マニア垂涎の的幻の名車クリスティーズでオークションに 落札予想額1億円以上
今は亡きハリウッドアクション映画のスター、スティーヴ・マックィーンがかつて所有し毎日愛用していた1963年式フェラーリが、今夏8月にオークションにかけられるが、落札予想額は80万〜120万ドル (約9500万〜1.4億円) に上るものと競売を取り扱うクリスティーズは伝えている。
Steve McQueen's '63 Ferrari Heading to Auction
Late actor known as ‘The King of Cool’ used it as ‘everyday, runaround car’
NEW YORK — REUTERS | APRIL 28, 2007 — A 1963 Ferrari once owned and driven by the late film star Steve McQueen is expected to fetch between $800,000 and $1.2 million at an auction in August, Christie’s said.
__________________________________________________________________
APRIL 28, 2007 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽 園 通 信』デイリー版
Associated Press/MSNBC.com
マックィーンの愛車フェラーリ オークションに
2007年4月28日 ニューヨーク発 | ロイター/MSNBC.com | 訳:米流時評 ysbee
1. Driven for decade by 'the King of Cool'
McQueen, nicknamed “The King of Cool” for his portrayals of nonchalant, in-control heroes in such films as “The Great Escape,” about a mass escape from a World War II POW camp, was a car collector. He special ordered the car in 1963 and owned it for about 10 years, according to Christie’s.
キング・オブ・クールが10年以上愛用
淡々とした飾らない男の魅力で一世を風靡した、「キング・オブ・クール」の異名をとるスティーヴ・マックィーン。第二次大戦中ドイツ軍の捕虜収容所からの連合軍兵士の集団脱走を描いた『大脱走』などでおなじみのアクションスターだが、ハリウッドきっての名車蒐集家としても名を馳せた。そんな彼が1963年に特注したクルマがある。この夏オークションで取り扱うクリスティーズの説明によると、スピード狂で知られるマックィーン自身が10年以上毎日乗り回したという、いわくつきの名車である。
2. The very best of Ferrari Lusso
Christie’s unveiled the car on Friday: a Ferrari 250 GT Berlinetta Lusso with a medium-brown metallic paint and beige leather interior. “It’s probably the best example of a Ferrari Lusso that’s out there on the marketplace,” said Christopher Sanger, vice president and head of Christie’s car sales in the Americas. “It was McQueen’s first Ferrari and was his everyday, run-around car, not a movie prop,” he said.
フェラーリ・ルッソの最高峰
そのクルマが、28日土曜ニューヨークのクリスティーズでベールを脱いだ。フェラーリ250GTベルリネッタ、ミディアムブラウン・メタリック仕上げ、ベージュレザー内装仕様。
「現在市場に出ているフェラーリ・ルッソの中でも、多分最高仕様のいい例だと思います」クリスティーズの副社長でカーセールス米国部長のクリストファー・サンガー氏はこう説明する。「このクルマは、マックィーンがオーダーした中でも最初のフェラーリです。彼が毎日どこへ行くにも乗り回した愛車で、映画の撮影用ではありません。」
3. Legendary speed-car racer
McQueen, who died in 1980, also enjoyed auto racing and reportedly performed some of his own driving stunts in his films. One of his most famous car chase scenes was in the 1968 film “Bullitt.”
伝説的スピードカーレーサー
マックィーンは1980年に亡くなったが、ル・マンをテーマにした映画は元より、自ら実際に国際的レースに出場したレーシングカードライバーとしてもよく知られ、出演した映画のいくつかでは、その中のスタントも自らやってのけた伝説のアクションヒーローである。彼の最も有名なカースタントは、ハリウッド映画史上に残る68年の映画『ブリット』のカーチェースシーンである。
4. Sale on august 16 by Christie's
The car is being sold by Michael Regalia, who bought the car in 1997 and had it restored to its original condition, a process that took 4,000 hours of work, according to Christie’s. The car will be sold on August 16 at Christie’s International Motor Cars 2007 flagship auction in the Monterey Jet Center in California.
8月16日にクリスティーズでオークション
今回競売にかけられるクルマの現在の所有者はマイケル・レガリア氏で、彼は1997年にこのクルマを買ってからというもの、ことあるごとにオリジナルの状態になるよう復元してきた。クリスティーズの解説によると、その作業工程には延べ4000時間を要したという。このクルマはカリフォルニア州モンタレー・ジェットセンターにある2007年クリスティーズ・インターナショナル・モーターカーズオークションのメイン会場で、8月16日に競売される予定である。
【米国時間 2007年4月28日 訳:米流時評 ysbee】
__________________________________________________________________
▼ クリックしてブログのランキングへのご投票を、どうぞよろしくおねがいします!
みなさまのおかげで2つのランキングでトップになりました。ご愛読たいへんありがとうございます。
おかげさまで2位をキープです!
政治ブログに参加しています よろしく!
全国区はきびしい 牛歩の歩みですがぽちっ!
こちらもトップをめざしてクリック!
サイト内で「投票」アイコンをクリックしてください
おかげさまでニュース部門でトップです!
以下ブログの本誌です
▶ 本誌『楽園通信』カバーページ
▶『楽園通信』全記事アーカイブ
▶『楽園紀行』イタリー編トラベローグ
▶『楽園百撰』ハワイのベスト100
『米流時評』自選コラム・ベスト3
▶傷だらけの星条旗/米国ジャーナリズムの良心
▶米国式濃縮ニュース解説/風に聴け精神よ何処へ
▶西暦2003年のコマーシャル/広告と戦争のはざまで Technorati