ポストグルジア紛争・尾を引くグルジアとロシアの対立
||| ポストグルジア紛争のコーカサス |||
ロシア軍撤退後も南オセチア・アブハジアに4千名駐留継続、危機体制変わらず
今日のエントリーは昨日のグルジアのサーカシビリ大統領狙撃事件の続きですが、その前に一昨日のエントリー「亡国への傾斜に警世の一閃!今からでも遅くない」の祈りが届いたような、国籍法改正に反対する集会のお知らせです。25日夜(今日だ!)と26日夕方に東京で開催されます。主旨に賛成される方はぜひ参加を!
フリーチベット・フリー東トルキスタン運動でも熱心に活躍してらっしゃる、愛国派無所属を標榜する熱血の政治家、荒川区議会議員小坂英二さんのブログからの転載です。
荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感より
「国籍法改正」に反対する緊急国民集会・第1回
日 時:平成20年11月25日(火)午後6時半~8時半
会 場:砂防会館別館3階(六甲)
主 催:草莽全国地方議員の会(代表 松浦芳子)草莽なでしこ隊、
誇りある日本をつくる会、「国籍法」を考える会
問合せ先:草莽全国地方議員の会 電話&Fax 03-3311-7810(松浦)
「国籍法改正」に反対する緊急国民集会・第2回
日 時:平成20年11月26日(水)午後4時~5時
会 場:衆議院第2議員会館第1会議室
※整理券を先着100名の方に受付で配ります(3時45分配布開始)
主 催:国籍法を考える会
〒102-0093 東京都千代田区平河町 2-16-5-302 高池法律事務所気付
080-5086-2963(藤本)090-7725-6256(福永)
ロシア軍の侵略行為に反対する「Stop Russia!」と大書したバスのバナーサイン。日本なら「Stop China!」か
__________________________________________________________________
NOVEMBER 24, 2008 | 『米 流 時 評』 | 時事評論ブログ雑誌・デイリー版 2008年11月24日号
A s s o c i a t e d P r e s s | B R E A K I N G
ロシア軍、南オセチア・アブハジアに4千名駐留継続、危機体制変わらず
米国時間 2008年11月23日午後4時06分 | AP通信・ニュース速報 | 訳『米流時評』ysbee
The shots allegedly come from the breakaway province of South Ossetia
Continued from the previous issue — Relations between Russia and Georgia have been deteriorating for several years. The Rose Revolution in 2003 was a popular uprising against elections that were seen as fraudulent.
前号「狙撃!サーカシビリ危機一髪!グルジア、ロシアを非難」からの続き
グルジア・トビリシ発 |ロシアとグルジアの関係は、ここ数年最悪になってきていた。2003年のグルジアのバラ革命は、従来の親ロシア政権の政治腐敗が不正選挙となって露呈した政局に対して、若者を中心とした一般市民が怒りの声を上げ、数十万人の市民が蜂起して連日デモを展開した結果、旧体制が崩壊した典型的民主主義革命だった。
It drove President Eduard Shevardnadze, a former Soviet foreign minister, from office and ushered pro-Western Saakashvili into power.
新生民主主義国家グルジアの新しい顔
この時には旧ソビエト連邦の外相で、ソ連崩壊と共に連邦国家のひとつだったグルジアの元首に収まっていた、エデュアルド・シェヴァルデナーゼ大統領が官邸から放逐され、代わりにその後民主的再選挙で当選した親欧米派の、ミハイル・サーカシビリ現大統領が、新生民主国家グルジアの新しい顔となった。
11. War broke out over South Ossetia
The war broke out when Saakashvili launched an offensive Aug. 7 to regain control of South Ossetia. Russia sent in troops which quickly routed the Georgian military.
