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米流時評

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狙撃!サーカシビリ危機一髪!グルジア、ロシアを非難

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   ||| 狙撃!サーカシビリ危機一髪 |||

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サーカシビリ危機一髪!グルジア難民キャンプ慰問の帰路、危うく狙撃さる
仏仲介の和平協定実効せず、南オセチア・アブハジアにロシア兵4千名駐屯


グルジア・トビリシ発 |現地時間で23日日曜夕刻、グルジアのばら革命5周年の記念式典に出席のため訪問中のポーランドのカチンスキー大統領と、同国のサーカシビリ大統領が載った車輌の近辺へ、数発の銃弾が発砲される事件が起きたと、グルジア政府当局から発表された。この事件では幸い怪我人こそでなかったが、銃撃はグルジア国内の南オセチア自治州の非武装地帯から撃ち込まれたと報告された。
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Georgian, Polish Presidents' Motorcade Fired on
The shots allegedly come from the breakaway province of South Ossetia
NOVEMBER 23, 2008 | Associated Press — BREAKING | Translation by ysbee
TBILISI, Georgia — Shots were fired near the motorcade carrying the presidents of Georgia and Poland on Sunday — the fifth anniversary of Georgia's Rose Revolution — Georgian officials said. No one was hurt in the shooting. Georgian officials said the gunfire came from the breakaway Georgian province of South Ossetia.

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NOVEMBER 23, 2008 | 『米 流 時 評』 |  時事評論ブログ雑誌・デイリー版 2008年11月23日号
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A s s o c i a t e d  P r e s s | B R E A K I N G
サーカシビリ危機一髪!グルジアとポーランド大統領の車輌に狙撃
米国時間 2008年11月23日午後4時06分 | AP通信・ニュース速報 | 訳『米流時評』ysbee

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1. Warning the danger of Russian occupation
Georgian President Mikhail Saakashvili, who led the pro-Western 2003 uprising but whose popularity has waned in recent months regarding the aggressiveness of Russian troops who are still remaining in the autonomy province of South Ossetia.
南オセチアのロシア軍占領に警告
2003年にグルジアの首都トビリシを席巻した、西側自由諸国への歩み寄りを求める市民蜂起「グルジアのばら革命」。ロシアからの政治的圧力を脱却する目的で巻き起こった社会変革運動だが、この改革を組織指導し、革命後の民主選挙による投票で初の西側寄りの大統領に選出されたのが、現職のミハイル・サーカシビリ大統領である。しかしグルジア紛争の発端をつくり、市民に多大な犠牲を払わせた結果となった戦争責任を問われ、昨今の大統領に対する国民の支持率は低迷気味である。大統領は、紛争一時休止後も南オセチアを占領し続けるロシア軍の危険性について、国際社会に警告を発していた。
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熱心なキリスト教徒としても知られるサーカシビリ一家、サンドラ夫人と2人の息子エデュアルドとニコロスと共に教会で礼拝 /11月7日首都トビリシの国会前で、サーカシビリの戦争責任を追及する1万人が参加した抗議のデモ隊 /11月22日、バラ革命5周年の前夜にテレビから国民に民主化の意義と一致団結を訴えるサーカシビリ大統領

2. Dealing with unpredictable people

Saakashvili blamed Russian troops in Georgia's breakaway province of South Ossetia. "Frankly, I didn't expect the Russians to open fire," he said at a news conference with Polish President Lech Kaczynski.
サーカシビリ「予断を許さぬ相手」
こうした背景の中で起きた今回の発砲事件について、サーカシビリ大統領は「グルジアから切り離された自治州である南オセチアに紛争後も駐留を続けるロシア軍に責任がある」と糾弾した。「正直言って、私はロシア軍が発砲してくるなどとは考えてもみませんでした」大統領は、ポーランドのカチンスキー大統領と同席しての共同記者会見で、こう述べた。
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紛争勃発後ロシアの猛攻が続き、一時は首都包囲の危機に追い込まれ米とEU諸国に支援を仰いだサーカシビリ大統領

3. Witnessed Russian soldiers in near

"The reality is you are dealing with unpredictable people. They weren't happy to see our guest and they weren't happy to see me either." Kaczynski said the shots were fired from only about 30 meters (100 feet) from the motorcade. He said it was not clear if the gunfire was aimed at the motorcade or shots were fired into the air.
現場から30メートルにロシア兵士
「しかし現実は、予断を許さない連中を相手にしているということです。彼らはグルジアへ国賓が訪れる事を快く思っていないし、私の姿を見るのが不愉快なのでしょう。」サーカシビリ大統領はこう付け加えた。一方、ポーランドのカチンスキー大統領は、銃弾は大統領の車輌からわずか30メートル位しか離れていない距離から撃ち込まれたと説明した。また、今回の発砲が車輌を狙ったものか単なる流れ弾かは、定かでないとも語った。
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チェコと並んで米国のMDS施設を計画中のポーランド。グルジアの前にスロバキアを訪問のカチンスキー大統領。

4. 'Fire was opened on Georgian territory'

"I know from their shouting that they were Russians; I also know from the president of Georgia that there are Russian outposts on that territory," Kaczynski said. "Fire was opened on Georgian territory, and territory that until August this year was controlled by the authorities in Tbilisi," he added. "Today, it's not too late yet, but tomorrow it might be," he said.
カチンスキー「発砲はグルジア領土で起きた」
「彼らが叫んでいた言葉から察して、ロシア人だと言うのはわかっている。また、グルジアの大統領から、あのへんの領土にはロシア軍の歩哨基地があることも聞いていた。発砲は明らかにグルジア領地内で撃たれたものだ。その領地と言うのは、今年の8月まではトビリシのグルジア政権の配下にあった土地である。」
グルジアを訪問中に今回の事件に出逢ったポーランドのカチンスキー大統領はこう述べて、次のようにくくった。「今日は、まだ遅すぎないかもしれないが、明日ではもう遅すぎるだろう」
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8月の侵攻当時グルジア中央の要衝ゴリの市中で、ロシア軍に出くわし仰天する市民。侵略はそれほど急だった。

