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タグ:核施設 ( 5 ) タグの人気記事

衛星写真で発覚!パキスタン・クシャブの新しい核施設

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  ||| パキスタンの新しい核施設発覚! |||

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  衛星写真で発覚した、パキスタン中部クシャブ核施設の急速な開発・建設
  米国の軍事援助資金を、新しい核施設2棟の建設費に流用した疑惑が浮上

d0123476_3532373.jpgもしここに瀕死の病人がいて、薬を買うからお恵みを、と乞われ、大金を渡したとする。そして、もしその瀕死の病人が、その金で薬を買わずに、以前の常習をひきずって麻薬を買っていたとしたら、あなたならどう反応するだろうか?

パキスタンの核開発、いや「核兵器開発」問題は、わかりやすく平たく言ってしまうと、そういう状況のようだ。つまりタリバン勢力掃討を目的として、米国が国費からパキスタンに「注入」していた数十億ドルの軍事援助資金が、パキスタンの核兵器燃料製造施設の建造費に回されていた……
当然、米国は政府も国民も怒り心頭である。(ただしチェニー以下ネオコンは、怒ったかどうか怪しい。周知の事実だったかも知れない。)
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今回のスクープ記事は、国際的な陰謀の真相追求では私がもっとも信頼をおいているinvestigative journalists のひとり、ロバート・ウィンドレムの手になるもの。彼がMSNBC.comのサイト記事で暴露したのが、5月11日。奇しくもパキスタン政府軍のスワット谷攻撃/百万人難民と重なってしまい、紹介が遅れてしまった。

そうこうしているうちに、ニューヨーク・タイムズ紙が、資金流用の方に比重をかけた記事を公開したのが、その1週間後の18日。しかし、ウィンドレム氏の名誉のために明記しておくが、NYタイムズは、氏のスクープ記事がサイトに出た後からの現地パキスタン支局とペンタゴンデスクとの後追い取材であり、オリジンはウィンドレム氏の炯眼と執拗な真実追求のペンにあることを、あらためて証言しておく。

彼は長年、古巣のNBCニュースで「Investigative Unit=真相追求特捜班」を編成し、そのチーフとして米国内だけでなく国際的陰謀や犯罪の真相を暴露してきた、真相追求ジャーナリズムの老練のサムライである。米流時評でも、これは!と思えるスクープのたびに、紹介してきた常連でもある。しかし現在はネットメディアのデイリー・ビーストに移籍。その理由は不明だが、NBCのトップからなにがしかの制約が出たためではないかと思われる。
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その彼が、宿敵ともいえる核の父カーン博士と ISI の本拠地パキスタンの核兵器開発の疑惑を掘り起こした。下手をするとオサマ・ビンラディンやアル・ザワヒリのアルカイダとも連動しているかもしれない構図である。9/11疑惑まで絡んでくる。

アルカイダと9/11の真相を探るためにパキスタンへ潜入して、無惨にも斬首されてしまった、ウォールストリートジャーナル紙の故ダニエル・パール記者のように、暗殺を日常茶飯事とする闇の勢力に狙われて犠牲とならない事を、心から祈る。

【米国時間2009年5月15日『米流時評』ysbee】

||| 米流時評 ||| アルカイダと核のテロ 2007年記事リスト
【アルカイダ2.0 核のテロ】 By サミ・ユサフザイ/ロン・モロー
07/07/22 アルカイダ2.0 タリバンの逆襲
07/07/23 アルカイダ2.0 核目的のパキスタン戦略
【ドバイ-パキスタン 核コネクション】 By ロバート・ウィンドレム
07/11/01 カーン博士のグローバルな核のブラックマーケット
07/11/02 英米 > ドバイ > パキスタン > リビア の核密輸ルート
07/11/03 グローバルな核の時代を許した恐怖の構図
07/11/04 北朝鮮とイランの核所有はカーン発ドバイ経由
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MAY 15, 2009 | 『米 流 時 評』 |  時事評論ブログ雑誌・デイリー版  2009年5月15日号
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   M S N B C . C O M | A N A L Y S I S
スクープ!衛星写真で発覚した、パキスタンのクシャブ核兵器燃料施設建設
米国時間 2009年5月12日 | ロバート・ウィンドレム特別レポート | 訳『米流時評』ysbee

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Pakistan Expanding Its Nuclear Capability
Internal struggle, construction of two reactors raise concern about arsenal
MAY 12, 2009 | By Robert Windrem — NBC News | Translation by ysbee

1. The most dangerous state of the nation
PAKISTAN NUKE ANALYSIS — On the dusty plain 110 miles southwest of Islamabad, not far from an area controlled by the Taliban, two large new structures are rising, structures that in light of Pakistan’s internal troubles must be considered ominous for the stability of South Asia and, for that matter, the world.
もっとも危険な国パキスタン
パキスタンの首都イスラマバードから180キロほど南下した地域には、茫漠とした荒野が広がっている。この一帯は、タリバンの武装勢力が統治するスワット渓谷地帯から、そう遠くはない。
その荒野の真ん中に突如屹立(きつりつ)する、真新しい2つの建物。パキスタンの内紛を懸念する向きにとって、この施設は「南アジアの安定を脅かす脅威」以外の何者でもない。すなわち同じ意味合いで、世界平和に対する脅威となる危険性を秘めている。

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パキスタンの北部、スワット谷の東にある首都イスラマバードから180キロほど南下したクシャブの核燃料施設

2. Two plutonium production reactors

Without any public U.S. reproach, Pakistan is building two of the developing world’s largest plutonium production reactors, which experts say could lead to improvements in the quantity and quality of the country’s nuclear arsenal, now estimated at 60 to 80 weapons. What makes the project even more threatening is that it is unique.
プルトニウム製造燃料炉2基の存在確認
米国に対して一切公けに知らされる事もなく、パキスタンは発展途上国の中では世界最大の、プルトニウム製造燃料炉を2基も、秘密裏に建造していたのである。
この施設建造に関して、核開発研究の専門家は、現時点で60〜80発あると推測されているパキスタンの核兵器保有に、さらに質量ともに飛躍的増加を可能にする施設と捉えている。この新しい核兵器開発・施設建造計画の特徴は、そのキャパシティを知れば戦慄に値するものである。
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パキスタン北西部スワット谷で、タリバンに襲撃され焼き討ちされた中央政府の警察署 公務員は真っ先に襲撃される

3. Rushing to build up nuke forces

“Pakistan is really the only country rapidly building up its nuclear forces,” says a U.S. intelligence official, who spoke on condition of anonymity because of the classified nature of the issue, noting that the nations that first developed nuclear weapons are now reducing their arsenals.
核軍備増強への危険な傾斜
「パキスタンは、現今の世界で核兵器の軍事力を急激に増強している唯一の国だ。」
各国の核軍備に詳しい米国諜報機関の一高官は、こう指摘する。(国家諜報の極秘事項という問題のため、この件に関しては匿名と言う条件の下に発言の掲載を了解済み)
(米・露・仏・英・中国・インドなど)当初核兵器を開発した各国は、現在ではすでに核軍備縮小の段階に入ってからかなりの年月が経っている。
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スワット谷住民の大多数を占めるクルマも持たず鉄道もない辺境の農民は、着の身着のままバスやトラックで脱出

