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オバマワールド第3章 明日へのカウントダウン

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   ||| 第3章 明日へのカウントダウン |||

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 米国大統領選 アメリカの再生を賭けた1億8千万人の民主主義革命
 テロと戦争の世界の闇を切り裂く、新しい世紀の朝へカウントダウン!


d0123476_18552829.gifただ今投票日の早朝。すでに投票結果が開票になったところさえある。特集の記事を1日2本ずつアップする予定だったのが、やはり1本でやっとだ。書きたい事が山のようにあるのに、吸収する情報はその百倍もの量でなだれ落ちてくる。こういうときはオバマを見習って、言いたいコアを先に言ってしまおう。

とにかく投票への情熱がもの凄いのだ。文字通り「時代が明けていく」のを目の当たりにする思いである。全米各州のありとあらゆる投票所で、前代未聞の行列が続いている。2〜3時間の行列は当り前で、ひどいところでは7〜8時間も(仕事はどうするのだろう?)待った挙げ句に、たった1票の投票用紙に有権者の思いと未来を賭けて、投票し帰ってゆく。しかも不平ひとつ吐かずに、満ち足りて、誇らしげに……
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いつからアメリカ人はこんなに我慢強くなったのだろう? 行列なんて3分と待てないはずだったのに。彼らはその1票が、行き詰まったアメリカがぶち当たった壁を貫く一撃だ、ということを、しっかりと承知しているようだ。この広いアメリカの都会でも田舎でも、誰もがその決意を胸に、投票所へ向かった。 メイン州の漁村で、ペンシルバニアの炭坑で、インディアナのコーン畑で、アイダホの農道で、モンタナの牧場で、オレゴンの林道で………そしてもちろん、マンハッタンの勤め人も、アトランタのIT業者も、シスコのバリスタも、サンディエゴの水兵も、たった一票を投じるために、ただそのためだけに、粛々と列につく。

この8年という歳月の間に、ブッシュ政権の怠慢によって、空に届くかと思われるほどうずたかく積み上げられた「閉塞」という巨大な壁を、今この瞬間にアメリカ人のひとりひとりが、その巨大な壁の煉瓦のひとつづつを、渾身の力を込めて打ち壊していっている。1億8千万人の「打ち壊し運動」だ。 これは革命だ!
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テレビの画面には、今ちょうどオバマと家族が、地元シカゴの投票所で安っぽい投票ボックスに向かって投票用紙に書き込んで(打ち込んで?)いるところを、ライブで映し出している。ニュースショーの評論家連中が、口をそろえてこう言っている。2年前に、イリノイ州スプリングフィールドの州庁舎の広場で、大統領選に立候補するとオバマが宣言した時には、この日のくることを誰が想像しただろう……と。

多分世界中のメディアが、今夕は「米国史上初の黒人大統領誕生!」という特大見出しで、オバマ当選のニュースを流すだろう。しかしその捉え方ではあまりにも表層をなぞっているに過ぎない。彼はそもそも、半分は白人なのだから。正確を期して言うならば「人種を越えた大統領」だろう。そしてオバマを選んだアメリカ人もまた、もう黒とか白とか黄色とか、そう言った肌の色を超越したのだ。彼らがそこに見たのは、高い理想とパワフルな演説、その言葉を言葉に終わらせずに勇気と責任をもって実行する、映画でしかお目にかかったことのない、理想の大統領だ。
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敵意ではなく共感で、独断ではなく理解で、危機を乗り越え、米国を牽引し、世界のあちこちで頻発している闘争から、虐げられた民衆を解放していってくれる人物。それには、従来のワシントンの「政治屋」ではダメなのだ。素晴らしく頭のいい、素晴らしく人類全体への愛にあふれ、素晴らしくこの世界を理解しているスーパーマンでなくては、21世紀の抱える問題は解決できない。

少なくともオバマには、その気の遠くなるような難題の山を、薮や壁で隠そうとせずに「みんな、一緒に片付けようじゃないか。ダメなアメリカを変えよう!CHANGE. Yes, We Can.」と国民に呼びかけるだけの、計算抜きの無謀な勇気があった。彼は、アメリカ人の良識と底力を信じたのだ。そうやって国民ひとりひとりを奮い立たせ、キャンペーンに参加させアメリカの誇りを取り戻させるのに、この2年間で成功してきた。国家の危機と闘う闇の中では、白とか黒とかそういった表層的なことはどうでもいいのだ。要はかけ声をかける人間が、正しい判断を下せるかどうかなのだ。
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そうして億と言う数のアメリカ人を引き連れた、痩せっぽちで奇妙な名前の、しかし実に落ち着いた、確かな声を響かせる男が、輝く理想をひっさげて、山を乗り越え壁を打ち破り、最後の難関を突破して、今夕ホワイトハウスへの道を拓く。すでにカウントダウンの秒読みに入った。
夢と理想は自らの手で現実にできるのだという、生きた証しが出現する歴史的瞬間を、見逃さずにおこう。テロと戦争と恐慌に明け暮れた世界の闇を切り裂いて、新しい世紀の朝が今ようやく明けたことを、この目でしっかりと見届けたい。
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【米国時間 2008年11月4日『米流時評』ysbee】

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11/04「希望と変革のサイン」オバマキャンペーン投票日用ビデオ
"Signs of Hope & Change" for Election Night / November 4, 2008
Thank you for all that you have done. / www.barackobama.com
▼コピー推奨ビデオ
 http://www.youtube.com/watch?v=VDa6CwzSA74



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by ysbee-2 | 2008-11-03 02:30 | オバマの時代

オバマワールド第2章 21世紀のニューリーダー

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  ||| 第2章 21世紀のニューリーダー |||

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  世界危機に挑戦し21世紀のパラダイムを拓く、新しい世界的指導者の出現
  武力でも経済力でもなく、「知性と愛」で世界を再生する バラク・オバマ


前号「オバマワールド第1章 世界が待ち望む新時代の夜明け」からの続き
ホワイトハウスへの長い道のりのどこかで、オバマはある時、米国だけではなく世界の大統領候補と見なされるようになったようだ。それはとりもなおさず、アメリカの没落の話題や、ブッシュに対する生理的嫌悪を、米国以外の国のひとびとが失意を込めて語ることからも伺える。米国の現状に対する失望は、世界がいまだにアメリカ合衆国を、希望と可能性の国として仰ぎ見ていることの裏返しに他ならない。
先週インディアナポリスで行われたオバマ支援集会には、公園を埋め尽くす2万の聴衆が集まった。どこへ行っても常にその町始まって以来の人出を記録。支持者も老若男女を問わず人種も雑多で、まさにアメリカの縮図のような光景。
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Searching for 21st-Century World's Leader
Outside of the United States, the election played large and transformational
NOVEMBER 1, 2008 | Stryker McGuire — NEWSWEEK | Translation by ysbee
Continued from the previous issue — Somewhere along the road to the White House, Obama became the world's candidate—a reminder that for all the talk of America's decline, for all the visceral hatred of Bush, the rest of the world still looks upon the United States as a land of hope and opportunity.


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11/04「希望と変革のサイン」オバマキャンペーン投票日用ビデオ
"Signs of Hope & Change" for Election Night / November 4, 2008
Thank you for all that you have done. / www.barackobama.com
▼コピー推奨ビデオ
 http://www.youtube.com/watch?v=VDa6CwzSA74



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NOVEMBER 2, 2008 | 『米 流 時 評』 |  時事評論ブログ雑誌・デイリー版 2008年11/02号
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   N E W S W E E K | S P E C I A L I S S U E
世界が待っていた21世紀型の新しい指導者、オバマ大統領の出現
ストライカー・マクガイア編集 | ニューズウィーク2008年11月10日号 | 訳『米流時評』ysbee

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1. 'Magical Obama adventure tour'
"The Obama adventure is what makes America magical," French State Secretary for Foreign Affairs and Human Rights Rama Yade, a Senegalese immigrant who is the only black member of Nicolas Sarkozy's government, recently told Le Parisien.
マジカルオバマ・アドベンチャーツアー
「オバマの大いなる冒険は、アメリカのマジックがまだ利くという証しです」こう評価するのは、フランス政府のラーマ・イェード外交人権相である。彼女はセネガルからの移民1世で、ニコラス・サルコジ政権の閣僚の中では唯一の黒人であるが、つい最近『ル・パリジャン』誌上で公表した発言である。
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2. Avoiding the same rails
By the final days, it was as if the world and America were talking about two different elections. In the United States, the pundits framed campaign '08 much as they framed the last election, and the one before.
旧弊の轍(わだち)を踏まず
大統領選の最終投票日が近づくに連れて、世界とアメリカはまるでまったく別々の、二つの選挙について話しているような趣きを呈してきた。米国では、政治評論家たちが2008年の大統領選を、先回04年の「ブッシュ VS ケリー戦」や、その前の2000年の「ブッシュ VS ゴア戦」と、ほとんど同じ目線で捉えようとしている。
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キャンペーンスローガンもCHANGEからCHANGE We Can Believe in、現在のCHANGE We Need へと変化

3. Provincial staple, negative campaigning

It was a small, almost local obsession with the horse race, with battleground states—not just Ohio but southern Ohio—voter-registration drives, fundraising, ad buys and, of course, that hardy American provincial staple, negative campaigning.
地方選挙の常套手段、誹謗中傷
その見方は実に視野が狭く、特に激戦区となっている州の分析に関しては、まるで競馬の予想でもするような、下世話なローカルの瑣末事を微に入り細に入り御託を並べている。例えばその良い例が、単にオハイオ州全体を分析するのではなくオハイオ南部を詳説する場合だが、有権者を登録へと駆り立てる運動とか、選挙寄金だとか、同地での広告枠の買い方とか、それからもちろん、アメリカの地方選挙には付きものの卑劣な中傷合戦とかである。
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いつもの大統領選では、終盤戦の10月に共和党の罠が仕掛けられ「オクトーバーショック」という言葉があるほど。04年のジョン・ケリー候補に対しては、ブッシュ陣営の参謀カール・ローブによって「スウィフトボート作戦」が企図され、ケリーの軍功にケチがつけられた。また投票日の2日前にはオサマ・ビンラディンのビデオが現れ、テロ活動の脅しがあった結果、戦時大統領的イメージのブッシュへ票が流れ、それまで優位に立っていたケリーが俄然苦境に立たされた、という経緯がある。しかし今回の選挙では、マケインの副大統領候補サラ・ペイリンのスキャンダルが雪崩現象で、マケイン側は火の粉を払うだけで精一杯だったようだ。

4. Challenge for American color chart

Even the discussion of the "race card" echoed, despite the fact that Obama's race changes everything. Republican attempts to play the card against Obama drew comparisons with the Republicans' 1988 attempt to link Michael Dukakis to a black convict. To a large degree, Obama had become just another Democratic candidate, in the chain linking Dukakis to Clinton to Gore to Kerry.
アメリカのカラーコードに挑戦
アメリカの選挙につきもののもうひとつの悪弊である攻撃材料「Race card」。バイレーシャル=黒人と白人の両方の特性を備えもつために、オバマはこれまでの人種偏見を超越してアメリカの人種問題に対する姿勢を根本から変えつつある、という事実にもかかわらず、米国国内ではこのRace card=人種問題に関する論争が、あちこちでこだましている。
これはちょうど88年の大統領選で、民主党のマイケル・デュカキス候補を黒人の前科者と関係づけようとしたように、共和党がオバマに対する攻撃手段として、この人種カードを切り札に使おうと試みた戦術である。共和党陣営お得意の誹謗中傷手段に屈すれば、デュカキスからクリントン、ゴア、ケリーと、代々この攻撃で傷ついてきた犠牲者の列にオバマもあやうく連なるところだった。
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5月25日 脳腫瘍で出席不可能になったエドワード・ケネディ上院議員のピンチヒッターとしてコネチカット州ウェスリアン大学の卒業式で送辞のスピーチを行なったオバマ上院議員。この時も記録に残る名演説となった。これより数ヶ月先に、テッド・ケネディはオバマに対して大統領候補としての引導を渡している。この時のケネディの情熱的なスピーチ「The CHANGE is in air!.... I found the ONE. He's the ONE!」は今でも語りぐさで、冗談半分にキリストを認知した預言者ヨハネに例えられる。JFKの愛娘キャロライン・ケネディを含めてケネディ家の強力な推薦が、民主党のコアであるミドルクラスの白人票を定着させるきっかけになった。(演説の全文はオバマのサイトで↓)
http://my.barackobama.com/page/community/post/samgrahamfelsen/gGBPzl