5. South Ossetia, Russia denied allegation

But Irina Gagloyeva, a South Ossetian spokeswoman, denied that shots were fired in the area, Russia's RIA Novosti news agency reported. The Russian troops based in South Ossetia denied involvement, in a statement carried by the Russia's INTERFAX news agency.
南オセチア、ロシア駐留軍、狙撃を否定
しかし南オセチアの自治州政府広報官であるイリーナ・ガグロエバ女史は、この地域で発砲事件があったこと自体を否定したと、ロシアの国営メディアRIA ノヴォスチニュースでは報道している。また現在南オセチアに駐留しているロシア軍は、この事件にかかわり合いはないと否定している。その声明文は、同じくロシア国営のインターファクス社のニュースによって公開された。
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規律の悪さでは定評のあるロシア軍は、侵略先のグルジア領土内で略奪・暴行・殺人とほしいままの暴行を働いた

6. Moscow insisted there's no shot

Russia's deputy foreign minister, Grigory Karasin, insisted that no shots has been fired, and the Russian Defense Ministry, in statements carried by Russian news agencies, dismissed the Georgian allegations as a "provocation." The circumstances of Sunday's incident remained unclear as night fell.
モスクワ政府、グルジア側の嫌疑を否定
一方ロシア政府側では、外務省のグリゴーリ・カラシン次官は、この件に関して1発の銃弾も発射されていないと主張した。またロシア軍部からも、ロシア兵士が撃ったと言うグルジア政府の嫌疑を、「グルジアの挑発行為」であるとして却下する声明が発表された。23日日曜の南オセチア発砲事件の真相は、夜のとばりが降りるとともに闇に包まれたままである。
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休戦になったものの、爆撃で町のインフラを徹底的に破壊されたため、数ヶ月停電の続いたグルジア北部ゴリの町

7. Conflicted witness viewpoints on Incident

Even Georgian officials differed among themselves. Interior Ministry spokesman Shota Utiashvili said the shots were fired as the motorcade approached a Russian military checkpoint near the Akhalgori in South Ossetia. But lawmaker Marika Verulashvili said the incident happened as the motorcade approached a Georgian police checkpoint near the breakaway province after visiting a camp of Georgian refugees.
難民キャンプ訪問後、目撃者の証言にも差異
被害を被った当事者のグルジア政府関係者でさえ、事件当時の見解が食い違っている。事件当時ふたりの大統領に同行していたグルジア政府内務省のショータ・ウチャシビリ広報官は「南オセチア領土内アカルゴリ近郊の、ロシア軍の歩哨地点に一行の車輌がさしかかった時点で、数発の銃弾が発砲された」と語っている。しかしながら、同じく同行したマリカ・ヴェルラシビリ国会議員の談話では「一行の車がグルジア人の難民キャンプを慰問のため訪問したあと、南オセチアと接するグルジア警察の歩哨地点に近づいた際に発砲が起きた」と異なった内容を伝えている。
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ロシア軍の侵略でグルジアの軍港ポチへ疎開したグルジア人で南オセチア住民。現在でも数万人が難民キャンプに

8. Parliament accuses occupation forces

Georgia's Security Council chief Alexander Lomaia criticized Russia over the gunfire. "We are facing the aggressive and irresponsible behavior of the occupation forces," he said in televised remarks. Georgia's Parliament speaker, David Bakradze, urged the international community to condemn the shooting, saying it "shows what kind of treacherous power we are facing."
グルジア議会、ロシアの挑発行為を非難
ロシア軍部の宿敵であるグルジア国防会議のアレクサンドル・ロマイア委員長は、今回の発砲事件はロシアに非があるとし「われわれは、休戦調停後も不当な占領を続けるロシア軍の、無責任で挑戦的な行動と対峙せざるをえない状況にある」と、テレビ画面を介して告発した。
さらにグルジア国会のデヴィッド・バクラゼ議長は、国際社会に対して発砲事件を非難するよう呼びかけ、こう表明した。「今回の事件は、わが国が国際協定を公然と無視するような裏切者の権力と闘っていることの証しである」 »» 続く
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ロシアの侵略と占領に反対して、首都トビリシの自由の広場で開催の抗議集会に参集した、数十万のグルジア市民d0123476_1023580.jpg

【 米国時間 2008年11月23日 『米流時評』ysbee 】
d0123476_14501313.jpg■ OBAMA TODAY ■  22日指名内定が明かされた、オバマ次期政権の閣僚予定者。正式発表は米国時間で24日月曜です。( )内は前職。

・財務長官 ティム・ガイトナー(元 財務長官補佐官)
・連邦準備局頭取  
・大統領経済補佐官 ラリー・サマーズ (元 財務長官補佐官)
・国務長官 ヒラリー・クリントン (現 NY州選出民主党上院議員)
・商務長官 ビル・リチャードソン(現ニューメキシコ州知事/元国連大使)

»» 次号 特集「チベットの未来を決定する亡命者代表会議開催!」へ続く
«« 前号「亡国への傾斜に警世の一閃!今からでも遅くない」へ


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by ysbee-2 | 2008-11-23 20:48 | グルジア紛争
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世界の動きがよくわかる!激動する国際情勢を、欧米メディアでディープに読む…世界の「今」と真実探求に関心ある知的冒険者へ送るグローバル情報満載ブログ


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