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タグ:僧侶デモ ( 5 ) タグの人気記事

ミャンマーデモ指導者獄中で拷問死 ローラ・ブッシュも抗議

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   ||| デモ指導者、尋問中の拷問で獄中死 |||
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ミャンマー軍事政権に逮捕された自由化抗議デモ指導者が獄中死
民主化グループの疑惑:ウィン・シュウェ氏の死因は官憲の拷問


タイ・バンコック発 |先月末の軍事独裁政権に対する大規模な抗議デモを主導して逮捕されたミャンマー反政府運動の指導者が、官憲側の取調べ尋問中の拷問によって死亡したと、民主化運動グループから現地時間で10日水曜発表された。人権擁護団体「The Assistance Association for Political Prisoners=政治犯援護同盟」の発表によると、ビルマの民主国民連盟=NLDの党員であるウィン・シュウェ氏(42才)は、同党の他の4人のメンバーとともに、9月26日ヤンゴン市内で繰り広げられた過去20年間で最大の民主化運動を、積極的に支持加担したという理由で、デモ行動中に逮捕されていた。
Myanmar Opposition Leader Dies in Arrest
Activist group: Arrested protester died from torture during interrogation

OCTOBER 10, 2007 | REUTERS — BREAKING | Translation by ysbee
BANGKOK, Thailand — A Myanmar opposition leader who was arrested during last month’s mass protests against the junta died due to torture during interrogation, an activist group said Wednesday. The Assistance Association for Political Prisoners said that Win Shwe, a 42-year-old member of the National League for Democracy, and four other people were arrested Sept. 26 because of their active support for and participation in the biggest pro-democracy protests in nearly 20 years.

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OCTOBER 10, 2007 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽園通信』デイリー版f0127501_6213945.jpg
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 R E U T E R S | B R E A K I N G

反政府運動指導者ウィン・シュウェ氏、投獄中に謎の急死
米国時間 2007年10月10日 | ロイター通信/ニュース速報 | 訳『米流時評』ysbee


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1. 'Died as a result of torture'
“He died as a result of torture during interrogation,” the Thai-based group said in a statement on its Web site, sourcing its information to authorities in Kyaukpandawn township. “However, his body was not sent to his family, and the interrogators indicated that they had cremated it instead.”
尋問中に受けた拷問の結果死亡
「シュウェ氏は、政府軍警察の尋問中に受けた拷問の結果死亡した。しかしながら、彼の遺体は家族の元へ返されていない。尋問した官憲側では、遺体を返却するかわりに焼却したと伝えている」タイ国内に本部をもつAAPPは、同組織のサイトで以上のようなニュースを発表したが、この情報は、シュウェ氏が投獄されていたヤンゴン市内チョクパンドン街区監獄の、官憲から漏れた消息によるものであることが明らかにされている。
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上:シュウェ氏の拷問死が伝えられ、ホワイトハウスはさらに新しい制裁をミャンマー軍事独裁政権に加圧と表明

2. Burned bodies dead or alive
The AAPP said in its statement that “many dead bodies and injured persons were cremated or placed in the river. Some dead bodies of monks have appeared in the Pazundaung River in Rangoon (Yangon) in the past few days. In addition, many of those who have been arrested have been tortured during interrogation.”
死体も怪我人も一緒に焼却
さらにAAPPの報道では、さらに死体や怪我人の処理が詳報されている。「多くの死体と逮捕された怪我人が一緒にトラックへ詰め込まれ、その後火葬場で焼却されたり川へ投げ込まれた。過去数日間にわたって、殺された僧侶の死体が次々に、ラングーン(ヤンゴン)市内のパズンドン川に浮かびあがった。」
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デモに参加した少年僧や少女尼僧、支援して行進した沢山の高校生たちは、いったいその後どうなったのだろう?

3. U.S. 'New sanction and investigation'
In Washington, the United States threatened new sanctions against Myanmar after media reports of the death of Win Shwe. “The junta must stop the brutal treatment of its people and peacefully transition to democracy or face new sanctions from the United States,” White House spokesman Gordon Johndroe said in a statement.
米政府「新たな制裁と死因究明」
ウィン・シュウェ氏の死がメディアを通じて報じられた後、米国政府はミャンマーに対する新しい制裁措置を執るという声明で威嚇した。「ミャンマーの軍事独裁政権は、ビルマの人民と平和的な民主化移行に対する暴虐な弾圧をただちに取り止めなければいけない。さもないと、米国からの新たな制裁に遭遇することになるだろう」ホワイトハウスのゴードン・ジョンドロー広報官は、米国政権からの直接の声明でこう発表した。
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26・27日の血の弾圧で圧殺されたデモ隊側では、僧侶2千人を含む6千人が連行され200人が死亡したと伝えられる

4. First Lady's pledge
The White House did not say what additional sanctions it was considering on the nation formerly known as Burma, but it called for a full investigation into Win Shwe’s death. First lady Laura Bush told USA Today in an interview published on Wednesday that the United States would announce further sanctions on Myanmar’s military government “within the next couple of days” if the junta does not take steps toward democracy.
ブッシュ大統領夫人も抗議表明
ホワイトハウスの声明では、この新しい制裁が旧称ビルマとして知られるこの国に対して具体的にいったい何を意味するものかは挙げていないが、米国政府はウィン・シュウェ氏の死因に関して完璧な捜査を要請すると述べている。
さらに米国のファーストレディ、ローラ・ブッシュ大統領夫人は、10日水曜発行のUSA Todayの紙上でインタビューに応え、次のように意見表明をした。「民主化に対して行動を起こさなければ、米国は一両日中にミャンマーの軍事政権に対して新たな制裁を下すと宣言するでしょう。」
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普段は政治的発言を控えるローラ・ブッシュ大統領夫人も今回のミャンマーの弾圧に対して憤慨、珍しく公けに発言

