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米流時評

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タグ:第三次世界大戦 ( 2 ) タグの人気記事

時評 第三次世界大戦はもう始まっている

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||| 時評:第三次世界大戦はすでに始まっている |||
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ブッシュの第三次世界大戦発言とイランへのカスピ海サミット効果
中国孤立化と親米NATO拡大軍 VS ユーラシア連邦の対立が顕在化


d0123476_18552829.gifまたもやアフマディネジャド! 白髪三千丈ならぬ「ミサイル1万1千発」を1分以内に発射してみせるという剛胆な威嚇発言。昨年はイラクのマフディ軍の首領、ムクタダ・アルサドルが中東のデビルキングだったが、今年はイランのアフマディネジャド大統領が、雑魚を寄せ付けず赤い核の気炎を吐いている。

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写真上:昨年夏レバノン侵攻でのIDFイスラエル陸軍兵/左:パキスタンのバス爆破テロ/右:イラクのキルクック

プーチンの「カスピ海サミット」効果
アフマディは、先週のカスピ海沿岸諸国サミットでロシアのプーチン大統領と密接に会談したが、多分「反米反NATO路線で共闘」という確約が両国間にできたのであろう。今週は近来にまして強気で、昨日はどちらかというと穏健派でEUの核対策に協力的なイランの核・情報担当相ラリジャーニが辞任している。ラリジャーニとアフマディとの意見の相違は以前から取り沙汰されてきたが、カスピ海サミットにラリジャーニが欠席したことから、辞任は時間の問題と噂されていた。その直後の辞任劇からは、ロシア=イランの結束と対欧米攻略の強化が、否応なしに読み取れる。

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アルカイダのテロ抗争:アラビア半島イエメンで2月に100人死亡/北アフリカアルジェリアのアルジェでも爆破テロ

ブッシュの「第三次世界大戦」発言
さらにNATO拡大軍に対抗するところのロシア=イラン=中国=北朝鮮の「大ユーラシア連邦」の対立の構図をさらに鮮明にする発言が、米国時間で18日木曜にブッシュ自身の口から発せられた。「第三次世界大戦」..... 米国のメディア消息筋では昨年から囁かれていた予兆だが、大統領自身の発言となれば、これはもう歴史的認証として記録されたエポックな定義付けと言えるだろう。

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アフガニスタン・カブール空港でのアルカイダ爆破テロ/トルコとイラク国境のクルド独立派ゲリラPKKの爆破テロ

大戦への予感と米外交姿勢のシフト
図らずも『米流時評』では17日水曜に、あまりにも多発する今週の世界各地の戦雲をかき集めて「ユーラシア大連邦と第三次世界大戦」というタイトルで私自身の大戦への予感を時評として書いた。そのまさに翌日にブッシュの発言がもたらされたので、正直言って驚いた。ブッシュの意見に共鳴できたのは、2000年の大統領就任以来今回が初めてだからである。側近のカール・ローヴが辞任して以来、ブッシュはライスの外交政策を重視して、それまでの好戦的態度が軟化したように見受けられる。パパブッシュの指針に従い、2期目のレーガン政権よろしく、ペンタゴンの装甲車から国務省の黒塗りベンツへ乗り換えて「軍事より外交優先」の和平政策へ転換したのだろうか。

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ソマリア紛争ではブラックホーク事件を契機にクリントン政権下の米軍撤退 モガディシュはその後の戦闘で荒廃

中国の「人権蹂躙大国」環境
しかし、これだけお膳立てがそろうと、対立の険悪化を否定する方が難しい。ほんのここ数カ月ほどの米国対中国の確執も、見過ごせないファクターである。今春以来の中国汚染製品問題。中国人ノーマン・シューのネズミ講献金詐欺事件。ダルフール虐殺の陰にスーダンへの中国の武器供給。ミャンマー軍政の弾圧を擁護する中国政府への非難。ゴアのノーベル平和賞受賞でクローズアップされる中国の環境汚染。ダライラマへの下院褒賞で中国のチベット弾圧の歴史が再浮上.....
どれもみな、中国を敵視するサイドに立てばミサイル級の攻撃材料である。しかも、国際社会では「虐殺五輪」のレッテルが貼られた来年の北京オリンピックを控えている。

