities. But Whitman declined to comment on the hackers’ suspected origins and other details of the incident. “It is often very difficult to pinpoint the true origin of a particular intrusion,” Whitman said. “Even if you have some degree of confidence in origin, attaching origin to — for example — a nation state or an authorized activity of a government, that’s a wholly different kind of thing,” he said.
「ハッカーの出自を確定するのは困難」
北京政府は、近年急激に増大している防衛予算のかなりの部分を、より最新のテクノロジー開発にかけており、コンピュータ技術開発もその一端にある。しかしペンタゴンのホィットマン報道官はハッカーの身元を詮索することや、この事件のその他の詳細に関してコメントすることを避けた。
「こういった特殊な侵入に関して、その真犯人を特定する事はきわめてむずかしいものです。その出自に関してある程度の確信を持っていても、例えばその国家か政府が許可した権限による行為であるかどうかなどの、ハッキングに付随する決定事項までを断定できるということとは、完全に異なる種類の判断になりますから」ホィットマン報道官はこう説明した。

5. Following the German claimsd0123476_1212825.jpg
Hackers attempt to probe the Pentagon’s Global Information Grid hundreds of times a day, he said, adding that major incidents are turned over to U.S. law enforcement and counterintelligence for investigation.
The Financial Times report came a week after German Chancellor Angela Merkel raised similar claims that Chinese hackers had infected German government ministries with spying programs. Germany’s Der Spiegel magazine reported last month that hackers believed to be linked to the Chinese army had gained access to Merkel’s office and the German Foreign Ministry. China’s Foreign Ministry denied that report as well.

ドイツ・メルケル首相に続く中国告発
報道官はさらに「この事件の複数のハッカーは、ペンタゴンのグローバル・インフォメーション・グリッド(国際情報網)を徘徊しようと、1日に何度も国防総省のネットワークに攻撃をかけている」と実状を語り、主立ったハッキングのケースは、米国の検察局と諜報機関 (CIA) の手に捜査を委ねてあると付け加えた。
ファイナンシャルタイムズの報道は、ドイツのアンジェラ・メルケル首相が「中国のハッカーが、ドイツ政府閣僚のコンピュータシステムにスパイソフトウェアをインストールして撹乱した」という同様の抗議を中国政府に対して申し渡してから、わずか1週間後の記事である。ドイツの時事週刊誌『デル・シュピーゲル』は、このドイツ閣僚PCハッキング事件に関して、「中国人民軍と関連があるとおぼしき複数のハッカーが、メルケル首相と外相の執務室のコンピュータネットワークに侵入するアクセス権をハックした」という記事を先月末に掲載したばかりである。しかし中国の外相は、現時点ではこの報道に関しても、ペンタゴン・ハッキング事件と同様に否定している。


【米国時間 2007年9月4日 訳『米流時評』ysbee】

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残 暑 お 見 舞 申 し 上 げ ま すd0123476_15185391.jpg

ご愛読たいへんありがとうございます。まだまだ残暑が続きますが
皆さまも暑さに負けずブログを更新しておられることと存じます。
米国では9月第1週の Labor Day Weekend の連休が明けて、
学校も一般の会社でも、いっせいに新しい年度を迎えました。

▶風光明媚なアドリア海に面したクロアチアの初秋



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by ysbee-2 | 2007-09-04 11:54 | ダイハード中国
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