南オセチア統治をめぐるグルジア戦争の勃発
今年の夏のグルジア紛争は、南オセチア自治州の統治権を回復しようとしたサーカシビリ大統領が、8月7日にグルジア陸軍を南オセチア領内に差し向けて、叛徒に対して攻撃を開始した時点で勃発した。それ以前から南オセチア住民にロシアの市民権を与えるなどして、同州のロシア帰属を図っていたモスクワ政府は、グルジアの攻撃を待ちかねていたように、ほとんど同時に国境を越えて南下。紛争地区の南オセチアだけにとどまらず、グルジアの首都トビリシへ至る道路網の要衝であるゴリの町を、陸海空から全面攻撃し、ゴリ市は見る影もなく崩壊し陥落した。
12. Fueled the New Cold War situation
The war and Moscow's subsequent recognition of the two breakaway regions have badly strained Russia-west ties.
グルジア紛争で表面化した米露の新冷戦
一時は首都トビリシが包囲される危機的状況まで陥ったが、サーカシビリ大統領の西側諸国へ窮状を訴え、米国とEU諸国がグルジア支援に回った。特にフランスのサルコジ大統領がモスクワへ出向き、メドベージェフ大統領を説得し、一時的休戦にこぎつけた。しかし、ロシアはその後、南オセチアとアブハジアの両自治州を、独立国家として認めることを承認したため、両州はグルジアに帰属すると主張するグルジアとの対立が続いたままである。この紛争によって、東欧MDSを計画中の米国とロシアは、ますます溝を深め、一時は新冷戦再開を噂される危機的状況も派生した。
13. 4,000 troops in S. Ossetia, Abkhazia
Russia recognized South Ossetia and another breakaway Georgian province, Abkhazia, as independent nations after the war and deployed nearly 4,000 troops to each region, a much bigger presence than before the conflict.
南オセチア・アブハジアに4千ロシア兵駐屯
翻訳中
14. incident demonstrates weak truce
The truce plan, brokered by French President Nicolas Sarkozy, called for Russian troops to withdraw from areas outside South Ossetia and Abkhazia, but they have remained in several areas controlled by Georgia before the war, including the area around the town of Akhalgori, near which the firing was said to have occurred.
実効力の弱いサルコジ仲介の和平
翻訳中
Saakashvili's popularity has dwindled as critics have charged him with authoritarianism and with mishandling the war with Russia. This year's anniversary was marked with little jubilation. A former ally used the occasion to launch a drive to unseat Saakashvili.
サーカシビリの不手際に批判
翻訳中
16. Truce has little effect for peacekeeping
Polish president Kaczynski said the incident demonstrated the weakness of the French-brokered truce. he truce agreement has ended Russia's August war with Georgia over South Ossetia. But Kaczynski said, "it does not reflect reality."
サルコジ仲介の和平条約、実効なし
翻訳中
17. Russian troops still in the both provinces
Kaczynski criticized the European Union and NATO which, he said, have failed to take united action to counter what he described as Russia's attempt to rebuild the Soviet empire. "Today, it's not too late yet, but tomorrow it might be," he said.
南オセチア・アブハジアに遺留するロシア軍
翻訳中
【 米国時間 2008年11月24日 『米流時評』ysbee 】
■ OBAMA TODAY ■
24日指名発表のオバマ次期政権の経済閣僚( )内は前職
・財務長官 ティモシー・ガイトナー(元 財務長官補佐官)
・筆頭経済顧問 クリスティーナ・ローマー
・国家経済諮問局長 ローレンス・サマーズ(元 財務長官補佐官)
・国内政策諮問局長 メロディ・バーンズ
右端はジョー・バイデン次期副大統領
«« 前号「狙撃!サーカシビリ危機一髪!グルジア、ロシアを非難」へ
記事リンク http://beiryu2.exblog.jp/8972632
TBリンク http://beiryu2.exblog.jp/tb/8972632
__________________________________________________________________
いつもご愛読いただきまして大変ありがとうございます。ワンクリックがブログのエネルギーです!
4〜7位を行ったり来たり。クリックで応援をよろしく!
「ブログ村」の国際政治部門では、おかげさまで1〜2位です!
ニュース部門でトップです。みなさまのクリック、ありがとうございます!