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88年天安門前広場の血の粛清に象徴される人権蹂躙国家の代表中国 その弾圧と圧政に耐えるチベットの首都ラサ

偶然の集積か、計画的陰謀か
これら一連の中国への攻撃的展開は、果たして陰謀論者の唱えるように、米英の深謀策略なのか、それとも単なる偶然の帰結なのか? 偶然だとしたら、これだけのマイナスファクターが集積すれば、紛争の火種となるには充分すぎる。策略であるならば、内政・外交全域を網羅した見事な時系列のタイムセッティングで、テロリストも恐れ入る爆破装置というほかない。しかも、相手は自省力の乏しい新世代チャイニーズである。つつけば自爆する。

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大陸中国の飛躍的に拡大する軍事力と拡張指向に対抗して 侵略防止の抑止策として軍備拡充を重ねる台湾

偏在する大戦への引き金
果たして、来年の北京五輪は、ヒットラーのベルリンオリンピックと同様の、大戦へのプレリュードになるのだろうか。その答えは䋖に、大会への各国の参加の是非にかかってくるだろう。しかしすでにそれ以前に、米国対イランの「核の抗争」が紛糾すれば、米中関係のみぞが急激に深くなるだろう事は疑うべくもない。このイッシューにはさらにイスラエルとシリアが絡んでくる。その延長線上には北朝鮮とロシアが待ち構えている。認めたくはないが、誰もが否定できない予測だ。

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レバノン戦争はイスラエルの勝利には終わらなかった/ダルフール:中国の武器輸出先は軍事独裁政権が跋扈する

第三次世界大戦のプレリュード
Gathering Stormとはよく言ったものである。「大戦」とは、一発の大暴風雨を待つまでもなく、そこかしこに瞬発しているつむじ風の集大成として、ある日突然に命名される。おそらく、最前線のメディア記者と象牙の塔の史学者たちの、双方が同時に頷かざるをえない、歴史の大河に渦巻く暴力的な時間への総称なのだろう。

【米国時間 2007年10月20日 『米流時評』ysbee】

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次号予告:イラン、ミサイル1万1千発瞬時発射と豪語/ミャンマー軍事政権に日本も制裁/オルメルト提案:ユダヤとアラブのエルサレム二都物語/アルメニア人虐殺問題でトルコ、米と決裂

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||| 中東核戦争 特集記事 |||
d0123476_8345660.jpg序 章 中東核戦争前夜?急浮上するシリア対イスラエル核紛争
第1章 戦争挑発行為?イスラエル爆撃機のシリア領空侵犯
第2章 シリア対イスラエル 中東核戦争の危機は本物か
第3章 新・ジェリコの闘い イランのミサイル報復作戦
第4章 核のターゲットは駐留米軍 国連とEUの経済制裁
第5章 消された記事『中東代理戦争・シリアvsイスラエル』
第6章 囁かれる中東核戦争
   中東核戦争6.1 ホワイトハウスのウォーゲーム
   中東核戦争6.2 2008年核戦争の冬・チェニーのウォープラン
   中東核戦争6.3 復讐の世紀・中東戦争「核のアルマゲドン」
   中東核戦争6.4 暴かれた大謀略・イスラエルとネオコンの中東核の戦略
第7章 驚愕!原爆搭載機 B-52飛行事件は米空軍内のクーデターか?


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||| 『米流時評』 特集シリーズ |||
次世代冷戦時代 | グローバルウォー | イラク戦争 | テロとスパイ陰謀
中東・権力の迷宮 | ブッシュと米国政治 | プーチンのロシア | サルコジのフランス
欧米の見る日本 | ダイハード中国 | トンデモ北朝鮮 | ビルマの赤い川


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||| 『米流時評』 ミャンマー特集記事 |||        »» アムネスティ・ジャパンへ
ミャンマー特集・シリーズ「ビルマの赤い川 」d0123476_136221.jpg