4. Khushab’s director met with bin Laden before 9/11

Moreover, he and other U.S. officials say, there long have been concerns about those who run the facility where the reactors are being built near the town of Khushab. They note that a month before the Sept. 11 terrorist attacks, Khushab’s former director met with Osama bin Laden and his deputy, Ayman al-Zawahiri, and offered a nuclear weapons tutorial around an Afghanistan campfire.
9/11直前にビンラディンと密会したクシャブ核施設管理者
しかし、そうした指摘以上に、この高官をはじめとする米国の諜報機関関係者が長いあいだ心配してきた一点は、クシャブの町近郊で建設中のこの核燃料施設を、いったい誰が運営しているのか?という疑問である。それというのも、彼らの記録にある事実では:
9/11テロ攻撃のひと月前に、パキスタン政府クシャブ核施設の前所長が、アルカイダの首領オサマ・ビンラディンと、副首領のアイマン・アルザワヒリと会っていたこと。そして何を話し合ったかと言えば、この所長は当時アフガニスタンの国境地帯にあったアルカイダの軍事教練基地で、核兵器に関する講習実施を申し出ていた、という事実が明らかにされている。
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スワット谷タリバンの拠点ブネールから中央政府支配のマラダンへ住民が避難し、すでに150万人の国内難民が発生

5. Dangers posed by the Pakistani nuke program

Then there are the billions in U.S. economic and military aid that have permitted Pakistan’s military to divert resources to nuclear and other weapons projects. Bottom line: Khushab exemplifies all of the dangers posed by the Pakistani nuclear weapons program.
パキスタン核開発とアルカイダの危険な関係
しかも、アルカイダとタリバンに対する9/11の復讐戦として始まったテロ戦争がその後に続き、パキスタンに対して、テロリストグループ掃討戦力の一翼を担うよう要求した米国は、軍事力増強の援助資金として十億ドル以上を供与してきた。
この資金がパキスタンの軍部へ渡ったのは事実だが、(ブッシュ政権は資金投下に際して、与えっぱなしで追跡監査機能を条件付けしなかったばかりに)その後の資金流用ルートとして、核兵器や他の軍事力増強の財源として使われる結果を招いてしまった。
Bottom line/結論:クシャブ核施設は、パキスタンの核兵器開発計画がもたらす危険性の全てを例証している。

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今回の政府軍の本格的なタリバン掃討作戦で、スワット谷から150万人が脱出し難民化したが、イスラム原理主義者が難民救済の募金活動を始めたりして、中央政府の株はますます下がってもいる。写真はディール地方南部の募金風景。

6. First new reactor near completion

In the past several months, satellite imagery shows the first of these new reactors at Khushab nearing completion while the second is in final stages of external construction. Operations at the first may begin soon, while the second is four or five years from operation.
完成間近の新しいクシャブ核施設
過去数ヶ月の間に、探査衛星が撮影したクシャブ近郊の核施設の敷地には、新たにこれら2基の核燃料炉棟が建設されているのが観察されていた。そのうちの1棟は、外観からほぼ完成に近く、もう1棟は矩体建築の最終工程であることがわかる。核施設の専門家の分析では、この過程を見るかぎり、内部の核燃料炉の始動はまもなく開始されるものと予測され、2基目に関しては作動まで4〜5年を要するものと観測されている。   ▶ 次号へ続く

【 米国時間 2009年5月15日 『米流時評』ysbee訳 】
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先週16日スワット谷に近い北部の都市ペシャワールのネットカフェに自動車爆破テロが突撃、爆破で市民11人が死亡

d0123476_17133139.jpg◀ 次号「警告!世界で一番危険な国パキスタンの水爆開発」
▶ 前号「アメリカの夜と霧・9/11とイラク戦争のパンドラの箱」
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by ysbee-2 | 2009-05-15 11:04 | アルカイダ2.0核のテロ

四川省の地下核施設爆発と放射能汚染

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  ||| 四川省 地下核施設爆発と放射能汚染 |||

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四川省震源地で大量のコンクリート噴出、地下核兵器施設の爆発か?
映秀と旋口付近での爆発を目撃者が証言 核漏れを隠蔽する中国当局


d0123476_18552829.gif今回は6月3日に『陳さんのWorld View』を始めとする数多くのブログで紹介された『大紀元』の記事の転載である。この震源地付近の目撃者の証言が真実であれば、やはり四川省の地下核施設で爆発が起きた事実は否めない。中国政府がこうした一連の事実を否定するならば、とうの昔に無事だったはずの核施設を写した映像を流すはずだろう。すでに核物質の喪失を発表しているくらいであるから、現実には核施設にいったいどれほどの被害を被ったのか、想像の余地がない。一日でも、一刻でも早く IAEAなり核保安の国際機関が調査に向かってほしい。ことは、東アジア全域の核汚染なのだから。

【米国時間2008年6月4日『米流時評』ysbee 記】
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JUNE 4, 2008 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽園通信』デイリー版f0127501_6213945.jpg
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 j p . e p o c h t i m e s . c o m

四川省の震源地で大量のコンクリート噴出、地下核施設の爆発か
2008年6月3日午前8時22分 | 大紀元日本 | 記者・呉偉林、翻訳・編集/叶子

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震源地で地下核施設爆発か | 大紀元日本 6月3日の報道より
四川大地震の震源地付近の山で、地下からコンクリートの塊が大量に噴出した。専門家は、地下で核施設の爆発の可能性を示唆した。

中国メディアの中国新聞社の5月31日報道によると、震源地付近の映秀鎮と旋口鎮の境目にある山の上り坂で、幅約1キロ、長さ約2キロの巨大な溝が地震後にできた。溝の底には直径20cmから50cmコンクリートの破片で埋め尽くされていた。現場には大きな建物がないため、これほど多くのコンクリートの破片の出所が問題になった。
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▲写真はBeichuan=北川県の地震前 (右・2006年) と地震後 (左・2008年5月14日) を比較した衛星写真。町の中央部が山の斜面からの土石流に埋没し消失したのが伺える。

現地の村民によると、5月12日地震発生当時、多くの村民は農作業をやっていた。突然地面と山が激しく揺れ始め、同時に凄まじい爆発音に伴い、付近の山頂に穴が開き、そこから歯磨き粉を絞り出すかのようにコンクリートの破片が噴出した。この様子は、約3分間続いたという。

中国新聞社が報道した噴出の時間と現象に基づいて、地下の火山爆発の可能性を排除できる。「核施設の爆発によって発生した強烈なエネルギーが地下建築物を砕き、その破片を地上に押し上げてきた可能性が高い」と専門家は分析している。国外の中国情報サイト博訊ネットも専門家の見解を引用し核爆発が発生したと伝え、コンクリートの破片は中国軍の地下軍事施設のものと報じた。
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被災地の目撃者の証言によれば、地震発生直後、汶川県の震源地から南西方面の山中に通じる主要道路は特殊部隊に封鎖され、半径数百キロ圏内が立ち入り禁止となった。また、山に入る大量の軍車両に、白い防護服を着た人の姿を目撃したとの証言もある。また、震源地付近の救援隊は、中国の軍部隊だけで、国外と民間の救助隊は現地に近づくのを禁止されていたという。

【大紀元日本 2008年6月3日】

▼写真は大紀元の記事にある映秀鎮とは別に、北川県で山腹から噴出した土石流のあと。岷江の取水口近辺の核施設とおぼしき建築物は跡形もなく瓦礫と化した。(クリックで拡大)
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四川大地震で懸念される核施設の実態=元中国核開発関係者
2008年5月28日午前8時03分 | 大紀元日本 | 寄稿・黄慈萍/米国在住物理学者

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四川省核施設の実態 | 大紀元日本 5月28日の報道より
中国環境保護部長の周生賢は先日、「今回の四川大地震で32個の放射源が埋もれたが、現在そのうちの30個が回収され、残りの2個はその位置が特定され、周辺に安全措置を取ったため問題ない」と発言したが、これを聞いてびっくりした。

