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アメリカの夜と霧・9/11とイラク戦争のパンドラの箱

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    ||| アメリカの夜と霧の夜明け |||

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 テロ戦争捕虜に対する自白強要拷問で明らかになる、ブッシュ政権の嘘と陰謀
 米国がついに開けたパンドラの箱、イラク戦争の侵攻事由はやはり捏造だった

d0123476_3532373.jpgイラク戦争時代のCIAの拷問が、憲法違反・戦争犯罪に問われるかどうか? という、ブッシュ体制の国家犯罪的本質を暴く状況が、今春から問題化している。オバマにとっては、自らの政治の倫理観を問われるもっとも厄介な問題である。

政経両面でのアメリカの再生と復活を目指すオバマ体制では
大統領は、これから先の未来を切り拓くためのパイロット役に専念する。
9/11やイラク戦争をはじめとする、前政権下での「米国の恥部」
過去の既成事実は、三権分立の原則を尊重し、司法機関の判断と処分におく。
という、米国大統領として、きわめて常識的な「処遇」をした

その采配を与った(あずかった)エリック・ホルダー司法長官は
就任の第一声となる宣誓式で、

「The United States doesn't torture.」
「アメリカは、拷問を、しない。」


と、これ以上はないほどきっぱりと、過去の体制と隔絶して
基本的人権を擁立する、民主主義の基本精神への回帰を宣言した。
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この旧体制への糾弾宣言に わが意を得たかのように、
その後急速に、真相暴露の潮流が高まってきた。

ブッシュ政権の「帝国の政策」に反旗を翻しては辞めていった
ホワイトハウスやペンタゴン、さらにはCIAの内部告発者たちが
積年の不正に対する憤懣の突破口を見出し、次々と弾劾の声を上げ始めた。
彼らは、拷問という犯罪の、立案・指令・実行の、現場の生き証人である。

今後の展開は、ガンタナモ捕虜収容所の自白強要に始まって ......
「ブッシュ・メモ」...... CIA拷問マニュアル ...... 現場証拠写真2千枚 ......
「チェニー・レポート」...... 内部告発者 ...... ジュネーブ協定違反 ......
「ゼリコウ・メモ」...... Treason ...... 憲法違反 ......
「ライス承諾事項」...... 「ラムズフェルド指令書」...... 戦争犯罪 ......
 ハーグ国際裁判所 ...... Crime of the Century ............

この夏は多分、ワシントンからニュースの嵐、スキャンダル・モンスーン。
ラビットホールをフリーフォールの、3月兎に週末はない。

【米国時間2009年5月13日『米流時評』ysbee】
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  MAY 13, 2009 | 『米 流 時 評』 |  時事評論ブログ雑誌・デイリー版  2009年5月13日号
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   B E I R Y U | N E W S  R E M I X
  ー Good News, Bad News, Everything in Between ー
  テロ戦争捕虜への拷問事実解明で明らかになる、ブッシュ政権の嘘と陰謀


▶Coldplay "Viva La Vida" Historic version/トーマス・コール「帝国の興亡」バージョン

ここにきて拷問疑惑の「Torturegate=トーチャーゲイト」に関して、
さらに新しい問題が発生。
先週の記者会見で、民主党のナンシー・ペロシ下院議長が、
拷問の事実に関して知らされていなかった、と爆弾発言。
「CIAは、私も含めた下院に対して、嘘をついた」と、
公開の席で堂々と、国家諜報機関を非難したのである。

この件に関しては、いつ、誰が、何処で、誰に、何をどう言ったのか?
という徹底した事実確認とその証明が必至。
つまり、「拷問」という犯罪行為の、
立案者、承認者、指示者、そして事実隠蔽者を告発するために、
専門の調査委員会が編成されて、公聴会で明らかになるだろう。

「基本的人権の尊重」を、立憲の根本精神とする米国では
いかなる状況下であれ、たとえ戦時の敵国捕虜に対してでも、
「拷問」は、人間性に対する普遍的犯罪であり
ジュネーブ協定違反であると同時に、米国の憲法違反となる。