5. World see Obama's real virtue

Outside of the United States, the election played large and transformational: a 21st-century man with whom the whole world can identify versus an old cold-warrior out of synch with the complex political and economic crises of our age.
オバマの真価を理解する世界
米国の外の世界では今回の大統領選を、米国が変革するための非常に大きな転換の要だと受け止めている。われわれが今生きているこの時代は、複雑な政治と経済の絡み合った大いなる危機の真っ只中にある。しかし、その危機感からは的外れな旧態依然の冷戦構造から脱却できないでいる旧い体質の政治家(暗にブッシュとマケインの共和党タカ派体質を指摘)に、真っ向から対峙する21世紀型の人間として、世界中がこぞってオバマの資質と能力に期待している。
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オバマのキャンペーンスローガンは、当初から CHANGE と Yes, We Can で、実にシンプルで明快なコンセプト

6. Morphed into a 'meta-election'

The election, it seemed, had morphed into a meta-election. If at home, especially as the election neared its end, Obama seemed to be playing down his blackness, his intellect, his eliteness and his progressive ideas, these were the qualities that more and more drew the rest of the world to him.
「メタ選挙」に進化したキャンペーン
今回の選挙戦は常に進化変身を続けたため、いわば「meta-election=メタ選挙」とでもいうべきモンスターに変身していった。特に選挙戦が終盤に近くなるにつれ、オバマが米国内に向ける顔は (白人の一般大衆に受けるよう)、黒人臭さや知性、エリート的資質、進取の理想家肌といった彼の特質を、次第におさえていっているように見えた。こうした資質は逆に、米国以外の世界のどの国にあっても、人々がオバマにぐんぐん惹き付けられる要素そのものなのだが。
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20か月近く延々と続いた長い予備選の果てに、8月下旬にコロラド州デンバーで4日間開催された民主党大会。最終日にオバマが民主党候補として正式指名された。当初から大本命視されていたヒラリー・クリントンを下して、ついに黒人として史上初の党指名大統領候補が選出されたので、この時点ですでに「オバマ・ミラクル」と言われていた。

7. American with the middle name of Husein

The world loved the idea that a man named Barack Hussein Obama could become America's 44th president after a 200-year string of white guys named Washington and Jefferson, Clinton and Bush. Asia was trying to claim Obama for his Indonesian childhood, Africa for his Kenyan father, and the Middle East for his middle name, says Ahmed Benchemsi, who edits both of Morocco's leading newsweeklies, one in French, one in Arabic.
フセインという名のアメリカ人
翻訳中
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オバマのフルネームは、バラク・フセイン・オバマで、ケニア人の父親ゆずりのアラビックネームがミドルネーム。しかし彼自身は母親の女手ひとつで育てられたため、信仰としては母方のキリスト教を継承している。

8. Once upon a time on McCain

Once upon a time, McCain, too, was seen as part of the post-Bush American reformation. He was the worldly wise maverick ex-POW with a reputation abroad for hurling bricks at the Republican Party establishment. He was a fixture at European foreign-policy talking shops, and all the more appealing for asserting in 2000, when he ran for president for the first time.
かつてはマーベリックマケインも
翻訳中
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マケインの大きな失態のひとつが、金融恐慌の際の無様な対応。米国の景気が何年も以前から下降線をたどってきたのに、リーマンショックのあった後でさえ「米国経済の基盤は安定」と発言して失笑を買った。かと思うと、オバマとの初の公開討論会の直前に突然キャンセル。その理由は、ワシントンで緊急の経済危機対策の会議に出なければいけないから、という理由だった。しかし、実際にはペイリンも引き連れてニューヨークで1泊し、その間ウォルドルフ・アストリアホテルでハリウッドの俳優と豪食したり、ペイリンは何万ドルもニーマンマーカスなどの高級デパートで買い物三昧だったりした事実が、ブログで即座にバレて、何が経済対策だ!と共和党支持者からもひんしゅくを買った。

9. Fatal choice of Vice President

At that time, he wouldn't "pander" to the "agents of intolerance" of the religious right, whose grip on U.S. politics has long perplexed and worried outsiders. When in late August McCain chose Palin to be his running mate in a bid for support from conservative evangelicals, his global luster quickly faded. Now, to the rest of the world America's election is about change but not just at home.
致命傷になったペイリンの選択
翻訳中
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アラスカの州知事執務室のソファを飾るのは、グリズリーベアの死骸(正確には剥製と言うべきか?) ペイリン自身全米ライフル協会お墨付きの正会員で、自らお膝元のアラスカでトナカイなどをハンティングするワイルドなお人柄

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【 米国時間 2008年11月2日 『米流時評』ysbee 訳 】
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by ysbee-2 | 2008-11-02 14:16 | オバマの時代

オバマワールド第1章・世界が待ち望む新時代の夜明け

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  ||| 世界が待ち望むオバマ時代の夜明け |||

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世界が待ち望む新しい時代の夜明け・オバマ大統領実現まであと2日
各州エレクトレート予測はオバマ286 対 マケイン163で勝負あり!


d0123476_18552829.gif大いに焦っております。あと2日です。言わずもがなの、大統領選の最終投票日であります。アメリカのテレビは、もう24時間態勢で選挙特集をやっております。2年近い長い長い選挙戦の末に、あと48時間足らずで最後のゴールに到着です。テープを切るのは誰か? 世界が固唾を飲んでその行方を見守っております。

今まであえてではないのですが、実際の戦争やら紛争やら災害のニュースをお届けしてきたのは、万一大統領選について書き始めると、多分11月4日まで絶対によそ見ができなくなるのが判っていたからであります。テレビのニュースでは、毎日どころか毎時のサイクルで、新しいニュースやらスキャンダルやら失言が飛び込んできて、それを逐一お伝えしていると、ほとんど実況中継に近くなる有様。これだけ話題に事欠かなかった選挙戦もめずらしい。まったく退屈しませんでした。
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現実の私生活でも、選挙戦のメールキャンペーンやら集会でだいぶ時間をとられていたので、逆にブログでは別のニュースを綴って、バランスを取っていたのかも知れません。確かに世界の軸がずれるような時事が続いておりましたから。
8月には北京五輪とテロ騒ぎ、同時に勃発したグルジア戦争。9月の金融恐慌から10月のグローバル経済恐慌へと続いた大波乱。その間にも中国のメラミン汚染騒ぎやら、北朝鮮の金の去就やら、米軍のシリア空爆やらパキスタンへのミサイル攻撃やら……記事にこそアップしませんでしたが、ソマリアの海賊のハイジャック事件はまだ継続中……
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しかし、もう残された時間もあとわずか。この2日間に、アメリカの、いや世界の明暗を分けるだろう2008年の大統領選の経過を書き尽くす事は到底無理なので、以前から敬愛するレポーターが一致協力して書き上げた『ニューズウィーク』の記事を、翻訳してお届けします。

ひとつには、世界の指導者としてのオバマの真価を秀逸に捉えていること。もうひとつは、この選挙結果にはアメリカの明日だけでなく、地球の未来がかかっているという重大性を強調していること。これが百万とある評論記事の中から、この記事を選んだ理由です。
特にアメリカ国内だけでなく、世界がこの選挙をどう見ているかという視点を束ねてみると、明日の世界を考える上で「まったく新しいユニバーサルな地平線ができるのかも知れない」という希望を与えてくれます。
全米プロ野球のシーズンで優勝したフロリダ州本拠地のタンパベイ・レイズ=Rays の選手もそろってオバマを応援
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「希望」……この、おそろしく古臭い、しかし捨てるわけにはいかない、人類を今日まで牽引してきた目に見えない「精神のDNA」。これはオバマが最初から標榜していたスローガンで、彼の名著『The Audacity of Hope』のタイトルにも繰り返されています。
うだうだときりのない能書きを並べるより、早く本文を訳してお届けしたいので、早速入ります。かなり長い記事なので、全部で4章に分けてお届けしますが、それでは!

【米国時間 2008年11月1日『米流時評』ysbee】

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NOVEMBER 1, 2008 | 『米 流 時 評』 |  時事評論ブログ雑誌・デイリー版 2008年11/01号
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  N E W S W E E K | S P E C I A L I S S U E
世界が待ち望む新時代の夜明け・オバマ大統領実現まであと2日
米国時間 2008年11月1日 | ニューズウィーク・大統領選特集 | 訳『米流時評』ysbee

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The World Hopes for Its First President
Republican officials say candidate is shifting resources away from the state
NOVEMBER 1, 2008 | NEWSWEEK | Translation by ysbee
[By Stryker McGuire — Washington / Tracy Mcnicoll — Paris / Mac Margolis — Rio De Janeiro / Akiko Kashiwagi — Tokyo / William Underhill — London / Barrett Sheridan — New York / Melinda Liu — Beijing]

ニューズウィーク・インターナショナル | 2008年11月10日号 | 訳『米流時評』ysbee
[時事週刊誌『ニューズウィーク』& Newsweek.com グローバルネットワーク共同編集:
ストライカー・マクガイア/ワシントン支局 トレーシー・マクニコル/パリ支局 マック・マーゴリス/リオデジャネイロ支局 柏木あきこ/東京支局 ウィリアム・アンダーヒル/ロンドン支局 バレット・シェリダン/ニューヨーク支局 メリンダ・リウ/北京支局]
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8月下旬の民主党全米大会に参加したアイオワ州の代表団 アイオワは予備選の初戦でオバマが最初に勝利の火ぶたを切ったきっかけを作った州。州人口の95%以上が白人で保守的な州として知られていたのに、オバマがトップ、エドワーズが2位、大本命だったはずのクリントンが3位という大番狂わせで開幕した。

1. Long, winding road to White House

NEWSWEEK INTERNATIIONAL / NOVEMBER 10 issue — The world has never watched any vote, in any nation, so closely. In country after country, polls show record-high fascination with the outcome of the U.S. elections this Tuesday. In Japan, according to one poll, there's more interest in the election than there is in the United States.
長く険しいホワイトハウスへの道
いかなる国のいかなる投票も、世界がこれほどまでに注意を注いだ選挙は、いまだかつてない。今週火曜にいよいよ実施される米国の大統領選。今回アンケートをとったどの国でも、この選挙戦最終段階の投票結果に対して、記録破りの期待の強さを示している。日本でのアンケートでは、自国の選挙よりも米国の結果に関心があるという回答もあった。
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2. Unprecedented worldwide interest
The Voice of America, which broadcasts in 45 languages to a worldwide audience of 134 million, is seeing "unprecedented interest." In Pakistan there was so much interest in the first presidential debate, the VOA changed its initial plans and broadcast the next two as well.
世界中から前代未聞の関心
世界中の1億3400万人の聴取者へ45カ国語で放送されているVOA=ボイス・オブ・アメリカによると、どの国でも「前代未聞の関心」を示していると言う。争乱のパキスタンでは、マケイン対オバマの大統領候補どうしの最初の討論会に著しい関心が寄せられたため、当初の計画では初回だけの予定だったが、VOAでは後続の2回の討論会も継続して放送するよう、急遽予定を変更した。
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党大会で両党の大統領候補として公認されてから3回のディベート=公開討論会を展開したマケインとオバマ

3. Indonesia, Kenya has tie with Obama

Indonesians and Kenyans, are of course fascinated and somewhat astonished by the fact that Barack Obama, a man with ties to both places, should be the front runner.
オバマとインドネシア、ケニアの絆
オバマが子供時代を過ごした国のインドネシアと、彼の父親の母国であるケニアの、両国の国民は、オバマの生い立ちと特別な絆をもっているために、当然なみなみならぬ関心を寄せていたが、予備選でオバマがクリントンを下して首位になった時点では、少なからず驚いたようだ。
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バラク・オバマの父親は、ハワイ大学へケネディ財団の奨学金で留学するためケニアから単身渡米。ホノルルでカンサス出身の白人女性と学生結婚し、バラクが生まれた。が、その後父親はハーヴァードの大学院へ進むため、妻子を捨ててメインランドへ。残されたバラクの母親は女手一人で彼を育てる。バラクが父親と再会したのは彼が10才のときで少年にとってはわずか1か月だけ一緒に過ごした、はかない思い出の中の人物らしい。その後父親はケニアへ帰国するが、大成せずに亡くなった。

