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オバマ大統領にノーベル平和賞授与!

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 ||| オバマにノーベル平和賞 |||

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 今年度のノーベル平和賞受賞者は、バラク・オバマ大統領に決定!
 

d0123476_16582178.jpg2009年度ノーベル平和賞受賞者は、オバマ大統領に決定!
やったやったー!悪いニュースが重なっていた時だけに、
もう非常に、大変にうれしい。タイトルだけのエントリアップは初めてですが、
緊急の朗報なので速報で。詳細は後続で続々とお知らせしまする……

【第2報】
 夕べは、NASAの月面爆破計画(正式には何と言うのじゃ?)の話題で
 米国のtwitterは「Dear NASA」というコラムが大炎上していて
 これを追いかけているだけで、おかしくておかしくて……
(何しろ1分間に1千通近くコメントがアップ。そのどれもが気違いじみてる!)
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 そんな訳で、台風の記事の準備がストップしていて、
 月面爆破(は妥当な言葉じゃないと思うんですが、英語ではそう)の
 実況中継を待って、いつもの早朝のMSNBC「Morning Joe」を見てました。

 そうしたら今度はtwitterに「Obama Wins Nobel Prize!」という速報が
 ニューヨークタイムズとNBCのアン・カリーと、ハッフィントンポストから
 同時に上がってきて、そんな噂は今日まで全然なかったので、
 初めは「悪い冗談……」というコメントも入る始末。

 しかし、オスロの選考委員の発表のシーンがビデオで入ってきて
「あらま、ほんとに取っちゃったわ」……
 と言うのが、アメリカ人の正直な反応じゃないでしょうか。

「非核」はいいけど、ちと早すぎるのでは?
 という声も大分あるようですが、ブッシュ時代と比べれば、
 中世からルネッサンスへ、時代が転換したような気持ちがしないでもない。
(日本はその逆で、政権交代で大戦の開戦前夜のような全体主義への傾斜が)
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 まあ「核なき時代」を本気で実行して下さいという、
 ヨーロッパの趨勢からのプッシュも入ってるんでしょう。

 私個人から見ると、
 ・東欧ミサイル網の廃止でロシアと和解した実績と
 ・原爆の製法すら入手したイランを、G20の冒頭で真っ正面から糺弾し
 核放棄の会議のテーブルに就かせた手並み。
 また、ブッシュ時代から180度転換して、
 ・イスラム世界と協調し、国際社会に「和」の空気を作った

 というところでしょうか。
 では、いつも速報でおなじみのAP通信の記事から。

【米国時間2009年10月9日『米流時評』ysbee】


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  OCTOBER 9, 2009 | 『米 流 時 評』 |  時事評論ブログ雑誌・デイリー版  2009年10月9日号
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 今年度のノーベル平和賞受賞者は、バラク・オバマ大統領に決定!
 米国時間 2009年10月9日午前5時34分 | AP通信/NBC/ニューヨークタイムズ | 訳『米流時評』ysbee

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Obama Wins Nobel Peace Prize
Committee praises 'extraordinary efforts' to strengthen diplomacy
OCTOBER 9, 2009 | NBC/MSNBC — BREAKING | Translation by ysbee

1. Obama wins Nobel Peace Prize
OSLO, Norway — President Barack Obama won the 2009 Nobel Peace Prize on Friday for "his extraordinary efforts to strengthen international diplomacy and cooperation between peoples," the Norwegian Nobel Committee said, citing his outreach to the Muslim world and attempts to curb nuclear proliferation.

2009年のノーベル平和賞はオバマに
ノルウェー・オスロ発 |9日金曜、バラク・オバマ大統領が2009年度のノーベル平和賞受賞者に決定。受賞理由は、「イスラム世界への歩み寄り、核不拡散の推進など、国際外交の強化と人々の間の協力において著しい努力を記した」ためと、ノルウェーのノーベル賞選考委員会から発表された。
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2. Took office before nomination deadline
The stunning choice made Obama the third sitting U.S. president to win the Nobel Peace Prize and shocked Nobel observers because Obama took office less than two weeks before the Feb. 1 nomination deadline. Obama's name had been mentioned in speculation before the award but many Nobel watchers believed it was too early to award the president.