【米国時間 2007年10月10日 訳『米流時評』ysbee】

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ミャンマー特集・シリーズ「ビルマの赤い川 」d0123476_136221.jpg

10/12 ネオコンの民主化政策とビルマの自由化運動の相克
10/12 他民族国家ビルマは民主化で第2のイラクとなるか
10/11「ビルマは許さない」弾圧後のヤンゴン潜入ルポ・後編
10/11「ビルマは忘れない」弾圧後のヤンゴン潜入ルポ・前編
10/10 デモ指導者投獄中に拷問死 ローラ・ブッシュも怒りd0123476_9221642.jpg
10/9 スーチー女史、軍政側の要求拒否し会談不成立
10/9 ネルソン・マンデラ、ミャンマー弾圧に非難表明
10/8 ビルマ民主化支援メディア・関連記事ブログリンク
10/7 世界24都市でビルマ弾圧抗議のグローバルデモ
10/6 軍政府のメッセージはスーチー女史逮捕の罠
10/6 ガキの使い無能な特使と無機能な国連安保理
10/5 米流時評アピール「ビルマの声はわれわれの声」
10/4 ビルマの圧殺・独裁政権の嘘と「僧侶狩り」続く
10/3 ヤンゴンで恐怖の人間狩り・取引停止へ動くEU
10/2 ビルマの殺戮・数千人の僧侶を焼き殺す弾圧
10/1 黙殺するな!消えた六千人の僧侶、大虐殺か?
9/30 許すな末世の法、ミャンマー軍事独裁政権の圧殺
9/29 国連特使、ミャンマーでスーチーさんと初会見


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中東のパワーラビリンス 特集 | イラク戦争 関連記事特集 | 次世代冷戦時代 特集
グローバルウォー 特集 | テロ戦争とスパイ陰謀 特集 | 安倍首相辞任と総裁選 特集

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by ysbee-2 | 2007-10-10 13:24 | ビルマの赤い川革命

ビルマの声はなぜ我々の声なのか

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 ||| 米流時評:ビルマの声は我々の声 |||
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米流時評アピール:「ビルマの声はなぜ我々の声なのか」

d0123476_3532373.jpgかつて国連は、世界平和のシンボルであった。第二次大戦後の戦勝国のルールで補強されたコンセプトではあったが、ヒットラーのような独裁者の出現を2度と許さないという一点では、誰も異存なくその方針を支持したはずだった。国力の大小にかかわらず、全ての国が総会での議決投票権を持ち、少なくともそのシステム自体が「民主主義」を具現化したシンボルであったはずだった。

しかし昨今ではどうだろう。つい最近の世界各地での紛争を振り返ってみても、ダルフールの惨状に代表されるように、国連の介入が何のカンフル注射にさえもなっていない。国連が検討中ということで、むしろ他国の干渉を除外して独裁政権の簒奪をほしいままに黙認する「虐殺のグリーンゾーン」をつくってしまった。世界が期待した状況とはまったく逆の方向へ展開してしまったようだ。ダルフールの惨劇の責任の一部を、国連は世界に負っている。
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そこへきて、8月以来のビルマの惨劇である。すでに45年にもわたる独裁政権の圧政ではあるが、勇気ある僧侶と勇気づけられた一般市民の蜂起に、世界は惜しみなく声援を送った。軍政側には百の罪状はあっても、申し開きできる「近代国家の行政府としての義務」を何ら果たしてはいない。

まるで同じ時代に生きる我々が図らずも見殺しにしてきた醜悪な中世の簒奪政治を、目の当たりに突きつけられた思いだ。我々近代人が数百年の革命の世紀を経て獲得してきた「基本的人権」を、その核心から引き裂く暴行である。これは何も、ビルマの僧侶やミャンマー国民だけの問題ではない。タンシュウェ将軍の独裁政権は、世界中に住む我々の存在の根源である「基本的人権」を、真っ向から否定し、粉砕した。
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ならば、我々には逆襲の権利がある。彼らに「人間の尊厳」を教えてやろうではないか。宗教や人種を越えて我々人類を人類たらしめているもの、「あらゆる人間の存在を尊重すること」を、民主的・合法的・平和的な手段で訴えてやろうではないか。

88年の弾圧による3千人の大虐殺を追求もせず、現政権と外交関係を保った国家も、同罪である。ましてや、その独裁政権を支援し続けた日本政府も大いに恥じよ。虐殺の明らかになった現在でもなお、国連でのミャンマー制裁を阻止しようと奔走している中国とロシアは、世界の糾弾を浴びて目覚めるがよい。そして、恥も外聞もなく軍事政権のガキの使いに堕した、国連特使と事務総長は即刻辞任せよ。
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ビルマの人々の流した血を、無駄にしてはいけない。彼らは、今日われわれが享受している「自由で民主的な社会」の存在を、逆説的に証明してくれたのだから。われわれが彼らの主張を、さらに広汎にさらに深い声で伝えていくために、1日でもひとりでもよいから、彼らのとった行動に感銘し、ビルマの人民自らの手になる民主化を、応援する人間が増える事を願ってやまない。
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【米国時間 2007年10月5日『米流時評』ysbee 記 】

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by ysbee-2 | 2007-10-05 12:45 | ビルマの赤い川革命

ビルマの圧殺・捏造報道と「僧侶狩り」

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    ||| ビルマの圧殺・捏造報道と僧侶狩り |||
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  メディア報道を否定するミャンマー軍政、捏造情報をリリース
  ネットを切断し情報伝播を妨害、僧侶デモの指導者4名捜索中


