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マケインもフリーチベット!ダライラマと反中会談

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  ||| マケイン、ダライラマと反中会談 |||

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大統領選共和党マケイン候補、ダライラマ14世とアスペンで会談
五輪目前に、チベット人の政治犯を解放せよと中国政府に呼びかけ


米国時間 2008年7月25日 | ウォールストリートジャーナル |  訳『米流時評』ysbee
コロラド州アスペン発 | 北京オリンピックが2週間後に迫った25日金曜、大統領選の共和党候補ジョン・マケイン上院議員は、アスペンで開催中のガン撲滅運動の会議に同席したチベット亡命政府のダライ・ラマ代表と会談、外交政策の前面に中国・チベット問題を押し出した。対抗する民主党候補バラク・オバマ議員が今週挙行した中東・欧州歴訪のために、大統領選の外交政策の焦点はヨーロッパと中東に絞られていたが、来週以降は五輪開幕へと世間の関心が集中することもあり、中国が外交政策の課題として急浮上すると見られている。
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McCain Meets with Dalai Lama as Olympic Near
Talks Bring China to the Forefront; Distance from Bush
JULY 25, 2008 | Wall Street Journal — Denver/D.C./Beijing  | Translation by ysbee
ASPEN, Colorado — With the Beijing Olympics just two weeks away, Sen. John McCain brought China to the forefront of the foreign-policy debate Friday by meeting with the Dalai Lama. Despite a recent focus on Europe and the Middle East because of Sen. Barack Obama's overseas trip, China is likely to dominate the news coverage in the coming weeks as the Games get under way.

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JULY 26, 2008 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽園通信』デイリー版f0127501_6213945.jpg
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 A S S O C I A T E D P R E S S | B R E A K I N G

マケイン候補、ダライラマと会談後 中国にチベット人解放呼びかけ
米国時間 2008年7月25日午後8時 | ウォールストリートジャーナル | 訳『米流時評』ysbee

