緊急時評:NIEレポートで暴かれたブッシュの大嘘


米国NIEレポート:「イランは核兵器開発を2003年にすでに中止していた!」
「イランの核開発」事実を知りながら国民を騙し続けてきたブッシュ政権の大嘘


DCが丘に記者満ちて、片目つむりの報道官名乗りいで、
諜報の紙、空に「白」示す。
全てイランは核もなし。
などとつぶやきたくなるような仰天のレポートです。単刀直入に言いましょう。(もう三段落目ですが)実はですね、ブッシュ政権がここ数年騒ぎ立てていた「イランの核兵器開発」ですが、この計画はなんと4年も前の2003年に「The End」、国連との約束通りに終わっていた、と言うんですね。で、何が問題かというと、ブッシュ政権はその事実を、米国インテリジェンス即ちCIAやNSAから報告を受けて知っていた、と言う事実が、昨日の段階で公けに暴露されました。

ということは、諜報情報を交換しているイスラエルも、当然その事実を知りながらシリアやイランを威嚇していたことになります。これは、単に情報のすれ違いとかそんな生易しい問題ではなく、ブッシュ政権にとっては致命傷の「国民の信頼を完全に裏切った、大統領にあるまじき詐欺行為」で、多分長いこと叫ばれ続けてきた「IMPEACH=ブッシュ政権弾劾」の運動が、本格的に動き出すことになるでしょう。

いつものニューズウィークでも、辛口の批評でおなじみのマイケル・ハーシュが、早速間髪を入れずにサイトに時評を出しました。タイトルは「Forget War With Iran」。私ならこうつけたい。「Never Forget That Big Liar」。

»» 次号 緊急時評:NIE衝撃レポート1「さらば、イラン戦争」へ続く

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»» 緊急特集「NIE衝撃の諜報レポート」

Part-1 「さらば、イラン戦争」
Part-2 「暴かれたブッシュ政権の戦争体質」
Part-3 「大統領選にまで波及するNIEシンドローム」
Part-4 「米外交のUターン・金宛ブッシュ親書の謎」
Part-5 「半島平和?ブッシュ最終章外交の突然変異」
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by ysbee-2
| 2007-12-04 18:52
| ブッシュと米国政治