ノミネート締切の2週前に大統領就任
今回オバマにもたらされたノーベル平和賞の栄誉は、現役の米国大統領としては史上3人目の受賞である。しかし、2月1日の平和賞候補者ノミネートの締切からわずか2週間前に大統領に就任したばかりのオバマが受賞した結果は、ノーベル賞選考過程を見守っていた人々からは少なからず驚きをもって迎えられた。
それと言うのも、選考結果が発表されるよりもかなり前からオバマの名前は挙がってはいたというものの、多くのノーベル・ウォッチャーからは、この大統領に授与というのはまだ時期尚早と思われていたからである。
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3. 'Given the world hope for a better future'
"Only very rarely has a person to the same extent as Obama captured the world's attention and given its people hope for a better future," the committee said. "His diplomacy is founded in the concept that those who are to lead the world must do so on the basis of values and attitudes that are shared by the majority of the world's population."

「人々によりよき未来への希望を与え…」
オスロのノーベル平和賞選考委員会では、代表から次のように選考理由が発表された。
「オバマ大統領は世界の注目を集め、世界中の人々により良き未来への希望を与えましたが、彼と比肩できるようなスケールの大きさで人々をインスパイアできる人物は、きわめて稀と言えるでしょう。」
「また世界的な指導者とは、世界の大多数の人々が共有できる価値観や姿勢をその政治理念の基盤とするべきですが、オバマ氏の外交方針も『世界各国が相互理解を深める』というコンセプトを、その基礎において実行し、成果を挙げているからであります。」

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4. 'Vision of, work for a world without nuke'
The committee said it attached special importance to Obama's vision of, and work for, a world without nuclear weapons.
『核兵器なき世界』のビジョンを実践
選考委員会はその選考理由の中でも特に、核不拡散にレールを敷いた点を強調した。
「オバマ大統領がその政治理念においても、国際政治の実践においても『核兵器のない世界』をビジョンに掲げて実行している事実に、特筆すべき重要性があります」
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5. 'Created multilateral diplomacy'
"Obama has as president created a new climate in international politics. Multilateral diplomacy has regained a central position, with emphasis on the role that the United Nations and other international institutions can play," the committee said.

「国連を基軸におく多極外交を推進」
「オバマ氏は米国大統領としての立場から、国際政治の世界にまったく新しい気候を創りだしました。氏の推進する多極的外交政策によって、今や国連やその他の国際的機関は、それぞれが本来果たすべき役割を再建し、国際社会での基軸となる中心的存在を再び獲得することができました。」
選考委員会は、オバマ氏の外交方針が国際社会に果たした役割を、こう説明した。

[*注:ニュアンスとしては、国連の存在を無視してイラク侵攻に踏み切った先代ブッシュと比較しているのがありありで、最初の行はむしろ「ブッシュと同じ米国大統領でありながら、オバマの場合は大国元首の立場を濫用した唯我独尊におちいらず……」と、行間から受け取れた]
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6. The third sitting U.S. president to win
Theodore Roosevelt won the award in 1906 and Woodrow Wilson won in 1919. Former President Jimmy Carter won the award in 2002, while former Vice President Al Gore shared the 2007 prize with the U.N. panel on climate change. The Nobel committee received a record 205 nominations for this year's prize.

現役の米国大統領で3人目の受賞者
現役の米国の大統領では、1906年にテオドア・ルーズベルトが、1919年にウッドロー・ウィルソンが平和賞を受賞している。近年ではジミー・カーター元大統領が退役後の2002年に、また2007年にはアル・ゴア副大統領が地球温暖化に対する警鐘で、国連の委員会と一緒に受賞している。
選考委員が明らかにした事実によると、今年の平和賞にノミネートされた人物の数は205名にも上ったと伝えている。
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クリントン元大統領、故テッド・ケネディ上院議員、オバマ、ジョー・バイデン副大統領が、珍しくホワイトハウスで一堂に会した日。この日は現在剣が峰の「ヘルスケア=国民健康保険」問題の統合的フォーラムが開かれた。

7. 'The best work for fraternity between nations'

In his 1895 will, Alfred Nobel stipulated that the peace prize should go "to the person who shall have done the most or the best work for fraternity between the nations and the abolition or reduction of standing armies and the formation and spreading of peace congresses."

国家間の「友愛」に貢献した者へ授与
ノーベル財団の創設者アルフレッド・ノーベル氏は1895年に逝去したが、彼の遺書の中でノーベル平和賞の対象となる者の資格を、次のように述べている。
「この賞は、国家間の友愛 (fraternity between the nations)、軍事対立の解消もしくは減少、平和会議の創成と拡大に関して最良最善の仕事を遂行した者に対して授けられるものである」

[*注: 出てきました「友愛=fraternity」。鳩山氏はまさか大胆にも、将来ノーベル平和賞を目指してるのではあるまいか?(宇宙人部門で)しかしこうなると、そもそもの創設者ノーベル氏もフリーメイソンのメンバーだったのか?という疑問が湧いてくる…… ]
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8. Five members of Sweden and Norway

Unlike the other Nobel Prizes, which are awarded by Swedish institutions, he said the peace prize should be given out by a five-member committee elected by the Norwegian Parliament. Sweden and Norway were united under the same crown at the time of Nobel's death.