ミャンマー・ヤンゴン(旧名ビルマ・ラングーン)発 |5日金曜(米国時間で4日木曜)ミャンマーの軍事政権は、先週ヤンゴン市内で繰り広げられた民主化運動のデモ参加者の逮捕について、「僧侶を数百人拉致しており、政府軍の警備隊はデモを主導した4人の僧侶を捜索している」と発表した。またミャンマー国営テレビでは「500名以上の僧侶が投獄されており、109名がいまだに尋問を受けている」と報道しており、市民から実際に海外へ報告されている数字の10分の1以下の内容を流している。
Myanmar Hunting for 4 Monks Who Led Protests
Junta offers talks, but opposition says conditions are 'just PR'
OCTOBER 4, 2007 | Associated Press — Yangon | Translation by ysbee
YANGON, Myanmar — Myanmar said Friday (Thursday in U.S. EST) it had detained hundreds of Buddhist monks during last week's bloody crackdown of pro-democracy protests, and that security forces were searching for four of the monks who led the demonstrations. Of more than 500 monks who were detained, 109 were still being questioned, the government said on state-run television.


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OCTOBER 4, 2007 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽園通信』デイリー版f0127501_6213945.jpg
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  R E U T E R S | BREAKING NEWS

ビルマの圧殺・軍政の捏造報道と「僧侶狩り」続く
米国時間 2007年10月4日 | AP通信/現地特派記者 | 訳『米流時評』ysbee


1. Opposition differs death count
d0123476_1421899.jpgThe junta on Sept. 26-27 crushed the demonstrations that began in mid-August, inspired largely by thousands of monks, who are revered in Myanmar, marching in the streets. The government says 10 people were killed in the crackdown but dissident groups put the death toll at more than 200.
政府発表死者数10名、反対派は200名を主張
8月中旬に始まった数千人の僧侶の抗議デモに触発されて一般市民も参加し十万人を超える大規模な反政府運動の高まりを見せた抗議運動は、9月の26・27日の両日ミャンマー軍事独裁政権政府軍の弾圧にあって、流血の惨事となった。この衝突に関して、政府側では制圧の際に10名が死亡と発表しているが、反政府側で死者を確認したデータでは、犠牲者の数は200名を下らないものとみている。
右の写真:インド・デリー市の抗議デモで「仏教のお坊さんを殺さないで」と訴えるヒンドゥー教の少女

2. 6,000 detained by 'systematic control'

The junta statement said security forces "systematically controlled" the latest protests, and searched 18 monasteries. Authorities initially detained 513 monks, one novice, 167 men and 30 women lay disciples, but most were released, state media said. It said "109 monks and nine men are still being questioned." On Thursday, state media has said nearly 2,100 people were detained in the crackdown, with almost 700 released. Dissident groups say about 6,000 people were detained, including thousands of monks.
システマティックな弾圧で6千人摘発
軍政側では、最後の抗議運動が行われた時点で治安部隊が「システマティックに制圧」し、衝突のあった夜中から翌日未明まで、ヤンゴン市内の18の僧院から逮捕者を摘発したと発表している。警察側では当初513名の僧侶と高僧1名、さらに男性167名、女性30名の一般市民も検挙したが、そのほとんどは釈放したと、国営放送は報道している。また「109名の僧侶と9名の一般市民男性はいまだに拘禁中」とも伝えている。しかし、先週木曜の時点では国営放送は「先週の摘発によって2100名が逮捕され、その後700名近くが釈放された」と報じていた。(今週の発表ではその1/4に縮小)さらに、反政府団体の内部情報では、実際にはおよそ6千名が逮捕連行され、そのうち僧侶は数千名にのぼっていると伝えている。
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3. Mostly junior monks took part in protests
State media said the government official told the senior monks that many junior monks and civilians took part in the protests at the instigation of “a political party, members of the 88 Generation Students and dissidents.” It did not name the political party, but it referred to Suu Kyi’s National League for Democracy. The 88 Generation Students is a dissident group, which takes its name from the last pro-democracy movement in 1988 that was crushed by the ruling generals. At least 3,000 people are believed to have been killed in that crackdown.
デモ参加者のほとんどは若い修行僧
ミャンマー国営放送の報道では、軍政の司令官は「反政府運動を起こした僧侶と一般市民のうち、若い年代は、民主化政党と「88 Generation Students and dissidents=88年反政府運動家学生世代」のメンバーに煽動されて抗議活動に加わったとみている」と、仏教界の高僧に対して語ったと伝えている。報道の中では特定政党の名前は出さなかったが、スーチー女史の率いる「NLD=民主化国民連盟」を指している事は明らかである。「88年学生世代」は反政府活動グループであり、その名称は、1988年に選挙結果を蹂躙して政権を奪った軍事政権の独裁者の暴政に反抗して立ち上がった、ビルマ最後の民主化運動の歴史的事実に由来する。
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4. Buddhist clergy still hold high regard
A government official met senior monks in Yangon on Friday and asked them to "expose four monks who are at large, who took the leading role in the protest, and the names of the four were given to senior clergy," the statement said. The announcement apparently was meant to show that the ruling generals still have high regard for the Buddhist clergy despite the crackdown that targeted the monks.
軍事独裁政権も仏教界を無視できず
現地時間で5日金曜、軍政高官はヤンゴン市内の高僧と公式に会見し「抗議運動で主導的役割を果たし逃亡中の4人の僧侶を、当局に差し出すよう依頼し、4人の層の名前は会見に臨んだ高僧に手渡された」と政府の声明で明らかにした。この声明は明らかに、軍政司令官たちが(ミャンマー国内で40万人を数える僧侶を擁する)仏教界の高僧に対して、僧侶をターゲットにした弾圧を行なったにもかかわらず、いまだにそれなりの敬意を払っていることの明かしでもある。
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5. Acting U.S. Ambassador decries
In a rare meeting, acting U.S. Ambassador Shari Villarosa, a vocal critic of the crackdown, told Deputy Foreign Minister Maung Myint that Myanmar must end its violent suppression of peaceful demonstrators. "It was not a terribly edifying meeting," State Department spokesman Sean McCormack said in D.C. "What she heard in private was not very different than we hear publicly from the government."
現地の米外交官、即時釈放を要求
今回の軍政首脳部と仏教界高僧との非常に稀な会談に際して、同席した米国の実質的大使で(アメリカはビルマとの正式外交関係を結んでいない)、政府弾圧への手厳しい批判で知られるシャリ・ヴィラローザ女史は、ミャンマー軍政の副外相マウンミイン司令官に対して「政府は平和的なデモの参加者への暴力的弾圧に終止符を打たなくてはいけない」と訴えた。
この会談に関して、ワシントンの国務省(日本の外務省に相当)のスポークスマンであるショーン・マコーミック広報官は、次のような米国側の見解を示した。「会談は決して高圧的なものではなかったと聞いている。ヴィラローザ領事が会談で個人的な見解として聞いた範囲でも、我々がミャンマー政府から公表された声明として把握している内容と、大して相違はなかったようです」
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29日未明に軍事政権の治安部隊が出動してデモ参加者の一斉摘発を行ない、僧侶を一人残らず連行した僧院の入口

