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米流時評

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号外!キューバのカストロ議長辞任!

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   ||| キューバのカストロ議長辞任 |||

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キューバのカストロ議長、50年の軍事独裁者の地位からついに辞任
真夜中の臨時ニュースで世界に衝撃 後継者は弟のラウル・カストロ


号外!キューバのカストロ議長辞任!_d0123476_18552829.gifCNN TVの臨時ニュースを聴いたので、要約して急遽お伝えします。
米国東部時間 2008年2月19日 午前2時50分 | キューバ・ハバナ発
『米流時評』ysbee 記 CNN-TV 放映の臨時ニュースから要約

キューバの現地時間で午前2時半過ぎ、キューバ政府はフィデル・カストロ国家評議会議長の辞任を緊急発表。西半球で初の共産国家となったキューバで、1959年以来49年と49日続いた共産主義国家の軍事独裁政権についに終止符を打った。カストロは昨年体調を崩して以来入院中だったが、その間に彼の実質的代行者を務めた弟のラウル・カストロ副議長が、今後急遽後継の国家代表として議長職につくものと見られている。  (»» 後続のニュースはこの下にアップいたします。)

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FEBRUARY 17, 2008 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽園通信』デイリー版号外!キューバのカストロ議長辞任!_f0127501_6213945.jpg
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キューバのカストロ議長、50年の独裁者の地位からついに辞任
米国時間 2008年2月19日午前2時50分 | MSNBC・臨時ニュース | 訳『米流時評』ysbee

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Ailing Castro Steps Down as Cuba’s Leader
Revolutionary icon, not seen in public since '06, ruled for 49 years

FEBRUARY 19, 2008. | MSNBC NEWS — BREAKING | Translation by ysbee
HAVANA, Cuba — Ailing leader Fidel Castro resigned as Cuba’s president early Tuesday after nearly a half-century in power, saying in a letter published in online official media that he would not accept a new term when the newly elected parliament meets on Sunday.


キューバ・ハバナ発 |半世紀近い間独裁者の地位に就いていたが、昨年来とみに老衰が激しく病床にあったキューバのフィデル・カストロ議長は、現地時間で19日火曜早朝、国家評議会議長の座を辞任すると発表した。キューバ政府の公式サイトで公開されたカストロの親書の内容によると、新しく選出された評議員を招集して日曜に開催される国家評議会の総会において、カストロ議長は新しい任期を継続受諾しない、と書かれている。
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1. 'I will not aspire nor accept'
“I will not aspire nor accept — I repeat I will not aspire or accept — the post of President of the Council of State and Commander in Chief,” read the letter signed by Castro and published quietly overnight without advance warning in the online edition of the Communist Party daily Granma. The new National Assembly is meeting Sunday for first time since January elections to pick the governing Council of State, including the presidency Castro holds. There had been wide speculation about whether he would accept a nomination for re-election to that post or retire.
「議長継続も推薦受領もしない」
「私は国家評議会議長とキューバ革命軍総統の地位を、継続する意志もなく受領する意志もない。繰り返す。国家議長の継続も推薦受領もしない。」カストロ自身が署名した親書は、キューバ共産党の機関紙『Granma』の公式サイトで何の前ぶれもなく真夜中過ぎにひっそりと公開された。
今年1月の総選挙では、カストロ議長の存続も含めたキューバ国家評議会の政権存続が可決されたが、それ以来新しく選出された国家評議員の総会が、今週日曜に初めて開催される。総会に先立って、病床にあるカストロが果たして国家元首としての議長職に再選される評議会の指名を受諾するか、あるいは辞職するかという一件が、キューバ国内のみならず世界の注目の的となっていた。
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ビル・クリントン大統領2期目の汚点のひとつ、キューバ難民の少年エリアン・ゴンザレスのキューバ強制送還事件