ノーベル財団とノルウェー国会の選考委員
ノーベル財団は、ダイナマイト=TNT火薬の発明で巨額の富を築いた上述のアルフレッド・ノーベル氏が、19世紀末に創設したスウェーデンの財団であるが、この国際的組織が各界の功労者に毎年授与するノーベル賞によって、世界に広くその名を知られている。
その中でも特にノーベル平和賞は、他のノーベル賞とは意を異にして、ノルウェー国会から選出された5名の選考委員によって受賞資格が審議選考される、国際的に栄誉ある賞である。
ちなみにノーベル氏が死去した19世紀末の時代には、スウェーデンとノルウェーとはひとつの王国の元に統合されていた。
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 国内外でも時期尚早の声が。しかし暗殺の噂の絶えないオバマ氏の存命中に授与を、という思惑もあったのか?

9. Expanding prize beyond peace mediation

The committee has taken a wide interpretation of Nobel's guidelines, expanding the prize beyond peace mediation to include efforts to combat poverty, disease and climate change.
— This is a breaking news story. Please check back for updates.


世界平和から貧困・地球温暖化の解決まで
しかし、近年の平和賞受賞者の実績を振り返ると、ノーベル財団の平和賞選考基準も複雑化する国際情勢にあわせて、単なる和平交渉の功労に対してだけではなくなってきている。例を挙げれば、世界的に深刻化する貧困問題やエイズなどの疫病治癒、また地球温暖化阻止など、財団創設当時の本来のーベル氏の遺志を拡大した、より大きな国際社会の問題を解決する功労者へと、受賞資格の解釈も変わってきている。  >次号へ続く

【 米国時間2009年10月9日『米流時評』ysbee訳 】
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 受賞の感激を淡々と語るオバマの謝辞は次のエントリで。たまたま9日の朗報は愛犬ボーの誕生日と重なったそう。

d0123476_20304071.jpg◀ 次号「オバマもサプライズ!ノーベル平和賞受賞の謝辞」
▶ 前号「日本があぶない!中川昭一、痛恨の警告」

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by ysbee-2 | 2009-10-09 19:04 | オバマの時代

ノーベル平和賞アル・ゴア、次期大統領の可能性は?

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     ||| アル・ゴア次期大統領の可能性 |||
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アカデミー賞ノーベル平和賞の次にゴア氏が目指すは大統領の座?
グローバル環境の闘士と、京都議定書を廃棄したブッシュとの対比


d0123476_18552829.gif今回のゴア氏の受賞を、政治運動の一環とかユダヤ資本の陰謀とか、かまびすしい向きも多々見られますが、そういう方たちは一体あの映画を見たのだろうか、あの本を読んでなおかつ批判しているのだろうか、という疑問が湧いてしまいます。
右であれ左であれ、この地球と言う小さな星に住んで同じ大気を呼吸しているのですから、国境を越えて私たちの環境を科学的な目で見直す事を教えてくれたゴア氏の、地球環境の危機を訴える真意を真摯に受け止めたいと思います。本日は特に「科学分野でなくなぜ平和賞だったのか」というポイントを実に端的に表現され、そのスピリットを見事に抽出してくださった三四郎さんの論評に共鳴しましたので、記事の冒頭で紹介したいと思います。
【米国時間 2007年10月13日 三四郎さんのブログへのコメントより 『米流時評』ysbee】

………………………………………………………………………………………………
『平和の条件』  ブログ『三四郎の日々』10月13日号より

「地球温暖化」に対するゴア氏の啓蒙活動には敬意を表するものだが、ノーベル平和賞との取り合わせは正直、意外に感じた。
しかしよく考えてみれば、「資源の争奪」や「民族移動」などは古典的な紛争の火種であり、同時に地球環境の変動と無縁ではない。前者は環境破壊の原因であり、後者は結果ともいえる。

実に環境保護の視点は、人類と平和にとって二重に普遍的であるということになる。

先進国は先行利得を確保しながら「環境保護」を口にし、途上国は「発展の果実」を先進国と等しく享受する権利に胡坐をかく。まさに21世紀型の「南北問題」である。先進国間、途上国間でも考え方の違いによる温度差は大きい。地球の温度だけが右肩上がりの様相を呈している。
環境問題のソリューションが平和の条件と言える時代になったことを想起させるという点で、この受賞のもつ意味は大きい。