4. Vietnam remembers McCain

And in Vietnam, there is much discussion over John McCain, a man who returned home from Hanoi in 1973 a wounded man and spent the rest of his life in dedicated service to the United States
マケインとベトナムの因縁
同様にベトナムでは、1973年までベトナム戦争の捕虜として、別称ハノイヒルトンの捕虜収容所に5年間収容されたあと解放されて、傷痍兵として帰還し、残りの人生を上院議員として国家へ奉仕することに捧げたジョン・マケインに関して、大いに話題が盛り上がっている。
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共和党大会のステージでこれでもかと繰り返されたベトナム戦争時のシーンと、POW=戦争捕虜になったマケインのドキュメンタリー映像のモンタージュ。ある識者は「戦争ポルノ」と酷評した。確かにアメリカ人の弱み「愛国心」に擦り寄る姑息なアピールである。

5. The end of George W. Bush

Europe is thrilled by the prospect that whatever happens this week it will mean the end of George W. Bush, and enraptured by the sheer spectacle of it all.
ブッシュ時代の終焉
たとえ今週の火曜日に大統領選の結末がどう転ぼうと、その結論は「ジョージ・W・ブッシュの終焉」を意味するという希望的観測があるために、ヨーロッパはその瞬間を今や遅しと待ち構えている。むしろその期待が実現する際には、多分各国の町中で歓びの渦が爆発しそうなほどの勢いである。
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ブッシュの政策の90%を承認してきたマケイン。選挙戦では落ち目のブッシュの後継者と言われたくないために、せっせと距離を置いているが、打ち出す公約もブッシュ政策そのままで、大企業への税制優遇、戦争続行、さらにはイランを攻撃、ロシアとの新冷戦拡大と、現在の「傷だらけのアメリカ」体制を延長するだけで、ほとんど絶望的。

6. Extensional campaign coverage

James Dickmeyer, the director of the Foreign Press Centers, which helps international press cover U.S. political campaigns, says foreign journalists swarmed not only the Iowa caucuses but even the Iowa State Fair's Straw Poll, which they had never covered before.
微に要り細に入る大統領選報道
米国の政治的キャンペーンを取材する外人記者クラブである、FPC=フォーリン・プレスセンターのジェームズ・ディックマイヤー局長は、外国人記者たちが今回の大統領選の取材に際して、以前は足を向けた事さえないアイオワコーカスばかりか、アイオワ・ステートフェアでのストローポールにまで取材に出かけたと驚いていた。
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予備選の当初からオバマのキャンペーンに同行した「オバマ番」の各メディア記者 欧州訪問の際テルアビブ空港で

7. Poll collected from 40+ countries

Bob Worcester, the American-born founder of the London-based polling and research firm Mori, has worked in more than 40 countries, and says he has "never ever seen any election in which so many people in so many places have been so interested."
世界40カ国以上のアンケート調査
アメリカ生まれのボブ・ワーセスター氏が創設者で、ロンドンに本拠地をおく有権者動向のアンケート調査会社 MORI では、世界の40カ国以上の国民に対して調査を行ったが、ワーセスター氏はその経過について次のように語った。「never ever seen any election in which so many people in so many places have been so interested./こんなに多くの国でこんなに沢山の人々が、これだけの関心を寄せる選挙なんて、いまだかつて見た事がありませんよ」
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今夏中東からヨーロッパ諸国を訪問し各国で大歓迎されたオバマ。写真は20万人の大群衆が集まったベルリン

8. All interests going to Obama

It's very clear who they are interested in: Barack Obama. John McCain and Sarah Palin are by all accounts still in the race. But McCain has become a political cipher in a world that has of late tuned into Obama 24/7. Obama's running mate, Joe Biden, is an afterthought to the international audience.
オバマに対する異例の関心
世界の人々が、いったい誰に関心を持っているかは一目瞭然、バラク・オバマそのひとである。実際にはジョン・マケインとセーラ・ペイリンも、まだ選挙戦の最終レースのまっ最中なのだが……オバマに対しては四六時中報道している一方、世界から見るとマケインは時代遅れで、政治的には取るに足らない人物 (political cipher) と化してしまったようだ。オバマの相棒である副大統領候補のジョー・バイデンに対しては、国際社会の聴衆からすると「結果待ち」というところらしい。
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時事週刊誌の『タイム』や『ニューズウィーク』『ローリングストーン』の表紙へは頻繁に顔を出していたが、黒人向けの雑誌『エボニー』やメンズマガジン『GQ』、ファッション誌『メンズ・ヴォーグ』にまで引っ張りだこのオバマ

9. Obama has landslide win in the world

Obama went into Election Day with a steady lead in U.S. polls, averaging about 50%t to 44% for McCain, but he was headed for a landslide around the world, topping polls in virtually every nation often by strong margins: 70% in Germany, 75% in China and so on.
世界の投票は圧倒的にオバマへ
お膝元の米国国内での有権者動向アンケート調査では、最終投票日の4日を目前に控えた段階で、オバマへ投票と答えた者が50%、マケインという回答が44%だった。しかし世界各国の国民を対象にしたリサーチでは、実質的にあらゆる国でオバマは地滑り的な圧勝を記録し、特に得票率の高かった国では、ドイツが70%、中国が75%という支持率を挙げている。
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【 米国時間 2008年11月1日 『米流時評』ysbee 訳 】
d0123476_228496.jpgNBCのエキスパートアナリスト、チャック・トッドが分析する 共和党マケイン 対 民主党オバマの最激戦選挙区得票予測
November 2 |McCain, Obama tussle for battlegrounds
NBC political director Chuck Todd joins NBC’s Tom Brokaw on “Meet the Press” to discuss the battleground landscape and results of the latest polls.

http://www.msnbc.msn.com/id/21134540/vp/27433895#27501828


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by ysbee-2 | 2008-11-01 02:38 | オバマの時代

マケインの無謀な賭け、インスタント候補セーラ・ペイリン

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    ||| ペイリン指名はマケインの無謀な賭け |||

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安全パイの経験者よりも女性票確保を狙ったマケインの賭け
共和党系のメディア・評論家・ブログ……無謀な選択に唖然


d0123476_18552829.gifマケインの副大統領候補の発表が今朝方(東部時間で午後一)にありましたが、メディアも一般の有権者もどっとずっこける「超」大穴。予測した評論家は皆無。もったいつけないで言いますと、現職アラスカ州知事のセーラ・ペイリン。ハイ、女性です。しかも、今日72才の誕生日を迎えたマケインより28才も若い44才。ワシントン政権での経験ゼロ。血迷ったかマケイン?

ネームバリューのない彼女をピックアップした理由として想定されるのは:
(1)第一に女性票目当て(頑固にオバマを拒絶する白人婆サマ連のヒラリー支持票集め)
(2)アラスカの豊富な天然ガス資源開発をポスト石油時代のエネルギー政策にする。
(3)最有力候補だったミット・ロムニーとのチケットが流れたのは、ごく最近のマケインの失言の結果。
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[ABCのインタビューで、レポーターが何気で "How many houses do you have?"と訊ねたのに対して、マケインはマジで見当がつかず「側近に聴いてくれ」と答えた。現在米国では住宅ローン危機が甚だしく、数十万世帯の国民が破産から家屋差押え処分に陥る恐慌の一歩手前の経済状況というのに、自分の所有する土地家屋が数えられない(ほどあちこちに所有、7カ所とも11カ所とも)というのは、米国の一般市民感覚からは遥かにかけ離れた『フォーブス500』クラスのプライマリー資産家特有の発言。]

ただでさえ経済に弱いと定評のマケインは、これで一気に政治評論家から「上院のマリー・アントワネット」と揶揄される窮地に陥りました。さらには「ちなみに、経済問題になっている『ミドルクラスの低落』と言われるところの中流階級とは、いったいどのくらいの収入層を指すのか?」という質問には「5ミリオン以下(年収5.5億円から下)」と答えて、全米の失笑を買ったり……

米国では、通常は年収いわゆる"six figure"(6桁、10万ドル/1千万円)以上が、一応裕福な階級と見なされ、1億円以上なら文字通りミリオネア。5ミリオンと言ったのは、オバマの昨年の年収(ほとんどがベストセラーになった『Audacity of Hope』と 自伝の印税であるが)を皮肉ったのだと、後日言訳しましたが、レポーターが真面目に「経済恐慌」について質問しているのに、こう言ったバージョークで返すところが「大統領候補にすら失格のダメ親爺」と、正統保守派に嘆かれる由縁です。
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マケインの副大統領候補として最後まで噂されていたミット・ロムニー(左)とミネソタ州知事ティム・ポレンティ。彼らの支持者は、今回のマケインの選択に「ど素人を選んだ」と憤慨。共和党大会が揉めそうな雲行きになってきた。

こうした批判的世論による共和党内の状況急変で、それまで有力と目されていたユタ州のビリオネア、ミット・ロムニーとの正副コンビは「ビリオネア・チケット」とか「7ハウス・クラブ」と嘲笑されるようになったため、庶民派の候補へと方向転換したものと見えます。(ペイリン知事の夫はアラスカの小さな港町のフィッシャーマン)。

しかし、テレビのレポーターが報告する限りでは、マケインがこれまで彼女に逢ったのは、たった1度だけ。それも、ある評論家のすすめで急遽逢ってみようと言う事になり、アリゾナ州セドナの自宅へ呼び寄せたのがほんの昨日。(別の噂では全米知事大会でちらっと会話を交わした程度とか)つまり、それまでマケインの胸にはこれ!と決めた副大統領候補がいなかったことになります。しかも共和党全米大会は来週冒頭から始まるという正念場なのに……。この点に関して政界関係者全員があっけにとられている次第。この人選に関しては、共和党関係者の方が「無責任にもほどがある。Haw dare you!」と怒り心頭。
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アラスカ州知事に選出されてからわずか20か月の経験しかない。それ以前は人口7千の小さな港町の町長。

いいですか、選ぶのは使い走りの秘書ではなく、いやしくも米国の副大統領ですよ。高齢ですでに4回も皮膚癌の手術を済ませているマケインの身に、今後4年の間に何かあったら(ある確率の方が高い)この女性が米国だけでなく、世界の采配を振るわなければならない訳です。見方は色々でしょうが、キャリアを見る限り、またスピーチを聴く限りでは、この女性にそれだけの裁量があるとはとても思えません。せいぜいがPTA会長の印象。

すでに、米国の各メディアや有力オピニオンブログでも、「大失策」「マケイン脳死か」「Absolutely insane」「マケインのハリエット・マイヤーズ」と、とんでもなく盛り上がっています。(上のMSNBC.comのアンケート集計では、ニュース発表から1時間も経たないうちに2万5千名近くが回答。そのうち6割近くが「誰か他の人物を選ぶべきだった」という結果に)マケインは女性に弱い事では若い頃から定評がありますから。
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[注: ハリエット・マイヤーズはブッシュのテキサス州知事時代からの秘書。2006年に自分の子飼いの司法長官アルベルト・ゴンザレス(同じくテキサスの司法長官上がり)が、あまりの「無能」ぶりで議会の吊るし上げを喰い更迭になった際に、適当な後釜が見つからず身近にいたマイヤーズを大統領推薦の司法長官候補として指名した醜聞。この一件で、ブッシュは身内の共和党議員からまで一斉に攻撃を浴びるきっかけになった。それ以降ブッシュを形容する言葉として「incompetent/無能な」が定着した。これは表向きのメディアが使うましな批判の方で、ブログ界ではもっぱら「retarded」という枕詞がつく。]

それでは国内政治の、特に地方政治の詳細情報に強いMSNBCの政治アナリスト、トム・カリーが早速上げたセーラ・ペイリン評『マケインの大胆な賭け』を、前後2編に分けてお届けします。その他にも米国メディア界では、このペイリン指名に関しては「アホか!」というエラー警報つきで、政治記者や評論家らが一斉に書かずにはいられない、というショックウェーブが走っておりますので、秀逸評論ものちほどに。

[日本のメディア記事では「サラ・ペイリン」となってましたね。(ある新聞サイトでは「パリン」とも!)なんで勝手な発音に仕立て直しちゃうんでしょうか。『小公女』のセーラと同じですよ。メドヴェディエフの時も「メドベージェフ」になったし……まあ、彼の場合は下唇を2度も咬まなければならないので大目に見ますが、「dirty bomb」を「汚い爆弾」と迷訳するのと同じで、実にテキトー過ぎる。言葉は、口にしたときに通じなければ用を果たさないと思うんですが?]
【米国時間 2008年8月29日『米流時評』ysbee】

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AUGUST 29, 2008 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽園通信』デイリー版f0127501_6213945.jpg
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   M S N B C | P O L I T I C A L A N A L Y S I S
安全パイの経験者よりも女性票確保を狙ったマケインの危険な賭け
米国時間 2008年8月29日午後3時02分 | AP 通信・ニュース速報 | 訳『米流時評』ysbee

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Sarah Palin is McCain's Boldest Gamble

Will potential appeal to women voters outweigh the risks?
JULY 29, 2008 | By Tom Curry — MSNBC Analysis | Translation by ysbee
DENVER — Alaska Gov. Sarah Palin is as dramatic a contrast as one can envision with Republican presidential candidate Sen. John McCain. She represents the most audacious gamble in McCain’s career and a gamble with the fortunes of the Republican Party.