▶Auto-Tune the News #3: cuba. afghan friendship. 2-party woes

しかし、ペロシの発言よりも何よりも、
もっとも重要な解明のポイントは次の点:

1. テロ戦争の過程で、アルカイダやタリバンのメンバーが捕虜になった。
2. 捕虜は、ガンタナモの捕虜収容所やアブグレイブ監獄で拷問を受けた。
3. その拷問の目的は、次のような「捏造の自白」を強要するものだった。
  A)イラクのサダム政権は、大量殺戮兵器(核兵器)を所有していた。
  B)9/11テロ攻撃は、アルカイダの犯行である。
  C)アルカイダとサダム政権は、共同謀議で米国を攻撃しようとした。


つまり、捕虜に対して、ブッシュ政権が
「米国がイラク戦争に踏み込んだ理由」として挙げている上の条件を、
無理矢理、拷問で自白させようとした「疑惑」である。
この肝心のポイントが、「拷問ゲイト」と呼ばれる由縁である。

現場で手を下した者、下された者の証言や写真、
また、ホワイトハウスやペンタゴン内部高官の 証言やメモが
現在、すでにメディアのあちこちに浮上してきている。


▶Auto-Tune the News #2: pirates. drugs. gay marriage

もし、こうした一連の疑惑が事実として立証されれば、
ブッシュ政権は、(長い間われわれが疑っていた通り)
次のような 国家レベルでの犯罪を犯したことになる。

1. 戦争事由の捏造: 国家反逆罪
2. IAEA 調査団排出: 国際法違反
3. イラク侵攻開始: 他国侵略
4. ファルージャ包囲戦: 一般市民虐殺/白燐弾使用
5. 一方で捕虜拷問: ジュネーブ協定違反


有罪が成立した場合、下手をすれば、ハーグの国際犯罪裁判所行きである。
世界を騙して犯した大罪は、
かつてのユーゴスラビアのミロスビッチどころではない。

この8年近くで、米兵は4千名以上が戦死。
イラク人は10万人以上が、戦火の巻き添えで死亡している。
(一説では60万とも。国外亡命者や国内難民は100万以上)
その他にも、アフガニスタンやパキスタンでも、
いまだに犠牲者が あとを断たない。


▶Auto-Tune the News #1: march madness. economic woes. pentagon budget.

こうしたすべての犠牲が、ただひとえに軍産共同体のために
恣意的にしかけられた戦争の結果であるならば……
米国のリベラルが、前政権指令者の戦争責任を問い、
「我々の世代のニュルンベルグ裁判」と息巻くのも無理はない。

今年の夏は、この10年近くを、
テロ戦争と言う名の冥界に 世界を引きずり込んだ当事者である、
ブッシュ政権、特にその実質的総帥であった チェニー元副大統領に対して、
米国民の、いや全世界の糾弾の目が注がれるだろうことは、間違いない。

歴史の因果応報が、ようやく帰路に就いたようだ。
黄泉(よみ)の世界からの帰還へ。

【米国時間2009年5月14日『米流時評』ysbee】


▶Auto-Tune the News: Obama Flashback

*RemixしたYou-Tubeビデオクリップは、パロディビデオで人気のグレゴリーブラザース。
アメリカの政治を痛烈に皮肉っている一連の「Auto-Tune the News」シリーズは、
彼らのサイトの他にもMSNBC-TV の『レイチェル・マドウ・ショー』でも見られます。


   ◀ 次号「衛星写真で発覚!パキスタン・クシャブの新しい核施設」
   ▶ 前号「タリバン+封建主義+コールドプレイ=Remix」
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by ysbee-2 | 2009-05-14 12:48 | テロとスパイ陰謀

第6章2 「2008年核戦争の冬」チェニーのウォープラン

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||| 08年核戦争の冬・チェニーのウォープラン |||
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衝撃のスクープ!中東核戦争はイスラエルとネオコンの陰謀だった
シリア対イスラエルの極地紛争は、イラン対米国の中東核戦争に発展するか?