10/12 ネオコンの民主化政策とビルマの自由化運動の相克
10/12 他民族国家ビルマは民主化で第2のイラクとなるか
10/11「ビルマは許さない」弾圧後のヤンゴン潜入ルポ・後編
10/11「ビルマは忘れない」弾圧後のヤンゴン潜入ルポ・前編
10/10 デモ指導者投獄中に拷問死 ローラ・ブッシュも怒りd0123476_9221642.jpg
10/9 スーチー女史、軍政側の要求拒否し会談不成立
10/9 ネルソン・マンデラ、ミャンマー弾圧に非難表明
10/8 ビルマ民主化支援メディア・関連記事ブログリンク
10/7 世界24都市でビルマ弾圧抗議のグローバルデモ
10/6 軍政府のメッセージはスーチー女史逮捕の罠
10/6 ガキの使い無能な特使と無機能な国連安保理
10/5 米流時評アピール「ビルマの声はわれわれの声」
10/4 ビルマの圧殺・独裁政権の嘘と「僧侶狩り」続く
10/3 ヤンゴンで恐怖の人間狩り・取引停止へ動くEU
10/2 ビルマの殺戮・数千人の僧侶を焼き殺す弾圧
10/1 黙殺するな!消えた六千人の僧侶、大虐殺か?
9/30 許すな末世の法、ミャンマー軍事独裁政権の圧殺
9/29 国連特使、ミャンマーでスーチーさんと初会見

by ysbee-2 | 2007-10-20 11:15 | グローバルウォー

ユーラシア大連邦と第三次世界大戦

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   ||| ユーラシア大連邦と世界大戦の兆候 |||
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d0123476_18552829.gifロシア・イラン・中国のユーラシアユニオン対
NATO拡大軍のグローバルな第三次世界大戦は
すでに始まっている


イスラエル、アルメニア、トルコ、クルド、イラン、リビア、ソマリア、ダルフール、ミャンマー、東トルキスタン、チベット...... 紛争の焦点はグローバルに散在


イスラエルとパレスチナ「エルサレム二都物語」
d0123476_191566.jpg先月末から2週間近くミャンマーの虐殺に胸つぶれる思いで、軍事独裁政権の弾圧を糾弾してきたので、他の重要なニュースに紙面を割く事ができなかった。しかし現在、世界はすさまじいスピードとスケールで、一大変革の渦に巻き込まれているかのようだ。今日お伝えする「エルサレム二都物語」も、これまでの国際社会の常識では想像もつかなかったドラスチックなシフトで、ユダヤ対アラブの数千年にわたる民族紛争の焦点エルサレムを、イスラエルとパレスチナ双方の首都として分割するという、思いがけない紛争解決策である。それも、当事者である好戦的なイスラエルのオルメルト首相から提案されたという驚愕の展開だが、そのほかにも続々と唖然とする大変化が、国際社会の大舞台で開幕している。

プーチンのイラン訪問と「カスピ海サミット」d0123476_19185638.jpg
ひとつは、一昨日から2回に分けてお届けした「プーチンのイラン訪問」。今回のカスピ海サミットの詳細については前回の記事を読んでいただくとして、要はロシアとイランのエネルギー資源の供給路を確保する会議と観た方が、てっとり早いかも知れない。
ロシアはすでに中国とは共同で軍事演習を行なっている状況であるから、北朝鮮=中国=ロシア=カザクスタン=トルクメニスタン=イラン=シリア、そしてトルコという一連の「ユーラシアの連帯と結束」をプーチンは胸に描いていて、実現しつつあるように受けとれる。その共通点が、NATO、EUをも含めた「反アメリカ覇権主義」にあるのは明白である。

「アルメニア人虐殺」とトルコのクルド侵攻
d0123476_19224065.jpgもうひとつ重要な動きとして、トルコの親米体制からの離脱。これは第一次大戦下のオスマントルコによる「アルメニア人虐殺」の史実承認問題である。韓国と日本の慰安婦問題と似て非也なのは、下院を議案通過した時点ではアナクロな争点の蒸し返しに見えたが、トルコにとっては国辱問題であり、ナショナリストを中心に俄然反米運動が巻き起こってしまった。一般の米国市民にはどうにも解せない晴天の霹靂。が、実はイラクとの国境地帯クルド地区では、トルコ政府軍とクルド人の独立運動ゲリラPKKとの間の数十年の小競り合いが最近急激に険悪になり、戦死者数十名を出す本格的紛争に発展してきた背景がある。これもまた、サダム政権という鉄拳統制の崩壊以来険悪化してきた状況で、関連国にとっては火急の事態である。