かつて核開発の仕事に携わっていた経験から、中共政権が被災地で設置された核兵器と放射源を適切に対処することができるとは思っていない。今日になって中共政権はまた、「埋もれた放射源は50個あり、そのうちの35個が既に回収された」との修正報道を流した。これを聞いて、疑問が深まると同時に憤りも覚えた。被災地に設置された核施設について中共はよく知っているはずだが、この無責任な対応は被災地に絶滅的な災難をもたらすに違いない。
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インターネットからの情報によると、地震発生後数日経っても、軍事管制が敷かれた安県に自由に出入りすることができなかったという。地震直後、震源地から西と南方面の山に通ずる交通要路は特殊部隊によって厳戒態勢が敷かれた。さらに、山方面に走る軍の車の中に被爆防止作業着を着る兵士の姿が目撃された。

また中国核工業建設集団公司は、地震後、施工現場で6人の作業員は死亡し、施設に被害はなかったと公表した。しかし実際、プルトニウムと核弾頭を生産する821工場は甚大な被害を受け、6人死亡、11人負傷した。中国マスコミの報道によると、救助隊は放射を恐れず821工場の核施設の強固工事を行い、被害の拡大と環境汚染の防止に大きく貢献したという。しかし、救助隊員は工事前に核施設の怖さを知らされたのだろうか。
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60年代、毛沢東は第三次世界大戦が核戦争になると断言し、西南部に山々が連なり、戦争時の絶好な銃後であると判断し、重要な軍事施設を中国西南部に移動させた。そのため、軍事工業都市と位置づけられた綿陽市に核研究施設(通称二機部)と宇宙開発企業(通称七機部)と兵器工業部の企業(通称五機部)がある。地震後、前国家核安全局長で、環境保護部副部長の李幹傑は、幾つかの工場と施設を訪問したと報道された。その主な訪問先は以下である。

・核工業の中国核動力研究設計院(通称909所):夾江県に位置する。
・中国工程物理研究院(通称902所):中国核兵器研究基地。
 前身は西北核兵器研究設計院(国防第九研究院)であり、
 現在839核工業基地で研究開発を行っている。
・楽山核分裂研究院(通称585所):前身は長春503所であり、楽山県に位置する。
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・821場:四川省広元県西北部にある。
・白龍江核基地:核弾頭を生産し、中国最大の核反応炉を製造し、
 プルトニウムの主要生産メーカでもある。従業員は3万人。
・221場:中国初めての核兵器研究基地である。
     1964年初めての原子爆弾を開発した。
     1968年、青海省から四川省錦陽の西南物理研究院に移動した。
・525場:峨眉機器製造工場
・814場:中国の三番目の原子力生産企業で、重水工場でもある。従業員は4万人。
・816場:ばい陵核燃料部品工場。原子弾頭を製造。
・857場:四川省江油市に位置する。中性子爆弾を製造。
・四川宇宙開発技術研究院:中国宇宙開発科学技術集団公司に属し、
 宇宙開発製品の生産基地、兵器開発生産基地である。
・総装備部中国空気動力発展と研究センター:本部は錦陽市に位置し、
 各研究所は安県の各地に分散している。
周辺に甚大な被害を及ぼしかねない、これらの施設の被害状況と従業員の安否を公表してほしいものである。(※注:著者は魏京生基金会の事務局長。かつて中国で核開発の事業に携わっていた。)

【大紀元日本5月28日 翻訳/編集・高遠】
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水源汚染・疫病・核の放射能汚染……四川省北西部は中国の癌?
2008年5月27日午前8時20分 | 大紀元日本 | 寄稿・黄慈萍/米国在住物理学者

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核漏れを隠ぺいする中国当局 | 大紀元 5月27日の報道より
四川省大地震により、被災者は悲惨な生死の災難を経験した。中国共産党は地震予報を隠ぺいし、地震情報に関して当局がデマとする情報を打ち消した。地震後は被災地の水汚染、核漏えいの情報を打ち消し、放射能が漏れ出していることを否定した。しかし綿陽市の被災者・張さんは24日晩、記者に対し噂は根も葉もないうわさではなく、我々地元の人間はみな実情を知っていると伝えた。

張さん「私たちのこの付近ではよくない噂が3つある。一つは水源汚染、もう一つは疫病、そしてもう一つは核による放射能汚染だ。」
彼はこの中で、人々が最も心配しているのは核漏えいであると話している。
張さん「私たち民衆の間にはいくつかの噂があり、地下に埋められている何ヶ所かはすでに崩れて容易に放射能が漏れていると言われている。綿陽市地元の人々は、ここにはたくさんの核工業基地と核研究所があることを知っており、みなこの問題を非常に心配している。」
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張さんによると、特にこの地区の核基地及び研究部門を防衛するために駐屯している軍隊職員が、地震後にいなくなったという。
張さん「綿陽科学技術都市の今回の大地震では、綿陽市に駐在している全ての部隊は何の行動も起こさず防衛のための駐在員も被災地に何の支援もしていない。私たちの所にいる軍隊は全て他の省から来ており、綿陽の軍隊は少しも被災地に救援に来ないのです。この点もおかしなところです」
小●(●=土へんに覇)では地震中にこれほど多くの人が死に、これほど多くの人が被災者になったのに軍人の影は全く見えない。張さんも政府が発表したものを民衆は全く信用していないことを断言する。
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張さん「今政府が話しているこれらのことは、どう発表しようと皆信じない。特にこれほど大きな災害の後では地震で多くの人が負傷したが、私たち綿陽市街区の多くの地区では何の報道もなかった。どれだけの人が亡くなったのかもはっきりしない。百川について言えば、全ての県都市は基本的には無くなってしまった。百川の多くの街や村でどれほどの人が死んだのかは分からない。」
報道では、基本的に放っておかれたのだと見ている。新華社の記者は政府側の記者で、毎日私たちを探して話していることは無駄なのに、彼らに何を話せというのか。その時私たちの多くの同僚は「我々があなたたちに何を話せるというのですか」と言い返していた。
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さらに、核輻射(放射能汚染)の事も政府は明らかにし続けている。政府紙も明らかにしている、話はデマだと。しかし、このデマも根も葉もないというものではない。地元の人間は、ここに何があるのか皆知っている。政府はどんなものがあるかは否定していない。しかし(核物質からの放射能の)漏えいがあるかないかについては、政府は完全に否定している。

中国の民衆は、すでにこれらの事は聞き慣れている。どんな大きな嘘も。政府は隠蔽するだけで、どれほど多くの人が死んでも、自分が死ななければそれでよい。いずれにせよ、中国人には誰も(文句を)言う人はいない。一人言っても他の人は話す勇気がない。西洋と比較すると、西洋では誰かがそれに対し意見し、誰かが(独立した第三者)がそれを監督する。しかし中共には監督する人(独立した第三者)がいない。
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調べによると、中共政府は四川省に研究用の原子炉、2つの核燃料生産設備と2カ所の核兵器設備を持つという。中国共産党の四川にある軍事核研究設備では、今回の四川大地震で職員が死傷しているが、総作戦部の馬健副部長は、核施設は安全だとし、「部門では死者が出ただろう。しかし核施設が原因で死に至ったとは言えない」と述べた。

これに対し、米国科学者連盟(FAS)の核兵器専門家ハンス・クリステンセン氏は、中共政府の「すべての核施設は安全」という大雑把な言い方に疑問を抱き、なぜ核兵器工場の情報を公表しないのか疑義を抱いている。また、「この地区周辺が受けた広範囲な被害から見て、核材料の軍事工場が地震による災害を回避できたとは考えにくい」と述べている。