ニューズウィークのジャーナリストが総力を結集してレポートする「The Whisper of the War」をオリジナル翻訳で紹介。前回の記事「ホワイトハウスのウォーゲーム」から連載です。
(翻訳文の無断転載は固くお断りします。ただし「本日の国際情報ヲチ」は例外。)


「またネタニヤフのトップアドバイザーであるモサドの退役将校ユズィ・アラッド氏は、ニューズウィークに次のように伝えてきた。「私は何が起ったかをよく知っている。もしその事実が表沙汰になれば、それは誰をも驚愕させるだろう」かくしてイスラエルのかたくなな沈黙は、一体何が起ったのかをめぐって、かえってありとあらゆる憶測が飛び交う事態を招いてしまった。
……………………………………
米国政府の元高官のひとりが次のような事実を語り出した。それはこうである。
イスラエルは数カ月前に、イスラエルの秘密諜報部員が偵察した情報と幾葉かの証拠写真とをたずさえて、ブッシュ政権の首脳陣に対してプレゼンテーションをした。その内容は、北朝鮮が核関連の製造材料をシリアに対して供給し始めた、という疑惑をつきつけた情報だった。たしかに、電波傍受などによる米国側の諜報レポートでも、このイスラエルの主張を裏付けるように思える情報が存在した。」

__________________________________________________________________
SEPTEMBER 25, 2007 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽園通信』デイリー版f0127501_6213945.jpg
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  N E W S W E E K | S P E C I A L

第6章2「2008年 核戦争の冬」チェニーのウォープラン
米国時間 2007年9月24日サイト掲出 | ニューズウィーク・10月1日号特集記事 | 訳『米流時評』ysbee
執筆陣:ダン・エフロン&マーク・ホーゼンボール/ワシントン|ロッド・ノードランド/エルサレム・中東デスク|クリストファー・ディッキー/ダマスカス・パリ・ニューヨーク|ジョン・バリー/ワシントン・米国本部政治デスク


9. The next 3 months may be decisive
d0123476_17451441.jpgWhile the Bush administration appears to have given tacit support to the Syria raid, Israel and the United States are not in lockstep on Iran. For Israel, the next three months may be decisive: either Tehran succumbs to sanctions and stops enriching uranium or it must be dealt with militarily. (Iran says its program is for peaceful purposes only.)
2007年:外交か軍事か決断の年
イランに対する協力体制は強固に一致しているわけではないが、ブッシュ政権はイスラエルのシリア空爆に対して、現段階では渋々ながらもある程度の支持を示したように見える。イスラエルにしてみるとこれから先の3カ月が、今後の行く末を決める決断の正念場であるかもしれない。万一イラン政府が、国連の経済制裁を受けてもウラン濃縮の核製造工程をストップしない場合には、イランの核問題は軍事的に対処されなければならなくなる。(イラン側では、自国の核開発は電力供給の平和利用のみに限られていると主張しているが)
トップの写真:今回イスラエルが空爆したと伝えられるシリア北部の爆撃地点にもっとも近い街アルラッカの黄昏 右:夜明けのアルラッカの通りで焼きたてのナン(ユーラシア風パンケーキ)を売る屋台

10. The year of determination — 2007
"Two thousand seven is the year you determine whether diplomatic efforts will stop Iran," says a well-placed Israeli source, who did not want to be named because he is not authorized to speak for the government. "If by the end of the year that's not working, 2008 becomes the year you take action." In Washington, on the other hand, the consensus against a strike is firmer than most people realize.
2007年:外交か軍事か決断の年
「2007年は外交努力でイラン(の核)を阻止できるかどうかが決まる年だ。万一今年の年末までに外交手段でイランが核兵器開発を止めなければ、2008年は軍事行動に出る年になる。」こう断言するのは、イスラエル政府の相当な地位につく高官である。(もっともこの人物は政府を代弁する立場ではないので、名前は公表して欲しくないという希望である)
しかし一方ワシントンの米国政府内では、こうした強硬派の意見とは反対に「イラン攻撃反対」という世論が、大方の予測よりもずっと堅固な意見としてまとまってきている。
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シリアの首都ダマスカス北部郊外の近代的な住宅街 レバノンと同様、文化的にはフランスの影響が濃く残る