テクノラティはお気に入りブログの更新内容が一覧できて大変便利
12/03 ムンバイテロの黒幕・パキスタン諜報 ISIとテロ組織ラシュカレタイバ
陰のネットワーク パキスタン軍部諜報 ISIと テロ組織ラシュカレタイバ
12/02 スクープ!米国務省レポート・ムンバイコンフィデンシャル
ムンバイ・コンフィデンシャル 米国務省のテロ諜報ファイルをNBCが入手!
12/01 速報!インドでまた爆破テロ、アッサム州の列車爆破
インドでまた爆破テロ、アッサム州の列車爆破で3名死亡、29名負傷
11/30 ムンバイ テロの決算・タージホテル陥落
60時間の死闘の末、人質篭城のテロリスト最後の砦 タージマハルホテル陥落
11/26 速報!インド・ムンバイで同時多発テロ発生!犯人画像と現場写真
速報!インド・ムンバイで同時多発テロ発生!市内8か所爆破テロで80数名死亡
犯人はラグジュアリーホテル タージマハルとオベロイで人質を捕り篭城、炎上中!
11/25 タイ反政府デモ隊数千人がバンコック国際空港を占拠!
タクシンの傀儡政権打倒を要求して、タイ反政府デモ隊がバンコック空港を占拠!
11/24 ポストグルジア紛争・尾を引くグルジアとロシアの対立
サルコジ仲介の和平協定実効せず、グルジア紛争後も尾を引くコーカサスの対立
ロシア軍撤退後も南オセチア・アブハジアに4千名駐留継続、危機体制変わらず
11/23 狙撃!サーカシビリ危機一髪!グルジア、ロシアを非難
サーカシビリ危機一髪!グルジア難民キャンプ慰問の帰路、危うく狙撃さる
仏仲介の和平協定実効せず、南オセチア・アブハジアにロシア兵4千名駐屯
11/22 「日本の夜と霧」亡国への傾斜に警世の一閃!今からでも遅くない
警世の一閃: 西村幸祐氏「国籍法改正案に反撃を! It's not too late!」
うにまろ氏「国籍法、対馬、郵政株凍結、りそな、暗殺【国家反逆罪国会】」
11/20 ソマリア海賊の猛威!1週間でインド洋航行船舶8隻をハイジャック!
ソマリア海賊の猛威、インド洋上のシーレーンで1週間に船舶8隻を略奪!
香港籍のタンカー2隻釈放、サウジスーパータンカーに身代金24億円要求
11/18 オバマのチャイナフリーFDA改革・禁中国汚染食品!
オバマ新政権の FDA改革で輸入ストップになる 中国汚染食品
ブッシュの中国輸入品放任政策にメス、安全基準の引き上げに
11/16 速報!ソマリア海賊が日本の貨物船をハイジャック
ソマリア沖のインド洋海域で海賊が日本の貨物船をハイジャック
韓国外務省情報: 乗組員の安否不明、23名のうち5名が韓国人
11/15 オバマ紳士録・後編 クリントンが国務長官?
国防長官はコーリン・パウエルか? 国務長官はクリントンか、ケリーか?
党派を越えたベストメンバーの最強内閣と噂されるオバマ新政権の人事予測
11/14 オバマの初仕事・ホワイトハウスの組閣人事
オバマの初仕事:超党派推進のオバマ新政権ホワイトハウス 組閣人事予測
ヒラリー・クリントンが国務長官? NBCニュースのスクープは本当か?
11/09 核ミサイル基地のある中国青海省でまた強震
チベットの東隣、中国青海省で マグニチュード6.5の強震発生
震源地は、辺境自治区のダカイカン核ミサイル発射基地の近く
11/08 速報!極東海域でロシア原潜事故、20名死亡!
太平洋極東海域でロシア海軍原子力潜水艦に事故発生、20名死亡
事故発生場所未発表、メドベージェフ 事故原因の緊急調査を指令
11/07 オバマの第一声「アメリカの大いなる挑戦」
「米国経済の大いなる挑戦」オバマ次期大統領、初の公式記者会見
変革のスローガンCHANGEから 山積する問題にCHALLENGEへ
by ysbee-2
| 2008-11-24 16:04
| グルジア紛争