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OCTOBER 12, 2007 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽園通信』デイリー版f0127501_6213945.jpg
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 REUTERS/AP/MSNBC/NBC/CNN/NYT/Washington Post/BBC

アル・ゴア、地球温暖化問題への警鐘に貢献でノーベル平和賞受賞
米国時間 2007年10月12日 | ロイター/AP/MSNBC/NBC/CNN/NYT/BBC | 訳『米流時評』ysbee


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7. Bush abandoned the Kyoto Protocol
President Bush abandoned the Kyoto Protocol because he said it would harm the U.S. economy and because it did not require immediate cuts by countries like China and India. The treaty aimed to put the biggest burden on the richest nations that contributed the most carbon emissions. The U.S. Senate voted against mandatory carbon reductions before the Kyoto negotiations were completed. The treaty was never presented to the Senate for ratification by the Clinton administration. “Al Gore has fought the environment battle even as vice president,” Mjoes said. “Many did not listen ... but he carried on.”
京都議定書を廃棄したブッシュ大統領との対比
ブッシュ大統領は京都議定書を廃棄した。その理由はひとつには「その環境基準が(排ガス規制に合わせなくてはならない自動車産業を始めとする)米国経済に害をもたらすだろう」ということと「中国やインドのような、米国のライバルとなりうる経済発展の著しい国に対しては、即刻実施が要請されていなかった」という根拠によるものである。議定書では、大気中の二酸化炭素を排出している主立った国である経済大国に対して、特に厳しい制約を課す事を目指していたからである。
当時共和党議員が過半数を占めた米国上院でも、京都議定書の完成を待たずに自動車排気ガス規制案を否決した。こうした経緯があるので、90年代後半クリントン政権によって承認されていたにもかかわらず、京都議定書は事実上ただの一度も上院には提出されていないのである。

こうした、ブッシュ大統領とゴア前副大統領の京都議定書に対する認識を比較して、ノーベル選考委員会のミョーエス委員長は、選考事由の中でもこう明記している。「アル・ゴアは、副大統領だった時代でさえ、環境汚染問題と闘ってきた闘士である。米国の多くは彼の意見に耳を貸さなかった。...... しかし彼は今日まで一貫して、その主張を貫いてきた人物である。」
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得手勝手はアメリカの伝統 核(兵器)開発に対してイランには攻撃をちらつかせながらもインドは承認する米国

8. Bush happy for Gore's prize
The White House said the prize was not seen as increasing pressure on the administration or showing that President Bush’s approach missed the mark. “Of course he’s happy for Vice President Gore,” White House spokesman Tony Fratto said. “He’s happy for the international panel on climate change scientists who also shared the peace prize. Obviously it’s an important recognition.” Fratto said Bush has no plans to call Gore.
ブッシュ、ゴアの受賞を祝福
ホワイトハウスでは(大方の解釈に反して)今回の受賞を、ブッシュ政権の政策方針に対する圧力が強まったと見るか、あるいはブッシュの環境問題へのアプローチが的違いなものであることを証明する状況とは受け止めていない。ホワイトハウスのトニー・フラット広報官は、ブッシュの反応を次のように伝えている。「もちろん、大統領はゴア副大統領の快挙を喜んでいますよ。ゴア氏と平和賞を分け合うIPCCの異常気象と取り組む科学者たちのことも。誰が見ても明らかに、今回の受賞は重要な格付けでしょうから。」しかしフラット広報官は、この件でブッシュ大統領がゴア氏を呼び出す予定は特にない、とも公表した。
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米国の恥部G.W.の自転車熱 「政治にも同じ位熱を入れてくれたら」とシークレットサービスが嘆くほどという噂

9. 'Inspiration for global key issue'
Reaction to the award was immediate. British Prime Minister Gordon Brown called Gore " inspirational in focusing attention across the globe on this key issue."
"He's like the proverbial nut that grew into a giant oak by standing his ground," Patrick Michaels, a scholar with the free market Cato Institute, said in a statement. "We can only hope that he can parlay his prize into a run for the U. S. presidency, where he will be unable to hide from debate on his extreme and one-sided view of global warming."