11. Pentagon's worry over-stretch
The Pentagon worries that another war will break America's already overstretched military, while the intelligence community believes Iran is not yet on the verge of a nuclear breakthrough. The latter assessment is expected to appear in a secret National Intelligence Estimate currently nearing completion, according to three intelligence officials who asked for anonymity when discussing nonpublic material.
軍事力拡散を危惧するペンタゴン
諜報関係者には「イランはまだ核兵器の端緒にさえも届いていない」と信じられているとはいうものの、ペンタゴンとしては、すでにイラク戦争やアフガン駐留で米軍の兵力がぎりぎりまで層が薄くなっているので、想定されるもうひとつの戦争にまで手が回らなくなることを危惧している。
極秘書類に関する話題なので匿名を希望する3人の諜報機関高官の話によると、後者の場合(新しい戦争)に必要とされる兵力の査定が、近々にNIEの極秘レポートで報告されるものと期待されているそうである。
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米国ではイラク戦争の不評で志願兵の応募率が下がっているため、最高45000ドルのボーナス付きで新兵を募集

12. Iran's pursuit in 2010–2015
The report is expected to say Iran will not be able to build a nuclear bomb until at least 2010 and possibly 2015. One explanation for the lag: Iran is having trouble with its centrifuge-enrichment technology, according to U.S. and European officials.
イランの原爆製造段階は2010〜2015年
ホワイトハウス、ペンタゴン首脳部を含む米国政府中枢へ提出される NIE の極秘レポートには、イランに関する次のような情報が報告されるものと関係者筋では予測している。「イランが核爆弾(原爆)を製造できるようになるのは早くても2010年前後で、現在の進捗状況から推察すれば、多分2015年頃になるだろう。」さらには特記事項として特筆されているだろうこの一行:
「イランは、核燃料の濃縮過程において技術的問題が発生している。」以上の予測は、米国とヨーロッパの政府関係者の一致した見解である。
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メリーランド州ミードにあるNSA本部:国家安全保障局(National Security Agency)はアメリカ国防総省の米国最大の諜報機関 CIA(Central Intelligence Agency)の人的スパイ活動に対しNSAはテクニカルな諜報活動を行う

13. EU follows UN sanctions
Twice in the past year, the United States has won U.N. Security Council sanctions against Tehran. More measures might come up at Security Council discussions later this year, and recently French Foreign Minister Bernard Kouchner warned that European nations might impose their own sanctions.
国連に加えてEUも経済制裁へ
一方、国連でのイラン政府に対する経済制裁決議では、米国は過去においても2度提案し、そのたびに賛同決議を獲得してきた。今年後半に行われる予定の国連安保理での審議会でも、これまで以上のさらなる経済制裁をイランに対して課する案件が提出される予定である。これに加えて、ごく最近(先週)フランスのベルナール・クーシュネル外相が、EU加盟のヨーロッパ諸国も独自の経済制裁案を起案すると、イランに対して警告を発している。
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ドイツとの国境に近いフランス北東部のストラスブールにある巨大なEUの本会議場 総工費480億円で1999年に竣工

14. CIA's strategy of "public diplomacy"
One U.S. official who preferred not to be identified discussing sensitive policy matters said he took part in a meeting several months ago where intelligence officials discussed a "public diplomacy" strategy to accompany sanctions. The idea was to periodically float the possibility of war in public comments in order to keep Iran off balance. In truth, the official said, no war preparations are underway.
There are still voices pushing for firmer action against Tehran, most notably within Vice President Dick Cheney's office. But the steady departure of administration neocons over the past two years has also helped tilt the balance away from war.