6. Junta denied killing monks

The official also told the monks that nonreligious material was seized from the monastery, including pornographic videos, literature belonging to Suu Kyi's party, headbands printed with a Nazi swastika or a U.S. flag. The official denied foreign media reports that monks were killed and injured in the crackdown, the statement said. It said the body found floating in Pazundaung Creek in eastern Yangon last week was not that of a monk, as reported by a dissident group, but of a man "with a piece of saffron robe tied round the neck." It blamed "internal and external destructive elements of inciting the monks who could tarnish the honor of the religion."
政府側「僧侶殺し」否定し外国メディア非難
また政府側では、会見した高僧に対して「スーチー女史の政党の物と思われるアダルトビデオやポルノ小説、ナチの鍵十字や星条旗がプリントされたハチマキなどが、僧院から押収した反宗教的な物の中に含まれていた」とも伝え、「デモ制圧の際に僧侶が殺されたり怪我をしたという外国メディアの報道内容を否定する」という公式声明が明らかにされた。
また、先週反政府団体によってネット上で世界に公開された、ヤンゴン市東部のパズンダウン渓流の水面に浮いているのを発見された死体は、政府側の説明では「僧侶ではなく、首の回りにサフラン色の衣服の切れ端を巻き付けた平民男性にすぎない」と主張し、さらに続けて「仏教の崇高な尊厳に泥を塗るような僧侶たちが陥っている、精神的身体的堕落の要素を排斥しなければいけない」という反対派への攻撃で終始した。
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7. Blocking Internet, violation of citizens’ right
Hamadoun Toure, secretary-general of the International Telecommunication Union, the U.N. telecoms agency, said the government’s decision to block Internet access violated its citizens’ right to communicate. Secure access to the Internet is a basic human freedom that “needs to be preserved, no matter what,” Toure said.
「ネット遮断は基本的人権の自由の侵害」
国連のテレコミュニケーション機関であるITU(International Telecommunication Union=国際テレコミュニケーション・ユニオン)の事務総長を務めるハマドゥン・トゥーレ氏は、ミャンマーの軍政府が国内のインターネットのアクセスを遮断するよう決定を下したのは、人民の「交信の自由」の権利を蹂躙するものである、という抗議文を発表した。インターネットへのアクセスは、基本的人権の自由の権利のひとつであり、「いかなる理由であれ守られる必要がある」とトゥーレ氏は明言している。
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【米国時間 2007年10月4日 訳『米流時評』ysbee】

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10/4 ビルマの圧殺・独裁政権の嘘と「僧侶狩り」続く
10/3 ヤンゴンで恐怖の人間狩り・取引停止へ動くEU
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10/1 黙殺するな!消えた六千人の僧侶、大虐殺か?
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by ysbee-2 | 2007-10-04 14:45 | ビルマの赤い川革命

ヤンゴンで恐怖の人間狩り・EUミャンマーを取引停止処分

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    ||| ミャンマー政府軍恐怖の人間狩り |||
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国連特使離陸直後から、徹夜でヤンゴン市内のデモ参加者を強制連行
EU が貿易取引停止決議、米豪は国連へ非難決議案提出、中露は傍観


ミャンマー・ヤンゴン(旧名ビルマ・ラングーン)発 |ミャンマーの軍事独裁政権は現地時間で3日水曜、国連からの特使がヤンゴンを離れた後、市内全域で再びデモ参加者の摘発を開始し、それまで以上の市民を逮捕連行した。国連の特使は、国際的な非難の嵐を巻き起こした、政府軍のデモ参加者に対する暴虐な弾圧を終わらせようという試みで、同国を訪れていたものである。
しかし、特使の帰国後に再開した新たな摘発では、ヤンゴン市の中心部から少なくとも8台の大型トラックに逮捕者を満載して連れ去った。ビルマ最大の都市ヤンゴン市では、数十年にわたる軍事独裁政権の圧政と深刻化する物価高に抗議して、現地の僧侶が先導となった抗議デモが先週展開され、世界から抗議の声を集めた焦点となった場所である。

Progress in the Desperate Oppression
Myanmar junta arrests more people overnight after envoy's departure
OCTOBER 3, 2007 EST | By Aung Hla Tun / REUTERS | Translation by ysbee
YANGON, Myanmar — Myanmar's junta arrested more people on Wednesday, hours after the departure of a U.N. envoy who came to the country to try to end a ruthless crackdown on protests that has sparked international outrage. At least eight truckloads of prisoners were hauled out of central Yangon, the former Burma's biggest city and focus of last week's monk-led protests against decades of military rule and deepening economic hardship, witnesses said.