ブラウン首相「グローバルな問題へのガイド」
ゴア氏のノーベル平和賞受賞に対する反応は、即座に上がってきた。英国のゴードン・ブラウン首相は、ゴア氏を「地球全体が抱えている問題に、人類の関心の焦点をあてることを啓蒙した人物」と称した。
またケイトー研究所で自由貿易を研究する、社会科学者のパトリック・マイケルズ氏は、ゴア氏の受賞を次のように揶揄した。「これまでの彼は、まるで一粒の種が芽を出して、大地に根を張って巨大な大木に育って行くのを見るようでした。これ以降のわれわれの唯一の望みは、今回の受賞を機に米国大統領選に出馬してくれることです。そうすれば選挙戦での議論で、地球温暖化に対する彼自身の一方的な極論を、公開の席で俎上に載せられますからね。」
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受賞を逸したノーベル平和賞候補者たち:左 » 環境保護論者シーラ・ワット・クルティエ女史もゴアの受賞に賛辞
右 » 環境汚染>異常気象>旱魃・洪水>飢饉・貧困>紛争 地雷原での犠牲者は紛争国の抱える大きな問題の一つ


10. 'We can solve the grave danger'
Julia Marton-Lefèvre, head of the World Conservation Union, said that, "as Mr. Gore and the IPCC have clearly demonstrated, we can solve the grave dangers posed by climate change if we have the will. Let the Nobel Peace Prize become the embodiment of that will." "Al Gore made it okay to talk about global warming over breakfast and dinner tables all across America," added Frances Beinecke, president of the Natural Resources Defense Council. "He made this unprecedented challenge understandable and the solutions accessible for millions of people."
「人類を絶滅の危機から守る第一歩」
国際的環境保護団体である「World Conservation Union=世界環境保全同盟」の委員長、ジュリア・マートン・ルフェーブル女史は、こう感想を語っている。「ゴア氏とICPPは『われわれ人類に良識があるならば、環境汚染による異常気象によって対面せざるをえない究極の危機を、われわれ自身の意志で解決できる』という真実を、きわめて明確に提示してくれました。」
この意見の延長線上に、NRDC=天然資源保護審議会のフランセス・ベイネッケ会長がいる。
「アル・ゴアのおかげで、地球温暖化の話題を、アメリカ中のどの家庭でも朝食や夕食の席で交わす事が当たり前になった。彼は、この未曾有の人類に対する挑戦をわかりやすく解説し、何百万人もの人々が賛同できる解決方法を創り上げてくれたのです。」
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米国ではゴア氏の警告が大きな推進力となってエネルギーの石油離れが叫ばれ、クリーンエナジーが時代の潮流に

11. Odds on winning Oscar, Nobel, and President
British bookmakers once put 100-to-1 odds on Gore winning an Oscar, becoming a Nobel laureate and becoming president. He has now accomplished two of the three, and on Friday bookies slashed the odds to 8/1 from 10/1. Gore, 59, has been coy, saying repeatedly he’s not running for the Democratic presidential nomination in 2008, without ever closing that door completely. FoxNews.com columnist Steve Milloy alleged that Gore "plays fast and loose with the facts to advance his personal agenda."
アカデミー賞+ノーベル賞+大統領を勝ち取る可能性は?
かつて英国の出版社がアル・ゴアの可能性に関してデータを推計した。彼がアカデミー賞をとり、ノーベル賞を受賞し、大統領になる確率は、100に1つだというのである。ゴアはこの3つの栄冠のうちすでに2つを勝ち取った。そしてノーベル賞受賞が発表された金曜の時点では、同社はその確率を10分の1から8分の1へと大きく引き上げた。
今年59才のゴア氏は、大統領選出馬に関しては控えめで、2008年の民主党大統領候補としては出馬しないと繰り返し発言していた。しかし、その可能性を完全に否定してはいないこともまた事実である。FoxNews.comのコラムニスト、スティーヴ・ミロイ氏は、「たとえゴアが立候補しても、個人的に関心のある政策に終始するので、早い時点で燃え尽きるだろう」と予測している。
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受賞が決まるなり早くも大統領選への出馬を要請するキャンペーンが再燃 メディアの質問の焦点もその一点に

12. Solution of human rights
The Nobel committee often uses the coveted prize to cast the global spotlight on a relatively little-known person or cause. Since Gore already had a high profile some had doubted that the committee would bestow the prize on him. In recent years, the committee has broadened the interpretation of peacemaking and disarmament efforts outlined by Swedish industrialist Alfred Nobel in creating the prize with his 1895 will. The prize now often also recognizes human rights, democracy, elimination of poverty, sharing resources and the environment.
Two of the past three prizes have been untraditional, with the 2004 award to Kenya environmentalist Wangari Maathai and last year's award to Bangladeshi economist Muhammad Yunus and his Grameen Bank, which makes to micro-loans to the country's poor.