世論操作としての「イラン戦争」論
微妙な政情に関する話題なだけに、身元を明かすことを遠慮する米政府高官のひとりは、その間の事情をこう伝える。事の起こりは数カ月前に、イランに対する経済制裁にともなう『パブリック・ディプロマシー=民間外交』政策に関して、諜報機関と政権のトップクラスが討議する会議に、彼も一員として出席したことに始まる。この政策は、イラン社会の安定を揺るがす目的で、周期的に世論に「戦争勃発の可能性」を浮上させるという案であった。しかし実のところ、いかなる戦争に対する準備も計画されている訳ではない、とこの高官は漏らした。
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イラン革命政府軍の精鋭部隊「Qods=コッズ」 特殊な諜報作戦も行う中東でもトップクラスのエリート軍団

15. The most notably hawkish office
There are still voices pushing for firmer action against Tehran, most notably within Vice President Dick Cheney's office. But the steady departure of administration neocons over the past two years has also helped tilt the balance away from war.
最も強硬なタカ派の執務室
しかしながら米政府内では、イラン政府に対してもっと強硬な手段をとるべきだという声も、いまだに聞かれる。そのもっとも顕著な例は、ディック・チェニー副大統領の執務室からあがっている。とはいうものの、過去2年間のあいだに行政府内のネオコンたちは次々と退陣したので、このこともまた、戦争へと傾斜する時勢のバランスから米国を救ってきたとも言えよう。
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バグダッド市内で警備パトロールの合間に、本国から送られたチャリティの品を子供たちに配る駐留米軍兵士

16. Cheney's secret plan
One official who pushed a particularly hawkish line on Iran was David Wurmser, who had served since 2003 as Cheney's Middle East adviser. A spokeswoman at Cheney's office confirmed to NEWSWEEK that Wurmser left his position last month to "spend more time with his family."
タカ派もひるむチェニーの陰謀
イランに対してとりわけ強硬なタカ派路線の政策を推進した代表的高官のひとりに、デーヴィッド・ワームザーがいる。彼は2003年以来チェニーの中近東問題の相談役として、副大統領に仕えてきた人物である。ニューズウィークが副大統領執務室の広報官に問い合わせて確認したところ、ワームザーもやはり「家族と過ごす時間をもっと多く取る」ために、先月の時点で辞職していた。
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【訳者注:「家族との時間を持つため」というのは、ここ最近辞職を願い出たホワイトハウススタッフの常套句となっている。例:大統領政策顧問ダン・バートレット、大統領秘書官カール・ローヴ、大統領広報官トニー・スノウなどがまったく同じ理由で相次いで依願退職。ほかに昨年プレイムゲイト・スパイ身柄漏洩事件で有罪判決を受けた副大統領秘書官スクーター・リビイも】

17. 'Let the war begin'
A few months before he quit, according to two knowledgeable sources, Wurmser told a small group of people that Cheney had been mulling the idea of pushing for limited Israeli missile strikes against the Iranian nuclear site at Natanz—and perhaps other sites—in order to provoke Tehran into lashing out.
チェニーの「中東核戦争プラン」
また別の二人の消息筋によると、辞める数カ月前に、ワームザーは彼の周辺のほんの一握りの人物たちに、次のような話しを漏らしていたそうである。
チェニーは「イラン国内のナタンツにある核施設をイスラエルに限定ミサイルで攻撃させるようけしかける(pushing for)」という考えに取り憑かれている、とこぼしていたそうである。しかもそのターゲットはナタンツだけでなく、多分他の施設も攻撃目標としていたらしく、攻撃の本当の目的は「イラン政府を戦争へと駆り立てるためだ」というものであった。  » 次号へ続く
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21世紀版「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 」提供WH

【米国時間 2007年9月25日 訳『米流時評』ysbee】

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TBリンク http://beiryu2.exblog.jp/tb/6242761