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OCTOBER 3, 2007 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽園通信』デイリー版f0127501_6213945.jpg
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  R E U T E R S | BREAKING NEWS

加圧する軍事政権の弾圧 EUが主要貿易取引停止決議
米国時間 2007年10月3日 | アウン・ラトゥン記者/ロイター通信 | 訳『米流時評』ysbee


1. Hunting down the dissidents
d0123476_946892.jpgIn one house near the Shwedagon Pagoda, the holiest shrine in the Buddhist nation and starting point for the rallies, only a 13-year-old girl remained. Her parents were taken, she said. "They warned us not to run away as they might be back," she said after people from rows of shophouses were ordered into the street in the middle of the night. Many were detained.
夜を徹して反政府派の人間狩り
ヤンゴン市中央にある名高いシュウェダゴン・パゴダは、先週のデモの出発点ともなった場所である。この寺院に近い一件の民家には13才の少女がたったひとり取り残されていた。彼女の両親は政府軍に連れ去られたと彼女は語る。「家から逃げるな、逃げたら戻ってきて捕まえると兵士が言った」彼女の話では兵士たちは夜中にやってきて、その通りに面した商店から軒並み家人を叩き起こし通りに整列させた。そしてその多くは連行されたのだと言う。国連開発基金の現地スタッフと彼女の夫、義理の弟の3人も、水曜の明け方ミャンマー警備軍の一斉摘発にあって逮捕連行された。国連では、ミャンマーに対して彼女を釈放するよう要請している。