人権問題・貧困解決への施策
ノーベル賞選考委員会ではしばしば、どちらかというと国際的にあまりよく知られていない人物に対して世界的な脚光を当てるような意図で、受賞者を選出する傾向がある。ゴア氏はすでに世界的に名高い経歴を持っていたので、委員会が彼に賞を授与することを疑っていた者もいる。
しかし1895年に没したスウェーデンの工業主アルフレッド・ノーベルの遺志に基づいて創設されたノーベル賞の受賞基準は、近年になって特に平和と非武装に関する活動に対して、選考委員会が拡大解釈をほどこしている。この平和賞は、今やしばしば「人権擁護・民主化運動・貧困追放・資源と環境の共有」という範疇まで、その対象として認識するようになってきている。
過去3年間の平和賞受賞者を振り返っても、そのうちの2回は旧来の伝統的な概念での平和賞とは趣きを異にしている。2004年は、ケニヤの環境保護運動家のワンガリ・マアタイ氏に、そして昨年の平和賞は、バングラデシュの経済学者で零細貸付で貧民事業家支援のグラメーン銀行創設者であるムハマド・ヤヌス氏に授与された。
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カーター元大統領、デスモンド・テュテュ大司教も選考委員/メルケル首相もノーベル化学賞のドイツ科学者を祝福

13. 'Seeing the first climate wars'
Jan Egeland, a Norwegian peace mediator and former U.N. undersecretary for humanitarian affairs, called climate change more than an environmental issue. "It is a question of war and peace," said Egeland, now director of the Norwegian Institute of International Affairs in Oslo. "We're already seeing the first climate wars, in the Sahel belt of Africa." He said nomads and herders are in conflict with farmers because the changing climate has brought drought and a shortage of fertile lands.
アフリカで最初の「異常気象戦争」
ノルウェーの平和運動家で国連の人道的活動委員会の元副事務長を務めたヤン・エッゲランド氏は、現在は首都オスロでノルウェー国立国際時事研究所長の要職にあるが、異常気象は環境問題以上のテーマだと強調する。「それは戦争か平和かという問題です。すでにアフリカのサヘルベルト(サハラ砂漠外縁の乾燥したサバンナ地帯)では、人類史上最初の「異常気象戦争」が見られます。」エッゲランド氏の解説によると、この地域に定住する農民と牧草を求めて移動する遊牧民との間で紛争が起きていると言う。その原因は、環境汚染による異常気象で旱魃を起こしたため、肥沃な牧草地が乾燥して、遊牧民が農地へと侵蝕して行った結果と観測されている。
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【米国時間 2007年10月12日 訳『米流時評』ysbee】

前編「アル・ゴア、地球温暖化に警鐘でノーベル平和賞受賞」を読む
1. 「全人類のモラルと精神、両面への挑戦」/2. 警鐘記録映画『不都合な真実』でアカデミー賞受賞/3. 20年にわたるIPCCの地球温暖化現象研究/4. 異常気象はグローバルな最重要課題/5. 世界に平和をもたらすチャンピオンを応援/6. 京都議定書を廃棄したブッシュ大統領との対比/


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||| 『米流時評』 ミャンマー特集記事 |||
ミャンマー特集・シリーズ「ビルマの赤い川 」        »» アムネスティ・ジャパンへ
10/12 ネオコンの民主化政策とビルマの自由化運動の相克d0123476_136221.jpg
10/11「ビルマは忘れない」弾圧後のヤンゴン潜入ルポ・前後編
10/9 ネルソン・マンデラ、ミャンマー弾圧に非難表明
10/7 世界24都市でビルマ弾圧抗議のグローバルデモ
10/5 米流時評アピール「ビルマの声はわれわれの声」
10/3 ヤンゴンで恐怖の人間狩り・取引停止へ動くEU
10/2 ビルマの殺戮・数千人の僧侶を焼き殺す弾圧
10/1 黙殺するな!消えた六千人の僧侶、大虐殺か?


||| 『米流時評』 特集記事 |||
中東のパワーラビリンス 特集 | イラク戦争 関連記事特集 | 次世代冷戦時代 特集
グローバルウォー 特集 | テロ戦争とスパイ陰謀 特集 | 安倍首相辞任と総裁選 特集


by ysbee-2 | 2007-10-13 01:20 | 2008年米国大統領選

アル・ゴア ノーベル平和賞受賞!地球温暖化警鐘に貢献

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     ||| アル・ゴア ノーベル平和賞受賞 |||
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アル・ゴア前副大統領と国連異常気象会議 IPCCにノーベル平和賞
アカデミー賞に続きグローバルウォーミングと闘う男に世界の栄冠