マケイン流の短絡で無謀な選択?
共和党の大統領候補ジョン・マケイン上院議員が、長い予備選の末に彼の片腕となる副大統領候補として紹介したアラスカ州のセーラ・ペイリン知事は、現時点で考えうる限りもっとも劇的なコントラスト(暗にマケイン自身とオバマの相方バイデン両者とのコントラストという意味)を示す大抜擢である。この賭けには今後の共和党の命運が掛かっているだけに、マケインが彼女を選んだ事自体が、ワシントンの政治家としての彼の長いキャリアの中でも最も大胆な賭けに出たことを示すものと言えよう。
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地元アラスカの町で開催のスノーモービルのレースに参加するペイリン夫妻 どうもネーチャンぽい印象がつきまとう

1. Stark contrast with McCain

The differences between the presidential candidate and his running mate are so stark that it’s hard to assess which one is boldest: age (she’s nearly 30 years younger than McCain); sex (she’s the first woman ever to be on a Republican ticket); political experience (she’s been a governor for less than two years; he’s served in Congress for 25 years); or geographical remoteness (no Alaskan has ever appeared on a national ticket).
年代、キャリア、すべてがマケインと対象的
大統領候補であるマケインと、その片腕となる副大統領候補のペイリンとの間の違いは歴然としており、どの特質が一番目立っているかを決めるのも難しいほどだ。
年 齢:彼女はマケインよりも30才近く若い。
性 別:彼女は大統領選での共和党候補者としては初の女性候補である。
経 験:彼女はアラスカ州知事に選出されてからまだ2年にも満たない。
    一方マケインは米国上院議員として25年の経歴がある。
出身地:アラスカ州からは大統領選で党指名の候補者となった者はいまだかつていない。
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セーラの若い頃の写真を示す父親。高校時代の同級生と結婚し現在は5児の母。一番下はまだ生後4か月でダウン症。

2. 'A bold and historic move'

She's untested on the national stage and unknown to political insiders in Washington and in the national news media. Democratic consultant Chris Kofinis called the Palin pick "a bold and historic move for the Republican Party that clearly targets women and conservative voters, but does little to change the fact that McCain's Bush-like policies would be disastrous for all Americans — especially women."
「大胆な米国政治史に残る選択」
ペイリン女史は上・下院議員としての経験はなく、ワシントンの政界内部や全国的メディアには未知の存在である。民主党の相談役であるクリス・コフィニス氏は、マケインのペイリン指名を次のように解説する。「共和党が女性票と純正の保守系有権者をターゲットにした、大胆で歴史的な転換であるが、マケイン議員のブッシュそのままの政策が、すべてのアメリカ国民、特にアメリカ女性にとっては破滅的だと言う点では、何の変わりもない。」
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議員生活も人生も黄昏を迎えたマケイン。万が一当選したとしても、果たして大統領職の激務に耐えうるのか?

3. Questions mounting over qualification

"This would be a pretty shrewd pick, but one not without risk,” said Republican consultant Jason Roe, a few hours before McCain revealed his choice. And Obama campaign spokesman Bill Burton warned that McCain had "put the former mayor of a town of 7,000 with zero foreign policy experience a heartbeat away from the presidency."
「外交経験ゼロの人物を要職に据える無謀」
「リスクのない選択などないとはいえ、今回は特にかなりきわどい選択になるだろう。」マケインが副大統領の指名候補を発表するわずか数時間前に、共和党の顧問であるジェイソン・ロー氏はこう予測していた。一方、オバマ候補のキャンペーン対策本部スポークスマンであるビル・バートン氏は、次のような警告を発した。「マケイン候補は、前職が7千人の田舎町の町長で外交政策経験皆無の人物を、米国政権の要職に就けようとしている。」
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民主党大会でバイデン副大統領候補の出身地デラウェア州の代議員たち「McSame/ブッシュと同じ」のアピール

4. Huge differences between Biden

As well as many asked a question sure to be repeated in the coming days: "How will she perform in the debate with Sen. Biden on foreign policy? He has a command of foreign policy details that few people in Washington have. She will have to cram like it's her college finals." The image of the gray-haired, 40-year Washington insider, Biden, battling against the 44-year old governor of Alaska as they spar over Iran's nuclear weapons or Islamic radicalism in Pakistan is an intriguing one.
比較にならないバイデンとの落差
また同様に政界関係者の多くは、今後数日にわたって繰り返されるだろうことが予想に難くない質問を、こう問いかけずにはいられない。
「(上院議員歴40年の米国議会の重鎮で外交委員会の議長を務める)ジョー・バイデン議員と正面切って対峙する公開討論会が、CNNやNBCの全国放送で11月の投票日まで今後数回予定されているが、彼女はいったいどうやって外交問題を議論できるだろうか? なにしろバイデン氏は、外交政策の一部始終を把握して采配を振るえる、ワシントンでも滅多にいない傑物だというのに……大学の卒論のように完璧であり余る知識でも披露できるんだろうか?」
ワシントン政界の立役者として40年もの輝かしい経歴を誇る白髪のバイデン議員と、若干44才のアラスカの女性州知事が、イランの核兵器問題やパキスタンのイスラム過激派戦略といった急眉の国際問題について、丁々発止でわたり合うシーンを想定してみれば、結論は言わずもがなである。 »» 次号へ続く

【米国時間2008年8月29日『米流時評』ysbee 訳】
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細君シンディ・マケインと「カジュアルな庶民っぽさ」をアピールするジョン・マケイン。しかし、5年間ベトナム戦争の捕虜として「ハノイ・ヒルトン」で虐待生活を送り米国に生還したあと、事故で肢体不自由になった旧妻を捨ててアリゾナのビール財閥ヘンスリー家の一人娘と密通。それがシンディで、旧妻と正式に離婚してから1か月後に18才年下の彼女と再婚。マケインは若い頃は海軍パイロットだったが、当時から女癖の悪さでは定評があり、この結婚は上院議員に立候補する選挙運動資金目当てだという噂が常につきまとった。(参考文献『American Odyssey』)現在二人の間には、選挙キャンペーンの一員でもある長女のミーガンをはじめ、4人の子供がいる。

»» 次号「サラ・ペイリンはマケインのパーフェクトストーム」へ続く
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by ysbee-2 | 2008-08-30 11:36 | 2008年米国大統領選

上海「非協力」機構|中国離反でロシア孤立化

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    ||| ロシアと上海「非協力」機構体制 |||

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グルジア紛争2自治州独立承認問題で、ロシアのSCO覇権ならず
プーチン「マケイン選挙対策でグルジア工作」とブッシュを非難


d0123476_18552829.gif昨日のエントリーの冒頭でも書いたのだが、大方の疑問はこの一点。「何が中国に『NO!』と言わせたのか?」「中国がロシアを捨て欧米に走った理由は?」答えは今朝未明にわかった。

民主党大会は、いつものCNNではなくMSNBCの方を見ていたのだが、昨夜来何度もリピートされるオバマの指名受諾演説が一段落して、朝一の番組『モーニング・ジョー』が始まってすぐに、「中国がイラクから石油購入」ときました。(米国のドメスティックニュースならNBCネットワーク、海外ニュースならCNNをお勧め。FOXはブッシュ政権の御用チャンネルで、中国筆頭株主のルパート・マードックがオーナーなので、何をか言わんや)
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やっぱり、こういう「裏」のモチベーションがあったんですね。欲得抜きで「国際倫理に反するから」などというまともな理由で、エネルギー供給元のロシアを蹴るとは思えませんでしたからね。ということは、五輪開会式出席で北京滞在中に、ブッシュのバカ旦那は胡錦濤と話をつけたんでしょうか。しかもイラク復興の国益にもつながるし、ブッシュとしては丸つぶれの面目を多少回復できたことになる? まあ、もともと面目なんてものにこだわらない御仁ですから、世界の世論を無視してまでもイラクにも踏み込んだのでしょうけど。

一方のプーチンは、こちらも北京で胡錦濤ともブッシュとも非常に友好的なところを見せたメドベージェフを、晴れの国際舞台である上海協力機構サミットに出席させました。そこでEUに加盟できないアジア諸国に対して、グルジア紛争の原因となったアブハジア・南オセチア両州の独立承認問題に関して「新冷戦が怖くてロシアの大統領が勤まるか」と大見得を切ったのはいいけれど、「この指止まれ」と出した両州承認への合意が取り付けられず、結果的に孤立する羽目に……やはり大統領職は受け継いでも、プーチンのあの威圧感みなぎる眼光までは真似できなかったと見えます。
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その陰をさらに探れば、昨年記事は仕立ててあったのだけれど、翻訳する時間がなくてエントリーまでには至らなかった、カザクスタンの国営核エネルギー供給会社とビル・クリントンの癒着問題が再浮上してきます。一方のプーチンは、昨日のインタビューで「グルジア戦争は、米大統領選で共和党マケイン候補の人気取りのためにブッシュが仕掛けた工作」と言い出しました。明日になってブッシュとマケインがどう切り返すのか、見物ですなあ……
金曜午前中には、マケインの副大統領候補の発表もありますし、ブロガー暇なしです。

マケインの老朽化したキャンペーン態勢をイメージアップして、彼の弱点である経済のアジェンダを補強するには、私としてはミット・ロムニーしかいないと思っているのですが、メディアのもっぱらの予想では、ミネソタ州知事のティム・ポレンティだという説がしきり。しかしオバマの副候補予想の時も、メディアはもっぱらバージニア州知事のティム・ケインを推していたのですが、私の頭にはクリックしなかった。このところ、メディア側の予想は見事にハズレております。キャリア不足となじられるオバマに、さらに新人をくっつけてもマイナスのダブル効果だろうに、と私は最初から疑問視してましたけどね。一般市民の常識とか直感の方が当たってます。
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その点ジョー・バイデンは、随分以前 (クリントン時代) からその発言力と判断の的確さで一目置いていたし、個人的にはオバマの次点候補としてシードしていたほどだから、オバマが彼を副大統領候補としてチケットの相棒に選んだときには正直ほっとしました。もうこれでマケインに「未熟者」と指摘される弱点が消えた、という安堵からです。記事の本筋からどっとそれてしまいましたが、今日も世界の目はコーカサスへ。米露2極対立の新冷戦から中国をはさんだ三つ巴になってきましたよ。それでは……

【米国時間 2008年8月29日『米流時評』ysbee】

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AUGUST 29, 2008 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽園通信』デイリー版f0127501_6213945.jpg
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  Associated Press | B R E A K I N G
グルジア紛争2自治州独立承認問題で、ロシアのSCO覇権ならず
米国時間 2008年8月28日午前8時44分 | AP 通信・ニュース速報 | 訳『米流時評』ysbee

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Asia Sides With West, Not Russia, Over Georgia

Putin accuses U.S. to orchestrate conflict; 12 Georgian soldiers returned
AUGUST 28, 2008 | Associated Press — BREAKING | Translation by ysbee
DUSHANBE, Tajikistan — China and several Central Asian nations rebuffed Russia's hopes of international support for its actions in Georgia, issuing a statement Thursday denouncing the use of force and calling for respect for every country's territorial integrity.