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次号 中東核戦争 第6章3 復讐の世紀・中東戦争「核のアルマゲドン」へ続く

||| 中東核戦争 特集記事 |||
d0123476_8345660.jpg序 章 中東核戦争前夜?急浮上するシリア対イスラエル核紛争
第1章 戦争挑発行為?イスラエル爆撃機のシリア領空侵犯
第2章 シリア対イスラエル 中東核戦争の危機は本物か
第3章 新・ジェリコの闘い イランのミサイル報復作戦
第4章 核のターゲットは駐留米軍 国連とEUの経済制裁
第5章 消された記事『中東代理戦争・シリアvsイスラエル』
第6章 囁かれる中東核戦争
   中東核戦争6.1 ホワイトハウスのウォーゲーム
   中東核戦争6.2 2008年核戦争の冬・チェニーのウォープラン
   中東核戦争6.3 復讐の世紀・中東戦争「核のアルマゲドン」
   中東核戦争6.4 暴かれた大謀略・イスラエルとネオコンの中東核の戦略
第7章 驚愕!原爆搭載機B-52飛行事件は米空軍内のクーデターか?
第8章 ラマダンとヨムキッパー 沈黙の壁を崩したネタニヤフ
第9章 新冷戦中東編 モサドとCIAのニューインテリジェンスウォー


||| 『米流時評』 特集記事 |||
中東のパワーラビリンス 特集 | イラク戦争 関連記事特集 | 安倍首相辞任と総裁選 特集

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異 国 の 海 に は ほ の 甘 い 風 が 吹 くd0123476_8505957.jpg

いつもご愛読いただき、大変ありがとうございます。
「ブッシュの戦争」はイラク戦争だけでは終りません。
ネオコンの描いた「中東ニューワールド」の構想では、
初めから、イランが最終のゴールとしてありました。
地図を見れば、アフガニスタンとイラクにはさまれ、
石油利権をめぐるオセロゲームに出たのは一目瞭然。
ブッシュ家とサウディ王室の関係も大きな要因でしょう。


f0127501_12134737.gifブログ村では国際政治部門でただいま2位です。クリックに感謝!
d0123476_10141436.gifおかげさまで ニュース部門で1位をキープ。ありがとうございます!
f0127501_10375846.gif政治部門にチャレンジです。20位から一歩ずつ上がってます。よいしょっ!
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おかげさまで政治ニュースでベスト10に入ってます。 ぽちっ!
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by ysbee-2 | 2007-09-25 15:01 | 中東核戦争

チェニー、イランを威嚇「ペルシャ湾には気をつけろ」

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  ||| チェニー、ペルシャ湾でイランを威嚇 |||
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イランへ威嚇声明「ペルシャ湾公海を遵守せよ、越境行為は命取り」
イラク近隣諸国へは「中東独裁を企てるイランの核兵器保有を阻止」


2007年5月11日 ペルシャ湾ホルムズ海峡 USSジョン・ステニス艦上発
11日金曜、米国のディック・チェニー副大統領は、ペルシャ湾上の米海軍航空母艦USSジョン・C・ステニスの艦上で、次のような声明を発表した。「アメリカは、『中東独裁』を企てるイランの核兵器保有を阻止するために、目的を一にする同盟に加わる。」
Cheney Warns Iran on Sea Lanes Access
Vice president talks tough to Tehran on access while touring Persian Gulf
ABOARD USS JOHN C. STENNIS — REUTERS | MAY 11, 2007 — Vice President Dick Cheney issued a warning to Iran while aboard an aircraft carrier in the Persian Gulf on Friday, saying the United States would join allies to keep Iran from getting nuclear weapons “and dominating the region.” With two U.S. carrier groups now in the region, the vice president declared, “We’re sending clear messages to friends and adversaries alike. We’ll keep the sea lanes open.”