2007年10月12日 ノルウェー・オスロ発 |前副大統領アル・ゴアと国連の異常気象国際会議が、2007年度ノーベル平和賞受賞者に決定した。受賞の対象は、人為的な原因による地球温暖化現象を「人類が直面する史上最大の危機」と警告して世界的に認識させた事実と、この現象を阻止する基金団体を設立した功績によるものである。ゴア氏の受賞に対して、ブッシュ大統領を始めとする世界の指導者は賛辞を送っているが、一方ではゴア氏のこの問題に対する貢献度に疑問を持つ批評家も存在し、今回の受賞者の選択を批判する層もあるのは事実である。

Gore, U.N. Climate Panel Win Nobel Peace Prize
Warming is 'greatest challenge' ever, he says, earning praise and criticism
OCTOBER 12, 2007 EST | REUTERS/AP/MSNBC/NBC/NYT/WP/CNN/BBC | Translation by ysbee
OSLO, Norway — Al Gore and the U.N.'s Intergovernmental Panel on Climate Change won the 2007 Nobel Peace Prize Friday. The former vice president and PPCC were awarded for their efforts to spread awareness — warning that global warming is "the greatest challenge we've ever faced" — and to lay the foundations for counteracting it. World leaders, President Bush among them, congratulated the winners, while skeptics of man's contribution to warming criticized the choice of Gore.


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OCTOBER 12, 2007 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽園通信』デイリー版f0127501_6213945.jpg
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 REUTERS/AP/MSNBC/NBC/CNN/NYT/WP/BBC

アル・ゴア、地球温暖化問題への警鐘に貢献でノーベル平和賞受賞
米国時間 2007年10月12日 | ロイター/AP/MSNBC/NBC/CNN/NYT/BBC | 訳『米流時評』ysbee


1. Moral, spiritual challenge to all humanityd0123476_10514919.jpg
Gore in a statement said he was " deeply honored ... We face a true planetary emergency. The climate crisis is not a political issue, it is a moral and spiritual challenge to all of humanity." but it is also the greatest opportunity we have had to make changes," he later said at a brief news conference in Palo Alto, Calif. Gore did not take any questions. As he walked away a reporter asked if he would run for president, but Gore did not respond.

「全人類のモラルと精神、両面への挑戦」
ゴア氏は受賞に対する声明の中で「今回の受賞はこの上もない栄誉であります。...... われわれはいま地球と言う惑星単位での真の危機に直面しています。地球温暖化による異常気象は、政治的問題ではありません。この課題は、全人類のモラルと精神、両面への挑戦なのです (a moral and spiritual challenge to all of humanity)」
ノーベル平和賞受賞の知らせを受けた後、ゴア氏はカリフォルニア州パロアルトでの報道陣の記者会見で、手短にこう感想を述べた。また、会見場から立ち去る際に、一記者が投げかけた「大統領選に立候補する予定は?」という質問に対して、ゴア氏は一切答えなかった。
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ITのメッカ、パロアルトで全米から押しかけた報道陣を前に記者会見するゴア前副大統領とティッパー・ゴア夫人

2. 'An Inconvenient Truth' won Oscars
Gore won an Academy Award this year for his film "An Inconvenient Truth," a documentary on global warming, and had been widely expected to win the prize. "His strong commitment, reflected in political activity, lectures, films and books, has strengthened the struggle against climate change," the Nobel citation said. "He is probably the single individual who has done most to create greater worldwide understanding of the measures that need to be adopted." It cited Gore's awareness at an early stage "of the climatic challenges the world is facing."

記録映画『不都合な真実』でアカデミー賞受賞
d0123476_111850.jpgゴア氏は今年3月に、自らプロデュースした地球温暖化を警告する記録映画『An Inconvenient Truth=不都合な真実』によってアカデミー賞を受賞したが、それ以来ノーベル平和賞候補としても、世界的に期待されていた。ノーベル平和賞の選考理由として次のように明記されている。
「政治活動や映画・著作にも反映されている彼のこの問題への強いこだわりが、異常気象に立ち向かう闘いを強靭なものにした。彼はおそらく一個人として、人々に伝えて行く必要のある真実を、より広汎に世界中で理解してもらえるような手段で、もっとも効果的に成し遂げた人物である。」
ノーベル賞選考委員会の選考理由では「われわれの世界が直面している異常気象」を、ゴアがその初期段階で知らせてくれたことを特筆している。
今年3月のアカデミー賞授賞式 ゴア制作主演で地球温暖化を警告した『不都合な真実』が記録映画部門で見事受賞