SCOサミットは、グルジア戦争の試金石
タジキスタン・デュシャンベ発 |翻訳中)
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12. '-stan nations' kept liaisons with the West
The Asian alliance also urged all sides to resolve the conflict through "peaceful dialogue." The four Central Asian members of the group — Kazakhstan, Kyrgyzstan, Tajikistan and Uzbekistan — all seemed reluctant to damage their relations with Europe and the U.S.
ロシアを振り返らない「スタン」諸国
翻訳中
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13. U.S. investment in Kazakhstan, Kyrgyzstan
Kazakhstan enjoys significant Western investment in its rich hydrocarbon sector, and impoverished Kyrgyzstan earns $150 million in aid and rent for hosting a U.S. air base that supports military operations in Afghanistan.
米国の莫大投資を重視したカザク・キルギス
翻訳中
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14. Summit highlighted Russia's isolation
But overall, the summit highlighted Russia's isolation. Despite continuing Western protests and a visit by U.S. warships to Georgia's Black Sea coast, Russian troops remain at checkpoints inside areas controlled by Georgia prior to the recent conflict.
ロシアの孤立化を象徴したサミット共同採択
翻訳中
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15. Kremlin rules never change
While a cease-fire agreement calls for both sides to withdraw to their previous positions, the Kremlin says the agreement allows Russian forces to occupy "security zones" outside the rebel regions.
旧態依然の強引なクレムリン体制
翻訳中
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16. Russia's rare gesture of conciliation
In a rare gesture of conciliation, Russian forces turned over 12 Georgian soldiers on the border of Abkhazia. The Georgians were seized Aug. 18 and paraded — blindfolded and hands tied behind their backs — on top of Russian armored vehicles. The soldiers appeared unharmed Thursday, and some were smiling.
ロシア、グルジア兵捕虜12名を解放
翻訳中
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17. Georgian spy plane shot down
But there was also fresh conflict in the region. South Ossetia claimed to have shot down an unmanned Georgian spy plane that was scouting the skies over the republic. Georgia denied the report. Russia responded to Georgia's military offensive on South Ossetia by sending hundreds of tanks rolling into the rebel region, pushing Georgian troops out of South Ossetia's capital, Tskhinvali, before driving deep into Georgia proper.
グルジアのスパイ偵察機撃墜さる
翻訳中
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18. Georgia claims Rossia's ethnic cleansing
In Vienna, a senior Georgian official said Russian forces and their armed allies have driven all Georgians out of South Ossetia and Abkhazia and were now ethnically cleansing villages in other areas of Georgia. "As of now, we can say with confidence that in both regions — Abkhazia and Ossetia — ethnic cleansing is fully completed," Georgia Foreign Minister Eka Tkeshelashvili told reporters at the Organization for Security and Cooperation in Europe. Russia denied the charge.
ロシアの民族殲滅を糾弾するグルジア
翻訳中
[了]
【米国時間2008年8月29日『米流時評』ysbee 訳】
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by ysbee-2 | 2008-08-29 09:18 | グルジア紛争

マケインもフリーチベット!ダライラマと反中会談

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  ||| マケイン、ダライラマと反中会談 |||

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大統領選共和党マケイン候補、ダライラマ14世とアスペンで会談
五輪目前に、チベット人の政治犯を解放せよと中国政府に呼びかけ


米国時間 2008年7月25日 | ウォールストリートジャーナル |  訳『米流時評』ysbee
コロラド州アスペン発 | 北京オリンピックが2週間後に迫った25日金曜、大統領選の共和党候補ジョン・マケイン上院議員は、アスペンで開催中のガン撲滅運動の会議に同席したチベット亡命政府のダライ・ラマ代表と会談、外交政策の前面に中国・チベット問題を押し出した。対抗する民主党候補バラク・オバマ議員が今週挙行した中東・欧州歴訪のために、大統領選の外交政策の焦点はヨーロッパと中東に絞られていたが、来週以降は五輪開幕へと世間の関心が集中することもあり、中国が外交政策の課題として急浮上すると見られている。
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McCain Meets with Dalai Lama as Olympic Near
Talks Bring China to the Forefront; Distance from Bush
JULY 25, 2008 | Wall Street Journal — Denver/D.C./Beijing  | Translation by ysbee
ASPEN, Colorado — With the Beijing Olympics just two weeks away, Sen. John McCain brought China to the forefront of the foreign-policy debate Friday by meeting with the Dalai Lama. Despite a recent focus on Europe and the Middle East because of Sen. Barack Obama's overseas trip, China is likely to dominate the news coverage in the coming weeks as the Games get under way.

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JULY 26, 2008 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽園通信』デイリー版f0127501_6213945.jpg
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 A S S O C I A T E D P R E S S | B R E A K I N G

マケイン候補、ダライラマと会談後 中国にチベット人解放呼びかけ
米国時間 2008年7月25日午後8時 | ウォールストリートジャーナル | 訳『米流時評』ysbee

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1. To discuss issues of mutual concern
The Republican presidential contender sat down with the exiled Tibetan spiritual and political leader in Aspen, Colo., to discuss "issues of mutual concern," a McCain aide said, including talks between the Dalai Lama and China, as well as how "the international community can best support the Dalai Lama in his efforts."
共通の懸案について話し合い
共和党の大統領選候補マケイン議員は、チベット亡命政府の宗教・政治両面での指導者ダライ・ラマ師とコロラド州のアスペンで会談。「共通の関心事」についてついて話し合ったが、話題の中にはダライラマのチベット側と中国の対立問題、また「国際社会がダライラマ師の解決に協力しうる最善の方策」について話し合ったと、マケイン議員の側近は明らかにした。
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2. 'Concern about suppression of human rights'
After the meeting with the Dalai Lama, Sen. McCain offered tough criticisms of China and urged its leaders to show more progress in addressing political grievances. "The U.S. welcomes good relations with China, but it does no service to the Chinese government and certainly no service to the people of China for the U.S. and other democracies to pretend that the suppression of rights in China doesn't concern us," Sen. McCain said.
「中国の人権蹂躙は国内問題にとどまらない」
ダライ・ラマ14世との対談で、マケイン上院議員は中国に対する厳しい批判を述べ、共産党政府指導者に対しては政治的抗議運動における言論の自由を認める民主化で、さらに進展を示すよう促すことを申し出、次のように語った。
「米国は中国とのよき友好関係を歓迎する。しかし(メディアの言論統制などで)他国の我々は中国国内の人権蹂躙には関心がないと見せかけているのは、中国国民にも政府自体にも(中国の真の民主化に対しては)まったく何の役にも立たない。」
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3. Sympathy for critics of the Chinese regime
Over the years, activists have turned the Dalai Lama into a symbol not just of the struggle for Tibetan autonomy but, more broadly, of political and human rights in China. Especially given the timing, Sen. McCain's meeting is a strong show of sympathy for critics of the Chinese regime at a time when the world's attention is focused on the country.
中国政府の弾圧体制批判への共感
何年にもわたって、世界中の人権擁護運動家たちはダライラマ14世を、チベットの自治獲得を闘う象徴としてだけではなく、より広範な、中国における人権確立と民主化運動のシンボルとして認識するよう、彼に対する国際的な見地を拡大してきた。(五輪開催で)世界の関心が中国に注がれている最中でのダライラマ法王との会談は、中国政府への批判的な意見に対するマケイン上院議員がもつ共感を、強硬に示威したものとして注目される。
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4. WSJ/NBC Poll: 'China as a foe' 54%
Most voters see China as more of an adversary than an ally, according to The Wall Street Journal/NBC News poll released this week — the survey showed 54% think of China as a foe, while only 23% view it as a friend — even though a clear majority, 63%, believe President George W. Bush should attend the opening ceremonies of the Olympics, while only a quarter said he shouldn't.
米国民の54%が中国を敵国視
ウォールストリートジャーナルとNBCニュースが、米国民を対象に今週(7月第4週)実施したアンケート調査では、回答者の多くが中国を味方としてではなく敵として見ている。回答の集計結果によると「中国は敵国」と考える者が54%を占めた一方で、「中国は友好国」と見る者はわずか23%しかいないことが明らかになった。しかしながら、こうした認識にもかかわらず、ブッシュ大統領はオリンピック開会式に出席すべきと答えた者は、明らかに過半数を示す63%にものぼり、出席すべきではないと答えた者は、全体のわずか4分の1に過ぎなかった。
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5. Critic, 'Drawing a distinction from Bush'
Sen. McCain's meeting with the Dalai Lama appears to be partly an effort to inoculate himself from the criticism Mr. Bush is likely to get from human-rights activists. To some extent, "he's trying to draw a distinction between himself and the president, who's going to the Olympics," said Charles Freeman, a China scholar at the Center for Strategic and International Studies.
評論家「ブッシュとは一線を画す印象づけのため」
ダライラマ14世との会談は、ある一面では(選挙運動面)ブッシュ大統領に対する人権活動家の強い批判を避けるために、マケイン氏自身に免疫をつけるような行為と受け取る向きもある。批評家の一部では、さらに手厳しい解釈をする者もいる。「オリンピックに出かける(不人気な)大統領とマケイン自身との間に一線を引こうとしているのでしょう。」外交問題の研究機関である国際問題・戦略センターの中国問題専門家であるチャールズ・フリーマン氏は、こう説明した。
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6. Obama talked with Dalai Lama
Sen. Obama, the presumptive Democratic presidential candidate, has spoken with the Dalai Lama twice in recent months, a campaign aide said. He talked by phone with the Dalai Lama in April, at the height of the Chinese government's crackdown on Tibet, and met with him in Sen. Obama's role on the Senate Foreign Relations Committee. Sen. Obama also has expressed a willingness to meet with the spiritual leader one-on-one.
ダライラマ師と2度会談したオバマ
一方、民主党の大統領候補に内定しているオバマ上院議員は、ダライラマ14世とはここ数ヶ月の間にすでに2度話し合ってきたと、選挙対策本部の側近は明らかにした。オバマ氏は、チベット人に対する中国政府の弾圧が最高潮だった4月に、ダライラマ法王と電話で直接話し合い、その後はオバマ議員が常任委員を務める上院外交委員会の役職で、直接会談している。オバマ氏はまた、ダライラマ14世を精神的指導者として仰ぐ意味でも、個人的に一対一で会うつもりであると表明したばかりだった。
[訳者注:オバマ上院議員の現在の状況は、8月にコロラド州デンバーで行われる2008年の民主党大会で党公認の大統領候補として認定されるまでは、まだ非公式の候補内定の状態である。]
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7. China objects to meet Lama
hina's government strongly objects to foreign leaders meeting with the Dalai Lama, who Beijing insists wants to wrest Tibet from Chinese control. In the past year, Beijing has publicly lashed out at Canadian Prime Minister Stephen Harper and German Chancellor Angela Merkel for hosting him. When Mr. Bush met privately at the White House with the Dalai Lama in October, a Chinese government spokesman blasted the meeting as "gross interference in China's internal affairs."
ダライラマとの会見に反対する中国
中国政府は、現在までのところ、外国の首脳がダライラマ14世と会うことに強く反対している。それは「ダライラマはチベットを中国の統治から奪い取ろうとしている」という北京中共政府のかたくなな思い込みによる主張があるためである。つい最近でも、カナダのスティーブン・ハーパー首相やドイツのアンゲラ・メルケル首相に対して、ダライラマ14世の訪問を歓迎したことに憤激し、中国政府は公式の非難声明を出している。また、昨年10月にブッシュ大統領がダライラマ14世とホワイトハウスで「個人的に」会ったときにも、中国政府はその会談に激怒し「中国の国内問題に対する甚大な干渉である」と政府広報官から公式発表させたほどである。
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8. U.S. Congress honored Dalai Lama
For his part, Mr. Bush tries to strike a delicate balance in his interactions with the Dalai Lama and with China more broadly. Mr. Bush has met three times with the Dalai Lama, but each time, the meeting has occurred in the presidential residence, not in the Oval Office — a distinction meant to signal to the Chinese that the Dalai Lama was being received as a spiritual leader rather than as a political one. Still, on the last visit, in October, Mr. Bush presented the Dalai Lama with the Congressional Gold Medal of Honor, the nation's highest civilian award, in a ceremony at the Capitol.
米国議会はダライラマに黄金勲章授与
ダライラマのチベットと中国共産党政府。それぞれに対して個々の外交をより進展させることで、米国が従来取っていたスタンスの微妙なバランスを、ブッシュ大統領は彼なりに崩そうとしているようだ。ブッシュはこれまでに3回もダライラマ14世と会っている。しかしどの場合にも、会談はホワイトハウスのイーストウィングの邸宅部分でプライベートに行われ、ウェストウィングの執務室、オーバルオフィスでの公式会見ではなかった。この場所の選択の違いが「ダライラマ14世は政治的リーダーではなく精神的指導者として迎えられた」と中国政府に対しても気遣っているという暗黙のメッセージを送るサインだったのだろう。
しかしながら、この10月のワシントン訪問では、ブッシュ大統領は米国上下両院の連邦議会からの名誉ある黄金勲章を、ダライラマ法王に叙勲している。この勲章は、軍属ではない人物に国家から贈られる褒章の中では最高の勲位だが、当日首都ワシントンの両院議事堂で授賞式が行なわれた。
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9. Trying to distance from Bush administration
White House officials declined to comment on whether they thought Mr. McCain's meeting was meant to distance the candidate from Mr. Bush or score political points off China. "As the Chinese tell us, any meetings on Tibet or with the Dalai Lama are a sensitive subject for them," said White House spokesman Gordon Johndroe. But he added that "when the president meets with him, he meets with him because he's a great spiritual leader, not a political figure."
チベット人の精神的リーダーと捉えるブッシュ
今回のマケイン・ダライラマ会談について、「マケイン議員は、ブッシュ大統領とは異なるスタンスをとることで現政権と距離をおこうとしたのか?あるいは中国離れを標榜することで政治家としての一般的評価を上げようとしただけなのか?」という記者団からの質問に対して、ホワイトハウス側では即答を避けた。ただし、ホワイトハウスのゴードン・ジョンドロー広報官は、ブッシュ政権の立場を次のように釈明した。
「中国政府が繰り返し主張する通り、チベットに関するあるいはダライラマとのいかなる会談も、中国にとっては内政干渉という微妙な問題となります。しかしながら、大統領はダライラマ14世と会いたいときに会えるはずです。なぜなら、大統領は精神的指導者としてのダライラマに個人的に会うのであって、政治家としてではないからです。」 [了]