【大紀元日本5月27日 記者・呉偉林、翻訳・編集/叶子】

»» 次号「中国崩壊警報」ナポレオン・ソロ氏による中国の核災害情報 へ続くd0123476_1023580.jpg

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  ||| 特 集・中 国 崩 壊 |||


6/05 「中国崩壊警報」ついに始まった中国の核汚染と東アジアへの影響
ナポレオン・ソロ氏による中国の核施設と汚染情報

6/04 「四川省の地下核施設爆発と放射能汚染」
映秀と旋口付近で爆発の目撃者証言 核漏れを隠蔽する中国当局

6/03 「ダイハード中国の核と地震とネット妨害」
「四川省の核施設は本当に無事だったのか?」真実告発とネット妨害

6/02 CIAが発禁にした中国核開発の報告書『スティルマンレポート』
ダシバ山中のCAEP南西研究所ではプラズマ・ニュートロン兵器も開発か

6/01 ついに解けた核の謎!四川省の核兵器開発
震源地に近い綿陽市周辺は、中国の核兵器開発と実験施設の本拠地

5/24「核とディアスポラ」中国でいま進行している真実
核施設崩壊の事実を隠蔽する中国 爆心地映秀の人口75%が死亡
北川地区を地図から抹殺、自治区の少数民族を 強制収容所に収監

5/22 少数民族大移動 難民500万で始まる中国の「大崩落」
四川大地震から10日目、死者5万1千・行方不明3万・難民500万

5/21「赤い国の亀裂」3分間で終わった ひとつの中国
中国棄民の伝統 忘れられた渓谷の震源地へ1週間ぶりに救援隊入村

5/20「見捨てられた死の谷」中国棄民の伝統
四川省北西部の激震地を逃れ、東部の平原へ安全を求める民族大移動

5/19 速報!救援隊200名生き埋め!ついに起きた二次災害
震源地付近の核施設被害不明、地震で出現した堰堤湖決壊し住民避難

5/18 号外!中国 聖火リレーを中断 3日間の地震犠牲者慰霊へ
北京オリンピックの聖火リレーを地震の犠牲者慰霊のため3日間休止

5/16 四川大地震で難民500万!チベット人自治区汶川・北川壊滅
アバ県チベット人自治区の汶川・北川地区壊滅 住民郷里を捨て脱出

5/15 地震4日目・死者5万 負傷者10万 生き埋め1万2千名
四川省だけで死者5万・負傷者10万、1万2千名が生き埋めのまま

5/14 死者1万名! 中国四川省大地震 第1報
中国四川省でM7.9の激震、死者1万名以上の大惨事に
成都市学校倒壊生徒生き埋め 化学工場から有毒物質流出

5/05 子供ウィルスEV71の恐怖!中国で致死性の手足口病流行
中国広東省で致死性のウィルス伝染病「EV-71」流行、1万名感染

5/04 ダイハード中国・70名死亡400名負傷の山東省列車衝突事故
中国山東省で列車衝突転覆事故、死者70名・負傷者416名の大惨事


by ysbee-2 | 2008-06-04 18:05 | 四川大地震と核施設

中国の核と地震とネット妨害

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   ||| 中国の核と地震とネット妨害 |||

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「四川省の核施設は本当に無事だったのか?」真実告発とネット妨害

d0123476_18552829.gifいつも記事をアップロードしたあとにトラックバックを送るために100近いリンク先のブログを巡礼するが、真っ先にお伺いするのが『陳さんのWorld View』。彼のブログは、日本・国際・中国・半島・相場経済・疫病・ネタオチ……と、ありとあらゆるカテゴリーのニュースからもっとも最新の情報をリストアップしている「current trend」ニュースダイジェストの最たるブログである。
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▲前号で詳説した、激甚被災地で核兵器工厰があった綿陽市管轄の北川地区。山腹から巨石が噴出したと思われる土石流で山麓の建物が倒壊。その左手に「北川大飯店」が立っているが、北京からの政府要人や海外からの研究視察のVIP用ではなかったかと思われる。特に同じ建築仕様で仕上げられてはいるが、左側のホテル名が掲げられた方がホテルとしての本棟で、この写真には写っていない左側の各階に広いバルコニーが付いている方が、VIPや研究員などの長期滞在用コンドミニアムだったように看取できる。(編集人は元々設計畑出身のプランナーなので、ビルの用途などは一目で理解できる)

そのブログが、先月半ばに楽天の一方的な処置で突然クローズした時は、それまでの膨大な情報量が、かけがえのないニュースデータであっただけに、少なからずショックだった。陳氏はめげずに即刻別サイトをライブドアから立ち上げて、相変わらず精力的な連載を続けているので、ぜひご一読をお勧めする。そもそも閉鎖した直前に不気味な写真が載ったのが原因ではないかと思えるのだが、それは「ガス壊疽」で死んだ鶏の屍骸の写真だった。ニュースの発信元は中国である。なので、クローズになったのを知った時点で、やはり中国は知られたくなくて手を回したのだな、とつい合点が行ってしまった。
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▲震源地にもっとも近い町、文川県映秀地区の人口は、今回の一連の報道では1万人とも2万人ともまちまちに公表されているが、元々の地域住民は1万人しかおらず、その他は核施設勤務の中国空軍兵士や研究施設スタッフ、外国からの核研究要員が、流動的な員数で「駐屯」あるいは長期出張滞在していたものと思われる。そうしたスタッフの宿泊施設とおぼしき、山間の村落には不釣り合いなマンションが地震前までは林立していた。写真のテントは1万人以上が死亡したと言われるこの地域の急造の遺体仮安置所。手前を遺体を収容して運ぶ作業員が見えるが、何か「固まり」のような形状になっているのが異様である。

また、私が主宰するチベット情報のポータルサイト『フリーチベットブロガーズ』も、「シナチス特集」の予告を出した直後に、ハッカーにやられてサーバ自体がクラッシュしてしまった。幸いブログのプロバイダーは米国のMacなので、ブログ自体は無事にネットでオープンしているが、復元したPCはIDから一切初期設定し直したおかげで、新しいIDからはアクセスできなくなってしまった。
その間4・5日かかって全システムの復旧を私自身でやらざるを得ず(外地の悲しさ、日本語システムを扱えるIT技術者がいない!)泣きが入るとともに、ネット妨害の脅威を身にしみて感じた。毎日お邪魔する『博士の独り言』さんも、ずいぶん長いこと頻繁に妨害に遭っていると聞く。
敵の立ち位置はわかっているので、なるべく地雷を踏まないように気をつけているが、今回の地震では、とんでもない事実が連日明らかになってくるので、地震の陰に隠れた一連の核の問題と、少数民族弾圧政策について、覚悟を決めて書いている。
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▲生徒800名以上が倒壊した校舎の下敷きとなって犠牲になった北川第一中学校 倒壊現場というよりも爆心地という形容の方がふさわしい。四川省各地で数多くの学校が地震の直撃と同時に全壊し、生き埋めになったまま亡くなった。特に北川では地震から1週間後に市内全域から撤退命令が出され、生き残った建物もすべて爆破処理された。まだ生き埋めになったままの生徒がいるかも知れないというので父兄は激怒したが、市内全域を消毒しフルスピードでこの町から遁走する群衆や軍隊の写真を見ると、この町が放射能か化学物質で汚染されたのを知っていたのではないかと察せられる。