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MAY 11, 2007 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽 園 通 信』デイリー版f0127501_6213945.jpg
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R E U T E R S | M S N B C . c o m
チェニー、ペルシャ湾で越境は命取りとイランを威嚇
2007年5月11日 | ロイター通信/MSNBC.com | 訳:『米流時評』ysbee


d0123476_10365887.jpg1. latest shot in a war of words
Iran exerts considerable control over the narrow passageway that separates the Persian Gulf from the open waters of the Arabian Sea. Roughly a quarter of the world’s oil supplies pass through the Straits of Hormuz. Iran loomed about 150 miles to the east as Cheney spoke aboard the USS John C. Stennis. The carrier was steaming about 20 miles off Abu Dhabi in the United Arab Emirates. Cheney is spending time there after a two-day tour of Iraq. It was the latest shot in an escalating war of words, with both Tehran and Washington seeking to increase influence over states bordering Iraq.

米・イラン間舌戦の最終ラウンド
公海であるアラビア海とペルシャ湾とをへだてる細い海峡を監理する上で、イランは歴史的にもエキスパートの役割を果たしてきた。全世界へ石油を供給するタンカーの約1/4が、このホルムズ海峡を往来する石油経済のネックでもある。イランからほんの150マイル目と鼻の先にいるのは米海軍航空母艦USSジョン・C・ステニス号で、今週その艦上に搭乗したのはチェニー副大統領である。空母は、アラブ首長国の首都アブダビから20マイル航行した洋上に停泊していた。
チェニーはその前に2日間イラクを訪問していたが、この艦上でチェニーが発した演説は、近年のイランと米国両政府間で闘わされた舌戦がエスカレートした最終ラウンドとも言えるもので、イラクと国境を接する中東諸国への両国の影響力の進展を検分するような内容であった。
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中東訪問で最初に降り立ったバグダッドでイラクのタリバニ大統領にイラク戦争の現況を叱咤するチェニー副大統領

2. Your seeking help in stabilizing Iraq
"Cheney’s visit comes just two days before Iranian President Mahmoud Ahmadinejad was to visit Abu Dhabi. “We’ll stand with others to prevent Iran from gaining nuclear weapons and dominating this region,” said Cheney. Both Shiite-dominated Iran and Saudi Arabia, with a predominantly Sunni Muslim population, are vying for influence among their respective ethnic factions in Iraq. Cheney visits Saudi Arabia on Saturday as part of his tour of moderate Arab states, seeking help in stabilizing Iraq. He also will visit Egypt and Jordan.
イラク平定模索の中東旅行
今回のチェニーの一連の中東諸国訪問は、イランのマフムード・アフメディネジャド大統領がアブダビを訪問する直前に挙行された。「我々はイランが核兵器を保有して中東を独裁することを阻止するために、この地域の他の国々を支援するだろう」とチェニーは断言した。
イランとサウジアラビアは、両国ともにシーア派が支配権を握っているが、ともにスンニ派住民が人口の過半数を占める。そして両国とも、イラクの人口の多数を占める少数民族間に影響力を及ぼす事に意欲を燃やしている。
12日土曜に予定されているチェニーのサウジアラビア訪問は、イラク平定に協力を要請する今回の穏健派アラブ諸国訪問旅行の一環である。その後にはエジプトとヨルダンを訪れる予定である。
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ホルムズ海峡に停泊中の米海軍空母USSジョン・ステニス艦上に降り立ったチェニー 後方は爆撃戦闘ジェット