2. No progress by UN envoy's talk
The crackdown continued despite some hopes of progress by U.N. envoy Ibrahim Gambari on his mission to persuade junta chief Than Shwe to relax his grip and open talks with detained opposition leader Aung San Suu Kyi, whom Gambari met twice. The envoy was in Singapore on his way back to New York but is unlikely to say anything publicly before briefing U.N. Secretary-General Ban Ki-moon.
徒労に終わった国連特使
軍事政権の独裁者タン・シュウェ将軍の過酷な弾圧を緩めるよう説得するため、また反対派民主化運動のリーダーであるアウンサン・スーチー女史との初会談を持つために、国連から特命を受けて派遣されたイブラヒム・ガンバリ特使は、ミャンマー政府と民衆双方の代表との話し合いを進めたものの、政府軍の弾圧検挙は継続して強行された。会談を終えた特使は、ニューヨークの国連本部でバンキムン事務総長へ交渉の報告に戻る途中シンガポールへ立ち寄ったが、空港での報道陣の質問には一切答えなかった。氏は11月初旬にミャンマーを再度訪問する予定だと、国連の消息筋は語っている。
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3. No change in brutal oppression
Gambari was expected to return to Myanmar in early November, UN sources said. But there were no signs how his mission and international pressure might change the policies of a junta which seldom heeds outside pressure, has endured years of sanctions by Western governments and rarely admits UN officials.
国外の批判まったく効果なし
しかしながら、弾圧を緩和するという目的の特使派遣も国際的圧力も、ミャンマーの軍事独裁政権の政策に対しては、いかなる変化の兆候ももたらさなかったようである。独裁者シュウェが圧倒的権力を行使するミャンマー政権にあっては、たび重なる国外からの干渉は一切受け入れず、西欧諸国の経済制裁もものともせず何年も過ごしてきており、国連から派遣された代表に入国を認めるのも稀な状態であった。
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4. 'Democracy' of their own
"I don't expect much to come of this. I think the top leadership is so entrenched in their views that it's not going to help," said David Steinberg, a Myanmar expert at Georgetown University in Washington. "They will say they are on the road to democracy and so what do you want anyway?" he added, referring to the junta's "seven-step road to democracy." The first of the seven steps was completed in September with the end of an on-off, 14-year national convention which produced guidelines for a constitution that critics say will entrench military rule and exclude Suu Kyi from office.
独裁軍事政権流の「民主主義」?
「こういう結末になるとはうすうす判っていたので、余り期待していなかった。ミャンマーの独裁者たちは、何の進化もない自分たちの考えに凝り固まっていると思いますよ」こう論評するのは、ワシントンのジョージタウン大学のミャンマー問題の専門家、デーヴィッド・スタインバーグ氏である。
「彼らにしてみたら、きっと彼らなりの民主化の道程にあると言うでしょう。そういう連中にいったい何を求めるというのですか?」
軍事政権の唱える「民主化への7段階」を引き合いに出して、氏はまたこう付け加えた。
「7段階の最初のステップは、先月14年間にわたってもめてきた憲法草案の議会通過でクリアされました。その内容と言えば、軍事政権の独裁を恒常的にして、政府からスーチー女史の存在を締め出す規定にすぎないのですから」
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5. 'Reported atrocities was a skyful of lies'?
The protests — the biggest challenge to the junta since it killed an estimated 3,000 people while crushing an uprising in 1988 — began with small marches against fuel price rises in August and swelled after troops fired over the heads of monks. The junta says the instability was met with "the least force possible" and that Yangon and other cities had returned to normal. It says 10 people were killed and describes reports of much higher tolls and atrocities as a "skyful of lies."
報道された虐殺を「天をも欺く嘘」と否定
先月の一連の抗議運動は、1988年の民衆蜂起に対して下された弾圧で3千名の命が奪われて以来、ミャンマー軍事政権にとっては最大の挑戦であった。
そもそもの発端は、8月に石油価格が一挙に従来の5倍に値上げされた時点から始まり、政府軍が僧侶の頭上へ発砲するまで、民衆の潮流のような高まりを見せた。軍政側では「争乱は『必要最小限の兵力』で鎮圧され、ヤンゴンや他の主要都市は正常に戻った」と発表した。また当局からの発表では、死者は10名となっており、現地市民の主張する(情報サイトやブログを経由して世界に報道された)それをはるかに上回る犠牲者の数や凄惨な虐殺を「天をも欺く嘘」と否定している。
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6. Opposite responses from West vs China, Russia
Mitch McConnell, the Republican leader in the U.S. Senate, said Washington and its allies must continue to press other members of the U.N. Security Council for "a strong resolution against the Burmese regime." Australian Foreign Minister Alexander Downer agreed with other Western governments that the real figure was higher.
米国・ヨーロッパ・豪は強硬制裁案で一致
米国議会上院のミッチ・マッコネル共和党代表は(すでにミャンマー非難決議に同意を示す)米国および友好国は、国連安保理事会の他のメンバー国にむけても「ビルマ政権に対する強固な制裁案」を批准するよう、継続して推進して行くと表明した。またオーストラリアのアレクサンダー・ダウナー外相は、他の西欧諸国の主張に同調し、実際の犠牲者の数はミャンマー政府の発表よりもずっと多いものとみている。
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7. Opposition from China, Russia
China, the closest the junta has to an ally, has made rare public calls for restraint but rules out supporting any U.N. sanctions against Myanmar. Singapore, the current chair of the Association of South East Asian Nations (ASEAN) of which Myanmar is a member, said it "was encouraged by the access and cooperation given by the Myanmar government to Mr Gambari." Russia, like China a veto-wielding member of the Security Council, also opposes sanctions.
中国・ロシアは拒否権発動
一方軍事政権にもっとも友好的な中国は、滅多にない例ではあるがミャンマーとの取引自粛を呼びかけた。しかしミャンマーに対する国連の制裁案の採択に関しては例外視している。またASEANの議長国を務めるシンガポールでは、ミャンマーも加盟国に入っている背景もあり「ASEANとしてはミャンマー政府によって国連のガンバリ特使に開かれた交渉への窓口を評価する」という声明を発表している。
さらには、中国と同様ロシアもまた(ミャンマーへの経済制裁案に対して)国連安保理事会で否決権を行使している主要メンバー国のひとつである。
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8. EU toughens existing sanctions
In Brussels, EU ambassadors agreed to toughen existing sanctions against Myanmar and look at trade bans on its key timber, metals and gems sectors, officials and diplomats said. "There was full agreement on reinforcing existing measures," one diplomat said of the decision, which will be sent to EU foreign ministers for approval in mid-October. "On the second measures, a number of member states took the view it should be done only after further information was obtained, particularly on how they would affect the local population."
EU決議「経済制裁強化・主要品目の貿易禁止」
ブリュッセルにあるEUの本部では、ヨーロッパの各国代表が、すでに発効しているミャンマーに対する経済制裁をより強硬な案に進めることに合意した。またミャンマーの主要貿易品目である木材・金属・宝石のセクターでも取引停止を見込む貿易制限を検討中であると、メンバー及び各国代表は答えている。
「現行の制裁案を強化する天に関しては満場一致で可決しました。」この議案は10月中旬のEU外相会議で最終承認をみる予定であるが、外交官のひとりはその詳細について次のように補足した。「第2段階の方策としては、第一案に賛同した中でもかなりのメンバーが、経済制裁がミャンマーの国民自体にどのような影響をもたらすかをじっくり検討した上で、あらためて適応されるべきと考えます。」
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9. Some arrested were released
The junta appears to believe it has suppressed the uprising, with barricades around the Shwedagon and Sule pagodas lifted and an overnight curfew eased by two hours. Eighty monks and 149 women believed to be nuns swept up in widespread raids were released. Five local journalists, one working for Japan's Tokyo Shimbun newspaper, were also freed.
鎮圧後、逮捕者の一部を釈放
一方ヤンゴンでは、表向きは一応蜂起を鎮圧したようである。シュウェダゴンとスーレーの両寺院はバリケードで囲まれ、夜中に発令された戒厳令も2時間ほどで解かれた。またその夜の一斉摘発で逮捕連行された、僧侶80名と尼僧と思われる女性たち149名は釈放された模様である。地元で取材中に連行された日本の東京新聞の記者を含む5人のジャーナリストも、今日になって解放されたと伝えられる。
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10. 'Should not let this murderous regime get away'
A heavy armed presence remained on the streets of Yangon and Mandalay, the second city, witnesses said. The junta was also sending gangs through homes looking for monks in hiding, raids Western diplomats say are creating a climate of terror. "The international community should not let this murderous regime get away with their serial killings," Aung Din, director of the U.S. Campaign for Burma and an exiled leader of student protests in 1988, said in prepared remarks to the U.S. Senate Foreign Relations Committee.
「国際社会は虐殺を黙認するな」
ヤンゴンと第2の都市マンダレーの両市内とも、主要道路にはいまだにかなりの人数の軍隊が警備についていると、目撃者は外部へ伝えている。軍事政権側では、僧侶をかくまっている一般市民の住居にも、政府のやとった暴力団を送り込んで摘発を続けており、この影響で市民は恐慌をきたしていると、西側の一外交官が報告している。
「国際社会は、この虐殺の政府を大量殺人の罪から見逃してはいけない!」1988年の学生蜂起のリーダーで、米国に亡命している民主化団体「U.S. Campaign for Burma」の代表アウン・ディン氏は、米国議会上院へ提訴する要望書を準備していると、独裁政権と闘う決意を表明した。
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【米国時間 2007年10月3日 訳『米流時評』ysbee】

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by ysbee-2 | 2007-10-03 10:02 | ビルマの赤い川革命

許すな末世の法、ミャンマー軍事独裁政権の圧殺

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   ||| 許すな末世の法、軍事独裁政権の圧殺 |||
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  ジャーナリストを撃つな! もちろん無抵抗な市民も!!
  ミャンマー軍事独裁政権の卑劣な圧殺に抗議する!!!