【米国時間 2008年7月25日 『米流時評』ysbee 訳】
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"Wherever I go, China protests. The Chinese are simply testing how far they can go."
「私が世界中の国のどこまで行っても、中国はそこで抗議活動をする。中国人はきっと、自分たちがどれだけ遠くまで行けるかを試しているだけかも知れない」〜〜ダライラマ14世


»» 大統領選特集『オバマドクトリン』
    序 章「オバマ時代の開幕 アメリカが変わる、オバマが変える」
    第1章「オバマの欧州戦略 ヨーロッパに蔓延するオバマ熱」
    第2章「オバマの外交戦略 21世紀のオバマ・ドクトリン」
    第3章「オバマの軍事戦略 核とテロの脅威に対応する米国の新戦略」
    第4章「オバマの国内戦略 民主党大会実況中継」

»»『オバマの大統領研修ツアー/欧州・中東7日間の旅』
1日目 アフガニスタン「カブールで朝食を」カルザイとテロ戦争宣言
2日目 イラク  「バグダッドハネムーン」米軍撤退案でマリキと合意
3日目 ヨルダン 「中東外交の要衝アマン」アブドゥラ国王大歓待
4日目 イスラエル「エルサレム嘆きの壁」ユダヤ外交の秘跡
    ウェストバンク「ラマラー平和の誓い」ガザ国境の町へ
5日目 ドイツ  「オバマのベルリン演説」壁を崩す世界市民の連帯
6日目 フランス 「パリのアメリカ人」オバマとサルコジの共同会見
7日目 イギリス 「ロンドンの外交証書」ブラウンとブレアのお墨付き
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by ysbee-2 | 2008-07-25 20:16 | 2008年米国大統領選

共和党週末予備選はマケインの負け

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  ||| 予備選ウィークエンダー・共和党編 |||

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ハッカビーがカンザス、ルイジアナ予備選でマケインを下し圧勝
首位確定を焦るマケインをブッシュが支持、正統保守派は総否定


米国時間 2008年2月10日午後6時05分 | AP通信・ワシントン発 | 『米流時評』ysbee 訳
前号「予備選ウィークエンダー・民主党編」からの続き >>> 民主党の指名候補首位争いがますます白熱化する一方で、共和党のジョン・マケイン上院議員は、首位争いトップの位置を確立したスーパーチューズデー以降初めてのウィークエンド予備選を迎えた。その結果、彼はカンザス州とルイジアナ州でマイク・ハッカビー候補に大差をつけられて惨敗した。
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Huckabee Wins Kansas, Louisiana; Wa. on Count
McCain lost 2 caucuses to Huckabee with less than 24 percent of the vote

FEBRUARY 10, 2008 EST | Associated Press — POLITICS | Translation by ysbee
Continued from the previous issue — As the Democratic race moved into a new, post-Super Tuesday phase, GOP front-runner John McCain has flunked his first ballot test since becoming the Republican nominee-in-waiting. He lost the caucuses in Kansas and Louisiana to Mike Huckabee, gaining less than 24 percent of the vote.

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FEBRUARY 10, 2008 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽園通信』デイリー版f0127501_6213945.jpg
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  A S S O C I A T E D P R E S S | B R E A K I N G

ハッカビーがカンザス、ルイジアナ予備選でマケインを下し圧勝
米国時間2008年2月10日午後6時05分 | AP通信・ワシントン発 | 『米流時評』ysbee 訳

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1.
Huckabee, the former Arkansas governor, got nearly 60 percent of the Kansas vote a few hours after telling conservatives in Washington, "I majored in miracles, and I still believe in them." He won all 36 delegates at stake. Huckabee also was named by NBC News as the apparent winner of an extremely close Louisiana primary race. However, the presence of former candidate Mitt Romney and Texas Rep. Ron Paul on the ballot means no candidate will gain the 50 percent required to pocket 20 delegates. Instead, they will be awarded at a state convention next weekend.
タイトル
翻訳中
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2. McCain's embarrassing losses

McCain was nursing Saturday and Sunday losses. He took the weekend off from campaigning despite embarrassing, but not pivotal, losses against preacher-turned-politician Mike Huckabee in two Republican races on Saturday. Huckabee, a favorite of evangelical Christians, beat McCain in Kansas and Louisiana, highlighting the difficulty the veteran Arizona senator faces in convincing the party's core right-wing blocs that he is one of them.
ハッカビーに2州で惨敗したマケイン
翻訳中
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3. Minus effect of the Bush's support

Bush's embrace could prove troublesome for McCain by reducing his appeal to independent voters in the November election. Bush reached his lowest approval rating in The Associated Press-Ipsos poll on Friday as only 30 percent said they approve of his job performance. Huckabee, a former Arkansas governor, on Monday resisted calls from some Republicans for him to abandon his campaign. He told NBC's "Today" show that "it's not a healthy thing for our party to sort of become lethargic, say it (the presidential race) is over, have a coronation."
ブッシュのマケイン支持が逆効果
翻訳中
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4. Gathering woos from conservatives

Since his string of Super Tuesday wins, McCain has concentrated on wooing conservatives who view him as a political maverick on key issues like immigration and tax cuts. The former Vietnam prisoner-of-war and decorated Navy pilot secured a boost Sunday when Bush referred to him in a taped interview as a "true conservative."
正統保守派の論客に総スカンのマケイン
翻訳中
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5. Big Mac in the delegate count

McCain and Huckabee were fighting it out in Washington, where the race was tight. The Associated Press called the Washington race late Saturday night for McCain, but NBC News has judged the contest still too close to call. For all his brave talk, Huckabee was hopelessly behind in the delegate race. McCain had 724, compared with 234 for Huckabee and 14 for Texas Rep. Ron Paul. It takes 1,191 to win the nomination at the national convention.
獲得代議員数:マケイン724 対 ハッカビー234
翻訳中
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6. Former POW still the top-runner

McCain cleared his path to the party nomination earlier in the week with a string of Super Tuesday victories that drove former Massachusetts Gov. Mitt Romney from the race. He spent the rest of the week trying to reassure skeptical conservatives, at the same time party leaders quickly closed ranks behind him. His Kansas defeat aside, McCain also suffered a symbolic defeat when Romney edged him out in a straw poll at the Conservative Political Action Conference meeting across town from the White House.
マケインの絶対優勢変わらず
翻訳中
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7. Polls before 'Potomac Tuesday'

But the president also stressed that McCain must do more to win over conservatives. McCain appeared likely to rebound on Tuesday in the next Republican contests. As the Potomac Tuesday getting closer, the Mason-Dixon polls showed the Arizona senator leading Huckabee by nearly 30 percentage point margins in both Virginia and Maryland. The Republicans also compete in Washington, D.C., on Tuesday.
ポトマックチューズデーを控えた事前調査
翻訳中
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8. Focus on the 'Big States' primaries

Then follows a brief intermission, followed by a string of election nights, some crowded, some not. The date of March 4 looms large, 370 delegates in primaries in Ohio, Texas, Rhode Island and Vermont. Mississippi is alone in holding a primary one week later, with a relatively small 33 delegates at stake. Puerto Rico anchors the Democratic calendar, with 55 delegates chosen in caucuses on June 7.
3月4日のテキサス、オハイオ予備選に注目
翻訳中

【米国時間 2008年2月10日 『米流時評』ysbee 訳】
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»» 次号 緊急号外「衝撃!中国のスパイ、ペンタゴンの防衛機密漏洩!」
2/12号 「ポトマック・チューズデー 3州予備選開票ライブ速報」
2/13号 「ポスト・ポトマック 勝負あり?予備選のゆくえ 民主党編/共和党編」
2/14号 「クリントン家の没落 第1章 ヒステリックヒラリー」へ
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»» 米流時評 特集「2008年米国大統領選
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米国時間 2月11日現在 予備選得票チャート ▶本日までの民主党・共和党全米大会代議員獲得データへ
連載予告「ドリームボーイ」バラク・オバマ*
2/10  ハッカビー2州で大勝!週末予備選はマケインの負け
2/10  オバマ5州パーフェクトゲームで週末予備選制覇
2/09  予備選ウィークエンダーLIVE速報d0123476_10413398.jpg
2/07  共和党ミット・ロムニー大統領選から撤退
2/06  グローバルウォッチ予備選レポート・後編
2/06  グローバルウォッチ予備選レポート・前編
2/05  スーパーチューズデー"LIVE"開票中継ブログ
2/04  'Yes We Can' なぜオバマなのか?のメッセージビデオ
2/03  米流時評「マリアの選択 サクラメントの秘跡」
1/30  米流時評「キングメーカー 予備選で淘汰される支流候補」
1/30  第三の男 ジョン・エドワーズの決断 大統領選から撤退
1/27  米流時評「ミラクルメーカー バラク・オバマ」*
1/12  米流時評「米大統領選の先読み・共和党編」
1/11  米流時評「米大統領選の先読み・民主党編」
1/06  米流時評「墓穴を掘ったヒラリー」意地悪婆から泣き婆へ
1/05  米流時評「バラク・オバマはケネディの再来か」*
1/03  オバマ予備選で歴史的勝利!次点エドワーズ、クリントン3位
07/08/09  オバマの問題発言「パキスタン派兵」とイラク戦争批判*
07/04/28  堕ちた偶像アメリカの復権に賭ける民主党大統領選候補*
06/10/28  バラク・オバマ フィーバー/08年大統領選のスーパースター*


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by ysbee-2 | 2008-02-10 20:32 | 2008年米国大統領選

号外!ロムニー大統領選から撤退

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  ||| ミット・ロムニー大統領選から撤退 |||

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共和党ミット・ロムニー候補、大統領選の指名権争いから退陣声明
マケイン首位確定、ハッカビーの出方に注目、ロン・ポールも健在


米国時間08年2月7日午後1時03分 | ハワード・ファインマン | ニューズウィーク速報
「かくして戦略を誤った大統領選の犠牲者、ミット・ロムニーここに眠る」・・・共和党の鋳型に無理矢理沿わせようと、卓越した本人の資質とは似ても似つかぬ「政策屋」の鎧を着けたために、その重みに耐えかね実力を発揮することなく戦死した。彼を取り巻く親友ですら想像もできなかった変身のゆえに。いや、もしかしたら、あれが彼の正体だったのかも知れない。友人たちは長いこと、ロムニーを品格のある堅実な奴と思っていた。しかしもしかしたら、彼は本当は勝つためなら手段を選ばず誹謗中傷も辞さない、非情な刺客だったのかも知れない。 | 訳 by ysbee
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Burying Mitt 'Good Bye, Good Fellow'
Romney failed in campaign because he ran as something he's not
By Howard Fineman — Analysis | NEWSWEEK — WEB EXCLUSIVE  | Translation by ysbee
FEBRUARY 7, 2008 — Here lieth the campaign of Mitt Romney, victim of the mistaken belief that the only way to succeed in national Republican politics was to turn yourself into something you are not. Or maybe the campaign revealed what his closest friends never imaged him to be. They thought he was a decent classy guy. But maybe he really is a soulless throat-cutter who would do and say anything to win.