3. Asking UAE to shut down Iranian firms
Iran exerts considerable control over the narrow passageway that separates the Persian Gulf from the open waters of the Arabian Sea. Roughly a quarter of the world’s oil supplies pass through the Straits of Hormuz. Iran loomed about 150 miles to the east as Cheney spoke aboard the USS John C. Stennis. The carrier was steaming about 20 miles off Abu Dhabi in the United Arab Emirates. Cheney is spending time there after a two-day tour of Iraq. It was the latest shot in an escalating war of words, with both Tehran and Washington seeking to increase influence over states bordering Iraq.
アラブ首長国連邦にイラン法人の閉鎖を依頼
洋上の航空母艦からアブダビへ舞い戻ったチェニー副大統領は、アラブ首長国連邦の盟主モハメド・ビンザイード・アルナヒャン第一王子と夕食を共にした。翌日土曜サウジアラビアへ発つ前に、チェニーは同国の大統領シーク・カリファ・ビンザイード・アルナヒャン氏に会い、イラクでの米軍統治に対する協力を依頼する一方、米国側消息筋が「イランの核兵器開発に貢献している」と見る同国内のイラン法人を閉鎖するよう圧力をかけたと伝えられる。
ステニス艦への激励訪問はチェニーは過去にも数回行っているが、2002年3月に同艦を訪れた際の目的は、イラク侵攻に対する中東近隣諸国の支持をとりつけるためであった。
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ジョン・ステニスとともにホルムズ海峡に停泊し事態に備える空母USSニミッツ ワシントン州母港出港シーン

4. Confronting Iran if necessary
Standing in front of five F18 Super Hornet fighters and a huge American flag in the cavernous hangar deck — one flight below the carrier’s flight deck — Cheney sounded a hard line both on holding firm in Iraq and confronting Iran if necessary. Little more than four years after President Bush stood on another aircraft carrier beneath a “Mission Accomplished” banner and declared an end to major combat, Cheney gave a far more measured description of progress in Iraq. “We want to complete the mission, get it done right, and return with honor,” he told Stennis crew members..
必要あればイランとの対決も辞さず
デッキ上に整列した5機の戦闘ジェット機F18スーパーホーネットを背景に、広大なデッキの一段下にある洞窟のように貼られたテントの下で、巨大な星条旗をバックにチェニーはがなり立てた。あたかもイラク戦線を固守し、必要とあらばイランとの対決も辞さない構えの、戦闘強硬派の代表でもあるかのように。
4年以上前にブッシュ大統領が「Mission Accomplished/使命達成」の横断幕を背景に、イラク戦争の主要な戦闘は終了したと宣言したのは、もうひとつの海軍空母USSミズーリの艦上であったが、今回のチェニーの演説は、イラク戦争の進展をより深く物語るものであった。「われわれは使命を成就したい。しっかりやり終えて栄誉の帰還を果たすように」彼はステニスの乗員に向かってこう檄を飛ばした。
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米海軍航空母艦USSジョン・ステニスの艦上で同艦に搭乗している5千名の海軍と海兵隊を激励するチェニー副大統領

5. 'Disrupt attacks on our own forces'
Officials said that between 3,500 and 4,000 of the carrier’s 5,000 sailors and Marines stood in sweltering heat—hovering over 100 degrees—to hear Cheney speak. “It’s not easy to serve in this part of the world. It’s a place of tension and many conflicts,” said Cheney.
“We’ll stands with our friends in opposing extremism and strategic threats. We’ll disrupt attacks on our own forces,” Cheney said. U.S. officials have said that some of the sophisticated roadside bombs used against U.S. troops in Iraq have come from Iran. Cheney flew to and from the carrier by helicopter.

「我が軍への攻撃を阻止するため」
同艦の高官の談話によると、ステニスに搭乗している総数5千名の海軍と海兵隊員のうち約3千5百〜4千名が、華氏100度(38℃)を越える炎天下、チェニーの激励演説を聞くために整列した。
「世界の中でもこの地域で役務に服するのは容易なことではない。しかもここは、対立抗争が極度に緊迫した地域であるからなおさらである。我々は、敵対する過激派や戦略的威嚇攻撃には、友好国と共に対抗して行く。我々の軍隊に対する攻撃は、断固として阻止せねばならない」チェニーは居並ぶ米兵を前にこう演説した。米軍高官の伝えるところでは、イラク占領米軍に対して用いられる最新型のIED(道路埋め込み爆弾)の一部は、イランから来たものであるという。チェニーの同艦への離着陸は軍用ヘリコプターを介して行われた。

【2007年5月11日 米流時評 ysbee訳】

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by ysbee-2 | 2007-05-11 18:44 | 中東のパワーラビリンス
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