d0123476_18552829.gif上の写真で右下に仰向けに倒れているのが、今回のデモ隊への発砲事件で殉職された長井健司さんです。ビデオや連続写真で見ると撃たれた直後であることが判ります。そのすぐそばを通り過ぎる人物はカーキ色の軍服らしき服装ですが、「ビーチサンダル」ばきであり、一般の兵士や警官とは異なる「民兵」的な服装で、さらには軍隊用のヘルメットをつけています。
このことから、このヘルメットの人物ふたりは軍事政権の秘密警察で、私服で群衆に紛れ込み、反対運動のリーダー、あるいは長井さんのようなプロ用のカメラを持ったジャーナリストを狙い撃ちしたのではないか、というのが私のこの写真からの推理です。国際法の法廷があるものなら、このふたりを罪のない一般市民を殺害した犯人として裁いてほしいと思います。この鉄則を忘れずに、「Don't Shoot the Messenger!」
  
【米国時間 2007年9月30日 『米流時評』ysbee記】
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十万人僧侶・民衆のミャンマー民主化デモに2万の武装兵士が出動弾圧

前回の記事より | アウン・サン・スーチー女史は、1991年度のノーベル平和賞受賞者で、民主主義を確立する反体制運動に献身して政府から禁固処分を受け、ミャンマーの民主化運動のシンボルとなっている人物である。彼女の率いるNLD(民主国民連盟党)は1990年の総選挙で圧勝している。またそれ以前の1988年にはさらに大規模な民主化運動を率いたが、このときに政府軍が機関銃とロケット砲で弾圧、3千名の一般市民が犠牲となった。
その結果軍首脳部が武力で実権を握り、NLDは政権の座につくことすら許されず、数多くの党員と指導者は投獄された。スーチー女史は過去18年間のうち12年を、政治活動への制裁として、軍閥政権によって自宅での幽閉状態を余儀なくされている。

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SEPTEMBER 30, 2007 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽園通信』デイリー版f0127501_6213945.jpg
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ASSOCIATED PRESS | BREAKING NEWS

許すな末世の法、ミャンマー軍事独裁政権の圧殺
米国東部時間 2007年9月30日午後1時30分 | AP通信/ニュース速報 | 訳『米流時評』ysbee


8. Troops swelling to 20,000
d0123476_17282444.jpgYANGON, Myanmar — On Sunday, the number of troops in Yangon, the largest city, swelled to about 20,000 after reinforcements arrived overnight, ensuring that almost all demonstrators would remain off the streets, an Asian diplomat said on condition of anonymity. “I think the chance of protesters coming to the road and mobilizing enough people to topple the junta is zero,” he said.
2万人に膨れ上がった鎮圧軍ミャンマー・ヤンゴン発 |30日日曜、ミャンマー最大の都市ヤンゴン市内には全国から徹夜で駆けつけた2万人あまりの軍隊がそこかしこにあふれ、いかなるデモであれ路上に出ることはほとんど不可能な厳戒態勢がとられた。匿名希望の一アジア国家の外交官は、この様子を見てこうもらした。「この具合ではたとえ誰かが通りに出て民衆をあおったところで、軍事政権を倒すのに必要な人数が集まる可能性はゼロだ」

9. 'Dhamma will finally win over evil'
A few monks were seen in a neighborhood on their customary morning round for alms. “We are not going to protest any more. Rather we will conduct peaceful protests. We Buddhists believe that dhamma (Buddha’s teachings) will finally win over evil,” said one monk. People suspected of leading or organizing the rallies continue to be arrested, the Asian diplomat said, estimating the total number could be as high as 1,000, including several prominent members of the NLD.
「正義は最後に悪に勝つ」
この朝市内では恒例の托鉢に出かける僧侶は、ごくわずかしか見かけられない。「われわれはもうこれ以上抗議にはでかけない。それよりもむしろ平和的なおとなしい抗議活動を展開します。われわれ仏教徒は、「Dhamma=仏の教え/徳」こそが、最後には必ず悪に対して打ち克つだろうと信じていますから」僧侶のひとりはこう語った。
一方、抗議デモを主導したり組織したりした者に対しては、引き続いて逮捕の手が伸びている。先述のあるアジアの外交官は、ちょっと見積もっただけでも千人は下らないだろうと推測するが、その中には数名のNLDの党員も混じっている。
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10. Overflowed from over-crowded prison
They joined an estimated 1,100 other political detainees who have languished in jails since before the current turmoil began Aug. 19 with protests against fuel price increases. With the main prison overcrowded, people are now being detained in university buildings and educational institutes, he said.
留置所満員で逮捕者を大学に拘置
ヤンゴン(ラングーン)市内の留置所には、すでに1100名もの政治犯がとらわれの身となっており、その多くが8月の19日に石油価格上昇に抗議した罪で拘留されている。主要な監獄もすでに定員オーバーの有様なので、現在では新たな逮捕者は、大学構内やその他の教育機関を臨時の拘置所に転換した形で入れられている、ともその外交官は語っていた。
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26日ヤンゴン市内の大通りを埋め尽くした10万人を越える大規模な僧侶と一般市民のデモ隊を見守り応援する観衆