日本ではあまり報道されていないと見えて(米国でも同様だが)連日のビジターの数が唯事ではない。チベット問題に触れた3月以降は、連日2000~3000だったが、地震以降は確実に3000を超し、核施設の問題に触れてからは4000〜5000に上る。特にどうしたわけか、一昨日が10,767、昨日は42,353と、6月に入ってからだけですでに6万を超した。多分2ちゃんねるにでもリンクが出たのだろう。もちろん、お読みいただいたブロガー諸兄のエントリー上でのご紹介にあずかるものが大きいのは言うまでもない。おひとりずつではなくて恐縮なのだが、ここにあらためて記事の主旨をご理解頂けたことに、心から感謝申し上げます。
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▲これも北川市内の学校の校舎 まるで紙でできた模型をひねりつぶすように崩壊している

上述のネット妨害という事情がある上に、デマゴーグなどと受け取られるのを避けるために、慎重に写真を選び公けに承認・公開された情報だけを厳選してお届けしているので「信用して下さい」と我が胸を叩くしかない。まぁ、以前から愛読して下さっているブロガー諸兄には、フェアプレーを志す私の姿勢を理解していただいていると思い、このままの姿勢で走らせて頂きます。
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▲震源地に近い文川県映秀は、地震によって生存者わずか25%という死の町と化した。生き残った住民もすべて怪我を負っており、ヘリで南の成都市へ送られた。政府命令で、重傷者はさらにそこから北京へチャーター機で護送されたが、一切取材拒否のためどういう症状なのか不明である。
この写真でご覧のとおり、空撮では無事に建っているように見えた建物も、地上で間近に見るとすべて1階の部分が粉々に崩壊し、2階以上の部分がその上に「落下」した形で倒壊している。また細部をよく見ると、前から3人目の作業員(人民軍兵士)は、左手にガイガーカウンターのような黒いツールを携行している。4番目の人物も何か計器らしきものを肩にかけている。通常の作業員とは異なる科学汚染防護服(放射能よけ)からしても、核物質を捜索しているような状況が看取できる。

ただし、昨日『陳さんのWorld View』経由で読んだ『大紀元』の「地下核爆発か」の記事は、核施設情報としては初めての画期的事故報告であり、中国政府が現地への立入りを禁じている限り、外国メディアのジャーナリストは立ち入れないので、真偽を確認するすべがない。しかし、読む限りでは「やはり!」と思い当たる事象ばかりなので、あえてここに、普段はやらない日本語メディアからの転載を試みるものです。
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▲これも映秀。崩壊した建物は原型をとどめず瓦礫の山と化している。すでに2週間以上経った時点での写真なので死臭がひどく、マスクなしには歩けない状態。またすべての写真は目一杯明るくなるように明度を処理してあるが、どの写真も当初は真っ暗で何が写っているのか分からないほどであった。すべて地震直後からこの地方一帯を覆っている分厚い雲のせいである。

この記事は、TB先のブログや逆に初めてTBを頂いたブログでも昨日取り扱ってらっしゃるので、すでに既報の旧聞となるかも知れませんが、中国の巨大な薮の中に初めて斬り込んだ情報として極めて重要であり、この次のエントリーで転載掲出します。

【米国時間2008年6月3日『米流時評』ysbee 記】


»» 次号「四川省地下核施設爆発と放射能汚染」震源地の目撃者証言と核漏れ隠蔽 へ続くd0123476_1023580.jpg

d0123476_12434412.jpg記事リンク http://beiryu2.exblog.jp/8040898
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  ||| 特 集・中 国 崩 壊 |||


6/05 「中国崩壊警報」ついに始まった中国の核汚染と東アジアへの影響
ナポレオン・ソロ氏による中国の核施設と汚染情報

6/04 「四川省の地下核施設爆発と放射能汚染」
映秀と旋口付近で爆発の目撃者証言 核漏れを隠蔽する中国当局

6/03 「ダイハード中国の核と地震とネット妨害」
「四川省の核施設は本当に無事だったのか?」真実告発とネット妨害

6/02 CIAが発禁にした中国核開発の報告書『スティルマンレポート』
ダシバ山中のCAEP南西研究所ではプラズマ・ニュートロン兵器も開発か

6/01 ついに解けた核の謎!四川省の核兵器開発
震源地に近い綿陽市周辺は、中国の核兵器開発と実験施設の本拠地

5/24「核とディアスポラ」中国でいま進行している真実
核施設崩壊の事実を隠蔽する中国 爆心地映秀の人口75%が死亡
北川地区を地図から抹殺、自治区の少数民族を 強制収容所に収監

5/22 少数民族大移動 難民500万で始まる中国の「大崩落」
四川大地震から10日目、死者5万1千・行方不明3万・難民500万

5/21「赤い国の亀裂」3分間で終わった ひとつの中国
中国棄民の伝統 忘れられた渓谷の震源地へ1週間ぶりに救援隊入村

5/20「見捨てられた死の谷」中国棄民の伝統
四川省北西部の激震地を逃れ、東部の平原へ安全を求める民族大移動

5/19 速報!救援隊200名生き埋め!ついに起きた二次災害
震源地付近の核施設被害不明、地震で出現した堰堤湖決壊し住民避難

5/18 号外!中国 聖火リレーを中断 3日間の地震犠牲者慰霊へ
北京オリンピックの聖火リレーを地震の犠牲者慰霊のため3日間休止

5/16 四川大地震で難民500万!チベット人自治区汶川・北川壊滅
アバ県チベット人自治区の汶川・北川地区壊滅 住民郷里を捨て脱出

5/15 地震4日目・死者5万 負傷者10万 生き埋め1万2千名
四川省だけで死者5万・負傷者10万、1万2千名が生き埋めのまま

5/14 死者1万名! 中国四川省大地震 第1報
中国四川省でM7.9の激震、死者1万名以上の大惨事に
成都市学校倒壊生徒生き埋め 化学工場から有毒物質流出

5/05 子供ウィルスEV71の恐怖!中国で致死性の手足口病流行
中国広東省で致死性のウィルス伝染病「EV-71」流行、1万名感染

5/04 ダイハード中国・70名死亡400名負傷の山東省列車衝突事故
中国山東省で列車衝突転覆事故、死者70名・負傷者416名の大惨事


by ysbee-2 | 2008-06-03 13:23 | 四川大地震と核施設

赤い国の亀裂・3分間で終わった「ひとつの中国」

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   ||| 赤い国「ひとつの中国」に亀裂 |||

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中国棄民の伝統 忘れられた渓谷の震源地へ1週間ぶりに救援隊入村

米国時間 2008年5月20日 | AP通信・四川省成都市発 | 訳『米流時評』ysbee
前号「見捨てられた死の谷・中国棄民の伝統」からの続き
地震発生からちょうど1週間経った19日月曜の午後から、犠牲者慰霊のため全国規模で3日間喪に服するが、その発端となった全国民13億人による3分間の黙祷は、中国共産党政府中枢と一般国民との間で同じ悲しみを共有する機会を与えたようだ。これは、今回の地震の甚大な被害とその後の生死のドラマを、それ以前には通常ありえなかった国営テレビ放送のライブ中継を通して国民が同時に共通の体験をシェアするという、この国の新しい局面で展開した国家としての一体感の共有でもあった。
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住む家と家財道具を一瞬で失い、急ごしらえのテントで路上に暮らす震源地の谷間の村人 復旧の見込みはない
Rescuers Found Villages in the Valley Deserted
Some villages distracted beyond recognition, fear of epidemic looming

MAY 20, 2008 | Associated Press — Chengdu, Sichuan | Translation by ysbee
Continued from the previous issue — The three-minute commemoration — part of an official three days of mourning — gave the government a chance to recognize and channel the grief of millions who have watched the disaster play out in unusually free coverage by state media.