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FEBRUARY 7, 2008 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽園通信』デイリー版f0127501_6213945.jpg
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  N E W S W E E K | B R E A K I N G

共和党ミット・ロムニー候補、大統領選の指名権争いから退陣
米国時間08年2月7日午後1時03分 | ハワード・ファインマン/ニューズウィーク | 『米流時評』ysbee 訳

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1. Hucckabee, a lone serious contender
I'll give him the benefit of the doubt and say that he was a good fellow who didn't know enough about national politics and listened to people who gave him bad, cynical advice. Sen. John McCain was in a good position before; now it's hard to imagine that he won't wrap up the nomination in the next week or two. His lone remaining serious opponent, Mike Huckabee, has exceeded expectations, but expecting him to be able to unhorse McCain is perhaps expecting too much.
唯一残った対立候補ハッカビー
しかしここは一歩譲って、ロムニーは「good fellow=良いやつ」だったが、国政について精通していないばかりに、彼に悪意のシニカルなアドバイスを与える政治ブローカーの連中の言うことを聴いただけだ、と考える余地も残しておこう。それにしても今回の退陣騒ぎがあるまでは、ジョン・マケインは極めて優勢であった。しかし今やここ1・2週間でノミネーション=大統領候補指名に漕ぎ着けるとは想像し難い。現時点で生き残っている唯一のマケインの対立候補は、マイク・ハッカビーである。彼は誰もが予想したよりもはるかに長期間健闘して選挙戦を展開しているが、マケインを下すまで、というのはいくら何でも期待し過ぎだろう。
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家族を第一に考える「ファミリーバリュー」が売り物でもあり、保守派の共和党支持者には受けがよく初戦で連勝した

2. Jettisoned all to become something else

I have covered a lot of presidential campaigns, and I can't think of one that so lost its way — so expensively — as that of the former governor of Massachusetts. A board room and business favorite, a man with a Midas managerial touch, he was widely admired and even beloved. But he was a Republican of an old moderate school — that of his own father — and, like George W. Bush, Romney the Younger decided that he had to jettison all that he was to become something that he was not.
ミダス王から非情な政治家へ
私(MSNBCニュース論説主幹ハワード・ファインマン)はこれまで随分数多くの大統領選を取材してきたが、この元マサチューセッツ州知事の選挙運動ほど巨額の選挙費用を費やして、しかも方向を見失ったキャンペーンはなかったと思う。財界経済人やビジネスピープルからは(冬期オリンピックや州自治体経営を大成功させた実例を持ち)ミダス王のように手がけたプロジェクトを成功させるマネージメント能力を高く買われ、米国内でも広汎に賞賛されて誰からも愛されてさえいた人物なのに。
しかし実際には、ロムニーは彼の父親がそうであったように、教科書通りの古いタイプの共和党だった。ジョージ・W・ブッシュがたどった同じ道に陥ったようだ。このロムニー・ジュニアもまた、天性の魅力を投げうってまでも、まったく彼らしくない何者か「ワシントンの非情な政治家」になろうと覚悟したものと見える。
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名前にちなんだミット型のサインやゲーム応援用の風船などでアメリカ人らしい陽気で健全なキャンペーンを展開

3. Spent $80 million for primary campaign

And so it was that this square peg spent perhaps $80 million — including at least $30 million of his own money — trying to pound himself into a round hole. It didn't work. The irony of his failed campaign: if he had just stuck to selling his managerial mettle, he might well have won the nomination, given the way the country's economic anxieties have become voters' number one concern.
90億円の巨額な選挙運動資金
かくしてこの異色の人物は、ワシントン政界の政治家の鋳型に我が身をそわせようと努力したばかりに、多分8千万ドル(約90億円)という巨額の選挙資金を費やした。しかもそのうちの3千億ドル(約34億円)は自己資産からの持ち出しである。おまけに、思ったような投資効果は上がらなかった。キャンペーン失敗の皮肉:もしもロムニーがひたすら経営者としての才気を売り込むことだけに集中していたら、共和党の指名候補として勝利を収めることも難しくなかったに違いない。なぜならこの国では今や経済的危機が、有権者の関心事のトップに上っているからである。
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共和党候補の中では実業界から政界へ転身した新しいタイプの政治家として経済再建を嘱望されていたが

4. Favor from conservatism pundits

Even as conservative radio talk-show hosts reluctantly settled on him as their savior, they were uneasy about it and about his previous record of social moderation and fiscal flexibility. They sold him hard in the last few weeks, but to no avail. Romney won his home state and the states in the West where Mormonism was familiar, but not much else.
保守派のオピニオンリーダーから支持
保守系の人気ラジオトークショーのホストたちまでが、共和党の最後の護りとして、渋々ではあるがロムニーを推すことに落ち着いていた。なぜなら、これまでのロムニーの実績、中道主義の社会政策とフレキシブルな財政政策にひっかかっていたためである。しかしここ数週間は、彼らもロムニーを売り込むのに躍起になっていた。時すでに遅く願いあたわずだったのだが。スーパーチューズデーまでの予備選の結果では、ロムニーは出身地のミシガン州をはじめ、モルモン教になじみのある西部の州、モンタナ、コロラド、ユタ、ノースダコタ、ネバダ州で勝った。しかしその他ではメイン州、マサチューセッツ州くらいで、ぱっとしなかった。
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演説するロムニーを見守る聴衆 ユタ、コロラド、モンタナ、ミネソタ、ノースダコタなど北部の州で勝利を納めた

5. Quality of being genuine

The quality of being genuine is hard to convey, and deciding who should be president based solely on that basis can lead to disaster; you need brains and an ability to go with the flow as well. But voters know a phony above all and Romney came off as one from the get-go.
真性の保守派を貫くことの難しさ
自らの本質を見失わずに「本物」であり続けることは難しい。とりわけ大統領にふさわしい人物とはどうあるべきかを見極めるにあたって、候補者の人間的資質だけを頼りに立脚すれば、間違いなく失敗する。従来の選挙戦術に従えば、資質に加えて要求されるのは、政治戦略的ブレーンワークであり、選挙戦の展開に迅速に対応する問題処理能力だろう。しかし有権者は、そういった小賢しい思惑や小手先の手段もろもろをすべて超越した(第三の目のような)観点から候補者を見通しており、ロムニーはこうした現実を把握できずに、スタート時点から脱線したようだ。
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共和党には希少なドラスティックな改革派として地方自治体で成功したが、選挙戦に入るや保守派路線に戦略転換

6. Left alone with ambition

Over the last decade he had changed his views in a rightward direction on so many issues to suit what he thought he needed to win the GOP nomination that he ended up standing for nothing but his own ambition.
保守派候補指名を狙い本質を見失った野望
ロムニーは、せっかくそれ以前は中道派の統合的なスタンスが成功してきたにもかかわらず、ここ十年ほどというものは共和党大統領候補としての指名を是が非でも獲得したい一心で、マサチューセッツ州知事時代に注目を集めた革新的政策(州民画一健康保険制度・ゲイどうしの結婚を法的に承認...etc.)の大半を断念して、保守系右派の方針にそうように無理矢理方向転換してきた経緯がある。しかしその転身の結果、彼の善良なる本質を信じていた大衆に見放され、敗北のあとに残されたものは、空回りに終わった彼自身の大いなる野望だけだった。
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愛妻アン夫人に支えられ共和党コンファランスのステージを去るロムニー 退陣ではなく「保留」というスタンス

7. Victories stolen in Iowa, N.H.

He had good staff in the early states, but as soon as the genuine article (or at least a more genuine article) came along in Iowa, in the form of Mike Huckabee, Romney was blown away. Then, having ceded the moderate ground, he lost in New Hampshire to another genuine article, John McCain (who learned his own lessons about the dangers of pandering to the right earlier in his campaign).
It's no accident that the GOP race is down to three men who are clear about who they are: McCain, Huckabee and, yes, Ron Paul.

初戦アイオワのハッカビー圧勝でショック
ロムニーの陣営では、選挙戦序盤ではいいスタッフがそろっていたが、予備選最初のアイオワ州の結果が出るやいなや、予想もしなかったハッカビーの一人勝ちに、ロムニーは圧倒されたようだ。それからというもの、中道派の有権者をハッカビーに奪われて、もうひとつの候補者の資質が問われる州ニューハンプシャーではマケインに下された。マケイン自身も選挙戦序盤の段階で、アイオワ予備選でハッカビーに手ひどく敗北した苦い経験を通して、右寄りに甘んじ過ぎて有権者のかなりの部分を占める浮動票を手放す危険性を、いやが応でも学ばざるをえなかったようだ。
こうした経過を経て共和党候補の指名権争いが三択に絞られたのは、自然の成りゆきと言えよう。その三人とは、スーパーチューズデー以降首位独走体勢になったジョン・マケイン。ロムニーの退却で正統保守派のおこぼれにあずかるマイク・ハッカビー。そしてもちろん、唯一無二唯我独尊のロン・ポールである。
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選挙キャンペーン参謀と予備選の結果を演説中のロムニー候補に伝える35才の次男のマット・ロムニー 彼のほかに36才の長男タグ、32才の三男ジョッシュ、29才の四男ベン、25才の五男クレイグと、その下に11人の孫がいる

8. Issue of Mormonism remains

All of that was Romney's own doing. But he also was damaged by a factor over which he had no control and, to his credit, he didn't seek to mute — his Mormonism. In the Bible Belt, his faith is anathema.
モルモン教の大統領への抵抗
こうした戦略転換の、またその結果としての敗北まで、すべての責任はロムニー自身の最終判断にあるのだろう。しかし、彼がコントロールできない要因でダメージを受けたとも解釈できる。彼の名誉のために一言添えておくが、ロムニーは自身の宗教に関して伏せようとはしなかったからだ……モルモン教徒であることを。バイブル・ベルトと呼ばれる熱心なバプティスト(キリスト教福音派)信者が有権者の大方を占める南部では、モルモン教は宿敵の邪宗扱いである。
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高校時代の恋人から結婚へと進んだ愛妻アン夫人との間に5人の息子がいて、孫も11人という大家族のモルモン教徒

9. one of his few class act

And yet when the head of the Mormon Church passed away, Romney left the campaign trail to attend the funeral in Salt Lake that may have damaged him on the eve of Super Tuesday. It was a class act, one of the few in his otherwise misbegotten campaign. Rest in peace.
唯一のロムニーらしいクラスアクト
さらにはスーパーチューズデーの前夜に、モルモン教総本山であるソルトレークのLatter Day Saints Church=末日聖徒キリスト教会で94歳になる大司教が逝去した。とるものとりあえず、ロムニーは選挙戦の前線を離れ葬儀に参列した。このことがニュースでも報道され、一般有権者に彼がモルモン教徒であることをあらためて思い出させる要因になったのは確かだ。しかし、いさぎよい行為ではあった。ともすれば間違いだらけの判断で失敗した彼のキャンペーンの中では、唯一正しい選択であったと言えるだろう。安らかにお眠りください。

【米国時間 2008年2月7日 『米流時評』ysbee 訳】
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»» 次号「デイアフター・チューズデー 予備選今後の展開」へ
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»» 米流時評 特集「2008年米国大統領選
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米国時間 2月7日現在 予備選得票チャート ▶本日までの民主党・共和党全米大会代議員獲得データへ