11. Arrested by possessing camera

Monks and residents spoke on condition of anonymity fearing reprisals. "We apologize to foreigners for feeling unsafe ... People in this country are very nice and gentle, but the soldiers are very rough," said one resident. A resident who identified himself as Ko Hla wrote on his Internet blog that troops in downtown Yangon were searching every bag. "If someone got caught with a camera in it, they would arrest him. They arrested anyone that they suspect," he wrote.
報道弾圧か、カメラ所持だけで逮捕
抗議運動に参加した僧侶や住民は、名前を伏せながらも、政府の弾圧の復讐に対して恐怖を抱いていると打ち明けた。またある住民は次のように詫びた。「ミャンマーにいらっしゃる外国人の方々を不安に思わせた件に関して、深くお詫びします..... この国のひとびとは、とても善良で優しいのですが、兵士はいささか乱暴です。」
また、コ・フラと名乗るヤンゴン市民は、ネット上の自分のブログでこう書いている。「ヤンゴンの中心街では、軍隊が通行人のバッグを片っ端から開けてチェックしている。もし誰かのバッグにカメラが入っていたら、兵士は即座にその持ち主を逮捕連行している」
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米国のニュースサイトも先週の僧侶デモ以来連日トップ記事扱いで大々的に報道 特に死者が出た後は世論も高潮

12. Looming criticism globally

The crackdown has triggered unprecedented criticism of Myanmar’s generals from almost every corner of the world — even some from China, the country’s chief trading partner, which urged the ruling junta to “exercise restraint and use peaceful means to restore its stability as soon as possible.”
弾圧に世界から高まる非難の声
今回の平和的抗議運動に対して軍事独裁政権がとった武力での弾圧は、世界中のありとあらゆる街角から、ミャンマーの独裁者に対するかつてない非難の渦を巻き起こした。ミャンマーの主要輸出入国家である隣国の中国からでさえわき上がっており、その主旨は、軍事独裁政権に対して「できるだけ早急に社会の安定を回復するために、弾圧を控え平和的手段(話し合い)をとるべきだ」と訴える内容がほとんどである。
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ミャンマーの悪名高い弾圧はアジア各国でも非難の声を巻き起こした マニラでの独裁者シュウェへの抗議デモ

13. Response from China, India and Russia

But China, India and Russia do not seem prepared to go beyond words in dealing with the junta, ruling out sanctions as they jostle for a chance to get at Myanmar’s bountiful and largely untapped natural resources, especially its oil and gas.
中国・インド・ロシアのソフトな対応
しかし、中国とインド、ロシアの3国は、現軍事政権と交渉するにあたって、あたりさわりのない言葉を交わす以上の特別な措置は、とる準備ができていないように見える。ミャンマーの豊かな、大部分が手つかずの天然資源、その中でも特に石油とガスに対して手を延ばそうと、経済制裁を度外視して、虎視眈々とチャンスを伺っているからだ。
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ビルマ/ミャンマーと中共の国境 ミャンマーは中国が石油交易のインド洋と直結するための重要なルート

14. Strong sympathy from Catholics in Myanmar

Pope Benedict XVI joined world leaders in expressing serious concern about the situation in Myanmar. About 1 percent of the country's 54 million people are Catholics. Another 3 percent belong to other Christian denominations.
ミャンマーのカトリック教徒も同情
ヨーロッパではローマ法王ベネディクト16世が、世界の首脳に交じって、ミャンマーの紛争に対して極めて遺憾に思っていると表明した。ちなみにミャンマーにおけるカトリック信者は、全人口5400万人のうちわずか1%程度に過ぎない。また他の3%はキリスト教の異なる宗派に属している。(それでも深い同情の念を表さずにはいられないようだ)
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ミャンマー民主化運動のシンボル、スーチー女史の解放を訴える香港の夜間緊急抗議集会で献灯に参加する市民

15. Pope expresses a serious concern

"I want to express my spiritual closeness to the dear population in this moment of the very painful trial it is going through," he said. Worshippers at Yangon's Catholic churches read posted bulletins from its hierarchy stating that priests, brothers and nuns were not to become involved in the monthlong protests, but that lay Catholics could act as they saw fit.
ローマ法王も深刻な状況を危惧
「私は、ただ今こうして非常に苦しい試練の時を過ごしているあの国のみなさんと、精神的にはすぐそばにいるのだということを言葉にして伝えたい」と法王はメッセージを発した。この声明は、ヤンゴン市内のカトリック教会の信者たちによって読み上げられたが、その中で法王は「カトリックの神父も尼僧も信者も、すでにひと月近い抗議行動に巻き込まれることのないように、しかしカトリック本山は時宜を見て、それなりの対処をするであろう」という対応を表明していた。 [了]

【米国時間 2007年9月30日 訳『米流時評』ysbee】

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「中東核戦争」の記事を連載で掲載しております。なにぶん事態が極めて流動的であり参考記事も膨大なため、掲出順序やタイトルの変更もありますので、よろしくご了承ください。

||| 中東核戦争 特集記事 |||
d0123476_8345660.jpg序 章 中東核戦争前夜?急浮上するシリア対イスラエル核紛争
第1章 戦争挑発行為?イスラエル爆撃機のシリア領空侵犯
第2章 シリア対イスラエル 中東核戦争の危機は本物か
第3章 新・ジェリコの闘い イランのミサイル報復作戦
第4章 核のターゲットは駐留米軍 国連とEUの経済制裁
第5章 消された記事『中東代理戦争・シリアvsイスラエル』
第6章 囁かれる中東核戦争
   中東核戦争6.1 ホワイトハウスのウォーゲーム
   中東核戦争6.2 2008年核戦争の冬・チェニーのウォープラン
   中東核戦争6.3 復讐の世紀・中東戦争「核のアルマゲドン」
   中東核戦争6.4 暴かれた大謀略・イスラエルとネオコンの中東核の戦略
第7章 驚愕!原爆搭載機B-52飛行事件は米空軍内のクーデターか?
第8章 ラマダンとヨムキッパー 沈黙の壁を崩したネタニヤフ
第9章 新冷戦中東編 モサドとCIAのニューインテリジェンスウォー


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先々回の回答: この場所はヨルダンの古代遺跡ペトラの石窟寺院です。屋根に登った人物との対比でその壮大さが伺えます。写真は愛読書の『National Geographic』のサイトで毎日連載しているフリーダウンロード素材です。


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