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MAY 20, 2008 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽園通信』デイリー版f0127501_6213945.jpg
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ASSOCIATED PRESS | B R E A K I N G

棄民の伝統・続編 赤い国の亀裂、3分間で終わったひとつの中国
米国時間 2008年5月20日 | AP通信特派記者・四川省成都発 | 訳『米流時評』ysbee

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8. Eery resemblance of '89 Tiananmen
And in Tiananmen Square, the focus of pro-democracy rallies in 1989 that were crushed by the military, a mourning ceremony erupted into a nationalistic rally as about 1,000 people punched the air with their fists and shouted: "Long live China!" The crowd dispersed after about one hour when police told them to move on.
89年天安門広場との奇妙な相似
1989年の民主化運動のデモと、それに続く人民軍の弾圧の舞台となった天安門前広場では、3分間の黙祷の後、その静けさを打ち破るように、およそ千人ほどの愛国者の一団が宙に拳を突き上げて「中国よ永遠なれ」と小一時間ほど叫んでいたが、最終的に警官によって解散させられた。
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いつもは天安門のポールにへんぽんと翻る五星紅旗も、19日から3日間は地震の犠牲者への弔意を示す半旗に

9. Commemoration drew powerful emotion
Yin Pu, a Beijing psychologist, said the depth of feeling that people expressed Monday was a surprise. "The only thing that was planned was the time. We could not have imagined that it would be so powerful," said Yin, who is recruiting volunteer counselors to send to the quake zone. But there were already signs that the unity would be short-lived.
強い共感を呼んだ追悼式
北京の精神科医師、イン・プーさんは、月曜の全国追悼で人々が表した深い悲しみは驚きだったと語る。「全国同時の実況中継放送の中で、ただひとつだけ政府が計画したものがあるとすれば、それは放送時間でした。(追悼の実況を見て)こんなに力強い感情を呼び起こすものになるとは想像もできませんでした」地震の被災地へカウンセラーを送り込むためボランティアを募っているインさんは、こう感想を述べた。しかし、こうした一体感も長続きはしない兆候が、すでに見えてきている。
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北京の天安門から震源地四川省の山奥まで13億人が一斉に黙祷を捧げた しかしこの統一感が永続する見込みは薄い

10. Valley villages isolated for days

In Xiushui, one of scores of mountain villages in Sichuan province that were cut off for days in the days immediately after the quake, residents were grateful they now had water, food and other supplies. But they complained the response was slow and blamed local officials whom they described as corrupt and indifferent — a common complaint in rural China that has fueled sporadic protests in the past decade.
1週間近く孤立無援の谷間の部落
四川省の深い山間に散在する村落のひとつ「秀水=ジウシュイ」は、12日に最初の地震が起きた直後から何日も、他の地域との交通を完全に断たれ、陸の孤島となっていた。1週間近く経ってから初めて救援隊がこの地に到達した時、秀水の住民たちはようやく水や食糧などの生きる糧を得て、心から感謝した。しかしながら彼らはまた、救援の対応が遅かったと不満をこぼし、地方役人はどうしようない腐った連中だと非難した。こういった不平不満は中国の田舎ではおなじみのことで、過去十年をさかのぼっても、各地で突発的な抗議運動の火が上がっていた。
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12日の激震から1週間近くたって、やっと救援隊の入ったブン川県の山間部の町 復旧不可能なほどの壊滅状態

11. Legend of abandonment at the epicenter

"During the first three days after the quake, the local government gave us nothing. No water or food," said Yu Jun, a 44-year-old farmer living in a roadside tent. "In the first few days, we had to get our cooking water from an irrigation ditch. You could see little bugs wiggling around in the water. You would get sick if you drank it."
棄民の伝統、忘れられた震源地の村
「地震の後3日間と言うもの、役所は何にもしてくれなかった。水も食糧も一切なかったよ」とこぼすのは、44才の農夫ユ・ジュンさんである。住む家を失った彼は、現在道端でテント暮らしだ。「最初の数日は、料理に使う水を畑の灌漑用の溝から汲んでこなければならなかった。水の中には何匹も小さな虫が動いているのが見えたよ。もしそのまま飲んだら、ぜったい病気になってたにちがいない」
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ホンバイでは全家屋が跡形もなく瓦礫に帰した 犠牲者を埋葬した後、住民は一目散に「死の町」から逃げ出した

12. Panic by fears of epidemic

There were other signs of edginess. In a gymnasium in Mianyang, east of Xiushui, refugees panicked Sunday when health workers arrived wearing masks, setting off fears of an epidemic. Police were sent in to keep tensions from boiling over.
伝染病発生の恐れでパニック
もうひとつのきわどいエピソードがある。秀水の東にある綿陽市の体育館には、家を失った住民が1万人以上避難していたが、18日日曜に保健局の職員が全員防毒マスクをつけて現れた時点で、伝染病発生と勘違いした避難民はパニックに陥ってしまった。大恐慌になった群衆を鎮めるために、地元の警察が現場に直行しなければならないほどだった。
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学校を始め公共建築物が全壊した都江堰 伝染病発生を恐れて倒壊した病院の瓦礫の山に殺菌剤を散布する医師

13. Government sensitive to public perceptions

In a sign the government is sensitive to public perceptions of its response to the disaster, the ruling Communist Party's discipline committee said it had reprimanded three local officials in the quake zone for dereliction of duty, the official Xinhua News Agency said. The party had instructed its officials to stand "at the front line" of the disaster and these three had failed to do so, Xinhua said.
国民の批判を懸念する中共政府
今回の震災対応に対する国民の反応に関して、中国政府が神経質になっている証拠として、独裁政党である中国共産党の綱紀委員会では、被災地の地方役人3名を職務怠慢で放逐したと新華社通信は伝えている。公職を独占する共産党は、全職員/党員に対して災害闘争の最前線に立つように鼓舞し、3人の役人はその義務を怠ったためにクビにしたとも説明があった。
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震源地に近い谷間の町ホンバイの人気のない通りで、瓦礫の中からわずかに残った家財道具を掘り起こす住民

14. Expectation for survivors faded

Teams of rescuers still searched debris with their hands and shovels in the hope of finding anyone alive, but their successes were few. Two women were rescued Monday morning from a collapsed building at a mine site, Xinhua reported. Signaling it wants help to deal with millions of homeless and injured survivors, China said it would accept foreign medical teams and made an international appeal for tents to provide shelter for the coming rainy season.
生存者救出の見込み消える
災害現地で救出作業を続けるレスキュー隊は、まだ誰か生存者がいたら発見しようという望みをつないで、シャベルや素手で瓦礫をどかしながら捜索にあたっているが、もはやその望みは不可能に近い。しかし新華社通信の報道によると、19日月曜の朝には鉱山の倒壊した建物から、ふたりの女性が救出された模様である。
一方、中国政府は、数百万人にのぼるものと思われる家を失った避難民や怪我をした生存者に対する対策への援助を切望している証しとして、海外からの医療チームの受け入れを宣言し、これから先やってくる雨期に備えて、テントや難民収容施設を要望する国際的アピールを行なった。[了]

【米国時間 2008年5月20日 『米流時評』ysbee 訳】
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四川省の北川県には中国政府の一連の核兵器施設がそろっていた 地震から5日目に核施設は無事と発表されたが、中国人民軍内部(ミサイル関連のため空軍管轄)の調査であり、核の安全管理専門の国際機関の立入り調査が望まれる。
この写真はそういった核施設があると見られる北川県の映秀地区だが、倒壊した家屋や人命救助はそっちのけで、右下のコンクリート舗装工事のような工事を行っているのが不気味である。点在するブルーは軍のテントと思われる。


»» 次号「チャイナシンドローム」中国の核施設は本当に無事だったのか? へ続く
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5/22「チャイナシンドローム」中国の核施設は本当に無事だったのか?