2/05  スーパーチューズデー"LIVE"開票中継ブログd0123476_10413398.jpg
2/03  マリアの選択 サクラメントの秘跡
1/30  米流時評「キングメーカー 予備選で淘汰される支流候補」
1/29  フロリダの回答 マケイン対ロムニーに絞られた共和党
1/27  米流時評「ミラクルメーカー バラク・オバマ」*
1/12  米流時評「米大統領選の先読み・共和党編」
1/11  米流時評「米大統領選の先読み・民主党編」
1/06  米流時評「墓穴を掘ったヒラリー」意地悪婆から泣き婆へ
1/05  米流時評「バラク・オバマはケネディの再来か」*
1/03  オバマ予備選で歴史的勝利!次点エドワーズ、クリントン3位
07/08/09  オバマの問題発言「パキスタン派兵」とイラク戦争批判*
07/04/28  堕ちた偶像アメリカの復権に賭ける民主党大統領選候補*
06/10/28  バラク・オバマ フィーバー/08年大統領選のスーパースター*


by ysbee-2 | 2008-02-07 06:48 | 2008年米国大統領選

スーパーチューズデー開票速報実況ブログ第3弾

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||| カリフォルニア州もクリントンとマケイン |||

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巨大票田カリフォルニア州勝者も、共和マケイン、民主クリントン

各候補が首位を獲得した州
【 民 主 党 】
d0123476_13431732.jpgクリントン: カリフォルニア/ニューヨーク/ニュージャージー/アリゾナ/マサチューセッツ/テネシー/アーカンソー/オクラホマ
d0123476_1344881.jpgオバマ: ミズーリ/アラスカ/ユタ/コロラド/インディアナ/ミネソタ/コネチカット/カンサス/ノースダコタ/アラバマ/デラウェア/イリノイ/ジョージア
【 共 和 党 】
d0123476_13472697.jpgマケイン: カリフォリルニア/ニューヨーク/ニュージャージー/ミズーリ/アリゾナ/オクラホマ/デラウェア/コネチカット/イリノイ
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ロムニー: モンタナ/コロラド/ミネソタ/ノースダコタ/ユタ/マサチューセッツ
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ハッカビー: テネシー/ジョージア/アラバマ/アーカンソー/ウェストバージニア

ほとんどの州の開票が終わりましたが、アリゾナ州の民主党予備選だけは、クリントンとオバマが48%の同率で熾烈な首位争いを続けています。このあとは、明朝6日の選挙後の分析評論記事が控えています。現在でもすでに1ダース以上アップしており、夜が明けたらその5倍ほどになりそうですので、その中から「これだ」と思える記事を厳選してお届けしたいと思います。またよろしく!
【注】 今回の予備選に関する記事は、すべてコピー転載自由です。ただしブログ名『米流時評』と右記URLを付記されることを条件とします。http://beiryu2.exblog.jp/
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【予備選開票速報】 米国東部時間 午前1時30分現在  赤文字は首位確定

2月6日現在までに民主・共和両党の首位候補者が獲得したデリゲート=党大会代議員の総数
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▶ 民主党  D E M O C R A T S
ミズーリ州 開票率 99%:   オバマ 49% クリントン 48%
アラスカ州 開票率 95%:   オバマ 74% クリントン 26%
ユタ州 開票率 95%:     オバマ 56% クリントン 40%
コロラド州 開票率 98%:   オバマ 67% クリントン 32%
インディアナ州 開票率 98%: オバマ 80% クリントン 17%
ミネソタ州 開票率 78%:   オバマ 67% クリントン 32%
コネチカット州 開票率 99%: オバマ 51% クリントン 47%
カンサス州 開票率 100%:   オバマ 74% クリントン 28%
ノースダコタ州 開票率 100%: オバマ 61% クリントン 37%
アラバマ州 開票率 99%:   オバマ 56% クリントン 42%
デラウェア州 開票率 100%:  オバマ 53% クリントン 43%
イリノイ州 開票率 95%:   オバマ 64% クリントン 34%
ジョージア州 開票率 97%:  オバマ 66% クリントン 32%

カリフォルニア州 開票率 22%: クリントン 54% オバマ 34%
ニューヨーク州 開票率 99%:  クリントン 57% オバマ 40%
ニュージャージー州 開票率 98%:クリントン 54% オバマ 44%
アリゾナ州 開票率 72%:    クリントン 50% オバマ 42%
マサチューセッツ州 開票率 95%:クリントン 58% オバマ 41%
テネシー州 開票率 100%:   クリントン 54% オバマ 41%
アーカンソー州 開票率 85%:  クリントン 69% オバマ 28%
オクラホマ州 開票率 100%:  クリントン 55% オバマ 31%

ニューメキシコ州 開票率 16%: クリントン 54% オバマ 38%

▶ 共和党  R E P U B L I C A N S
カリフォルニア州 開票率 17%: マケイン 44% ロムニー 25%
ニューヨーク州 開票率 99%:  マケイン 55% ロムニー 28%
ニュージャージー州 開票率 98%:マケイン 55% ロムニー 28%
ミズーリ州 開票率 99%:    マケイン 33% ハッカビー 32%
アリゾナ州 開票率 67%:    マケイン 47% ロムニー 34%
オクラホマ州 開票率 100%:  マケイン 37% ハッカビー 33%
デラウェア州 開票率 100%:  マケイン 45% ロムニー 33%
コネチカット州 開票率 97%:  マケイン 52% ロムニー 33%
イリノイ州 開票率 94%:    マケイン 48% ロムニー 29%

モンタナ州 開票率 100%:   ロムニー 38% ロン・ポール 25%
コロラド州 開票率 68%:    ロムニー 60% マケイン 19%
ミネソタ州 開票率 78%:    ロムニー 42% マケイン 22%
ノースダコタ州 開票率 100%:  ロムニー 36% マケイン 23%
ユタ州 開票率 92%:      ロムニー 89% マケイン 6%
マサチューセッツ州 開票率 95%: ロムニー 51% マケイン 41%

テネシー州 開票率 98%:    ハッカビー 34% マケイン 32%
ジョージア州 開票率 95%:   ハッカビー 34% マケイン 32%
アラバマ州 開票率 99%:    ハッカビー 41% マケイン 37%
アーカンソー州 開票率 92%:  ハッカビー 60% マケイン 21%
ウェストバージニア州 開票率 100%:ハッカビー 52% ロムニー 47%


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現在ネット上で最高ヒットを続ける "YES WE CAN"ビデオ オバマ・スピーチのマジックを見事に捉えている
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»» 米流時評 特集「2008年米国大統領選
2/05 スーパーチューズデー予備選開票速報実況ブログ


米国時間 2月4日現在 予備選得票チャート ▶本日までの民主党・共和党全米大会代議員獲得データへ
連載予告「ドリームボーイ」バラク・オバマ*
2/4  マリアの決断 クリントン派とオバマ派に二分したケネディ家
2/3  マリアの選択 サクラメントの秘跡
1/31  究極のキングメーカー ジョン・エドワーズd0123476_10413398.jpg
1/30  米流時評「キングメーカー 予備選で淘汰される支流候補」
1/30  第三の男 ジョン・エドワーズの決断 大統領選から撤退
1/29  フロリダの回答 マケイン対ロムニーに絞られた共和党
1/27  米流時評「ミラクルメーカー バラク・オバマ」*
1/12  米流時評「米大統領選の先読み・共和党編」
1/11  米流時評「米大統領選の先読み・民主党編」
1/06  米流時評「墓穴を掘ったヒラリー」意地悪婆から泣き婆へ
1/05  米流時評「バラク・オバマはケネディの再来か」*
1/03  オバマ予備選で歴史的勝利!次点エドワーズ、クリントン3位
07/08/09  オバマの問題発言「パキスタン派兵」とイラク戦争批判*
07/04/28  堕ちた偶像アメリカの復権に賭ける民主党大統領選候補*
06/10/28  バラク・オバマ フィーバー/08年大統領選のスーパースター*


||| 『米流時評』 特集シリーズ |||
次世代冷戦時代  |  グローバルウォー  |  イラク戦争  | テロとスパイ陰謀d0123476_1746245.jpg
アルカイダ2.0 核のテロ | パキスタン・戒厳令の季節 |  アフガン・タリバンの復活
中東のパワーラビリンス | プーチンのロシア | ユーラシアの回廊 | ダイハード中国
2008年米大統領選 | ブッシュと米国政治 | サルコジのフランス | トンデモ北朝鮮
ビルマの赤い川革命 |  欧米の見る日本  | 世界不思議探検 | グローバルビジネス


by ysbee-2 | 2008-02-05 15:36 | 2008年米国大統領選

スーパーチューズデー実況ブログ速報 第2弾

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 ||| ニューヨーク州はクリントンとマケイン |||

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予備選の鍵ニューヨーク州勝者は、共和マケイン、民主クリントン

各候補が首位を獲得した州
【 民 主 党 】
d0123476_13431732.jpgクリントン: ニューヨーク、ニュージャージー、テネシー、アーカンソー、オクラホマ、マサチューセッツ
d0123476_1344881.jpgオバマ: ジョージア、イリノイ、ミネソタ、コネチカット、デラウェア、カンサス、ノースダコタ、アラバマ
【 共 和 党 】
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マケイン: ニューヨーク、ニュージャージー、デラウェア、コネチカット、イリノイ
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ロムニー: ユタ、マサチューセッツ、ノースダコタ
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ハッカビー: ウェストバージニア、ユタ、ジョージア


このあとも順次開票速報をアップしていきます。サイトの翻訳はタイムラグが生じるので、現在開票速報をウォッチしているCNNとMSNBC両局のライブ中継をまとめてお伝えします・・・ysbee
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【予備選開票速報】 米国東部時間 午後11時15分現在  赤文字は首位確定

▶ 民主党  D E M O C R A T S
ミネソタ州 開票率 51%:    オバマ 66% クリントン 33%
コネチカット州 開票率 88%:  オバマ 51% クリントン 47%
カンサス州 開票率 86%:    オバマ 73% クリントン 27%
ノースダコタ州 開票率 100%:  オバマ 61% クリントン 37%
アラバマ州 開票率 93%:    オバマ 56% クリントン 42%
デラウェア州 開票率  100%:  オバマ 53% クリントン 43%
イリノイ州 開票率 74%:    オバマ 65% クリントン 33%
ジョージア州 開票率 79%:   オバマ 63% クリントン 35%

ニューヨーク州 開票率 97%:  クリントン 57% オバマ 40%
ニュージャージー州 開票率 94%:クリントン 54% オバマ 44%
テネシー州 開票率 83%:    クリントン 58% オバマ 36%
アーカンソー州 開票率 56%:  クリントン 72% オバマ 25%
マサチューセッツ州 開票率 87%:クリントン 57% オバマ 40%
オクラホマ州 開票率 99%:   クリントン 63% オバマ 34%

カリフォルニア州 開票率 1%:  クリントン 57% オバマ 33%
アリゾナ州 開票率 48%:    クリントン 51% オバマ 40%
ユ タ 州 開票率  8%:    クリントン 44% オバマ 65%
ミズーリ州 開票率 84%:    クリントン 50% オバマ 47%
コロラド州 開票率 29%:    オバマ 65% クリントン 34%
インディアナ州 開票率 51%:  オバマ 75% クリントン 23%

▶ 共和党  R E P U B L I C A N S
ニューヨーク州 開票率 37%:   マケイン 51% ロムニー 28%
ニュージャージー州 開票率 50%: マケイン 55% ロムニー 28%
デラウェア州 開票率 100%:    マケイン 45% ロムニー 33%
コネチカット州 開票率 52%:   マケイン 51% ロムニー 33%
イリノイ州 開票率 28%:     マケイン 48% ロムニー 27%
マサチューセッツ州 開票率 49%: ロムニー 51% マケイン 41%
アーカンソー州 開票率 10%:   ハッカビー 62% マケイン 21%
ウェストバージニア州 開票率 100%:ハッカビー 52% ロムニー 47%
ユ タ 州 開票率  100%:    ハッカビー 52% マケイン 35%

モンタナ州 開票率 30%:     マケイン 36% ロムニー 34%
オクラホマ州 開票率 40%:    マケイン 38% ハッカビー 33%
ミネソタ州 開票率  8%:     ロムニー 32% ハッカビー 30%
ミズーリ州 開票率 29%:     ハッカビー 37% マケイン 31%
テネシー州 開票率 42%:     ハッカビー 33% マケイン 33%
ジョージア州 開票率 66%:    ハッカビー 35% マケイン 32%
アラバマ州 開票率 44%:     ハッカビー 39% マケイン 39%


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現在ネット上で最高ヒットを続ける "YES WE CAN"ビデオ オバマ・スピーチのマジックを見事に捉えている
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by ysbee-2 | 2008-02-05 12:44 | 2008年米国大統領選
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