国連安保理事会でカダフィのリビアが理事国に
d0123476_19233050.jpgさらにもうひとつ。これには驚きを通り越して呆れてしまったのだが、カダフィ議長の率いる地中海沿岸北アフリカの小国家リビアが、国連安保理事会で「アフリカ代表として理事国に選出された」のである。88年スコットランドでのパンナム103便爆破事件はカダフィの指令と看破されたにも拘らず、最終責任は追求されずに今日に至っている。しかしイランのアフマディネジャドやベネズェラのチャベスら反米主義強硬派とは違い、カダフィは数年前にいち早くテロ戦争への加担を申し出てブッシュの「悪の枢軸」国家の隊列離脱に成功し、米国務省のテロ国家ブラックリスト入りを危うく免れている。この「リビアの理事国化」は国連の権威を失墜する象徴的な出来事として後々に必ずや禍根を残すと予測できるので、後日報告したい。

世界同時多発のグローバルウォー
その他にも大きな動きが多々あるのだが、トルコの反米動向を除いて、これらがすべて今週に入ってからたった2日間の出来事である。もし今現在本音で「世界は平和だ」と宣っている方がいらしたら、それは無人島に住んでいてワイアレスなためにニュースに触れる機会がないのか、端的に盲目か、という状況にある方々に相違ない。
これほどの深刻な紛争が同時多発している状況を、もし数世紀後の歴史家が振り返って名付けるならば、きっとこう呼ぶに違いない。「21世紀初頭のグローバルウォー」だと。
あるいは先人を踏襲して単純にこう記述するだろう。第三次世界大戦は2007年に始まった、と。
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【米国時間 2007年10月16日 『米流時評』ysbee】
写真の説明:トップはトルコとアルメニアの国境にそびえるアララット山の勇姿。ノアの方舟が山頂にたどり着いたという伝説もある。/右側の縦長の写真は、すべてモンゴル共和国の中央アジアの平原。鉄道はその名もエキゾチックな「サイベリアン・エキスプレス=シベリア特急」で007かマタハリでも潜んでいそうだが、北朝鮮の金正日がモスクワへプーチン詣での時に愛用する列車。/一番下の写真は「Armenian genocide」で昨今急激にクローズアップされるアルメニアの高原の夏。オスマントルコが150万人のアルメニア人イスラム教徒を計画的に殲滅したと伝えられ、このような破壊の跡を示すモスクのドームが、今でもそのまま放置されている。

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     オルメルト提案:ユダヤとアラブのエルサレム二都物語/アルメニア人虐殺問題でトルコ、米と決裂

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||| ユーラシアの回廊 特集記事 |||d0123476_12543738.jpg
10/29 アゼルバイジャンで米大使館襲撃テロ発覚
10/22 クルドPKKの橋梁爆破でトルコ軍12名戦死
10/16 ユーラシア大連邦と第三次世界大戦
6/10  ユーラシアの回廊・帝政ロシアの首飾り
6/09  緊急レポート・アゼルバイジャンの秘密
6/08  外交の神業・プーチンのムーンサルト アゼリの切札
6/07  G8サミットのプーチンショック! 米露ミサイル防衛網

||| 中東核戦争 特集記事 |||
序 章 中東核戦争前夜?急浮上するシリア対イスラエル核紛争d0123476_8345660.jpg
第1章 戦争挑発行為?イスラエル爆撃機のシリア領空侵犯
第2章 シリア対イスラエル 中東核戦争の危機は本物か
第3章 新・ジェリコの闘い イランのミサイル報復作戦
第4章 核のターゲットは駐留米軍 国連とEUの経済制裁
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第7章 驚愕!原爆搭載機 B-52飛行事件は米空軍内のクーデターか?

by ysbee-2 | 2007-10-16 18:44 | ユーラシアの回廊
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世界の動きがよくわかる!激動する国際情勢を、欧米メディアでディープに読む…世界の「今」と真実探求に関心ある知的冒険者へ送るグローバル情報満載ブログ


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