5/21 少数民族1千万の難民化による中国共産党の「大崩落」

5/20「赤い国の亀裂」3分間で終わった ひとつの中国
中国棄民の伝統 忘れられた渓谷の震源地へ1週間ぶりに救援隊入村

5/19「見捨てられた死の谷」中国棄民の伝統
四川省北西部の激震地を逃れ、東部の平原へ安全を求める民族大移動

5/18 速報!救援隊200名生き埋め!ついに起きた二次災害
震源地付近の核施設被害不明、地震で出現した堰堤湖決壊し住民避難

5/17 号外!中国 聖火リレーを中断 3日間の地震犠牲者慰霊へ
北京オリンピックの聖火リレーを地震の犠牲者慰霊のため3日間休止

5/16 四川大地震で難民500万!チベット人自治区汶川・北川壊滅
アバ県チベット人自治区の汶川・北川地区壊滅 住民郷里を捨て脱出

5/15 地震4日目・死者5万 負傷者10万 生き埋め1万2千名
四川省だけで死者5万・負傷者10万、1万2千名が生き埋めのまま


5/14 死者1万名! 中国四川省大地震 第1報
中国四川省でM7.9の激震、死者1万名以上の大惨事に
成都市学校倒壊生徒生き埋め 化学工場から有毒物質流出

5/05 子供ウィルスEV71の恐怖!中国で致死性の手足口病流行
中国広東省で致死性のウィルス伝染病「EV-71」流行、1万名感染

5/04 ダイハード中国・70名死亡400名負傷の山東省列車衝突事故
中国山東省で列車衝突転覆事故、死者70名・負傷者416名の大惨事

by ysbee-2 | 2008-05-21 11:56 | 四川大地震と核施設

衛星写真が証明する空爆されたシリア核施設の証拠隠滅

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  ||| 衛星写真が写したシリア核施設証拠隠滅 |||
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シリアが核施設の証拠隠滅、イスラエル空爆前後の衛星写真で解読
米軍事専門家は核の地下施設建設過程を指摘、CIAはノーコメント


2007年10月26日・NBCニュース特報 |24日水曜に地上観測用衛星から撮影されたサテライト写真では、先月6日にイスラエル空軍の爆撃機によって空爆されたシリアの核燃料炉施設の敷地が、明らかに跡形なく撤去された形跡が観てとれる。
Images Raise Suspicions of Syria Facility
Site of a suspected nuclear reactor seems cleaned up after Israeli attack
OCTOBER 26, 2007 | By Robert Windrem and Andrea Mitchell — NBC News | Translation by ysbee
NBC News Special Report |OCTOBER 26, 2007 — New satellite photos taken Wednesday show that Syria apparently cleaned up the site of a suspected nuclear reactor after it was bombed by Israeli aircraft last month.

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OCTOBER 28, 2007 | 米 流 時 評 | ブログ雑誌『 楽園通信』デイリー版f0127501_6213945.jpg
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  N B C N E W S | S P E C I A L

イスラエルが空爆した核施設をシリアが隠蔽か、衛星写真が証明
責任編集:ロバート・ウィンドレム NBCニュース特捜班プロデューサー/アンドレア・ミッチェル 国際時事主幹
米国時間 2007年10月26日午後6時10分 | NBCニュース・スペシャルレポート | 『米流時評』ysbee訳


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シリア中部アルラッカに近い砂漠に建設中だった核燃料炉施設と見られる箇所のサテライト写真:左から04年9月16日/中央が今年8月10日で、この写真を元にイスラエル軍が9月6日に空爆決行/右は跡形もなくなった10月24日


1. Dismantling of suspicious nuke facility
The imagery, taken by Digital Globe, a private satellite imagery company, shows a cleared area where two months before the suspect facility stood. The boxy building is located at the end of a dirt road just off the Euphrates River. The site is about 100 miles from the Iraqi border near the town of At Tibnah in northeastern Syria. Although reports indicated the the reactor had been in the early stages of construction, an earlier satellite photo, taken by another commercial imaging company, GeoEye, raised questions about those assertions.
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シリアの疑惑の核施設を爆撃したイスラエル空軍F-16戦闘爆撃機 2機が空爆用、2機が援護用でイスラエルから出撃


シリア疑惑の核施設が消滅
サテライトイメージ会社ディジタルグローブの地上観測用衛星から撮影されたイメージは、2カ月前には疑惑の施設が建っていた箇所がすっかりさら地になっているのを示している。消滅した方形の建物は、ユーフラテス川沿いを少しはずれた砂漠の中を走る道路の最終地点に立っていた。現地は、シリア北東部にあるアッティブナの町はずれの、イラクとの国境線から約100マイルの地点にある。9月上旬に別のサテライトイメージ会社 GeoEye によって撮影されたサテライト写真を見た限りの当初の報告では、この原子炉はまだ建設にとりかかったばかりの段階であるとは言っていたものの、シリアにこうした施設が存在すること自体が、国際社会に大きな疑問を投げかけた。
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2. Reactor based on a North Korean design
The imagery, taken on September 16, 2003, four year prior to the attack, shows the facility looking just as it did prior to the attack. The only difference is the addition of a pumping station on the Euphrates River near the facility. Some U.S. officials have suggested the reactor was based on a North Korean design. The North has agreed to denuclearize, and if it was shown that it had helped Syria, that would complicate further relations with the United States. David Albright, president of the Institute for Science and International Security, said the satellite imagery "effectively confirms that this site was indeed the target of the Israeli raid." Albright's group did its own analysis of the imagery.
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アルラッカの町から近いシリア砂漠に建設中だった核燃料炉/右は昨年お騒がせした北朝鮮ヨンビョンの核施設


北朝鮮の核施設を元にした設計
もう一枚の写真(サテライト写真3点の左)は、先月の攻撃から遡ること4年前の2003年9月16日に撮影されたものであるが、爆撃に先立つ直前に撮影した中央の写真と同じ様に見える。唯一の違いは、施設の近くにあるユーフラテス川の上に取水用のポンプ場が付け加えられたことぐらいである。米国政府の消息筋の観察では、この原子炉は北朝鮮の設計を原型にしたものだと示唆している。しかし北朝鮮はすでに核放棄に合意しており、万一北朝鮮がシリアの核施設建設を援助したのが事実だとすれば、このことは北朝鮮と米国との関係を一層こじらせることになるだろう。
国際安全保障科学研究所のデーヴィッド・オルブライト所長は「衛星写真の映像は、この現場が実際にイスラエルの空爆のターゲットであったことを如実に示している」と評価した。オルブライト氏の研究グループは、すでにこれらの写真から独自の解析を試みている。
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昨年来の6カ国協議の約定に準じて核施設閉鎖を了承した北朝鮮 施設監査のため平壌に到着したIAEAの調査員

3. Apparent make-up covering facility figure
Beyond the suspected reactor, the imagery also shows the pumping station on the Euphrates, which does not appear to have been bombed or cleaned up. The "before" picture was taken Aug. 10, the "after" on Oct. 24 (Wednesday). The raid, which Syria has confirmed but which Israel and the U.S. have officially declined to discuss, took place Sept. 6. U.S. officials have said on background that following the Israeli attack, Syria bulldozed the debris from the site, apparently to avoid having the facility's purpose exposed. The International Atomic Energy Agency has said it was studying satellite photos to determine if it should investigate Syria's nuclear activities and Israel's raid. The Syrian foreign ministry on Wednesday denied the facility was a reactor.
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シリアの核施設現場、空爆のBefore=左 & After=右 さら地になった地上で黒い点に見えるのはブルドーザー