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1. To discuss issues of mutual concern
The Republican presidential contender sat down with the exiled Tibetan spiritual and political leader in Aspen, Colo., to discuss "issues of mutual concern," a McCain aide said, including talks between the Dalai Lama and China, as well as how "the international community can best support the Dalai Lama in his efforts."
共通の懸案について話し合い
共和党の大統領選候補マケイン議員は、チベット亡命政府の宗教・政治両面での指導者ダライ・ラマ師とコロラド州のアスペンで会談。「共通の関心事」についてついて話し合ったが、話題の中にはダライラマのチベット側と中国の対立問題、また「国際社会がダライラマ師の解決に協力しうる最善の方策」について話し合ったと、マケイン議員の側近は明らかにした。
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2. 'Concern about suppression of human rights'
After the meeting with the Dalai Lama, Sen. McCain offered tough criticisms of China and urged its leaders to show more progress in addressing political grievances. "The U.S. welcomes good relations with China, but it does no service to the Chinese government and certainly no service to the people of China for the U.S. and other democracies to pretend that the suppression of rights in China doesn't concern us," Sen. McCain said.
「中国の人権蹂躙は国内問題にとどまらない」
ダライ・ラマ14世との対談で、マケイン上院議員は中国に対する厳しい批判を述べ、共産党政府指導者に対しては政治的抗議運動における言論の自由を認める民主化で、さらに進展を示すよう促すことを申し出、次のように語った。
「米国は中国とのよき友好関係を歓迎する。しかし(メディアの言論統制などで)他国の我々は中国国内の人権蹂躙には関心がないと見せかけているのは、中国国民にも政府自体にも(中国の真の民主化に対しては)まったく何の役にも立たない。」
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3. Sympathy for critics of the Chinese regime
Over the years, activists have turned the Dalai Lama into a symbol not just of the struggle for Tibetan autonomy but, more broadly, of political and human rights in China. Especially given the timing, Sen. McCain's meeting is a strong show of sympathy for critics of the Chinese regime at a time when the world's attention is focused on the country.
中国政府の弾圧体制批判への共感
何年にもわたって、世界中の人権擁護運動家たちはダライラマ14世を、チベットの自治獲得を闘う象徴としてだけではなく、より広範な、中国における人権確立と民主化運動のシンボルとして認識するよう、彼に対する国際的な見地を拡大してきた。(五輪開催で)世界の関心が中国に注がれている最中でのダライラマ法王との会談は、中国政府への批判的な意見に対するマケイン上院議員がもつ共感を、強硬に示威したものとして注目される。
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4. WSJ/NBC Poll: 'China as a foe' 54%
Most voters see China as more of an adversary than an ally, according to The Wall Street Journal/NBC News poll released this week — the survey showed 54% think of China as a foe, while only 23% view it as a friend — even though a clear majority, 63%, believe President George W. Bush should attend the opening ceremonies of the Olympics, while only a quarter said he shouldn't.
米国民の54%が中国を敵国視
ウォールストリートジャーナルとNBCニュースが、米国民を対象に今週(7月第4週)実施したアンケート調査では、回答者の多くが中国を味方としてではなく敵として見ている。回答の集計結果によると「中国は敵国」と考える者が54%を占めた一方で、「中国は友好国」と見る者はわずか23%しかいないことが明らかになった。しかしながら、こうした認識にもかかわらず、ブッシュ大統領はオリンピック開会式に出席すべきと答えた者は、明らかに過半数を示す63%にものぼり、出席すべきではないと答えた者は、全体のわずか4分の1に過ぎなかった。
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5. Critic, 'Drawing a distinction from Bush'
Sen. McCain's meeting with the Dalai Lama appears to be partly an effort to inoculate himself from the criticism Mr. Bush is likely to get from human-rights activists. To some extent, "he's trying to draw a distinction between himself and the president, who's going to the Olympics," said Charles Freeman, a China scholar at the Center for Strategic and International Studies.
評論家「ブッシュとは一線を画す印象づけのため」
ダライラマ14世との会談は、ある一面では(選挙運動面)ブッシュ大統領に対する人権活動家の強い批判を避けるために、マケイン氏自身に免疫をつけるような行為と受け取る向きもある。批評家の一部では、さらに手厳しい解釈をする者もいる。「オリンピックに出かける(不人気な)大統領とマケイン自身との間に一線を引こうとしているのでしょう。」外交問題の研究機関である国際問題・戦略センターの中国問題専門家であるチャールズ・フリーマン氏は、こう説明した。
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6. Obama talked with Dalai Lama
Sen. Obama, the presumptive Democratic presidential candidate, has spoken with the Dalai Lama twice in recent months, a campaign aide said. He talked by phone with the Dalai Lama in April, at the height of the Chinese government's crackdown on Tibet, and met with him in Sen. Obama's role on the Senate Foreign Relations Committee. Sen. Obama also has expressed a willingness to meet with the spiritual leader one-on-one.
ダライラマ師と2度会談したオバマ
一方、民主党の大統領候補に内定しているオバマ上院議員は、ダライラマ14世とはここ数ヶ月の間にすでに2度話し合ってきたと、選挙対策本部の側近は明らかにした。オバマ氏は、チベット人に対する中国政府の弾圧が最高潮だった4月に、ダライラマ法王と電話で直接話し合い、その後はオバマ議員が常任委員を務める上院外交委員会の役職で、直接会談している。オバマ氏はまた、ダライラマ14世を精神的指導者として仰ぐ意味でも、個人的に一対一で会うつもりであると表明したばかりだった。
[訳者注:オバマ上院議員の現在の状況は、8月にコロラド州デンバーで行われる2008年の民主党大会で党公認の大統領候補として認定されるまでは、まだ非公式の候補内定の状態である。]
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7. China objects to meet Lama
hina's government strongly objects to foreign leaders meeting with the Dalai Lama, who Beijing insists wants to wrest Tibet from Chinese control. In the past year, Beijing has publicly lashed out at Canadian Prime Minister Stephen Harper and German Chancellor Angela Merkel for hosting him. When Mr. Bush met privately at the White House with the Dalai Lama in October, a Chinese government spokesman blasted the meeting as "gross interference in China's internal affairs."
ダライラマとの会見に反対する中国
中国政府は、現在までのところ、外国の首脳がダライラマ14世と会うことに強く反対している。それは「ダライラマはチベットを中国の統治から奪い取ろうとしている」という北京中共政府のかたくなな思い込みによる主張があるためである。つい最近でも、カナダのスティーブン・ハーパー首相やドイツのアンゲラ・メルケル首相に対して、ダライラマ14世の訪問を歓迎したことに憤激し、中国政府は公式の非難声明を出している。また、昨年10月にブッシュ大統領がダライラマ14世とホワイトハウスで「個人的に」会ったときにも、中国政府はその会談に激怒し「中国の国内問題に対する甚大な干渉である」と政府広報官から公式発表させたほどである。
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8. U.S. Congress honored Dalai Lama
For his part, Mr. Bush tries to strike a delicate balance in his interactions with the Dalai Lama and with China more broadly. Mr. Bush has met three times with the Dalai Lama, but each time, the meeting has occurred in the presidential residence, not in the Oval Office — a distinction meant to signal to the Chinese that the Dalai Lama was being received as a spiritual leader rather than as a political one. Still, on the last visit, in October, Mr. Bush presented the Dalai Lama with the Congressional Gold Medal of Honor, the nation's highest civilian award, in a ceremony at the Capitol.
米国議会はダライラマに黄金勲章授与
ダライラマのチベットと中国共産党政府。それぞれに対して個々の外交をより進展させることで、米国が従来取っていたスタンスの微妙なバランスを、ブッシュ大統領は彼なりに崩そうとしているようだ。ブッシュはこれまでに3回もダライラマ14世と会っている。しかしどの場合にも、会談はホワイトハウスのイーストウィングの邸宅部分でプライベートに行われ、ウェストウィングの執務室、オーバルオフィスでの公式会見ではなかった。この場所の選択の違いが「ダライラマ14世は政治的リーダーではなく精神的指導者として迎えられた」と中国政府に対しても気遣っているという暗黙のメッセージを送るサインだったのだろう。
しかしながら、この10月のワシントン訪問では、ブッシュ大統領は米国上下両院の連邦議会からの名誉ある黄金勲章を、ダライラマ法王に叙勲している。この勲章は、軍属ではない人物に国家から贈られる褒章の中では最高の勲位だが、当日首都ワシントンの両院議事堂で授賞式が行なわれた。
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9. Trying to distance from Bush administration
White House officials declined to comment on whether they thought Mr. McCain's meeting was meant to distance the candidate from Mr. Bush or score political points off China. "As the Chinese tell us, any meetings on Tibet or with the Dalai Lama are a sensitive subject for them," said White House spokesman Gordon Johndroe. But he added that "when the president meets with him, he meets with him because he's a great spiritual leader, not a political figure."
チベット人の精神的リーダーと捉えるブッシュ
今回のマケイン・ダライラマ会談について、「マケイン議員は、ブッシュ大統領とは異なるスタンスをとることで現政権と距離をおこうとしたのか?あるいは中国離れを標榜することで政治家としての一般的評価を上げようとしただけなのか?」という記者団からの質問に対して、ホワイトハウス側では即答を避けた。ただし、ホワイトハウスのゴードン・ジョンドロー広報官は、ブッシュ政権の立場を次のように釈明した。
「中国政府が繰り返し主張する通り、チベットに関するあるいはダライラマとのいかなる会談も、中国にとっては内政干渉という微妙な問題となります。しかしながら、大統領はダライラマ14世と会いたいときに会えるはずです。なぜなら、大統領は精神的指導者としてのダライラマに個人的に会うのであって、政治家としてではないからです。」 [了]