2. Brother Raul set to step in

The 81-year-old Castro’s overnight announcement effectively ends his rule of almost 50 years over Cuba, positioning his 76-year-old brother Raul for permanent succession to the presidency.
実弟のラウル・カストロが後継議長に
今年81才になるフィデル・カストロから真夜中にもたらされた急報によって、50年近くにわたってキューバを支配したカストロ独裁政権は、実質的に終わりを告げた。この国家議長職終焉宣言によって、彼の実弟で実質的に国家元首役を代行していたラウル・カストロ副議長が、キューバ国家評議会議長の座を恒久的に継承することになる。
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81才のフィデル・カストロと共に半世紀近く共産主義革命軍事独裁政権を維持してきた実弟のラウルも今や76才

3. Still remains head of Communist Party, Cuban military

NBC News' Mary Murray, reporting from Havana, said that although Castro had announced his retirement as president, his letter makes no mention of his other responsibilities. For now, at least, Castro remains head of Cuba's ruling Communist Party and is still commander in chief of the military, which is officially a separate job from that of ruling the country, Murray said.
共産党主席とキューバ革命軍総統の地位は保留
現地ハバナで取材しているNBCニュースのメアリー・マレー記者の報道では、カストロは所見表明の中では国家評議会議長職を辞任とはうたっているが、彼が兼任している他の地位に関しては何ら触れていない。少なくとも現在までのところ、カストロはキューバの独裁政党である共産党党首とキューバ革命軍総司令官の地位を保持していることになる。これらの職位は、国家元首としてのキューバ国家評議会(国会)議長職からは法的に独立して存在する、とマレー記者は伝えている。
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カストロひげと常に手放さないコヒバの葉巻がトレードマーク チェ・ゲバラと並ぶ共産主義革命戦士のアイコン

4. Tenacious fighter against U.S. influence

Over the decades, the fiery guerrilla leader reshaped Cuba into a communist state 90 miles from U.S. shores and survived assassination attempts, a CIA-backed invasion and a missile crisis that brought the world to the brink of nuclear war.
米国の脅威との50年闘争
50年近くにわたってこの熱血の革命闘争指導者は、フロリダ海岸からわずか90マイルしか離れていない米国本土と目と鼻の先の島国を、西半球で初めての共産主義国家に変貌させた。またその間絶えず、数回のカストロ暗殺の企てや、CIAの謀略であったBay of the Pigの侵略作戦、一触即発で核戦争かと世界を震撼とさせたケネディ時代のキューバミサイル危機などが相次いだ。
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キューバ革命に成功して共産主義政権を樹立した直後の、左からフィデル・カストロキューバ革命軍将軍、弟のラウル・カストロ、後日世界の独立闘争でゲリラ戦線のモデルとなったアルゼンチン生れの伝説の革命闘士チェ・ゲバラ

5. Continuous tension of Cold War era

Since his rise to power on New Year’s Day 1959, Castro resisted attempts by 10 U.S. administrations to topple him, including the disastrous Bay of Pigs invasion in 1961. The United States’ discovery of nuclear-armed missiles on the island led to a showdown of the world’s then-superpowers before the Soviet Union agreed to remove them.
60年代冷戦時代の緊迫の大要因
1959年の元日にキューバの全権を握る権力の座に就いて以来、カストロは歴代の米国大統領10代にもわたって、キューバの共産主義政権を転覆しようとする企てに抵抗してきた。その中の代表的な例として、1961年にCIA指導の元でキューバ亡命者の一軍を率いて実施された「ベイ・オブ・ピッグズ」の侵攻作戦がある。またケネディ政権時代に米軍偵察機によって、ソ連がキューバ国内に核弾頭搭載のミサイル発射設備を建設中である事実が明らかになり、最終的にソ連のフルシチョフ首相がミサイルをキューバから引き上げることに同意するまで、世界中が核戦争危機一髪の脅威に怯えた62年5月の13日間のキューバ危機がある。この米ソ対立は、60年代の東西冷戦時代を象徴する歴史上の大事件だった。
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キューバ危機の最終段階で米ソを含む国際協定に臨んだ左からゲバラ、ラウル、フィデル・カストロらキューバ革命軍