核施設の概容を隠蔽する消滅作業
疑惑の燃料炉の他にも写真で確認できるものでは、ユーフラテス川の上に建設された取水ポンプ場があり、こちらは爆撃されたり抹消されたりはしていない。「空爆以前」の写真は8月10日に撮影され、「空爆後」の写真は10月24日水曜に撮影されたものである。
肝心の空爆に関しては、爆撃そのものは9月6日にイスラエル空軍の戦闘爆撃機がシリア領空を侵犯した直後に挙行されたもので、シリアはその事実があったことを認めたが、イスラエルと米国はこの事件を公に論議することを避けている。しかし、シリアがその後爆破された現場の残骸をブルドーザーで片付け、この施設の使用目的が暴露されるのを避けているのは歴然としている。
国連の原子力諮問委員会IAEAは、シリアの核開発とイスラエルの空襲を監査するべきかどうか決定するために、これら一連のサテライトイメージを解析中であるが、24日水曜の段階ではシリア側は外相が、この施設が核燃料炉であることを否定している。
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昨年IAEAに燃料炉閉鎖を命じられた北朝鮮のヨンビョン核施設/ネゲブ砂漠にすでに存在するイスラエルの核施設

4. Four F-16 bombers flying from Israel
NBC News has learned that the Israelis used four F-16's in the attack, two acting as fighter bombers, two as jammers. The two bombers dropped six precision-guided thousand-pound bombs on the site. The site was believed to be in the early stages of construction and to not yet have been outfitted. "Dismantling and removing the building at such a rapid pace dramatically complicates any inspection of the facilities and suggests that Syria may be trying to hide what was there," added Albright. "Iraq followed a similar strategy in 1991 after the first Gulf War, though eventually the International Atomic Energy Agency (IAEA) and U.N. inspectors pieced together a full picture of Iraq's activities." Albright said tractors or bulldozers can be seen in the Oct. 24 imagery where the suspected reactor building once stood. Scrape marks can be seen around the razed part of the site as well.
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先月上旬すわ中東核戦争かとメディアが騒然となったイスラエル空軍のシリア領空侵犯爆撃事件はいまだ尾を引く


イスラエル空軍F16の4機編成爆撃チーム
NBCニュースが独自に入手した情報では、イスラエルは本来のターゲットへの爆撃用に2機、万一地上から攻撃を受けた場合の応酬爆撃用に2機という編成で、この奇襲作戦に4機のF-16戦闘爆撃機を使用した。爆撃用の2機が現場地点上空にさしかかった時点で、地上の目標に向かって数千パウンドの超高照準爆弾を6発投下。ターゲットとなった施設は建設計画の初期段階であったと思われるが、両国とも政府からの公式発表は行なわれておらず、いまだに施設の外郭すらおぼろげである。(訳者注:イスラエル側の暴露はナタニエフの非公式発言から)
「それまでそこにあった建物を、これほどまで急速に撤去消滅させてしまったところを見ると、この施設に対して今後予想されるいかなる視察をも、極めて困難にする状況になりました。この事から推して、シリアはそこにあったものをひたすら隠そうとしているのかも知れないと推察できます。湾岸戦争の直後、1991年にイラクが同じような戦略を実行しました。しかしIAEAと国連の視察員は、イラクの取った行動から逆に断片的な証拠をかき集めて、全体像を探り出しました。」
オルブライト氏はこう補足説明した。また氏は、10月24日撮影の最後の写真では、核燃炉と疑惑を持たれた建物がかつて立っていた場所にトラクターとブルドーザーが見られ、撤去した箇所の周囲にはそれらの車輛が運航した跡が同様に観測できるとも説明している。
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イスラエル上空を飛ぶ ISAFイスラエル空軍の戦闘ジェットF-16

5. Evidence of underground portion of reactor
"There also appears to be a trench in the Oct. 24, 2007, imagery that is better defined than in the Aug. 10, 2007, imagery," said Albright, a former IAEA inspector in Iraq. "This trench may be more visible as a result of the Syrians’ digging up buried pipelines running from the pump station to the now-gone suspected reactor construction building. Because of a more prominent shadow in the Oct. 24, 2007, imagery, there appears to be evidence of an underground portion of the suspect reactor building."
Asked for a comment on whether its imagery matches Digital Globe's, a spokesman for the Central Intelligence Agency said, "Sorry, we can't help you on that."
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中東核戦争のフォーカード:米国ブッシュ/シリアのアサド/イランのアフマディネジャド/イスラエルのオルメルト


疑惑の核燃炉施設、地下燃料パイプ部分の証拠
「2007年10月24日撮影の写真には、塹壕が掘ってあるのが見て取れますが、このイメージは2007年8月10日撮影の映像よりもはっきりしています」IAEAがイラクへ派遣した調査員の一人だったオルブライト氏は、さらに分析を進める。「この塹壕に見える箇所は、多分今は消滅した疑惑の核燃炉の建物へ、取水ポンプ施設から送水するために伸びていた埋設型のパイプラインを、爆撃後にシリアが掘り起こした結果で、そのせいでこの部分がよりはっきりと深い溝のように見えているのでしょう。2007年10月24日の写真ではより鮮明になった影のおかげで、建物自体はなくなっても、核燃炉疑惑の建物に地下の部分があったという証拠が、逆に浮かび上がってきたのです。」

この推論がディジタル・グローブ社の衛星写真の説明としてふさわしいかどうか、CIAの広報官に尋ねてみたところ、彼はこう言って首を振った。「申し訳ありませんが、我々はその件に関してはお役に立てません。」 [了]
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»» 次号「トルコ全軍クルド地区総攻撃・国境地帯に15万人派兵」
【米国時間 2007年10月28日 訳『米流時評』ysbee】

d0123476_16472783.gif記事リンク http://beiryu2.exblog.jp/6466439
TBリンク http://beiryu2.exblog.jp/tb/6466439

次号以降予告:トルコ全軍クルド地区総攻撃・国境地帯に15万人派兵/アルメニア人虐殺問題で反目するトルコと米国/ついにミャンマー軍事政権との会談に応じたスーチー女史/イスラエルのオルメルト首相提案:ユダヤとアラブのエルサレム二都物語

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||| 中東核戦争 特集記事 |||
d0123476_8345660.jpg序 章 中東核戦争前夜?急浮上するシリア対イスラエル核紛争
第1章 戦争挑発行為?イスラエル爆撃機のシリア領空侵犯
第2章 シリア対イスラエル 中東核戦争の危機は本物か
第3章 新・ジェリコの闘い イランのミサイル報復作戦
第4章 核のターゲットは駐留米軍 国連とEUの経済制裁
第5章 消された記事『中東代理戦争・シリアvsイスラエル』
第6章 囁かれる中東核戦争
   中東核戦争6.1 ホワイトハウスのウォーゲーム
   中東核戦争6.2 2008年核戦争の冬・チェニーのウォープラン
   中東核戦争6.3 復讐の世紀・中東戦争「核のアルマゲドン」
   中東核戦争6.4 暴かれた大謀略・イスラエルとネオコンの中東核の戦略
第7章 驚愕!原爆搭載機 B-52飛行事件は米空軍内のクーデターか?


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by ysbee-2 | 2007-10-28 14:20 | 中東核戦争
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