中国のチベット人虐殺をストップしよう!


中国のチベット弾圧を今すぐ止めるためにブロガーができることは?

(長文なので、面倒な方は一番下へ飛んで下さい)


アメリカがしっかりしていた時代には、世界の保安官を自称して国連軍を治安出動させていたものが、駐イラン米国大使館の人質事件やクリントン時代のソマリアでの「ブラックホーク・ダウン」事件以来米国はすっかり弱腰になってしまった。

すでに累計8兆ドル(約850兆円)に到達しようとしているイラク戦費。その見返りは、4千名の若い戦死者(ほとんどが20代前半)と数万人の傷痍兵の群れである。しかもその20%が、職も住居も定まらない浮浪者と化している。米国経済の疲弊も、元を質せばその原因はいつにイラク戦争にある。

こうした情けない状況に瀕してはいるが、今回の中国のチベット人弾圧に際しては、日頃から人権問題には熱心な民主党が動いた。ナンシー・ペローシ下院議長が、ダライ・ラマと直接会談するために、急遽インドへ飛んだ。


これだけ糾弾するべき問題の条件がそろったと言うのに「訪日歓迎」?何とお人好しな国家だろうか。下手をすると「虐殺国家」を容認したことになる。第二次大戦でナチスドイツに加担した国家と同じである。これほど単純な善悪の構図を看過するとは、閣僚はみな「脳死」状態にあるとしか思えない。

今の時点で中国政府が一番怖れていること、「五輪開催中止」の最後の切札を楯に、オリンピック委員会から圧力をかけて虐殺をストップしてもらうのが、一番効果的ではないかと思う。利権主義者とおぼしきジャック・ロゲ会長は、すでにボイコット案は否定しているが「開催するなら即虐殺を止めさせよ」ぐらいは訴えなければいけないと思う。

そこで、次のページにそのロゲ会長への直訴状を添付する。英文なので、そのまま皆さんのメールにコピペして、一番下に自分の名前をローマ字でタイプして送付するだけである。
この提案に同意なされる方は、次のページにmail用の書面の英文嘆願状を掲載しますので、ぜひコピーして名前をタイプし、IOCのロゲ会長に送ることをお勧めします。

私自身、煽動とか根回しは大嫌いなので、もちろん押しつけではなく、一提案です。ほかにも同意なされる方がいらっしゃれば、どんどんメールで知らせてあげてください。米国下院議長のペローシ女史が急遽インドへ飛んだのも、アメリカのブロガー達が請願メールを、万単位で各州の議員に送った結果です。まだ諦めるのは早い。いえ、われわれの手でやれることは、これからです。
折しも、ブログ仲間の藤田達男さんが、昨日六本木で実施されたチベット弾圧抗議デモに参加した状況を、現地の写真入りでブログでご報告されてます。ぜひ激励のエールを!
「賭人の独り言」 3/22 六本木に翻るチベット国旗! 記事本文より一部抜粋:
情けない福田政権は チベットの虐殺者・胡錦濤の来日を進めている。
胡錦濤からすれば 「訪問」ではなく「東征」、
もしくは 属国への視察程度にしか過ぎないだろう。
こんな馬鹿げた事態を 放置してよいのだろうか。
反中共の怒りを 大きな国民運動に展開すべきである。
「一人では何もできない」と諦めては 中共の思う壺。
一人ひとりの意思が、行動が 世の中を変えてゆくのである。
【 米国時間 2008年3月21日『米流時評』ysbee 記 】
お知らせ: みなさんのチベット関連記事が膨大になりましたので、あらためてこの次の次の号で、2ページに分けて新しい記事のリンク集を明日アップするため準備中です。21日までの分はリストアップしました。どの記事からも、みなさんの叫びが聞こえるような読み応えがありました。それで、なんとかそうした声を力にできないものかと思い立った次第です。まずはお知らせまで。

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