【米国時間 2008年7月25日 『米流時評』ysbee 訳】
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"Wherever I go, China protests. The Chinese are simply testing how far they can go."
「私が世界中の国のどこまで行っても、中国はそこで抗議活動をする。中国人はきっと、自分たちがどれだけ遠くまで行けるかを試しているだけかも知れない」〜〜ダライラマ14世


»» 大統領選特集『オバマドクトリン』
    序 章「オバマ時代の開幕 アメリカが変わる、オバマが変える」
    第1章「オバマの欧州戦略 ヨーロッパに蔓延するオバマ熱」
    第2章「オバマの外交戦略 21世紀のオバマ・ドクトリン」
    第3章「オバマの軍事戦略 核とテロの脅威に対応する米国の新戦略」
    第4章「オバマの国内戦略 民主党大会実況中継」

»»『オバマの大統領研修ツアー/欧州・中東7日間の旅』
1日目 アフガニスタン「カブールで朝食を」カルザイとテロ戦争宣言
2日目 イラク  「バグダッドハネムーン」米軍撤退案でマリキと合意
3日目 ヨルダン 「中東外交の要衝アマン」アブドゥラ国王大歓待
4日目 イスラエル「エルサレム嘆きの壁」ユダヤ外交の秘跡
    ウェストバンク「ラマラー平和の誓い」ガザ国境の町へ
5日目 ドイツ  「オバマのベルリン演説」壁を崩す世界市民の連帯
6日目 フランス 「パリのアメリカ人」オバマとサルコジの共同会見
7日目 イギリス 「ロンドンの外交証書」ブラウンとブレアのお墨付き
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by ysbee-2 | 2008-07-25 20:16 | 2008年米国大統領選
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