3. 2 decades of IPCC's concern on global warming
The Nobel Peace Prize committee also cited the Intergovernmental Panel on Climate Change for two decades of scientific reports that have "created an ever-broader informed consensus about the connection between human activities and global warming." The IPCC groups 2,500 researchers from more than 130 nations and issued reports this year blaming human activities for climate changes ranging from more heat waves to floods. It was set up in 1988 by the United Nations to help guide governments.
地球温暖化現象の研究のIPCCも受賞
ノーベル賞選考委員会では、ゴア氏とともに国連の IPCC=異常気象国際会議に対しても、20年にわたる科学的研究報告の成果を、受賞対象にしている。その研究内容は「人為的活動と地球温暖化の関連について、かつてないほど広汎な層に情報提供し、この問題に関するコンセンサスを築いた」と評価されている。
IPCCは、130カ国以上からの2500名の調査研究員で構成される、国連の科学研究機関の一組織である。IPCCの今年度の報告書では、より頻繁な熱波現象から洪水まで、さまざまな異常気象現象が人為的原因で起きていると、環境破壊の進行を訴えている。IPCCは、1988年に国連によって、各国政府の異常気象に対する取り組みを補佐する目的で設立された研究機関である。
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米国メディアはTV新聞共に昨夜から終日アル・ゴアの受賞ニュースと大統領選出馬への予測で「ゴア特集」の感

4. 'To support champions of peace in the world'
Gore said he would donate his share of the $1.5 million that accompanies the prize to the non-profit Alliance for Climate Protection. Ole Danbolt Mjoes, chairman of the prize committee, said the award should not be seen as singling out the Bush administration for criticism. "A peace prize is never a criticism of anything. A peace prize is a positive message to support all those champions of peace in the world," he said.
世界に平和をもたらすチャンピオンを応援
ゴア氏はノーベル賞に付随して送られる150万ドル(約1億8千万円)の奨励金の一部を、無利益団体「Alliance for Climate Protection=気候保護援助機構」に寄付するとも発表した。ノーベル賞選考委員会のオーレ・ダンボルト・ミョーエス委員長は、ゴア氏の受賞がブッシュ政権に対する批判を象徴する意味として見られるべきではないと次のように補足した。
「ノーベル平和賞は、何ものに対する批判でも決してありません。ノーベル平和賞は、世界に平和をもたらすチャンピオンを支持するというポジティブなメッセージなのですから。」
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ノーベル賞の故郷ノルウェーのオスロで平和賞のLauriate(月桂冠戴冠者=受賞者)を発表する選考委員長

5. Climate change, the international agenda
Climate change has moved high on the international agenda this year. The U.N. climate panel has been releasing reports, talks on a replacement for the 1997 Kyoto Protocol on climate are set to resume and on Europe's northern fringe, where the awards committee works, there is growing concern about the melting Arctic.
異常気象はグローバルな最重要課題
異常気象は、今年に入って国際的な緊急課題として浮上してきた。国連の気象委員会では、報告書を発行したが、その中で気象に関しては1997年の京都議定書に代わる会議を開催し、方策を採択する事が予定されている。また同委員会の調査研究対象地域であるヨーロッパの北極海沿岸地方では、北極の氷山が異常気象によって溶解している現象に対して、各国からもこれまでにない強い関心が寄せられてきている。
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98年ウクライナのチェルノブイリを訪れ、原発爆破事故の影響を現地で自ら事後リサーチする当時の副大統領ゴア

6. Resulting large-scale migration and war
The Norwegian Nobel Committee said global warming "may induce large-scale migration and lead to greater competition for the Earth's resources. Such changes will place particularly heavy burdens on the world's most vulnerable countries. There may be increased danger of violent conflicts and wars, within and between states."
生態系崩壊とエネルギー資源をめぐる抗争
ノルウェーに本部をおくノーベル賞選考委員会は、この件に関して次のような意見書を出し、警告を発している。「地球温暖化現象は、生態系の大規模な移動や地球の地下資源に対する過酷な採掘競争を招きかねない。このような環境の激変は、特に世界でももっとも弱体な国々に対して、深刻な負担を負わせる結果となることが予測される。その結果、資源をめぐっての各国間の武力衝突や戦争の危険性が増していくことも考えられる。」
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【米国時間 2007年10月12日 訳『米流時評』ysbee】

次号:後編「ノーベル平和賞アル・ゴアの次期大統領の可能性は?」
7. 京都議定書を廃棄したブッシュ大統領との対比/8. ブッシュ、ゴアの受賞を純粋に祝福/9. ブラウン首相「グローバルな問題へのガイド」/10. 「人類を絶滅の危機から守る第一歩」/11. アカデミー賞+ノーベル賞+大統領の可能性は?/12. 人権問題・貧困解決への施策/13. アフリカで最初の「異常気象戦争」/追記『米流時評』とアル・ゴア

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by ysbee-2 | 2007-10-12 08:36 | 2008年米国大統領選
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