6. A political survivor for half a century

Monarchs excepted, Castro was the world’s longest ruling head of state. His ironclad rule ensured Cuba remained among the world’s last few remaining communist countries, long after the breakup of the Soviet Union and collapse of communism across Eastern Europe. Castro’s designated successor was his brother Raul, five years younger and No. 2 in Cuba’s power structure as defense minister. Raul Castro had been in his brother’s rebel movements since 1953.
半世紀にわたる政治的サバイバル
終生元首といういわば「共産主義君主政」のような絶対権力を有するキューバの軍事政権の独裁者として君臨し続けたカストロは、世界でも最長の政治的命脈を保った政権元首である。80年代のソビエト連邦の国家崩壊によって、旧ソ連圏だった東欧諸国は次々と共産主義を放棄してきた。
そうした世界の風潮にあって、カストロはその鉄の制裁をもって、キューバが世界でも数少ない今日まで生きながらえた共産主義国家のひとつとして存続するよう腐心してきた。カストロは彼よりも5歳若い弟のラウルを、彼の後継者として評議会議長に据える意向を明らかにしていたし、キューバ革命軍の副司令官の役割を果たす防衛相に任命していた。ラウル・カストロは、1953年以来続いた共産主義革命運動で、兄フィデル・カストロの片腕として共闘してきた人物でもある。
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共産主義同盟国家であったソビエト連邦の崩壊にともなってキューバ経済は八方塞がりとなり経済活動は停滞した

7. More than a year after falling ill

Castro had already temporarily ceded his powers to his brother on July 31, 2006, when he announced that he had undergone intestinal surgery. More than a year after falling ill, the elder Castro still had not been seen in public, appearing only sporadically in official photographs and videotapes and publishing dense essays about mostly international themes as his younger brother began to consolidate his rule.
老衰で1年以上病床にあったカストロ
カストロは2006年7月31日の時点で、消化器官の手術を受けるために入院すると発表すると同時に、国家元首としての権限を弟のラウルに一時的に委譲していた。しかし病床に伏してから1年以上たっても、老カストロは公けの場に姿を見せず、たまに政府機関媒体の写真やビデオで見受けられる程度であった。また主に彼が経験してきた国際問題についての重厚な随筆を出版したりもしたが、その間に弟ラウルは各界の勢力を統一して政権を掌握しつつあった。
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昨年老衰症状が悪化し入院したカストロ 同じ共産主義中米国家ベネズエラのチャベス大統領が病床を見舞い訪問

8. Against U.S.-pushing democratic transition

But the United States, bent on blocking Fidel Castro’s plans for his younger brother to succeed him, built a detailed plan in 2005 for American assistance to ensure a democratic transition on the island of 11.2 million people after his death. Castro and other Cuban officials long insisted “there will be no transition” and that the island’s socialist political and economic systems will live on long after he is gone.
米国推進の民主化政策を無視
しかし米国はこうしたキューバ国政の変化を見越して、弟に権限委譲しようとするカストロの計画を阻止しようと独自の計画を打ち立てた。それはカストロの死後この人口1120万人の島国が民主国家に変革するために、米国が確固とした支援をするという05年に練られた緻密な民主化計画である。しかしカストロ以下キューバ共産党政権の首脳メンバーは「(共産主義から民主主義への)いかなる政体変更もありえない」と長年主張し続けてきており「キューバの社会主義的政治経済体制はカストロの死後も永続する」と豪語していた。
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9. Is this the beginning of the end?

Castro’s supporters admired his ability to provide a high level of health care and education for citizens while remaining fully independent of the United States. But his detractors called him a dictator whose totalitarian government systematically denied individual freedoms and civil liberties such as speech, movement and assembly.
カストロ時代終章の幕開け
カストロの信奉者は、キューバが米国の影響を一切受け付けずに独立態勢を守りながらも、キューバ国民に対して高度の健康保険制度と教育制度を授けることのできる能力を賞賛する。(例:映画『SICKO』のマイケル・ムーア監督ほかウルトラ・リベラルと呼ばれる左派)しかし、カストロを認めない人びとは彼を独裁者と呼ぶ。その理由は、カストロが個人の自由と言論・集会・移動の自由といった基本的市民権を、全体主義的国家体制でシステマチックに否定している、という実状に起因する評価であるのも否めない。 [了]
【米国時間 2008年2月19日 『米流時評』ysbee 訳】
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ハバナの渚に佇む少年 彼が自由に世界へ旅立てる日はくるのだろうか? Yes, He Can! Change the World!
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